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最終章 魔王をその身に宿す少年
116.反撃の狼煙(後)
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誰も喋らないのを確認し、そのままハミッドが続けた。
『最初は単にネイザールとの政治的な駆け引きの材料に使うのかと思っていた。だがよくよく考えてみるとセントリアも敵の様なものだ。つまり我らは四方を敵に囲まれていてリドからすれば今更人質で脅迫する意味などない』
「ヤローがガキの女が好きだっつってもわざわざ遠いネイザールのナウラである必要はねーな」
『そうなんだ』
「その理由は……」
突然サラが口を開く。
「ん? なんだサラ。お前が知ってるのか?」
「はい。実はナウラを誘拐するようリドに進言したのは、シオン様です」
「シオン……あのジジイのエルフか」
「すみません。実は伝えていなかったことが」
サラは『ロン=ドゥの棲家』手前の森でシオンから聞かされた話をようやく語り出した。
◆◇◆◇
ノルトとロゼルタがロン=ドゥの中でリドと戦っていた時の事。
サラはシオンに誘われ、森の茂みに入った。そこにはシオンによって強固な結界が幾重にも張られていた。
「なんです? ものものしい」
「これには理由がある。時間がない。手早く話す」
現存するエルフの中では最高齢。
リド配下では最強クラスの魔術士。
彼は元々神託が降りる希少な人物だった。
千歳の頃、これから生まれる人間とエルフの間の子がやがてこの世界を救うために戦うひとりとなるとの神託を受けた。
「それがお前だ、サラ」
「私、ですか」
生まれたサラを一目見てその才能を見抜いた彼は、彼女が百歳になるまで教育を施した。
教えた知識をスポンジのようにみるみる吸収していくサラに対して、徐々に愛憎入り混じった感情を抱くようになる。
百年前に再び神託を受けた。
『やがて南東に魔の神が蘇り世を滅ぼす』
それに対抗するためには精霊魔術だけでは不足と考えた彼は更なる力を求めてマシャランを出奔した。
だがそれは正義の信念というよりはもっと強大な力を手に入れるためだった。
30年前に魔族が人間界に侵攻するという噂を聞き、これぞ神託と付合すると考え、マシャランを出て旅の途中だったサラを誘い、リドの傘下に入る。
リドと行動を共にするにつれ、人間側に正義がないことがわかってきた。
「だが私は……各魔界にある魔導書を手に入れる機会を得た」
魔界を侵略することで彼は精霊魔法だけではなく闇魔法や次元魔法も手に入れた。
「その力に目が眩んだ私はそのままリドにつく事にした。メルタノ戦の後にお前がいなくなったのは気付いていたがそれもお前の考え方と思い、何も言わなかった。だがこの頃から」
神託は彼に降りなくなった。
「リドはリルディア建国後、何やら昔の魔族のような者を蘇らせたらしい。詳しくは私にもよくわからない」
リリアのことは仲間にも伏せているらしく、それについてはシオンは深くは知らないらしかった。
ただリドはその魔族だけから重要な情報を聞かされるのを嫌がった。
それはリドがリリアを完全には信用していないという事でもあった。
そこでかつて神託が降りていたシオンに相談する。
シオンはハミッドの妹ナウラが自分に代わり神託を受ける者と知り、リドに誘拐を進言した。
そこまで話し、シオンは沈痛な面持ちを浮かべた。
「……私にはない清廉さと魔力を持つヒューリア様、そしてお前を私は妬んでいたのだ。だがその一方で愛してもいる。そこを突かれ、いつの間にか私はリドと契約を結ばされた」
「契約?」
シオンはこくりと首を縦に振る。
「リドを裏切れば私だけでなくヒューリア様とお前、そして私の娘、ソーニャが死ぬ」
「ええ!?」
「それは自動的に発動するのだ。何度か解除を試みたがダメだった。唯一、この結界内でだけはその効力を抑える事が出来るとわかった。だがそれも古の魔族の力を得て霊気の探知力が増したリドが探知出来ない間のみ。今で言えば彼がロン=ドゥから出て来るまでの事。出て来ればこの様な事は出来ない」
「……」
「次に敵として出会った時、お前を見逃したり、わざと負けるような事はリドへの裏切りに等しい。それは私には出来ない。だから全力で戦え」
◆◇◆◇
サラの独白が終わる。
「黙っていてすみません。あの後皆とはぐれたり、メルマトラでずっと防護魔法を使っていたりでなかなか話す機会がなく」
「まあその話だけなら急いでするもんでもねーしな」とテスラ。
「はい。リドに何かが取り憑いているというのはヒューリア様も仰ってましたし、ナウラの話も内輪の話も優先度は低いと思いました」
黙って聞いていたロゼルタは、話の最後の契約という部分に引っかかっていた。
「強制力と犠牲か。魔族の契約に近いな」
