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永遠なる魂
111.永遠なる魂(4) 現れた覇王と暗黒魔導師
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ヴィクトリアへと向けられたリドの腕がゆっくりと降りてゆく。
「フン。なんだ他愛のない。あいつが散々脅かすからどれほど手強い奴かと思えば……」
口元を歪めて独り言を言う。
「て、テメー!」
「こんなとこまで追いかけて来やがったか」
ロゼルタとテスラが瞬時に戦闘態勢に入る。その2人を見てリドはニヤリと笑った。
「別にお前達を追い掛けて来た訳ではないのだがな。よくよく縁があると見える」
「そうじゃな。別にスルークに行くまでもない。ここで決着をつけようではないか」
ドーンの顔を見てリドの顔付きが怪訝なそれとなる。
「お前は……ドーン、ドーンではないか! その後ろはデルピラの無口な男、そうか。揃いも揃って魔界の宰相達が蘇ったか」
リドが蘇ったドーンとマクルルを見るのは初めての事だった。
(おかしいな。クリニカから報告が行っていない?)
クリニカとは二度も戦っていた彼女が気になったのはそこだった。
やがて、
(やはり一枚岩ではない様じゃ)
と考えるに至り、ニヤリと笑い返すドーンが手を上げる。
「あの時儂が受けた痛みを百万倍にして返してくれよう」
だがリドの顔から余裕が消える事は無かった。
「クッククク。精々足掻くが良い。あの時の奴らが首を並べているとは。余程俺に抱かれたいと見える」
魔法を唱えようとしたドーンの前を遮る様にノルトが立つ。すでにその髪は怒りを象徴するかの様に逆立っていた。
「魔王共を内に持つ少年か」
初めて剣を抜くとピタリとノルトに据えた。
「まだランティエとオーグがおるのだろう? ちょうど良い。その2匹もここで殺しておくとしよう」
(ネルソとエキドナがまだ魔剣の中で生きている事をリドは知らないかも知れない)
一瞬考えたノルトの頭にふたりの魔王の声が響く。
『ぶつくさ考えてねーでさっさと行ったらんかい』
『それは吾輩も賛成だね。ふたりも揃ってりゃ余裕っしょ』
「ああ……見せつけてやる。最強の魔王の力を!」
ノルトの周囲に濃い黄色の霊気が渦巻く。
いやそれだけではない。
その黄色に混じる様に白と黒、オーグとランティエの霊気が迸る。
「ほう。そこまで魔王の力を引き出せる様になったか。だが残念だったな。ロン=ドゥの中でそれが出来ていればあの2匹を殺されずに済んだかも知れぬのに」
「挑発には乗らない」
言い様、跳び上がり、リドの顔面に膝蹴りを見舞う!
だがそれはリドの顔スレスレでピタリと止まる。
「そこでじっとしておれ」
リドの目が怪しく光るとノルトの体が金縛りにあったかの様に空中で動かなくなる。
いやそれどころかその場にいた全員が動けなくなった。
「や、ヤロー……また奇妙な力を……」
「これがリリアって奴の力か」
ロゼルタが吐き捨てるのにリドがほう、と唸った。
「リリアを知っていたか。さてはそこのヴィクトリアとかいうエルフに聞いたな。だがもう遅い」
ノルトを真っ二つにせんと力を込めて剣を横に振るう。
だが今度はノルトの目が赤く光り、一際黒い霊気が濃くなった。
「『衝撃反射』!」
剣がノルトの体に触れた瞬間、リドの脇腹から鮮血が走る。
「グヌッ」
「カッカッカ! ざまーみろっ! 追撃だデカブツ!」
それは咄嗟に表に出てきた死霊王ランティエだった。同時に周囲の全員の体が自由になる。
間髪入れず、今度は白い霊気が強くなり、蛮王オーグの自我が現れた。
「テメーあん時ゃ、よくも騙しやがったな。これでも喰らって生まれ変われっ!」
デルピラ侵略時の嘘の交渉により殺されたオーグはいまだにそれを根に持っていた。
凄まじい打撃音が響き渡り、オーグが操るノルトの膝がリドの顎に命中する。
リドの体は宙を舞い、神殿の外へと飛んで行く。
同時にノルトの瞳の色が深い茶色に、霊気は黄色主体のそれに戻る。
「古の魔神、雷のゼニュウスよ、極大の雷を撃ち放て!『魔神撃の極雷轟』!」
それは魔導王ネルソ=ヌ=ヴァロステの奥義のひとつだった。
ネルソが持っていた888の殆どの魔法は、ヴィクトリアによって解放された。
「朽ち果てろリドッ!」
『絶雷』をも越える途方もないエネルギーの雷が天から降り注ぎ、放物線を描いていたリドに直撃した。
「ぐぉあああっ!」
大きく悲鳴をあげ、体をのけ反らせた。
『ノルトッ! さっさと追わんかい。ブチ殺せ!』
(言われるまでもない!)
