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ミストラルの巫女
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敵意が感じられない相手に対して
危険だからと心配している他の魔道師達に
待つように指示をし、少年から信頼を得る為に
1人で近づく事を決めたアリアは馬で傍に駆け寄り
降りて、近づく。
「えっへんっ、おっほん、ごほん、ごほん
私はアリア・マーテルって言うの
信じてもらえるかわからないけど
こう見えても水の巫女なの、凄いでしょ
それで君は?」
まだ若い自分が巫女ではないと
少年に疑われてしまわないように
わざとらしく、少しだけ偉そうに咳払いをしてしまうが
慣れてないせいか、少しむせてしまう。
「ギリアム、ギルって呼んでくれていい」
厳しい雰囲気を漂わせている
少年が思ったより素直に名前を教えてくれたので
アリアは凄く、うれしそうしているのが青い瞳に明るく浮かんでしまい
疑いもせず、自分を巫女と認めてくれた事に凄くほっとしている。
「え~と、そうそう
ギルくんは、そこで何をしているのかなあ
お姉さんに教えてもらえる?」
敵か味方かも不明で素性のまるでわからない
少年にギルくんと馴れ馴れしくして
自分に何を話したいか、聞きだそうとするが
冷静沈着を装っているが、明らかに焦っている
ギルがそっけなく、遮るようにアリアを突き放す。
「まっ、いいか、急いでるんだ、時間がない
火の巫女が危ない、君の力を貸しほしいんだ」
指につけていた指輪を慎重にはずして
真っ白な手のひらの上に置いて、アリアに差し出す。
白銀の指輪には輝くような、高価な宝石と見間違えてしまうような美しい
魔石が埋め込まれており、魔道師なら誰でも
ひと目で解かるが、透きとおるような濁りの全くない
美しさから、一国の最高位の魔道師で
選ばれた特別な存在の巫女であるアリアですら
青い魔石としては、これまで見た事もないぐらいの質の良さだ。
「うそ、ギルくん、これって、命の石だよね……
どうして、君がこんな物を持ってるの」
差し出された魔石は幾世代にも渡り
強力な魔道師が魔力を注ぎ込まないと
できないような魔法を使う上での触媒だが
透き通るまでに、美しく輝くまでのものは一国の王ですら
手に入らないような値段などつけることが出来ないぐらい
希少な物で、命の石と特別に言われている。
信じられないような高価な物を
当然の様に差し出す少年の言った事に嘘はないと判断し
事態の深刻さに気付いたアリアの顔色が変わる。
「ソフィアに何があったの、教えて」
王や貴族ですら手の届かないような希少価値のある
魔石を所持していると言う事もあるが
少年から感じる、巫女である自分を凌ぐような
常人離れした魔力から、かなりの力を持つ
魔道師である事は間違いない。
魔道師が無償で、二度と手に入らないような特別な
命の石を差し出してまで、水の巫女である自分に
誰か命の危機を告げる事について聞かずとも
実はアリアにはギルの話が無言で通じている。
希少な青い石を使うよう差し出す事の意味に
ついては、すぐに想像がついたアリアが思わず、驚いて
教えてとだけで言葉を省略してしまったのはそこからは
水の巫女であるアリアとミストラルのごく限られた
秘密を知りうる立場の魔道師だけが解かる話だからだ。
少年は決して知るはずもない事について知っている上で
希少な命の石を差し出してまで
ソフィアの命にかかわる様な危機を救うように
言っているとしか、考えられない。
「君はなんで知ってるの、どうして……」
アリアが尋ねた事は水の巫女アイリスが残した
神の力を直接行使する、直接盟約呪文(ディレクタナル)の事だ。
運命の四姉妹と言われている、最初の巫女の一人であるアイリスの残した
古代魔法の存在については極秘にされ、口外は厳禁となっている。
