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永遠なる魂
113.永遠なる魂(終) 永遠なる魂
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メニドゥラの細い腕があっさり斬り落とされた。
誰もが、すぐ後ろにいたクリニカでさえ、そう思った。
だが実際にはリドの腕は途中で止まった。
「ムッ」
珍しくリドが困惑した表情を見せる。
彼の剣がメニドゥラを切り裂く直前、それを掴んだのはノルトだった。
その瞳は深い茶色。
魔王が表に出ている訳ではない。
「少年……いや……」
(おかしい。この少年が力で抑えている訳ではない)
(逆だ。俺だ。俺の力が全く入っていない)
リドがそれに気付いたのと同時にロゼルタとサラもノルトがやった事に気がついた。
(あれはエキドナ様の奥義!)
(飛竜から落ちてくるナウラをキャッチした時の魔法、ですね)
(そうだ。全ての力を打ち消すヤツだ)
小声で話しあっていた。
メニドゥラの一撃によって失神していたノルトはそのサラの治癒によって意識を取り戻していた。
ゆっくりとメニドゥラの肩に刺さった剣を持ち上げると、
「おいおい、こんな可愛い子に無茶苦茶すんじゃねえよ」
そんな珍しいセリフを口にする。
メニドゥラが、それが自分の事だと気付く前に、ノルトのもうひとつの詠唱は終わっていた。
「永遠の加速で吹っ飛べ!『反転加速』!」
瞬間、リドの体が舞い上がり、徐々にスピードを早めて後方、上方へと飛んで行った。
「今のもエキドナ様の……」とロゼルタ。
「ああ。対象を好きな方向に加速し続ける事ができる。何かに物理的にぶつかると止まる、らしいぜ。……と言っても空に飛ばしたからな」
その「何か」など普通はないだろう、とニヤリと笑いながらリドを吹き飛ばした方向を見上げてゾッとした。
「なっ!」
リドは消えてはいなかった。
空でそれに当たり、止まっていた。
「な、なぁに、あれぇ!?」
クリニカがメニドゥラの肩の傷を治しながら、目を見開いてリドの方を見た。
リドの背後に巨大な顔があった。
その顔はもっと大きな塊の中央にある。
塊の下側には不気味な尾や人の手が無数に蠢く。
上部には同じく無数の白い羽と手、そして2本の大きな羽根があった。
体の全体を覆う竜巻の様な黒く、邪悪な霊気。
それら全てが見るものに死の恐怖を感じさせる。
アンナの瞳が銀色に輝き、呟く様に喋り出す。
「あれの名前はロン=ドゥ。複数の尾による同時範囲攻撃と捕食の為の黒い手の掴み。上半身の白い手の指から撃ち出される細い光線と下半身にある口から大容量のエネルギービームによる広範囲攻撃を行う。殆どの魔法と物理攻撃は無効、およそ1分に1回、ダメージを治癒する。この地上では唯一、竜族のみがまともにダメージを与え得る」
捲し立てる様に一気に言う。
クリニカがアンナを見て目をパチクリとさせ、もう一度空を見上げた。
「なるほどぉ。あれが前にノルト君が言ってた……怪物ロン=ドゥかぁ」
そこでアンナの瞳が茶色に戻る。
何を思ったか、長身のクリニカに詰め寄ると、
「ちょっと! あんたがクリニカってひとね? なんでノルトの事知ってんのよ!」
と息巻いた。
ロゼルタとドーンが顔を見合わせ、ため息を吐く。
「あらぁ?」
驚いた様にアンナを見返した後、クリニカはニタリと笑った。
「さては君がノルト君が言ってた大事なひと、かなぁ? ウフフ。私とノルト君はぁ。大人のかんけ……」
「そそそそこまで! 備えろ、来るぞ!」
ノルトがふたりの会話を邪魔する様に割って入り、アンナを引き剥がす。
リドは浮遊するロン=ドゥの顔の部分に座り、ノルト達を見下ろしていた。
「クックック。さて……一気に皆殺しと行くか」
リドがロン=ドゥの顔に向かい、「行け」と言うとその巨大な浮遊物がノルト達に向かって動き出す。
「ヤロー、あの怪物を手懐けたってのか」とテスラ。
「あれは操れねーか?」
ロゼルタがアンナに言う。
「あれは無理だわ」
「ま、そーだろーな」
それまで黙っていたメニドゥラがノルトに向き直る。
「少年……助かった。ありがとう」
「え? あ、いや。気にしなくていいよ」
「その、私達は敵同士だから、ここでお前に借りを返しておく」
何故か頬を赤らめながらそんな事を言った。
クリニカが何かに気付いた様に、メニドゥラの肩を抱き、頬をつけ、流し目で彼女を見た。
「ははぁん?」
「ウッ……な、なんだ、クリニカ」
「ウフッ。メニドゥラちゃぁん。ノルト君に助けられた上、可愛いって言われて落ちちゃったの?」
「なっ……」
そのやりとりにロゼルタ達は呆気に取られる。
「何を言うかクリニカ! 私をバババッ、バカにするな!」
