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魔剣
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壁の内側で護られている、命が燃え尽きていくかのように
周囲を取り囲む、魔法で生じていた炎の壁が消え去ろうとしている。
ベルナルドはソフィアがまだ
小さく頼りない息をしているの確認すると
少し安心したかのように、その場に座り込むと
抜いて、手に持っていた剣を見つめながら
黙り込み、静かにその時を待っていた。
手に持つ剣は騎士になった後に
街で手に入れた運命の神が刻まれた業物(わざもの)で
これまで、一緒に戦場を供に駆け抜けてきた、かけがえのない友人だ。
お忍びで街を歩き、庶民達が穏やかに暮らす日常の風景の中に
溶け込んで、過ごすのが大好きな自分にとっては
巫女になる前のソフィアに街で出会った
あの日、この剣を騎士として
初めて振るった事は今でも忘れはしない。
「呪ろわれた魔剣というのは嘘ではなかったのかもな」
身分は王子と言っても、人である以上
数え切れない、この世の矛盾の前に何も出来ない
自分の無力さに絶望しそうになった事は何度と無くある。
その度に自分を振るい立たせるために
この剣を振るい、技を磨き、己を信じるために鍛え上げてきた。
しかし、最も頼りしていた、剣さえ、今は為す術もない程に無力に感じる。
「ラスマールに、もういいと伝えてくれ」
ソフィアに最後まで、寄り沿って
癒しの魔法を続けている、献身的な魔道師達に
感謝の意を込めて、王から引き継いだ指揮官としての
最後の指示を伝えると
そっと癒しの手を放した、魔道師達が立ち上がり
無言で、礼を取った者から
ひとり、ひとりと静かにその場から、立ち去っていく。
最後の時まで、力の総てをかけ尽くしてくれた
魔道師達の背を、その目で見送ると再び立ちあがり
剣を大地に突き立て、邪魔だと思い
近くに脱ぎ捨てていた青いマントを見つけて
拾い上げ、鎧の上から身につけひるがえす。
「だが……」
できる事は剣にすべてを託し、最後まで振るう事しかないと
決意を固め、突き立てた剣に装飾として
彫られた運命の神に深く祈りを捧げる。
「運命の神フォティナよ、お力をお貸しくださいーー」
わずかばかりの祈りが終わり、大地から剣を引き抜くと
迷いを断ち切るように剣を振り下ろし、構えた瞬間
守護していた周囲の炎が消え去った。
この時を待ちわびていた圧倒的多数の敵兵がなだれ込んで来ると
壁の中に取り残された敵兵と戦っていた親衛隊の兵士達も
持ちこたえる事はできず、勇敢に最後まで戦い抜こうとするが
次々と大勢の敵に飲み込まれていき、生死もわからぬまま消えていく。
敵との間に立ちはだかっていた親衛隊を数に任せて
突破した敵兵が、青いマントを纏った高貴な姿の騎士を
見つけると、手柄を立てるための絶好の目標として
我先にと迫ってくる。
一つの命の火が消え去ろうとしていく傍で
騎士が奮い立つ。
「我が名はベルナルド・ブルーバー・ラーラント
ラーラントの王子にして、次の王とし
ここにある只一つの理想の為に、我が剣を捧げん」
剣を天に掲げ、名乗りを上げた騎士が
迫り来る大勢の敵兵に向かって、突進を開始する。
手柄を独り占めするために他の兵士よりも早く
駆け寄って来た敵を剣を振るい、一撃で次々と倒していくと
それを見ていた、他の兵士は警戒し、多数で周囲を取り囲む。
味方を一撃で次々と葬りさられた、強敵を前に
油断したまま、一歩でも剣の間合いに踏み込めば命はない。
敵は死を恐れて、襲いかかる事をためらって