「あいつが残したものを、僕が知らないわけがない」
さっきから、子供らしくなく、常に冷静沈着だった少年が
一瞬だけ悔しさをにじませた様な人間らしい感情を始めて見せた後
少し哀しい陰のある表情を浮かべたようにアリアには見えた。
「あいつってーー」
少年がミストラル公国の最大の秘密の一つを知っていて
今は精霊教会で聖女として、崇拝の対象となっている
水の巫女アイリスが後の為に残した古代魔法の事に
ついて詳しく知っているのは間違いなく
しかも、そのアイリスの事を、あいつと言ったとしか思えないが
少年の心の奥にずっと隠していただろう
つらそうな表情を見逃さなかったアリアは無理に聞き出す事はできない。
「わかった、これ以上は無理に聞かないね。
でも、この指輪は借りるだけだからね、必ず君に返すから」
少年の手から指輪を受け取ると無くさない様に
優れた癒し手である水の巫女として
数え切れない程の人を強力な魔力で癒し救ってきた
掌から伸びている繊細な指の一つにすぐに差し込むが
少年の話の内容に驚いて気を取られていたためなのか
うっかりあわてて、女性にとって特別な左手の薬指につけてしまい
場所を間違ったのに気付くと恥ずかしげに照れた表情を浮かべて
あわてて、右手の中指に指輪をつける位置を差し替える。
「えっと、おほんっーー 間違えちゃった。
指輪は将来ギルくんが、幸せにしたい人にあげないとね」
アリアとソフィアは同盟国の巫女同士と
言う関係でもあるが、二人とも元は孤児で
精霊の巫女としての才能を見出され
教会に拾われた似たような境遇を持っていて
子供の頃から、教会を通じ交流のあるとても気の合う仲の良い友人だ。
別れる時には絶対に守ると誓い合った大切な約束も交わした
ソフィアの身を案じると急がなければならない。
ミストラル軍としても、東方から攻めて来た異国の侵略者と
戦う為に、ラーラントが援軍として、駆けつけたときに
敵が畏怖するような強大な魔力を見せ付け
全力で戦ってくれた公国の恩人である、ソフィアの身に危険が
迫っているのは、今後を考えても、大変な事なのは間違いない。
「あれ…… なんで君はソフィアのこと……う~ん
まっいいか、忘れて……」
少年がソフィアの事を、なぜ知っていて、ここまでするのかの理由も
気にはなるが、目の前の少年にそれを聞いても
込み入った話に答えるとは思えない。
返すと言った指輪を受け取りに来てほしいと
約束をして、どこかで話す機会が、またあればと願うしかない。
「じゃあ、ばい、ばい、またね、ギルくん」
別れ際に少年の名をまた馴れ馴れしく
くんずけで呼び、頭をナデナデして
にこっと微笑んだ後、少年を背にして
後ろに振り返ると、これから起こる事を考えて
少しつらくなってしまい、いつものように
うつむきそうになる顔を我慢して、
ソフィアとの大切な約束を果たす事だけを
胸に強く誓って、馬に飛び乗り少年の前から立ち去っていく。
白い髪の魔道師はいつの間にか
ミストラル公国軍の前から消え去った。
少年は自分への距離感をあっというまに縮めてしまい
有無を言わせない子供の扱いに慣れたような言動から
アリアが子供好きなのは強く感じたが
それだけではなく、自分の頭をなでた
その手が最後に離れるのをためらい
少し辛そうにしていた事を思い出して
子供に対して何か、償うような心の痛みを隠し持っていて
それが、あいつとアリアがどこか似ているとも感じていた。
アリアは事の重大さを、宮宰のデュランに伝えて
進軍を急ぐように報告するだけでなく
1000年使用される事がなかった
秘密にされている古代呪文を詠唱し執行するために
必要な、宝物(ほうもつ)の使用許可を願い出るつもりだ。
報告を受けたデュランは急いで
騎兵を主力とした決死隊を組織して
精鋭揃いの騎士達をアリア達、魔道師隊の護衛につけ
ステリオ渓谷に先に向かわせる決断を下す。
公国の恩人であるソフィアの危機を救うために
