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第1章魔族と勇者編
2勇者セナとパーティー組んだ
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つい数時間前まで、世那はいつものようにバイトをして自宅のボロアパートへ戻る途中だった。その時近くの木で身動きがとれないヒヨコを見つけ、助けようとしたら木が折れて落下した。
地面に落ちても骨折くらいのケガは覚悟していたが、いつまでも地面にぶつかる気配もなく目を開けたら空から落ちていた。
そして今、どこぞの村人に土下座をされ勇者と呼ばれている。
「勇者様!どうか魔王を倒し、世界をお救いください!」
「あのー、そういう劇の練習ですか?」
「その魅力的な容姿と、何より精霊を連れた人間は勇者様に違いない!」
「えぇー・・・俺、女の子にすら魅力的って1回も言われたことないんですけど」
「この村は魔王に長らく虐げられておりました。どうか我らをお救いください」
「いや、魔王とか・・・冗談ですよね?」
「冗談ではございません。さぁ、勇者様に武器と装備のご用意を!」
「ちょっと、えっー!?」
あれよあれよという間に勇者様セットを装着され、勇者セナが誕生した。
世那は村人に出口で見送られる。振り返ると、村人はバイバイと手を振っている。おかしな風習の村だと諦め、世那は他に人を探して森を歩き出した。手にはやや錆びた剣と鍋のフタ。わずかな食料も持たされた。
「なんという貧相な勇者。はぁ・・・まぁ夢だし、魔王を倒せばゲームクリアだよな?」
「ピヨ」
「ん?どうした、腹減ったか」
頭の上のヒヨコが世那の頭の上でモソモソしているので、持たされた食料を手のひらに出して食べさせてやる。ヒヨコは美味しそうに食べ始めた。
「名前つけようかな。ぴよ太とか?」
「ピヨ」
「お、気に入ったか?よしよし」
ぴよ太と命名されたヒヨコは、世那の手のひらの上で羽をパタパタとはためかせている。
突然ヒヨコが、後ろから伸びてきた手に掴まれ視界から消える。
「あっ!?ぴよ太!」
振り返ると、先ほど会ったアルビノの美形がぴよ太を掴んで世那を見下ろしていた。190cmはありそうな長身なので、176cmの世那は見下されてさすがにたじろぐ。
「・・・あの、ぴよ太を返してくれませんか?」
「✖✖✖✖✖✖✖✖✖✖」
「あれ?また何言ってるかわかんない」
「✖✖✖✖?」
「えーと、あの・・・」
アルビノ美形は世那の持っていた剣を奪い取り、その辺に放り投げた。
「あー!こら!人のモン取って投げるとか!あと、ぴよ太返せよ!」
「✖✖✖✖」
怒鳴りつけると美形にあごを掴まれ、見つめられる。
「な、なんだよ。やるのか!?」
だんだん顔が近付いてきて、口に触れそうになるとぴよ太が暴れて美形の頬にタックルした。そのまま世那の頭の上に着地する。
「ピヨッ」
「ぴ、ぴよ太!」
「・・・やはり貴様は焼き鳥決定だ」
「あ、あれ?またお兄さんの外国語がわかる。もしかして、ぴよ太がくっついてるとわかるのか」
まさかと思い、ぴよ太を地面に下ろして美形に話しかけた。
「あの、俺の言葉わかる?」
「✖✖✖✖」
「あ、やっぱりわかんない」
またぴよ太を手のひらに乗せて、美形に話しかけた。
「もしもし?」
「貴様、俺を愚弄しているのか」
今度は言語がわかるようになり、ぴよ太が身体のどこかにくっついてるとそうなる設定だと理解した。
「いや、そういうわけじゃないんだけど。あのここ、日本だよな?」
「何を言っている。ここは北の大陸だ。それよりも貴様はずいぶんと貧相な装備だな」
「それが、さっき村で勇者になって魔王を倒してくれっていう劇に付き合わされてさ」
「ほう」
「とりあえずこれは夢だし、魔王を倒せば世界を救ってゲームクリアできるかな・・・的な?」