「いやん、メニドゥラちゃんたらチョロ可愛すぎぃ!」
『ウッヒョ! やるなノルト、この色男め!』
手を打って喜ぶランティエの様子が目に浮かぶ。
(何度も言うけど、お前に影響されてるんだからな! いい迷惑だ)
『チャンスだぜ、クリニカとメニドゥラ、ふたりともいっちまえ!』
『このクソバカ共が』
割って入ったのはオーグだ。
そんな会話を頭の中でしていると不意に頬に痛みが走る。
アンナがつねっていたのだ。
「痛だだだだっ」
「あんた、ほんっっとにたらしになったわね!」
「た、たらしなんかじゃ……」
「ノルト」
不意に声を掛けてきたのはクリニカに抱きつかれたままのメニドゥラだ。
真面目な顔をしているが、その頬はいまだ赤いまま。
「リドとあの怪物は私が引き受けよう。この場は逃げろ。次会う時はまた剣を交えよう」
「メ、メニドゥラ。無理すんな。一緒に」
「無理するな?」
フッと笑い、ノルトの前まで歩くと、突然くるりと体の向きを変え、リドの方へと向き直る。
「安心しろ。私は全く無理していない。クリニカはわかっていると思うが」
その言葉に釣られてクリニカを見る。
クリニカは笑顔でノルトに手を振り、
「大丈夫よぉ、メニドゥラちゃんは半神だから。全然、本気なんか出してないわぁ」
(ま、それはリドちゃんも同じっぽいけどね)
それは言わずにおいた。
「い、いや、だからといって俺達は」
リドを倒さなければならない。
その時、頭に穏やかな声が響く。
『もしもし。聞こえますかぁ?』
(あ! その声は)
『よかった! ふぅ。やっと貴方に入り込めました』
(ヴィ、ヴィクトリア! お前、死んだんじゃなかったのか)
『いやあ、私は当分死ねませんね。なんてったって最高神ヴァルダ様から直々に罰を受けた不老長寿、永遠なる魂ですから。えへへ』
『斬られたのは物質化した肉体だけって事か』ランティエが口を挟む。
『そうです。あんなのいくら斬られても全く問題ないのですよ』
(ヴィクトリア。今の状況は分かってるか?)
『もちろん!』
(俺達はどうすればいい? メニドゥラが敵ではない今がリドを倒すチャンスだと思うんだけど)
『残念ながら……たとえ半神を味方につけても今のリドは倒せませんね。アルメダでもどうしようもなかった、あの邪悪な意志を持った隕石の実体と言えるロン=ドゥをも配下にしてしまうような男は』
(じゃあどうすれば!)
『リリアに憑かれているリドを倒すには4人の魔王と私、そしてノルト、貴方が揃わねばなりません』
(4人……いやでも)
『そう。リドは今、ネルソとエキドナを喰らった剣を持っていません。きっとメニドゥラが反抗すると見てあれを持ってきたのでしょう。ネルソ達が眠る剣はスルークにあるようです。従ってあの男を倒すのはスルーク、そしてまずは何を置いてもネルソとエキドナの救出が先です』
(そう、か)
『あなた方を私の魔力限界ギリギリ、ラクニールの近くまで転送します。そうなればリド達もスルークに引き返しましょう。リドの目的は私を殺す事、それは達したと思っているでしょうから』
(……わかった。頼む)
そこまでのやりとりを瞬時に済ましたノルトはロゼルタ達を見回し、口を開く。
「みんな聞いてくれ。リドはスルークで倒す。ここはメニドゥラの言葉に甘えて俺達は逃げる」
「逃げるっつってもどうやって……」
周囲は歩くだけで体力が削られる瘴気溢れるメルマトラだ。
そんな所をゆっくりと進んでいてもすぐに追いつかれてしまうだろう。
「それは俺に任せて。エキドナの奥義で運んでみせる」
クリニカとメニドゥラはこの場で敵でなくとも、この先はわからない。
従ってふたりにヴィクトリアの生存を知られたくはなかった。
ノルトは再び振り返る。
「クリニカ、メニドゥラ、有難う。できれば……敵にならないで欲しい」
ふたりは顔を半分だけノルトに向ける。
クリニカはにこりと笑い、手を振る。
メニドゥラは笑いもせず、片手を上げるとリドの方へと跳び上がった。
『行きますよ、ノルト』
ヴィクトリアの声が響く。
「よしみんな、行くぞ」
辺りに虹のような霊気が揺らめき、彼らの体はその場から消えた。
―――
第三章 永遠なる魂(完)
誰もが、すぐ後ろにいたクリニカでさえ、そう思った。
だが実際にはリドの腕は途中で止まった。
「ムッ」
珍しくリドが困惑した表情を見せる。
彼の剣がメニドゥラを切り裂く直前、それを掴んだのはノルトだった。
その瞳は深い茶色。
魔王が表に出ている訳ではない。
「少年……いや……」
(おかしい。この少年が力で抑えている訳ではない)
(逆だ。俺だ。俺の力が全く入っていない)
リドがそれに気付いたのと同時にロゼルタとサラもノルトがやった事に気がついた。
(あれはエキドナ様の奥義!)