決死隊に護衛されたアリア達、魔道師隊が目的地に向けて、出発した後
ミストラル公国軍も進軍を再開した。
危険だからと心配している他の魔道師達に
待つように指示をし、少年から信頼を得る為に
1人で近づく事を決めたアリアは馬で傍に駆け寄り
降りて、近づく。
「えっへんっ、おっほん、ごほん、ごほん
私はアリア・マーテルって言うの
信じてもらえるかわからないけど
こう見えても水の巫女なの、凄いでしょ
それで君は?」
まだ若い自分が巫女ではないと
少年に疑われてしまわないように
わざとらしく、少しだけ偉そうに咳払いをしてしまうが
慣れてないせいか、少しむせてしまう。
「ギリアム、ギルって呼んでくれていい」
厳しい雰囲気を漂わせている
少年が思ったより素直に名前を教えてくれたので
アリアは凄く、うれしそうしているのが青い瞳に明るく浮かんでしまい
疑いもせず、自分を巫女と認めてくれた事に凄くほっとしている。
「え~と、そうそう
ギルくんは、そこで何をしているのかなあ
お姉さんに教えてもらえる?」
敵か味方かも不明で素性のまるでわからない
少年にギルくんと馴れ馴れしくして
自分に何を話したいか、聞きだそうとするが
冷静沈着を装っているが、明らかに焦っている
ギルがそっけなく、遮るようにアリアを突き放す。
「まっ、いいか、急いでるんだ、時間がない
火の巫女が危ない、君の力を貸しほしいんだ」
指につけていた指輪を慎重にはずして
真っ白な手のひらの上に置いて、アリアに差し出す。
白銀の指輪には輝くような、高価な宝石と見間違えてしまうような美しい
魔石が埋め込まれており、魔道師なら誰でも
ひと目で解かるが、透きとおるような濁りの全くない
美しさから、一国の最高位の魔道師で
選ばれた特別な存在の巫女であるアリアですら
青い魔石としては、これまで見た事もないぐらいの質の良さだ。
「うそ、ギルくん、これって、命の石だよね……
どうして、君がこんな物を持ってるの」
差し出された魔石は幾世代にも渡り
強力な魔道師が魔力を注ぎ込まないと
できないような魔法を使う上での触媒だが
透き通るまでに、美しく輝くまでのものは一国の王ですら
手に入らないような値段などつけることが出来ないぐらい
希少な物で、命の石と特別に言われている。
信じられないような高価な物を
当然の様に差し出す少年の言った事に嘘はないと判断し
事態の深刻さに気付いたアリアの顔色が変わる。
「ソフィアに何があったの、教えて」
王や貴族ですら手の届かないような希少価値のある
魔石を所持していると言う事もあるが
少年から感じる、巫女である自分を凌ぐような
常人離れした魔力から、かなりの力を持つ
魔道師である事は間違いない。
魔道師が無償で、二度と手に入らないような特別な
命の石を差し出してまで、水の巫女である自分に
誰か命の危機を告げる事について聞かずとも
実はアリアにはギルの話が無言で通じている。
希少な青い石を使うよう差し出す事の意味に
ついては、すぐに想像がついたアリアが思わず、驚いて
教えてとだけで言葉を省略してしまったのはそこからは
水の巫女であるアリアとミストラルのごく限られた
秘密を知りうる立場の魔道師だけが解かる話だからだ。
少年は決して知るはずもない事について知っている上で
希少な命の石を差し出してまで
ソフィアの命にかかわる様な危機を救うように
言っているとしか、考えられない。
「君はなんで知ってるの、どうして……」
アリアが尋ねた事は水の巫女アイリスが残した
神の力を直接行使する、直接盟約呪文(ディレクタナル)の事だ。
運命の四姉妹と言われている、最初の巫女の一人であるアイリスの残した
古代魔法の存在については極秘にされ、口外は厳禁となっている。
「あいつが残したものを、僕が知らないわけがない」
さっきから、子供らしくなく、常に冷静沈着だった少年が
一瞬だけ悔しさをにじませた様な人間らしい感情を始めて見せた後
少し哀しい陰のある表情を浮かべたようにアリアには見えた。
