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最終章 魔王をその身に宿す少年
114.反撃の狼煙(前)
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浴びればひとたまりもないと子供でもわかる薄紫の風が強く吹いている。
非常に乾燥しており、干ばつが酷い。
所々に地割れのように亀裂が走っている。
「こ、ここはどこ?」
アンナが頭を押さえて言う。
転移の時間が少し長く、酔ってしまったのだ。
「ここはメルマトラの辺境、だって。あの山を超えればラクニールみたいだよ」
ノルトが答える。
ロゼルタが膝の砂を叩きながら立ち上がる。
「ノルト。リドを倒すのにわざわざスルークまで行かなきゃならない理由は、魔王達か?」
「はい。ヴィクトリアさんが言うにはどれだけ戦力があろうがダメで、魔王様が4人揃わないと、らしいです」
「なるほどな。リリアの事もある。あのハイエルフが言うのならそうなんだろう」
「これからスルークを目指します。メルマトラを出るまでは僕が、というかヴィクトリアさんが皆さんを瘴気からお護りします」
「そういやぁ……」
精霊魔法に護られていてでさえ、神殿に辿り着くまではあった、体の不快感が全くないことに気付く。
彼らの体の輪郭は、薄い虹色の皮膜の様な光で覆われていた。
それはヴィクトリアの加護だ。
メルマトラの瘴気を完全にシャットアウトしていた。
「これはすご……」
感嘆の言葉を発しかけたサラの指輪が光った。
「あ、通信が……」
すぐに指輪の表面を滑らせ、スピーカーにする。
『聞こえるか? 俺だ。ハミッドだ』
サラがロゼルタを見る。
代わりに話してくれという事だろう。
「どうした」
『ロゼルタか。いくつか報せがある。まずは少し前にデルピラから侵攻があった』
「デルピラ? ……ロンギスか!」
『ああ。だがあの暗黒騎士だけではない。クリニカの弟子? とかいう頭のおかしな女と竜の合成魔物みたいな奴もいた』
今度はドーンと顔を見合わせた。
「クリニカの弟子と合成魔物って、ひょっとして」
「ラドニー、じゃろうな」
◆◇◆◇
ネイザールの最北端、デルピラとの国境手前。
デルピラからの国境を越えて現れたのは暗黒騎士ロンギスと恐らく彼の直属の軍と思われるデュラハンとスケルトンの魔族の兵士が百体ほど。
更にそれに続き、魔界デルピラの住人と思われる足枷の付いたバーバリアン達が五百程だった。
「行け、バーバリアン共。貴様らの頑強さを見せつけてやれ」
ロンギスの号令によって前進し始めるバーバリアン達。
彼らは一体一体が強力な力を持つ蛮族だ。
百の手勢と共に駆け付けたハミッドは国境兵二百を合わせてその前に陣取っていた。
「彼らと真っ向勝負は避けたい。にしても俺の知っているバーバリアンの体躯ではないな」
「痩せてますね」兵士の1人が答える。
「うむ。隆々の筋肉の名残は残っているが……」
バーバリアン達は皆、痩せ細っていた。
マッカは彼らの強靭な力を抑える為、最低限の食事しか与えなかったのだ。
走ると言ってもかつての迫力は見る影も無い。
それを見たハミッドが何かに思い付いたように後ろに向かって声を掛けた。
「ダズ。彼らにご馳走を与えてやってくれ」
それは豊穣のダンジョンの主、ダズだ。
デルピラからの奇襲、ロンギスの魔族兵に対抗する為、ダズとその配下のガーゴイルを10名、無理やり連れて来ていた。
「報酬は?」
その言葉に振り返るとダズをギロリと睨む。
ビクッと体を震わせるが、言葉を引っ込める気はないようだ。
ハミッドは舌打ちをひとつすると、念の為と連れて来ていた姉を呼ぶ。
「キラン」
「え!? キランが来ているのか!?」
「はぁ……あんた、あのロゼルタさんでまだ懲りてないの? それに一応あんたも王族の一員でしょう」
その登場だけで戦意喪失したダズは両手を広げて「わかった、わかったよ」と首を振った。
すごすごとハミッドの前まで行くと不意に屈み、地面に両手を付けた。
「全く面倒くせえ。俺の唯一の能力をこんな簡単に……」
「何か言ったかしら?」
「何も言ってませんよっと」
ダズが立ち上がると辺り一面にテーブルが現れ、その上に美味そうな肉や酒が綺麗に並んだ。
「初めて見たが、これは凄いな」
ハミッドが心の底からの感嘆の声を上げた。
「だろ? こんな気安く披露するもんじゃあないんだ、本当は」
「素敵な能力よ、あなた」
「え? そ、そう? えへへ」
相合を崩し、ダズが照れる。
一方、迫っていたバーバリアン達は突如目の前に現れた食べ物に驚き、涎を垂らしながらも最初は疑っていた。だが、