「ヴィクトリア様のお話を聞いてわかりましたが、結局今の魔族の力の源がリリア、つまり皆さんの祖先だからでしょう」
「リド……チッ。あのヤロー、そんな力まで得たのか」
テスラが憎々しげな顔で舌打ちをする。
『ふむ。とにかくまだまだナウラの警戒は怠らぬ方が良いな。助かった、サラ』
だがそれにロゼルタが「いや」と待ったをかけた。
『ん?』
「警戒じゃなく、反撃を始めようぜ」
ロゼルタがニヤリと笑う。
『反撃だと? いや簡単に言ってくれるな。個の力は集団には敵わぬ』
「どうかな。1人が百の兵に匹敵する魔族が百人いたらどうだ?」
「ロゼルタそれって」
ロゼルタの言わんとしている事にアンナが気付く。ロゼルタはアンナを見返し、黙って頷いた。
「セントリアのバルハム、メルタノのレイソナを動かす」
バルハムはネイザールへ行き、ハミッドと合流する。
レイソナはメルタノでゲリラ戦で反乱を起こす。
ロゼルタがそう告げるとハミッドは暫くの沈黙の後、
『ロトスはどうする? スライブ達はまた俺が忍び込んでこようか?』
気になっているのはそれだった。
「いやお前ひとりでは危ない。今ロトスは厳戒態勢だろう。周りが敵だらけの中、お前を失ってはネイザールの国民も路頭に迷う。シュルス」
ずっとサラの隣で黙っていたシュルスは突然名を呼ばれてびくりと体を波打たせた。
「今まで道案内と瘴気からの保護、ご苦労だったな、助かったぜ。最後にもうひと仕事頼みたい」
「はあ、なんでしょう? 俺に出来ることなら」
「エルフ達にハミッドと連携、協力する様に頼みたい。お前はここから里に戻り、ヒューリアに世界の運命の岐路だと伝えて欲しい。ロトスをオーク共から解放して欲しいんだ」
ゴクリと唾を飲み込むシュルスがサラを見る。
サラはうんと頷き、シュルスの手を取った。
「シュルス、今まで本当に有難う御座いました。初めて貴方が頼れるエルフだとわかりましたよ。お互い無事にまた会いましょう」
「サ……サラ! わ、わかったよ! 俺、やるよ!」
「あとヒューリア様のことも気遣ってあげて下さい。酷い目に遭った筈ですがあの方の事ですから気丈に振る舞っているでしょう」
「わかった。……サラ、無理しないで」
「ええ。あなたも」
「皆さんもお達者で」
ロゼルタはそれに頷き、また指輪に話し出す。
「あとはあたし達だが。今はまだメルマトラだがもうラクニールとは目と鼻の先らしい。こっからは直線的に動き、スルークを目指し、リドの首を取る。奴らも城に攻め入られてそっちに兵を割く余裕はなくなるだろう」
『……わかった。気をつけろよ』
「お前達もな」
1週間後、バルハム達と合流したハミッドは全軍でデルピラ解放の兵を挙げた。
『最初は単にネイザールとの政治的な駆け引きの材料に使うのかと思っていた。だがよくよく考えてみるとセントリアも敵の様なものだ。つまり我らは四方を敵に囲まれていてリドからすれば今更人質で脅迫する意味などない』
「ヤローがガキの女が好きだっつってもわざわざ遠いネイザールのナウラである必要はねーな」
『そうなんだ』
「その理由は……」
突然サラが口を開く。
「ん? なんだサラ。お前が知ってるのか?」
「はい。実はナウラを誘拐するようリドに進言したのは、シオン様です」
「シオン……あのジジイのエルフか」
「すみません。実は伝えていなかったことが」
サラは『ロン=ドゥの棲家』手前の森でシオンから聞かされた話をようやく語り出した。
◆◇◆◇
ノルトとロゼルタがロン=ドゥの中でリドと戦っていた時の事。
サラはシオンに誘われ、森の茂みに入った。そこにはシオンによって強固な結界が幾重にも張られていた。
「なんです? ものものしい」
「これには理由がある。時間がない。手早く話す」
現存するエルフの中では最高齢。
リド配下では最強クラスの魔術士。
彼は元々神託が降りる希少な人物だった。
千歳の頃、これから生まれる人間とエルフの間の子がやがてこの世界を救うために戦うひとりとなるとの神託を受けた。
「それがお前だ、サラ」
「私、ですか」
生まれたサラを一目見てその才能を見抜いた彼は、彼女が百歳になるまで教育を施した。
教えた知識をスポンジのようにみるみる吸収していくサラに対して、徐々に愛憎入り混じった感情を抱くようになる。
百年前に再び神託を受けた。
『やがて南東に魔の神が蘇り世を滅ぼす』
それに対抗するためには精霊魔術だけでは不足と考えた彼は更なる力を求めてマシャランを出奔した。
だがそれは正義の信念というよりはもっと強大な力を手に入れるためだった。
30年前に魔族が人間界に侵攻するという噂を聞き、これぞ神託と付合すると考え、マシャランを出て旅の途中だったサラを誘い、リドの傘下に入る。
リドと行動を共にするにつれ、人間側に正義がないことがわかってきた。
「だが私は……各魔界にある魔導書を手に入れる機会を得た」
魔界を侵略することで彼は精霊魔法だけではなく闇魔法や次元魔法も手に入れた。