「では勇者よ付き合ってやろう。魔王討伐の酔狂にな」
「は?」
今度は持っていた鍋のフタを放り投げられた。
「あ、こら!物を投げちゃいけませんって、おふくろさんに教わらなかったのかよ」
「貴様の名は?」
「さっき言っただろ。新木世那!」
「あら・・せ・・言いにくい」
「じゃあ、セナでいいよ」
「せ・・な、ふむ。せな、セナ。可愛い響きの名だ、気に入ったぞ」
「可愛いって・・・。あんたは?」
「俺は、アーディフィエル」
「やっぱり外人さんかぁ。アーディ・・フィフィエルさん?」
「フィ、が多い」
「アーデフィルさん?」
「名前を飛ばすな。もうよい、アディと呼べ」
「アディ、アディさん」
アルビノ美形のアーディフィエルの名前を、短く読んで得意げなセナだった。そんな笑顔のセナを、アディは少し柔らかい顔で見つめた。
「お前が空から降ってきたのは、もはや運命の出会いだな。受け止めたかいがあった」
「どうかなぁ?あ、でも受け止めてくれてありがとうございました。世の中の女の子なら超絶喜びそうな姫抱きキャッチで」
「うむ、ところでセナ。お前とパーティーを組んでもいいぞ」
「いや、いいですって」
「俺は魔法も使える、なにより強い。お前はただ付いて来るだけでよい」
「魔法・・・ファンタジーな要素ですね」
勇者の次は魔法とか、アディも中二病な残念なイケメンなのかとセナは心の中で思った。だが誰かと一緒なら見知らぬ森の中でも心強いと、一緒に行ってもらう事にした。
魔王を倒しにではないが、せめて人が見つかるまで。
「それにしても、お前のレベルは1か。レベル1で魔王を倒そうとは、度胸だけは買ってやる」
「ハハッ、スライムとかにヤられそう。あぁでも、スライム倒せばレベル上がるかな」
レベル1とか定番のゲーム用語を出されて腑に落ちないが、アディは中二病らしいのでその設定に付き合う事にした。
しばらくすると、カサカサと茂みの中から何かが飛び出した。半透明で水色のぷにぷにしている生き物。
「す、スライムだーーーーー!!!!」
いきなりのファンタジー展開に、セナは力の限り叫んだ。
地面に落ちても骨折くらいのケガは覚悟していたが、いつまでも地面にぶつかる気配もなく目を開けたら空から落ちていた。
そして今、どこぞの村人に土下座をされ勇者と呼ばれている。
「勇者様!どうか魔王を倒し、世界をお救いください!」
「あのー、そういう劇の練習ですか?」
「その魅力的な容姿と、何より精霊を連れた人間は勇者様に違いない!」
「えぇー・・・俺、女の子にすら魅力的って1回も言われたことないんですけど」
「この村は魔王に長らく虐げられておりました。どうか我らをお救いください」
「いや、魔王とか・・・冗談ですよね?」
「冗談ではございません。さぁ、勇者様に武器と装備のご用意を!」
「ちょっと、えっー!?」
あれよあれよという間に勇者様セットを装着され、勇者セナが誕生した。
世那は村人に出口で見送られる。振り返ると、村人はバイバイと手を振っている。おかしな風習の村だと諦め、世那は他に人を探して森を歩き出した。手にはやや錆びた剣と鍋のフタ。わずかな食料も持たされた。
「なんという貧相な勇者。はぁ・・・まぁ夢だし、魔王を倒せばゲームクリアだよな?」
「ピヨ」
「ん?どうした、腹減ったか」
頭の上のヒヨコが世那の頭の上でモソモソしているので、持たされた食料を手のひらに出して食べさせてやる。ヒヨコは美味しそうに食べ始めた。
「名前つけようかな。ぴよ太とか?」
「ピヨ」
「お、気に入ったか?よしよし」
ぴよ太と命名されたヒヨコは、世那の手のひらの上で羽をパタパタとはためかせている。
突然ヒヨコが、後ろから伸びてきた手に掴まれ視界から消える。
「あっ!?ぴよ太!」
振り返ると、先ほど会ったアルビノの美形がぴよ太を掴んで世那を見下ろしていた。190cmはありそうな長身なので、176cmの世那は見下されてさすがにたじろぐ。