そのまま一定の間隔をたもったまま動けなくなってしまう。
敵が怯んだと見て、正面の敵に懇親の力を込めて
切りかかると、取り囲んで追い詰めたと思い
意表を突かれた敵は
襲ってくる剣をなんとか受け止めようとするが
鋭く振り下ろされた一撃で武器ごと真っ二つに引き裂かれて
悲鳴を上げて、その場に崩れ落ちる。
「な、なんだ・・こいつ強え!」
恐るべき剣の切れ味の前に、武器ごと切り裂かれて
また一撃で倒された味方を見て
取り囲んでいる敵兵士が動揺を見せ始める。
逃げ出そうとして、背中を見せた瞬間、切りかかられ
次は自分が大地に転がる躯(むくろ)となる事を
恐れて青ざめ、切りかかる間合いを詰めようと
騎士の姿が近づくと誰もが、皆、後ずさりを始める。
「一人ずつじゃ殺られる、一斉に襲いかかるしかねえぞ!」
取り囲んだ正面に立たされて、次に切りかかられて
死を迎える事に怯える、追いめられた敵兵士が焦る口調で叫ぶが
そういって、隙が出来た次の瞬間
また同じように今度は片手に持っていた
剣を受け止めた盾ごと身体を切り裂かれてしまい
倒れて絶命する。
残りの兵士は手柄どころではなく
自らの命を護る事に必死となるしかないが
殺るか、殺られるかしかない状況に追い詰められた敵は
ついに呼吸を合わせたように一斉に襲いかかってくる。
「ふんっ」
正面の敵に襲いかかるふりをして
敵が怯んで動きが止まったのを見ると
素早く後ろに振り向き、背後に近寄ってきていた
敵を突き刺し倒すが、さすがに一斉に襲いかかってくる
多数の敵を相手するのは不可能だ。
敵の攻撃を急所をはずし、鎧で受けてなんとか凌ぎながら
自分に襲いかかったもう一人の敵を倒すが
致命傷は免れたものの負傷してしまう。
最後に出来る事は決して適わないだろう
間に合う訳もない援軍が駆けつける
奇跡を信じ抜いて、最後まで戦い抜いて
少しでも時間を稼ぐ事しかできない。
「血が出てるぞ、いける、いけるぞ
何度も、一斉にやればいけるぜ、へへへ」
傷ついた強敵を目にして、幻影に怯えていた敵兵士は
冷静さを取り戻すと、合図をかけ一斉に攻撃を加え
何度も襲いかかる。もはや戦いではなく、一方的な、なぶり殺しだ。
「ぐはっ……」
繰り返される執拗な周囲からの一斉攻撃に負傷してしまい
傷ついたベルナルドは吐血してしまう。
致命傷ではないが傷は深い、ついに誇り高い騎士が
敵の前に膝を屈してしまうが
自分がこのまま倒れれば後ろにいる
ソフィアを護るものはもう誰もいない
剣に刻まれた神が示す運命の時を迎えるまで、剣を信じ捨てはしない。
「神よ…… それでも、護るものがある!」
叫んだ相手に更に一斉に攻撃を加える敵の前についに
致命傷を負ったベルナルドは遠のいていく朦朧とした
意識の中でソフィアに会ったあの日、王都ラヒニの広場にある教会の鐘楼に逃げ込み
別れるとき二人で交わした、なにげない約束を思い出していた。
今ここで自分は死して倒れても
何も護れなかった運命を決して、許さない怒りだけを込め
最後の力で剣を握りしめた。
「護るものが…… ある…… ん…… だ……」
騎士には再び立ち上がる力さえ残ってはいない。
自分だけでなく、大勢の者を救おうとする
高すぎる理想を掲げるものは
それを妨げようとする過酷な悪しき現実の前に
剣を折られ、全てを失っていくのが運命だ。
「く……」
敵が倒れた騎士に止めを刺そうと近寄って来るのを
かすかな意識の中で気配として感じても、もう身体が動かない。
「運命に怒り、受け入れず
最後まで屈せず立ち向かう者よ。
立ち上がり、再び我が剣を構えよ」
薄れ行く意識の中で、何者かの幻のような声が聞えたような気がした。