(飛竜から落ちてくるナウラをキャッチした時の魔法、ですね)
(そうだ。全ての力を打ち消すヤツだ)
小声で話しあっていた。
メニドゥラの一撃によって失神していたノルトはそのサラの治癒によって意識を取り戻していた。
ゆっくりとメニドゥラの肩に刺さった剣を持ち上げると、
「おいおい、こんな可愛い子に無茶苦茶すんじゃねえよ」
そんな珍しいセリフを口にする。
メニドゥラが、それが自分の事だと気付く前に、ノルトのもうひとつの詠唱は終わっていた。
「永遠の加速で吹っ飛べ!『反転加速』!」
瞬間、リドの体が舞い上がり、徐々にスピードを早めて後方、上方へと飛んで行った。
「今のもエキドナ様の……」とロゼルタ。
「ああ。対象を好きな方向に加速し続ける事ができる。何かに物理的にぶつかると止まる、らしいぜ。……と言っても空に飛ばしたからな」
その「何か」など普通はないだろう、とニヤリと笑いながらリドを吹き飛ばした方向を見上げてゾッとした。
「なっ!」
リドは消えてはいなかった。
空でそれに当たり、止まっていた。
「な、なぁに、あれぇ!?」
クリニカがメニドゥラの肩の傷を治しながら、目を見開いてリドの方を見た。
リドの背後に巨大な顔があった。
その顔はもっと大きな塊の中央にある。
塊の下側には不気味な尾や人の手が無数に蠢く。
上部には同じく無数の白い羽と手、そして2本の大きな羽根があった。
体の全体を覆う竜巻の様な黒く、邪悪な霊気。
それら全てが見るものに死の恐怖を感じさせる。
アンナの瞳が銀色に輝き、呟く様に喋り出す。
「あれの名前はロン=ドゥ。複数の尾による同時範囲攻撃と捕食の為の黒い手の掴み。上半身の白い手の指から撃ち出される細い光線と下半身にある口から大容量のエネルギービームによる広範囲攻撃を行う。殆どの魔法と物理攻撃は無効、およそ1分に1回、ダメージを治癒する。この地上では唯一、竜族のみがまともにダメージを与え得る」
捲し立てる様に一気に言う。
クリニカがアンナを見て目をパチクリとさせ、もう一度空を見上げた。
「なるほどぉ。あれが前にノルト君が言ってた……怪物ロン=ドゥかぁ」
そこでアンナの瞳が茶色に戻る。
何を思ったか、長身のクリニカに詰め寄ると、
「ちょっと! あんたがクリニカってひとね? なんでノルトの事知ってんのよ!」
と息巻いた。
ロゼルタとドーンが顔を見合わせ、ため息を吐く。
「あらぁ?」
驚いた様にアンナを見返した後、クリニカはニタリと笑った。
「さては君がノルト君が言ってた大事なひと、かなぁ? ウフフ。私とノルト君はぁ。大人のかんけ……」
「そそそそこまで! 備えろ、来るぞ!」
ノルトがふたりの会話を邪魔する様に割って入り、アンナを引き剥がす。
リドは浮遊するロン=ドゥの顔の部分に座り、ノルト達を見下ろしていた。
「クックック。さて……一気に皆殺しと行くか」
リドがロン=ドゥの顔に向かい、「行け」と言うとその巨大な浮遊物がノルト達に向かって動き出す。
「ヤロー、あの怪物を手懐けたってのか」とテスラ。
「あれは操れねーか?」
ロゼルタがアンナに言う。
「あれは無理だわ」
「ま、そーだろーな」
それまで黙っていたメニドゥラがノルトに向き直る。
「少年……助かった。ありがとう」
「え? あ、いや。気にしなくていいよ」
「その、私達は敵同士だから、ここでお前に借りを返しておく」
何故か頬を赤らめながらそんな事を言った。
クリニカが何かに気付いた様に、メニドゥラの肩を抱き、頬をつけ、流し目で彼女を見た。
「ははぁん?」
「ウッ……な、なんだ、クリニカ」
「ウフッ。メニドゥラちゃぁん。ノルト君に助けられた上、可愛いって言われて落ちちゃったの?」
「なっ……」
そのやりとりにロゼルタ達は呆気に取られる。
「何を言うかクリニカ! 私をバババッ、バカにするな!」
「いやん、メニドゥラちゃんたらチョロ可愛すぎぃ!」
『ウッヒョ! やるなノルト、この色男め!』
手を打って喜ぶランティエの様子が目に浮かぶ。
(何度も言うけど、お前に影響されてるんだからな! いい迷惑だ)