「蛮族達よ。我らネイザールの敵はリド=マルストのみ。君達とは戦いたくない。その食事はその証。毒など入っておらぬ。王太子ハミッド=クシャ=ネイザールの名にかけて誓おう」
その言葉でバーバリアンが戦を無視して思い思いに肉に食らいついた。
「ふむ。妙な技を……魔法か? まあよい。ならば我らが行こう」
長い黒槍を携え、ロンギスが馬を走らせた。
それに魔族兵が続く。
それを指を咥えて見ている程、ハミッドは呑気ではない。
既に単騎でバーバリアンの間を抜け、ロンギスへと迫っていた。
「これは王太子ともあろう者が。相当な猪武者と見える」
「フン。ただの猪武者かどうか、その身で味わうがよい」
そこからハミッドとロンギスの戦いが始まった。
槍と剣というリーチの違いはかなり致命的だ。だがハミッドは剣にしては長過ぎるそれを、うまく扱いロンギスの突きに対抗する。
時折足元から攻撃してくるデュラハンやスケルトンの兵を一刀の下に屠りながら視線はロンギスから離さない。
「人間なのに大した腕だ。私とやり合えるとは」
その時、ロンギスの後ろから女性の声がした。
「ロンギス! ちんたらやってんじゃないよ!」
ちらりと声のする方を見ると目付きの悪い、不健康そうな細身の若い女が巨大な何かの横で立っている。
それは黒いカーテンを掛けられた大きな箱の様だった。
女がカーテンを引き千切ると檻が現れた。
その中には得体の知れない、見たこともない化け物がいる。
「行けドラゴニア! お前の力を私に見せてくれぇ!」
女は叫ぶと同時に檻の鉄格子を開いた。
「グォアア!」
一声唸るとその怪物がその巨体に似合わないスピードで檻を出、一気に空を飛んだ。
その姿は歴戦の強者であり、ロトスではリドに刃を突き立てたハミッドですらゾッとするものだった。
まるで飛竜の様な巨体と翼、それに釣り合う程の大きなまるで人間の様な胴と四肢。
だがその先は獣の様に鋭い爪が見える。
強靭そうな顎と鋭い目付き、爬虫類の様な縦筋の瞳孔、その顔も含めて皮膚が無く、体の筋肉の繊維が丸見えだ。
「なんだ、アレは……」
ハミッドとロンギスが同じ様にそれに見入っていた。
「チッ。ラドニーめ。勝手な真似を」
ロンギスが低く呟く。
「アーハッハ! これこそ私の最高傑作! 子供だが本物の竜と強靭なオーガの合成魔物、ドラゴニアさ! さあさあロンギス! いつまでもそんな所にいると巻き添えで死んじまうよ!」
「ええいクソッ! ここは退く。縁があればまた戦おう、ハミッド」
その言葉に気付かない程、ハミッドは戦慄し、空を見上げていた。
非常に乾燥しており、干ばつが酷い。
所々に地割れのように亀裂が走っている。
「こ、ここはどこ?」
アンナが頭を押さえて言う。
転移の時間が少し長く、酔ってしまったのだ。
「ここはメルマトラの辺境、だって。あの山を超えればラクニールみたいだよ」
ノルトが答える。
ロゼルタが膝の砂を叩きながら立ち上がる。
「ノルト。リドを倒すのにわざわざスルークまで行かなきゃならない理由は、魔王達か?」
「はい。ヴィクトリアさんが言うにはどれだけ戦力があろうがダメで、魔王様が4人揃わないと、らしいです」
「なるほどな。リリアの事もある。あのハイエルフが言うのならそうなんだろう」
「これからスルークを目指します。メルマトラを出るまでは僕が、というかヴィクトリアさんが皆さんを瘴気からお護りします」
「そういやぁ……」
精霊魔法に護られていてでさえ、神殿に辿り着くまではあった、体の不快感が全くないことに気付く。
彼らの体の輪郭は、薄い虹色の皮膜の様な光で覆われていた。
それはヴィクトリアの加護だ。
メルマトラの瘴気を完全にシャットアウトしていた。
「これはすご……」
感嘆の言葉を発しかけたサラの指輪が光った。
「あ、通信が……」
すぐに指輪の表面を滑らせ、スピーカーにする。
『聞こえるか? 俺だ。ハミッドだ』
サラがロゼルタを見る。
代わりに話してくれという事だろう。
「どうした」
『ロゼルタか。いくつか報せがある。まずは少し前にデルピラから侵攻があった』
「デルピラ? ……ロンギスか!」
『ああ。だがあの暗黒騎士だけではない。クリニカの弟子? とかいう頭のおかしな女と竜の合成魔物みたいな奴もいた』
今度はドーンと顔を見合わせた。
「クリニカの弟子と合成魔物って、ひょっとして」
「ラドニー、じゃろうな」
◆◇◆◇
ネイザールの最北端、デルピラとの国境手前。
デルピラからの国境を越えて現れたのは暗黒騎士ロンギスと恐らく彼の直属の軍と思われるデュラハンとスケルトンの魔族の兵士が百体ほど。
更にそれに続き、魔界デルピラの住人と思われる足枷の付いたバーバリアン達が五百程だった。
「行け、バーバリアン共。貴様らの頑強さを見せつけてやれ」
ロンギスの号令によって前進し始めるバーバリアン達。