オーグに言い返すと神殿を飛び出した。
「あ……待て、ノルトッ!」
「チッ。外にはあの黒い怪物共が……」
ロゼルタとテスラが後を追う。
アンナもそれに続きながら、
「大丈夫。ショル=ヌーはもう私が抑えたわ!」
驚いたロゼルタが振り返ると彼女の瞳が世にも稀な銀色に変わっていた。
「お、お前……ショル……ヌー?」
「あの黒い怪物の名前。完全魔法無効と高い物理耐性、持続回復力を持ち、強力な無属性の多段物理攻撃をしてくるわ」
「お、おう……そうか、それがアルメダの」
「らしいわ」
呆気に取られたロゼルタは、
「こりゃあ頼もしいな」
と独りごちた。
一方、神殿から飛び出したノルトを待っていたのは黒い怪物ショル=ヌー、ではなく……
「やだぁぁ! ノルト君! こんなに早く再会出来るなんて!」
腰をくねらせて嬉しそうに手を打つ暗黒魔導師クリニカだった。
「クリニカッ!」
驚いたノルトがそこで止まる。
「ウフフ。ちょっと見ない間に物凄く強くなったわねぇ。わかるわよぉ? ……でも君は私には敵わない」
ノルトが一歩後退る。
(しまった……クリニカもここに来ていたとは)
『あーこりゃやべーな』とオーグ。
『ウヒョー! クリニカちゃあん!』とランティエ。
『ガキが色気付いてんじゃねー』
『ガキじゃねーつってんだろ筋肉バーバリアン!』
ノルトの中でそんなやりとりがされている事など知る由もないクリニカがノルトへと近付く。
(まずいっ!)
彼女に魔神化されてしまうと、その強力な永続発動の特殊能力『女帝』によって男は手も足も出なくなるのを知っている。
笑いながら歩を進め、クリニカが魔神化しようと紫の霊気を噴出する。
「待て」
それはクリニカの後ろから出て来たひとりの女性剣士の声だった。
黒髪を後ろで纏め上げている、精悍で美しい顔付きの女性。
戦士と言うには脚も腕も細く、体型はロゼルタよりもエルフのサラに近い。
ノルトのそれと似た、黄色に光輝く粒子が舞い散るような、幻想的な霊気をふんだんに纏う。
目付きは鋭く、霊気と同じくその瞳も金色であり、爬虫類の様に縦筋が入っていた。
「クリニカ。折角来たんだ。私にやらせてくれ」
その霊気からは神秘的且つ底の知れない不気味さが感じられた。
彼女はノルトの黄色の霊気を見るなり、目を見開いた。
「ほう。お前も……この霊気を持つ者は下界では初めて見た」
「下界?」とノルト。
クリニカはその女性を後ろから流し目で見る。
「メニドゥラちゃんもノルト君が気に入ったみたいねぇ。気を付けてノルト君。彼女は私より強いから」
「な……」
それはかつてクリニカが、自分が知る限り世界最強とドーン達に言い切った戦士、メニドゥラだ。
ここでそれを言わなかったのは、一応リドに配慮したのだろう。
そこに神殿から降り立ったロゼルタ達が追い付いた。
「クリニカ!」
「テメー……よくものこのこと出て来やがったな」
驚くロゼルタと怒り心頭といった顔付きのテスラだ。その後ろにアンナ、ドーン、マクルル、サラ、そしてシュルスが並ぶ。
「いやぁぁぁ! ロゼちゃん! それにテスラちゃん! 久しぶりぃぃ! 会いたかったわぁぁ!」
両手を頬の横で合わせ、クリニカが大仰に喜ぶ。
そんな事はお構いなしにメニドゥラがノルトに向かって踏み込んだ。それはまさに魔人化したリドと遜色の無い速さだった。
「フン。なんだ他愛のない。あいつが散々脅かすからどれほど手強い奴かと思えば……」
口元を歪めて独り言を言う。
「て、テメー!」
「こんなとこまで追いかけて来やがったか」
ロゼルタとテスラが瞬時に戦闘態勢に入る。その2人を見てリドはニヤリと笑った。
「別にお前達を追い掛けて来た訳ではないのだがな。よくよく縁があると見える」
「そうじゃな。別にスルークに行くまでもない。ここで決着をつけようではないか」
ドーンの顔を見てリドの顔付きが怪訝なそれとなる。
「お前は……ドーン、ドーンではないか! その後ろはデルピラの無口な男、そうか。揃いも揃って魔界の宰相達が蘇ったか」
リドが蘇ったドーンとマクルルを見るのは初めての事だった。
(おかしいな。クリニカから報告が行っていない?)