「・・・あの、ぴよ太を返してくれませんか?」
「✖✖✖✖✖✖✖✖✖✖」
「あれ?また何言ってるかわかんない」
「✖✖✖✖?」
「えーと、あの・・・」
アルビノ美形は世那の持っていた剣を奪い取り、その辺に放り投げた。
「あー!こら!人のモン取って投げるとか!あと、ぴよ太返せよ!」
「✖✖✖✖」
怒鳴りつけると美形にあごを掴まれ、見つめられる。
「な、なんだよ。やるのか!?」
だんだん顔が近付いてきて、口に触れそうになるとぴよ太が暴れて美形の頬にタックルした。そのまま世那の頭の上に着地する。
「ピヨッ」
「ぴ、ぴよ太!」
「・・・やはり貴様は焼き鳥決定だ」
「あ、あれ?またお兄さんの外国語がわかる。もしかして、ぴよ太がくっついてるとわかるのか」
まさかと思い、ぴよ太を地面に下ろして美形に話しかけた。
「あの、俺の言葉わかる?」
「✖✖✖✖」
「あ、やっぱりわかんない」
またぴよ太を手のひらに乗せて、美形に話しかけた。
「もしもし?」
「貴様、俺を愚弄しているのか」
今度は言語がわかるようになり、ぴよ太が身体のどこかにくっついてるとそうなる設定だと理解した。
「いや、そういうわけじゃないんだけど。あのここ、日本だよな?」
「何を言っている。ここは北の大陸だ。それよりも貴様はずいぶんと貧相な装備だな」
「それが、さっき村で勇者になって魔王を倒してくれっていう劇に付き合わされてさ」
「ほう」
「とりあえずこれは夢だし、魔王を倒せば世界を救ってゲームクリアできるかな・・・的な?」
「では勇者よ付き合ってやろう。魔王討伐の酔狂にな」
「は?」
今度は持っていた鍋のフタを放り投げられた。
「あ、こら!物を投げちゃいけませんって、おふくろさんに教わらなかったのかよ」
「貴様の名は?」
「さっき言っただろ。新木世那!」
「あら・・せ・・言いにくい」
「じゃあ、セナでいいよ」
「せ・・な、ふむ。せな、セナ。可愛い響きの名だ、気に入ったぞ」
「可愛いって・・・。あんたは?」
「俺は、アーディフィエル」
「やっぱり外人さんかぁ。アーディ・・フィフィエルさん?」
「フィ、が多い」
「アーデフィルさん?」
「名前を飛ばすな。もうよい、アディと呼べ」
「アディ、アディさん」
アルビノ美形のアーディフィエルの名前を、短く読んで得意げなセナだった。そんな笑顔のセナを、アディは少し柔らかい顔で見つめた。
「お前が空から降ってきたのは、もはや運命の出会いだな。受け止めたかいがあった」
「どうかなぁ?あ、でも受け止めてくれてありがとうございました。世の中の女の子なら超絶喜びそうな姫抱きキャッチで」
「うむ、ところでセナ。お前とパーティーを組んでもいいぞ」
「いや、いいですって」
「俺は魔法も使える、なにより強い。お前はただ付いて来るだけでよい」
「魔法・・・ファンタジーな要素ですね」
勇者の次は魔法とか、アディも中二病な残念なイケメンなのかとセナは心の中で思った。だが誰かと一緒なら見知らぬ森の中でも心強いと、一緒に行ってもらう事にした。
魔王を倒しにではないが、せめて人が見つかるまで。
「それにしても、お前のレベルは1か。レベル1で魔王を倒そうとは、度胸だけは買ってやる」
「ハハッ、スライムとかにヤられそう。あぁでも、スライム倒せばレベル上がるかな」
レベル1とか定番のゲーム用語を出されて腑に落ちないが、アディは中二病らしいのでその設定に付き合う事にした。
しばらくすると、カサカサと茂みの中から何かが飛び出した。半透明で水色のぷにぷにしている生き物。
「す、スライムだーーーーー!!!!」
いきなりのファンタジー展開に、セナは力の限り叫んだ。
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