「その力に目が眩んだ私はそのままリドにつく事にした。メルタノ戦の後にお前がいなくなったのは気付いていたがそれもお前の考え方と思い、何も言わなかった。だがこの頃から」
神託は彼に降りなくなった。
「リドはリルディア建国後、何やら昔の魔族のような者を蘇らせたらしい。詳しくは私にもよくわからない」
リリアのことは仲間にも伏せているらしく、それについてはシオンは深くは知らないらしかった。
ただリドはその魔族だけから重要な情報を聞かされるのを嫌がった。
それはリドがリリアを完全には信用していないという事でもあった。
そこでかつて神託が降りていたシオンに相談する。
シオンはハミッドの妹ナウラが自分に代わり神託を受ける者と知り、リドに誘拐を進言した。
そこまで話し、シオンは沈痛な面持ちを浮かべた。
「……私にはない清廉さと魔力を持つヒューリア様、そしてお前を私は妬んでいたのだ。だがその一方で愛してもいる。そこを突かれ、いつの間にか私はリドと契約を結ばされた」
「契約?」
シオンはこくりと首を縦に振る。
「リドを裏切れば私だけでなくヒューリア様とお前、そして私の娘、ソーニャが死ぬ」
「ええ!?」
「それは自動的に発動するのだ。何度か解除を試みたがダメだった。唯一、この結界内でだけはその効力を抑える事が出来るとわかった。だがそれも古の魔族の力を得て霊気の探知力が増したリドが探知出来ない間のみ。今で言えば彼がロン=ドゥから出て来るまでの事。出て来ればこの様な事は出来ない」
「……」
「次に敵として出会った時、お前を見逃したり、わざと負けるような事はリドへの裏切りに等しい。それは私には出来ない。だから全力で戦え」
◆◇◆◇
サラの独白が終わる。
「黙っていてすみません。あの後皆とはぐれたり、メルマトラでずっと防護魔法を使っていたりでなかなか話す機会がなく」
「まあその話だけなら急いでするもんでもねーしな」とテスラ。
「はい。リドに何かが取り憑いているというのはヒューリア様も仰ってましたし、ナウラの話も内輪の話も優先度は低いと思いました」
黙って聞いていたロゼルタは、話の最後の契約という部分に引っかかっていた。
「強制力と犠牲か。魔族の契約に近いな」
「ヴィクトリア様のお話を聞いてわかりましたが、結局今の魔族の力の源がリリア、つまり皆さんの祖先だからでしょう」
「リド……チッ。あのヤロー、そんな力まで得たのか」
テスラが憎々しげな顔で舌打ちをする。
『ふむ。とにかくまだまだナウラの警戒は怠らぬ方が良いな。助かった、サラ』
だがそれにロゼルタが「いや」と待ったをかけた。
『ん?』
「警戒じゃなく、反撃を始めようぜ」
ロゼルタがニヤリと笑う。
『反撃だと? いや簡単に言ってくれるな。個の力は集団には敵わぬ』
「どうかな。1人が百の兵に匹敵する魔族が百人いたらどうだ?」
「ロゼルタそれって」
ロゼルタの言わんとしている事にアンナが気付く。ロゼルタはアンナを見返し、黙って頷いた。
「セントリアのバルハム、メルタノのレイソナを動かす」
バルハムはネイザールへ行き、ハミッドと合流する。
レイソナはメルタノでゲリラ戦で反乱を起こす。
ロゼルタがそう告げるとハミッドは暫くの沈黙の後、
『ロトスはどうする? スライブ達はまた俺が忍び込んでこようか?』
気になっているのはそれだった。
「いやお前ひとりでは危ない。今ロトスは厳戒態勢だろう。周りが敵だらけの中、お前を失ってはネイザールの国民も路頭に迷う。シュルス」
ずっとサラの隣で黙っていたシュルスは突然名を呼ばれてびくりと体を波打たせた。
「今まで道案内と瘴気からの保護、ご苦労だったな、助かったぜ。最後にもうひと仕事頼みたい」
「はあ、なんでしょう? 俺に出来ることなら」
「エルフ達にハミッドと連携、協力する様に頼みたい。お前はここから里に戻り、ヒューリアに世界の運命の岐路だと伝えて欲しい。ロトスをオーク共から解放して欲しいんだ」
ゴクリと唾を飲み込むシュルスがサラを見る。
サラはうんと頷き、シュルスの手を取った。
「シュルス、今まで本当に有難う御座いました。初めて貴方が頼れるエルフだとわかりましたよ。お互い無事にまた会いましょう」
「サ……サラ! わ、わかったよ! 俺、やるよ!」
「あとヒューリア様のことも気遣ってあげて下さい。酷い目に遭った筈ですがあの方の事ですから気丈に振る舞っているでしょう」
「わかった。……サラ、無理しないで」
「ええ。あなたも」
「皆さんもお達者で」
ロゼルタはそれに頷き、また指輪に話し出す。
「あとはあたし達だが。今はまだメルマトラだがもうラクニールとは目と鼻の先らしい。こっからは直線的に動き、スルークを目指し、リドの首を取る。奴らも城に攻め入られてそっちに兵を割く余裕はなくなるだろう」
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