彼らは一体一体が強力な力を持つ蛮族だ。
百の手勢と共に駆け付けたハミッドは国境兵二百を合わせてその前に陣取っていた。
「彼らと真っ向勝負は避けたい。にしても俺の知っているバーバリアンの体躯ではないな」
「痩せてますね」兵士の1人が答える。
「うむ。隆々の筋肉の名残は残っているが……」
バーバリアン達は皆、痩せ細っていた。
マッカは彼らの強靭な力を抑える為、最低限の食事しか与えなかったのだ。
走ると言ってもかつての迫力は見る影も無い。
それを見たハミッドが何かに思い付いたように後ろに向かって声を掛けた。
「ダズ。彼らにご馳走を与えてやってくれ」
それは豊穣のダンジョンの主、ダズだ。
デルピラからの奇襲、ロンギスの魔族兵に対抗する為、ダズとその配下のガーゴイルを10名、無理やり連れて来ていた。
「報酬は?」
その言葉に振り返るとダズをギロリと睨む。
ビクッと体を震わせるが、言葉を引っ込める気はないようだ。
ハミッドは舌打ちをひとつすると、念の為と連れて来ていた姉を呼ぶ。
「キラン」
「え!? キランが来ているのか!?」
「はぁ……あんた、あのロゼルタさんでまだ懲りてないの? それに一応あんたも王族の一員でしょう」
その登場だけで戦意喪失したダズは両手を広げて「わかった、わかったよ」と首を振った。
すごすごとハミッドの前まで行くと不意に屈み、地面に両手を付けた。
「全く面倒くせえ。俺の唯一の能力をこんな簡単に……」
「何か言ったかしら?」
「何も言ってませんよっと」
ダズが立ち上がると辺り一面にテーブルが現れ、その上に美味そうな肉や酒が綺麗に並んだ。
「初めて見たが、これは凄いな」
ハミッドが心の底からの感嘆の声を上げた。
「だろ? こんな気安く披露するもんじゃあないんだ、本当は」
「素敵な能力よ、あなた」
「え? そ、そう? えへへ」
相合を崩し、ダズが照れる。
一方、迫っていたバーバリアン達は突如目の前に現れた食べ物に驚き、涎を垂らしながらも最初は疑っていた。だが、
「蛮族達よ。我らネイザールの敵はリド=マルストのみ。君達とは戦いたくない。その食事はその証。毒など入っておらぬ。王太子ハミッド=クシャ=ネイザールの名にかけて誓おう」
その言葉でバーバリアンが戦を無視して思い思いに肉に食らいついた。
「ふむ。妙な技を……魔法か? まあよい。ならば我らが行こう」
長い黒槍を携え、ロンギスが馬を走らせた。
それに魔族兵が続く。
それを指を咥えて見ている程、ハミッドは呑気ではない。
既に単騎でバーバリアンの間を抜け、ロンギスへと迫っていた。
「これは王太子ともあろう者が。相当な猪武者と見える」
「フン。ただの猪武者かどうか、その身で味わうがよい」
そこからハミッドとロンギスの戦いが始まった。
槍と剣というリーチの違いはかなり致命的だ。だがハミッドは剣にしては長過ぎるそれを、うまく扱いロンギスの突きに対抗する。
時折足元から攻撃してくるデュラハンやスケルトンの兵を一刀の下に屠りながら視線はロンギスから離さない。
「人間なのに大した腕だ。私とやり合えるとは」
その時、ロンギスの後ろから女性の声がした。
「ロンギス! ちんたらやってんじゃないよ!」
ちらりと声のする方を見ると目付きの悪い、不健康そうな細身の若い女が巨大な何かの横で立っている。
それは黒いカーテンを掛けられた大きな箱の様だった。
女がカーテンを引き千切ると檻が現れた。
その中には得体の知れない、見たこともない化け物がいる。
「行けドラゴニア! お前の力を私に見せてくれぇ!」
女は叫ぶと同時に檻の鉄格子を開いた。
「グォアア!」
一声唸るとその怪物がその巨体に似合わないスピードで檻を出、一気に空を飛んだ。
その姿は歴戦の強者であり、ロトスではリドに刃を突き立てたハミッドですらゾッとするものだった。
まるで飛竜の様な巨体と翼、それに釣り合う程の大きなまるで人間の様な胴と四肢。
だがその先は獣の様に鋭い爪が見える。
強靭そうな顎と鋭い目付き、爬虫類の様な縦筋の瞳孔、その顔も含めて皮膚が無く、体の筋肉の繊維が丸見えだ。
「なんだ、アレは……」
ハミッドとロンギスが同じ様にそれに見入っていた。
「チッ。ラドニーめ。勝手な真似を」
ロンギスが低く呟く。
「アーハッハ! これこそ私の最高傑作! 子供だが本物の竜と強靭なオーガの合成魔物、ドラゴニアさ! さあさあロンギス! いつまでもそんな所にいると巻き添えで死んじまうよ!」
「ええいクソッ! ここは退く。縁があればまた戦おう、ハミッド」
その言葉に気付かない程、ハミッドは戦慄し、空を見上げていた。
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