クリニカとは二度も戦っていた彼女が気になったのはそこだった。
やがて、
(やはり一枚岩ではない様じゃ)
と考えるに至り、ニヤリと笑い返すドーンが手を上げる。
「あの時儂が受けた痛みを百万倍にして返してくれよう」
だがリドの顔から余裕が消える事は無かった。
「クッククク。精々足掻くが良い。あの時の奴らが首を並べているとは。余程俺に抱かれたいと見える」
魔法を唱えようとしたドーンの前を遮る様にノルトが立つ。すでにその髪は怒りを象徴するかの様に逆立っていた。
「魔王共を内に持つ少年か」
初めて剣を抜くとピタリとノルトに据えた。
「まだランティエとオーグがおるのだろう? ちょうど良い。その2匹もここで殺しておくとしよう」
(ネルソとエキドナがまだ魔剣の中で生きている事をリドは知らないかも知れない)
一瞬考えたノルトの頭にふたりの魔王の声が響く。
『ぶつくさ考えてねーでさっさと行ったらんかい』
『それは吾輩も賛成だね。ふたりも揃ってりゃ余裕っしょ』
「ああ……見せつけてやる。最強の魔王の力を!」
ノルトの周囲に濃い黄色の霊気が渦巻く。
いやそれだけではない。
その黄色に混じる様に白と黒、オーグとランティエの霊気が迸る。
「ほう。そこまで魔王の力を引き出せる様になったか。だが残念だったな。ロン=ドゥの中でそれが出来ていればあの2匹を殺されずに済んだかも知れぬのに」
「挑発には乗らない」
言い様、跳び上がり、リドの顔面に膝蹴りを見舞う!
だがそれはリドの顔スレスレでピタリと止まる。
「そこでじっとしておれ」
リドの目が怪しく光るとノルトの体が金縛りにあったかの様に空中で動かなくなる。
いやそれどころかその場にいた全員が動けなくなった。
「や、ヤロー……また奇妙な力を……」
「これがリリアって奴の力か」
ロゼルタが吐き捨てるのにリドがほう、と唸った。
「リリアを知っていたか。さてはそこのヴィクトリアとかいうエルフに聞いたな。だがもう遅い」
ノルトを真っ二つにせんと力を込めて剣を横に振るう。
だが今度はノルトの目が赤く光り、一際黒い霊気が濃くなった。
「『衝撃反射』!」
剣がノルトの体に触れた瞬間、リドの脇腹から鮮血が走る。
「グヌッ」
「カッカッカ! ざまーみろっ! 追撃だデカブツ!」
それは咄嗟に表に出てきた死霊王ランティエだった。同時に周囲の全員の体が自由になる。
間髪入れず、今度は白い霊気が強くなり、蛮王オーグの自我が現れた。
「テメーあん時ゃ、よくも騙しやがったな。これでも喰らって生まれ変われっ!」
デルピラ侵略時の嘘の交渉により殺されたオーグはいまだにそれを根に持っていた。
凄まじい打撃音が響き渡り、オーグが操るノルトの膝がリドの顎に命中する。
リドの体は宙を舞い、神殿の外へと飛んで行く。
同時にノルトの瞳の色が深い茶色に、霊気は黄色主体のそれに戻る。
「古の魔神、雷のゼニュウスよ、極大の雷を撃ち放て!『魔神撃の極雷轟』!」
それは魔導王ネルソ=ヌ=ヴァロステの奥義のひとつだった。
ネルソが持っていた888の殆どの魔法は、ヴィクトリアによって解放された。
「朽ち果てろリドッ!」
『絶雷』をも越える途方もないエネルギーの雷が天から降り注ぎ、放物線を描いていたリドに直撃した。
「ぐぉあああっ!」
大きく悲鳴をあげ、体をのけ反らせた。
『ノルトッ! さっさと追わんかい。ブチ殺せ!』
(言われるまでもない!)