『チャンスだぜ、クリニカとメニドゥラ、ふたりともいっちまえ!』
『このクソバカ共が』
割って入ったのはオーグだ。
そんな会話を頭の中でしていると不意に頬に痛みが走る。
アンナがつねっていたのだ。
「痛だだだだっ」
「あんた、ほんっっとにたらしになったわね!」
「た、たらしなんかじゃ……」
「ノルト」
不意に声を掛けてきたのはクリニカに抱きつかれたままのメニドゥラだ。
真面目な顔をしているが、その頬はいまだ赤いまま。
「リドとあの怪物は私が引き受けよう。この場は逃げろ。次会う時はまた剣を交えよう」
「メ、メニドゥラ。無理すんな。一緒に」
「無理するな?」
フッと笑い、ノルトの前まで歩くと、突然くるりと体の向きを変え、リドの方へと向き直る。
「安心しろ。私は全く無理していない。クリニカはわかっていると思うが」
その言葉に釣られてクリニカを見る。
クリニカは笑顔でノルトに手を振り、
「大丈夫よぉ、メニドゥラちゃんは半神だから。全然、本気なんか出してないわぁ」
(ま、それはリドちゃんも同じっぽいけどね)
それは言わずにおいた。
「い、いや、だからといって俺達は」
リドを倒さなければならない。
その時、頭に穏やかな声が響く。
『もしもし。聞こえますかぁ?』
(あ! その声は)
『よかった! ふぅ。やっと貴方に入り込めました』
(ヴィ、ヴィクトリア! お前、死んだんじゃなかったのか)
『いやあ、私は当分死ねませんね。なんてったって最高神ヴァルダ様から直々に罰を受けた不老長寿、永遠なる魂ですから。えへへ』
『斬られたのは物質化した肉体だけって事か』ランティエが口を挟む。
『そうです。あんなのいくら斬られても全く問題ないのですよ』
(ヴィクトリア。今の状況は分かってるか?)
『もちろん!』
(俺達はどうすればいい? メニドゥラが敵ではない今がリドを倒すチャンスだと思うんだけど)
『残念ながら……たとえ半神を味方につけても今のリドは倒せませんね。アルメダでもどうしようもなかった、あの邪悪な意志を持った隕石の実体と言えるロン=ドゥをも配下にしてしまうような男は』
(じゃあどうすれば!)
『リリアに憑かれているリドを倒すには4人の魔王と私、そしてノルト、貴方が揃わねばなりません』
(4人……いやでも)
『そう。リドは今、ネルソとエキドナを喰らった剣を持っていません。きっとメニドゥラが反抗すると見てあれを持ってきたのでしょう。ネルソ達が眠る剣はスルークにあるようです。従ってあの男を倒すのはスルーク、そしてまずは何を置いてもネルソとエキドナの救出が先です』
(そう、か)
『あなた方を私の魔力限界ギリギリ、ラクニールの近くまで転送します。そうなればリド達もスルークに引き返しましょう。リドの目的は私を殺す事、それは達したと思っているでしょうから』
(……わかった。頼む)
そこまでのやりとりを瞬時に済ましたノルトはロゼルタ達を見回し、口を開く。
「みんな聞いてくれ。リドはスルークで倒す。ここはメニドゥラの言葉に甘えて俺達は逃げる」
「逃げるっつってもどうやって……」
周囲は歩くだけで体力が削られる瘴気溢れるメルマトラだ。
そんな所をゆっくりと進んでいてもすぐに追いつかれてしまうだろう。
「それは俺に任せて。エキドナの奥義で運んでみせる」
クリニカとメニドゥラはこの場で敵でなくとも、この先はわからない。
従ってふたりにヴィクトリアの生存を知られたくはなかった。
ノルトは再び振り返る。
「クリニカ、メニドゥラ、有難う。できれば……敵にならないで欲しい」
ふたりは顔を半分だけノルトに向ける。
クリニカはにこりと笑い、手を振る。
メニドゥラは笑いもせず、片手を上げるとリドの方へと跳び上がった。
『行きますよ、ノルト』
ヴィクトリアの声が響く。
「よしみんな、行くぞ」
辺りに虹のような霊気が揺らめき、彼らの体はその場から消えた。
―――
第三章 永遠なる魂(完)
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