その瞬間、自分の身体が、全く傷ついてないかのように軽くなり
ベルナルドは意識をはっきりと取り戻し
立ち上がると近寄る敵に、いきなり切りつけた。
「ぎゃあ」
確実にしとめたはずの相手がまるで
何事もなかったかのように立ち上がり
止めを刺すために近寄った兵士を切り倒したのを見て
怯えて逃げようとする、もう一人の敵の背中を
全ての力を込めて、鎧ごと切り裂き、その場に打ち倒す。
「なんだこいつ!?死んだふりしてやがったのか。
確かに首を切って、手ごたえはあったはずだ、信じられねえ、ば、化け物だ」
先ほどまで致命傷を負っていたはずの身体は
理由は全くわからないが、まるで強力な魔法による癒しを
受けたように完全に回復していた。
「ひいいいい、こっちにくるなあ」
再び目の前に立ちはだかった騎士が剣を握り締め
近づいてくる信じられない奇跡のような事が
目の前で起きたために怯えきってしまい、武器を必死で振り回すが
混乱している目の前の敵を、切り倒すのは容易い。
また一人の兵士が死迎えたのを冷静に見ていたものが叫ぶ。
「化け物じゃないぞ、癒しの魔法だ、どっからかけたんだ……
こいつは何か、すげえお宝を隠し持ってやがる
そいつを奪えば大手柄どころか大金持ちだ、か、囲え!」
状況を認識し、覚悟を決めた敵兵は先ほど
致命傷を加えた時の様に、何かを隠し持っている
貴重な獲物を逃がさないように騎士の周囲を取り囲んで
再び一斉に襲いかかってくる。
周囲を取り囲む、魔法で生じていた炎の壁が消え去ろうとしている。
ベルナルドはソフィアがまだ
小さく頼りない息をしているの確認すると
少し安心したかのように、その場に座り込むと
抜いて、手に持っていた剣を見つめながら
黙り込み、静かにその時を待っていた。
手に持つ剣は騎士になった後に
街で手に入れた運命の神が刻まれた業物(わざもの)で
これまで、一緒に戦場を供に駆け抜けてきた、かけがえのない友人だ。
お忍びで街を歩き、庶民達が穏やかに暮らす日常の風景の中に
溶け込んで、過ごすのが大好きな自分にとっては
巫女になる前のソフィアに街で出会った
あの日、この剣を騎士として
初めて振るった事は今でも忘れはしない。
「呪ろわれた魔剣というのは嘘ではなかったのかもな」
身分は王子と言っても、人である以上
数え切れない、この世の矛盾の前に何も出来ない
自分の無力さに絶望しそうになった事は何度と無くある。
その度に自分を振るい立たせるために
この剣を振るい、技を磨き、己を信じるために鍛え上げてきた。
しかし、最も頼りしていた、剣さえ、今は為す術もない程に無力に感じる。
「ラスマールに、もういいと伝えてくれ」
ソフィアに最後まで、寄り沿って
癒しの魔法を続けている、献身的な魔道師達に
感謝の意を込めて、王から引き継いだ指揮官としての
最後の指示を伝えると
そっと癒しの手を放した、魔道師達が立ち上がり
無言で、礼を取った者から
ひとり、ひとりと静かにその場から、立ち去っていく。
最後の時まで、力の総てをかけ尽くしてくれた
魔道師達の背を、その目で見送ると再び立ちあがり
剣を大地に突き立て、邪魔だと思い
近くに脱ぎ捨てていた青いマントを見つけて
拾い上げ、鎧の上から身につけひるがえす。
「だが……」
できる事は剣にすべてを託し、最後まで振るう事しかないと
決意を固め、突き立てた剣に装飾として
彫られた運命の神に深く祈りを捧げる。
「運命の神フォティナよ、お力をお貸しくださいーー」
わずかばかりの祈りが終わり、大地から剣を引き抜くと
迷いを断ち切るように剣を振り下ろし、構えた瞬間
守護していた周囲の炎が消え去った。
