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ファンクラブへ物申します
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そして、私は主人公ちゃんの誕生日とは別に違う計画を進めるべく計画をたてるのだった。
ふふふ。ついにこの時がきた。
残念なことに悪役令嬢なので、こういうあくどいセリフを言う時が一番しっくりきている気がします。
そして私が何を待っていたかというと、そう!ファンクラブの人達に物申すことだ。
だが、小学生の時のファンクラブの代表さん達は覚えているものの、その人達は大学部にいると思うし、今の代表者が誰なのかわからないので何でも知っているお兄様に確認した。すると、私のファンクラブは大学部にも進出しているらしく代表者は変わらず部長を園田先輩、副部長を半田先輩がしているらしい。そしてその2人に連絡を取るために園田先輩の妹さんがお兄様と同じクラスにいるらしく手紙を届けてもらうことにした。
IDなどを教えたら良かったのかもしれないが、落としたり、紛失することを恐れて手紙にした。あと、友達が少なく、仕事関係などの年上の人達とは人かとしか交換したことがないためだ。
そんなこんなで、何とかこの2人に連絡をとれるようにし、話し合いの場を設けてもらうことにしたのだ。対応がとても速く、月曜日にお願いをしたのに、水曜日の放課後にその場を設けてもらうことに成功したのだ。
ありがたや、ありがたや。
そして、冒頭のセリフに戻るというわけです。急に決まったためなかなか準備に大変だったが、お兄様にも協力してもらい、高校の大会議室を貸し切りその日を迎えたのである。
そして、今回の話し合いでお願いしたことはできるだけ、ファンクラブの人達を集めてほしい事。気を使わないで意見を言って欲しい事等を伝えた。
放課後になり、私は多くても50人ぐらいだと予想をしていたのですが、もっと大きな規模だった。大会議室にぎりぎり入るぐらいで、200人までは頑張ったのですが、数える事は途中で諦めました。もう1つ驚いたことに兄弟のいる初等部の子達までいたのだ。早く終わらせなくてはいけないと意気込む。
そんなこんなで話し合いを開始した。この間海里と行った時に買っていたチョコレートやお兄様が大量に買ってきてくれていたおやつなどを出した。飲み物はお茶と紅茶の茶葉を準備していたのだが、お湯やコップは人数分準備出来ておらず申し訳ないが各自で準備してもらうことにした。第2回があるときは対策を考えようと思います。
ごほんごほん。本題に戻りたいと思います。
こうして私たちは話し合いをすることになった。最初に私の話を聞いてもらうことにした。
「私のファンクラブを作ってくださり、私の学校生活やお母様のブランドのモデル生活にたいして応援をしてくださっていることをとても感謝しています。最初にお礼をいわせていただきます。しかし、私は誰が部長で、誰が副部長等知りませんでした。そしてファンクラブの規約の中には私の事を思ってなるべく話さないようにしてくださってるものがあると聞きました。私の事を思ってしてくれていたことは本当にありがたいのですが、実は私には悩みがあります。その悩みというのは小初等部に入学した時からかわらないんです。それは、私に友達がいないということです。圭一や隼人、海里や連夜様がいるじゃないかという意見があるかと思います。しかし、彼らは私にとってもはや友達というくくりではなく、親友または幼馴染、家族に近しい存在になっているからです。私の事を応援してくれるのであれば、遠くではなく、私の近くで応援してほしい。できれば、ファンクラブという遠い存在ではなく友達になっていただけないかと思い今回このような場を設けてもらいました。どうかご検討ください。」
長くなったが、ファンクラブに対して思っていた事は伝える事ができたと思う。さて、ファンクラブの人達の意見を聞いていきたいと思います。
ファンクラブを作る事になった経緯として、陰で私の事を支えて行こう。出しゃばらずにサポートしていくのだということかららしい。そのため、急に認知されたとしても、理念を変えるのはいかがなものかという派と、私さえ良いのであれば友達となり、親交を深めたいと派にわかれた。そのため、私としては、後者の派閥の方がありがたいのだが、前者の人の意見もわからなくもない。どうしたものかとんでいると初等部の1人の女の子が、
「有紗お姉さまと話せるなんて嬉しい。」と言ってくれているのが耳に入った。その言葉に勇気をもらい、
「私はやはり皆さんと仲良くなりたいと思っています。信念をもって今まで支えてくれた人達がいるのも承知で、少しずつでもいいので関係を変えていってはもらえませんか。せめて、私と話さないという規約だけでも撤廃していただきたいです。私こう見えて、儚げでもないし大食いだし、皆さんと話すことは、心労になんて絶対になりません。話してくれない方がいじめられているのかもしれないと悩んだぐらいなんです。もし、皆さんと話す事が私にとって心労と感じるなら、その時は伝えますので。毎月・・・。毎月は多いですね。うーん。半年に1回でも、またこうして会議を開いて、意見交換をしあうのはどうでしょうか。何かあればここで話し合うようにしましょう!」
と、少し話を大げさにいった所もあるが、話を伝え私なりの妥協案も出したつもりだ。