オーグに言い返すと神殿を飛び出した。
「あ……待て、ノルトッ!」
「チッ。外にはあの黒い怪物共が……」
ロゼルタとテスラが後を追う。
アンナもそれに続きながら、
「大丈夫。ショル=ヌーはもう私が抑えたわ!」
驚いたロゼルタが振り返ると彼女の瞳が世にも稀な銀色に変わっていた。
「お、お前……ショル……ヌー?」
「あの黒い怪物の名前。完全魔法無効と高い物理耐性、持続回復力を持ち、強力な無属性の多段物理攻撃をしてくるわ」
「お、おう……そうか、それがアルメダの」
「らしいわ」
呆気に取られたロゼルタは、
「こりゃあ頼もしいな」
と独りごちた。
一方、神殿から飛び出したノルトを待っていたのは黒い怪物ショル=ヌー、ではなく……
「やだぁぁ! ノルト君! こんなに早く再会出来るなんて!」
腰をくねらせて嬉しそうに手を打つ暗黒魔導師クリニカだった。
「クリニカッ!」
驚いたノルトがそこで止まる。
「ウフフ。ちょっと見ない間に物凄く強くなったわねぇ。わかるわよぉ? ……でも君は私には敵わない」
ノルトが一歩後退る。
(しまった……クリニカもここに来ていたとは)
『あーこりゃやべーな』とオーグ。
『ウヒョー! クリニカちゃあん!』とランティエ。
『ガキが色気付いてんじゃねー』
『ガキじゃねーつってんだろ筋肉バーバリアン!』
ノルトの中でそんなやりとりがされている事など知る由もないクリニカがノルトへと近付く。
(まずいっ!)
彼女に魔神化されてしまうと、その強力な永続発動の特殊能力『女帝』によって男は手も足も出なくなるのを知っている。
笑いながら歩を進め、クリニカが魔神化しようと紫の霊気を噴出する。
「待て」
それはクリニカの後ろから出て来たひとりの女性剣士の声だった。
黒髪を後ろで纏め上げている、精悍で美しい顔付きの女性。
戦士と言うには脚も腕も細く、体型はロゼルタよりもエルフのサラに近い。
ノルトのそれと似た、黄色に光輝く粒子が舞い散るような、幻想的な霊気をふんだんに纏う。
目付きは鋭く、霊気と同じくその瞳も金色であり、爬虫類の様に縦筋が入っていた。
「クリニカ。折角来たんだ。私にやらせてくれ」
その霊気からは神秘的且つ底の知れない不気味さが感じられた。
彼女はノルトの黄色の霊気を見るなり、目を見開いた。
「ほう。お前も……この霊気を持つ者は下界では初めて見た」
「下界?」とノルト。
クリニカはその女性を後ろから流し目で見る。
「メニドゥラちゃんもノルト君が気に入ったみたいねぇ。気を付けてノルト君。彼女は私より強いから」
「な……」
それはかつてクリニカが、自分が知る限り世界最強とドーン達に言い切った戦士、メニドゥラだ。
ここでそれを言わなかったのは、一応リドに配慮したのだろう。
そこに神殿から降り立ったロゼルタ達が追い付いた。
「クリニカ!」
「テメー……よくものこのこと出て来やがったな」
驚くロゼルタと怒り心頭といった顔付きのテスラだ。その後ろにアンナ、ドーン、マクルル、サラ、そしてシュルスが並ぶ。
「いやぁぁぁ! ロゼちゃん! それにテスラちゃん! 久しぶりぃぃ! 会いたかったわぁぁ!」
両手を頬の横で合わせ、クリニカが大仰に喜ぶ。
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