「あいつってーー」
少年がミストラル公国の最大の秘密の一つを知っていて
今は精霊教会で聖女として、崇拝の対象となっている
水の巫女アイリスが後の為に残した古代魔法の事に
ついて詳しく知っているのは間違いなく
しかも、そのアイリスの事を、あいつと言ったとしか思えないが
少年の心の奥にずっと隠していただろう
つらそうな表情を見逃さなかったアリアは無理に聞き出す事はできない。
「わかった、これ以上は無理に聞かないね。
でも、この指輪は借りるだけだからね、必ず君に返すから」
少年の手から指輪を受け取ると無くさない様に
優れた癒し手である水の巫女として
数え切れない程の人を強力な魔力で癒し救ってきた
掌から伸びている繊細な指の一つにすぐに差し込むが
少年の話の内容に驚いて気を取られていたためなのか
うっかりあわてて、女性にとって特別な左手の薬指につけてしまい
場所を間違ったのに気付くと恥ずかしげに照れた表情を浮かべて
あわてて、右手の中指に指輪をつける位置を差し替える。
「えっと、おほんっーー 間違えちゃった。
指輪は将来ギルくんが、幸せにしたい人にあげないとね」
アリアとソフィアは同盟国の巫女同士と
言う関係でもあるが、二人とも元は孤児で
精霊の巫女としての才能を見出され
教会に拾われた似たような境遇を持っていて
子供の頃から、教会を通じ交流のあるとても気の合う仲の良い友人だ。
別れる時には絶対に守ると誓い合った大切な約束も交わした
ソフィアの身を案じると急がなければならない。
ミストラル軍としても、東方から攻めて来た異国の侵略者と
戦う為に、ラーラントが援軍として、駆けつけたときに
敵が畏怖するような強大な魔力を見せ付け
全力で戦ってくれた公国の恩人である、ソフィアの身に危険が
迫っているのは、今後を考えても、大変な事なのは間違いない。
「あれ…… なんで君はソフィアのこと……う~ん
まっいいか、忘れて……」
少年がソフィアの事を、なぜ知っていて、ここまでするのかの理由も
気にはなるが、目の前の少年にそれを聞いても
込み入った話に答えるとは思えない。
返すと言った指輪を受け取りに来てほしいと
約束をして、どこかで話す機会が、またあればと願うしかない。
「じゃあ、ばい、ばい、またね、ギルくん」
別れ際に少年の名をまた馴れ馴れしく
くんずけで呼び、頭をナデナデして
にこっと微笑んだ後、少年を背にして
後ろに振り返ると、これから起こる事を考えて
少しつらくなってしまい、いつものように
うつむきそうになる顔を我慢して、
ソフィアとの大切な約束を果たす事だけを
胸に強く誓って、馬に飛び乗り少年の前から立ち去っていく。
白い髪の魔道師はいつの間にか
ミストラル公国軍の前から消え去った。
少年は自分への距離感をあっというまに縮めてしまい
有無を言わせない子供の扱いに慣れたような言動から
アリアが子供好きなのは強く感じたが
それだけではなく、自分の頭をなでた
その手が最後に離れるのをためらい
少し辛そうにしていた事を思い出して
子供に対して何か、償うような心の痛みを隠し持っていて
それが、あいつとアリアがどこか似ているとも感じていた。
アリアは事の重大さを、宮宰のデュランに伝えて
進軍を急ぐように報告するだけでなく
1000年使用される事がなかった
秘密にされている古代呪文を詠唱し執行するために
必要な、宝物(ほうもつ)の使用許可を願い出るつもりだ。
報告を受けたデュランは急いで
騎兵を主力とした決死隊を組織して
精鋭揃いの騎士達をアリア達、魔道師隊の護衛につけ
ステリオ渓谷に先に向かわせる決断を下す。
公国の恩人であるソフィアの危機を救うために
決死隊に護衛されたアリア達、魔道師隊が目的地に向けて、出発した後
ミストラル公国軍も進軍を再開した。
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