有紗様がそこまで言うのであれば・・・。ということで皆さん納得してくれ、解散することとなった。
明日からバラ色学校生活が来そうで楽しみです。
ふふふ。ついにこの時がきた。
残念なことに悪役令嬢なので、こういうあくどいセリフを言う時が一番しっくりきている気がします。
そして私が何を待っていたかというと、そう!ファンクラブの人達に物申すことだ。
だが、小学生の時のファンクラブの代表さん達は覚えているものの、その人達は大学部にいると思うし、今の代表者が誰なのかわからないので何でも知っているお兄様に確認した。すると、私のファンクラブは大学部にも進出しているらしく代表者は変わらず部長を園田先輩、副部長を半田先輩がしているらしい。そしてその2人に連絡を取るために園田先輩の妹さんがお兄様と同じクラスにいるらしく手紙を届けてもらうことにした。
IDなどを教えたら良かったのかもしれないが、落としたり、紛失することを恐れて手紙にした。あと、友達が少なく、仕事関係などの年上の人達とは人かとしか交換したことがないためだ。
そんなこんなで、何とかこの2人に連絡をとれるようにし、話し合いの場を設けてもらうことにしたのだ。対応がとても速く、月曜日にお願いをしたのに、水曜日の放課後にその場を設けてもらうことに成功したのだ。
ありがたや、ありがたや。
そして、冒頭のセリフに戻るというわけです。急に決まったためなかなか準備に大変だったが、お兄様にも協力してもらい、高校の大会議室を貸し切りその日を迎えたのである。
そして、今回の話し合いでお願いしたことはできるだけ、ファンクラブの人達を集めてほしい事。気を使わないで意見を言って欲しい事等を伝えた。
放課後になり、私は多くても50人ぐらいだと予想をしていたのですが、もっと大きな規模だった。大会議室にぎりぎり入るぐらいで、200人までは頑張ったのですが、数える事は途中で諦めました。もう1つ驚いたことに兄弟のいる初等部の子達までいたのだ。早く終わらせなくてはいけないと意気込む。
そんなこんなで話し合いを開始した。この間海里と行った時に買っていたチョコレートやお兄様が大量に買ってきてくれていたおやつなどを出した。飲み物はお茶と紅茶の茶葉を準備していたのだが、お湯やコップは人数分準備出来ておらず申し訳ないが各自で準備してもらうことにした。第2回があるときは対策を考えようと思います。
ごほんごほん。本題に戻りたいと思います。
こうして私たちは話し合いをすることになった。最初に私の話を聞いてもらうことにした。
「私のファンクラブを作ってくださり、私の学校生活やお母様のブランドのモデル生活にたいして応援をしてくださっていることをとても感謝しています。最初にお礼をいわせていただきます。しかし、私は誰が部長で、誰が副部長等知りませんでした。そしてファンクラブの規約の中には私の事を思ってなるべく話さないようにしてくださってるものがあると聞きました。私の事を思ってしてくれていたことは本当にありがたいのですが、実は私には悩みがあります。その悩みというのは小初等部に入学した時からかわらないんです。それは、私に友達がいないということです。圭一や隼人、海里や連夜様がいるじゃないかという意見があるかと思います。しかし、彼らは私にとってもはや友達というくくりではなく、親友または幼馴染、家族に近しい存在になっているからです。私の事を応援してくれるのであれば、遠くではなく、私の近くで応援してほしい。できれば、ファンクラブという遠い存在ではなく友達になっていただけないかと思い今回このような場を設けてもらいました。どうかご検討ください。」
長くなったが、ファンクラブに対して思っていた事は伝える事ができたと思う。さて、ファンクラブの人達の意見を聞いていきたいと思います。
ファンクラブを作る事になった経緯として、陰で私の事を支えて行こう。出しゃばらずにサポートしていくのだということかららしい。そのため、急に認知されたとしても、理念を変えるのはいかがなものかという派と、私さえ良いのであれば友達となり、親交を深めたいと派にわかれた。そのため、私としては、後者の派閥の方がありがたいのだが、前者の人の意見もわからなくもない。どうしたものかとんでいると初等部の1人の女の子が、
「有紗お姉さまと話せるなんて嬉しい。」と言ってくれているのが耳に入った。その言葉に勇気をもらい、
「私はやはり皆さんと仲良くなりたいと思っています。信念をもって今まで支えてくれた人達がいるのも承知で、少しずつでもいいので関係を変えていってはもらえませんか。せめて、私と話さないという規約だけでも撤廃していただきたいです。私こう見えて、儚げでもないし大食いだし、皆さんと話すことは、心労になんて絶対になりません。話してくれない方がいじめられているのかもしれないと悩んだぐらいなんです。もし、皆さんと話す事が私にとって心労と感じるなら、その時は伝えますので。毎月・・・。毎月は多いですね。うーん。半年に1回でも、またこうして会議を開いて、意見交換をしあうのはどうでしょうか。何かあればここで話し合うようにしましょう!」
と、少し話を大げさにいった所もあるが、話を伝え私なりの妥協案も出したつもりだ。
有紗様がそこまで言うのであれば・・・。ということで皆さん納得してくれ、解散することとなった。
明日からバラ色学校生活が来そうで楽しみです。
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