この時を待ちわびていた圧倒的多数の敵兵がなだれ込んで来ると
壁の中に取り残された敵兵と戦っていた親衛隊の兵士達も
持ちこたえる事はできず、勇敢に最後まで戦い抜こうとするが
次々と大勢の敵に飲み込まれていき、生死もわからぬまま消えていく。
敵との間に立ちはだかっていた親衛隊を数に任せて
突破した敵兵が、青いマントを纏った高貴な姿の騎士を
見つけると、手柄を立てるための絶好の目標として
我先にと迫ってくる。
一つの命の火が消え去ろうとしていく傍で
騎士が奮い立つ。
「我が名はベルナルド・ブルーバー・ラーラント
ラーラントの王子にして、次の王とし
ここにある只一つの理想の為に、我が剣を捧げん」
剣を天に掲げ、名乗りを上げた騎士が
迫り来る大勢の敵兵に向かって、突進を開始する。
手柄を独り占めするために他の兵士よりも早く
駆け寄って来た敵を剣を振るい、一撃で次々と倒していくと
それを見ていた、他の兵士は警戒し、多数で周囲を取り囲む。
味方を一撃で次々と葬りさられた、強敵を前に
油断したまま、一歩でも剣の間合いに踏み込めば命はない。
敵は死を恐れて、襲いかかる事をためらって
そのまま一定の間隔をたもったまま動けなくなってしまう。
敵が怯んだと見て、正面の敵に懇親の力を込めて
切りかかると、取り囲んで追い詰めたと思い
意表を突かれた敵は
襲ってくる剣をなんとか受け止めようとするが
鋭く振り下ろされた一撃で武器ごと真っ二つに引き裂かれて
悲鳴を上げて、その場に崩れ落ちる。
「な、なんだ・・こいつ強え!」
恐るべき剣の切れ味の前に、武器ごと切り裂かれて
また一撃で倒された味方を見て
取り囲んでいる敵兵士が動揺を見せ始める。
逃げ出そうとして、背中を見せた瞬間、切りかかられ
次は自分が大地に転がる躯(むくろ)となる事を
恐れて青ざめ、切りかかる間合いを詰めようと
騎士の姿が近づくと誰もが、皆、後ずさりを始める。
「一人ずつじゃ殺られる、一斉に襲いかかるしかねえぞ!」
取り囲んだ正面に立たされて、次に切りかかられて
死を迎える事に怯える、追いめられた敵兵士が焦る口調で叫ぶが
そういって、隙が出来た次の瞬間
また同じように今度は片手に持っていた
剣を受け止めた盾ごと身体を切り裂かれてしまい
倒れて絶命する。
残りの兵士は手柄どころではなく
自らの命を護る事に必死となるしかないが
殺るか、殺られるかしかない状況に追い詰められた敵は
ついに呼吸を合わせたように一斉に襲いかかってくる。
「ふんっ」
正面の敵に襲いかかるふりをして
敵が怯んで動きが止まったのを見ると
素早く後ろに振り向き、背後に近寄ってきていた
敵を突き刺し倒すが、さすがに一斉に襲いかかってくる
多数の敵を相手するのは不可能だ。
敵の攻撃を急所をはずし、鎧で受けてなんとか凌ぎながら
自分に襲いかかったもう一人の敵を倒すが
致命傷は免れたものの負傷してしまう。
最後に出来る事は決して適わないだろう
間に合う訳もない援軍が駆けつける
奇跡を信じ抜いて、最後まで戦い抜いて
少しでも時間を稼ぐ事しかできない。
「血が出てるぞ、いける、いけるぞ
何度も、一斉にやればいけるぜ、へへへ」
傷ついた強敵を目にして、幻影に怯えていた敵兵士は
冷静さを取り戻すと、合図をかけ一斉に攻撃を加え
何度も襲いかかる。もはや戦いではなく、一方的な、なぶり殺しだ。
「ぐはっ……」
繰り返される執拗な周囲からの一斉攻撃に負傷してしまい
傷ついたベルナルドは吐血してしまう。
致命傷ではないが傷は深い、ついに誇り高い騎士が
敵の前に膝を屈してしまうが
自分がこのまま倒れれば後ろにいる
ソフィアを護るものはもう誰もいない
剣に刻まれた神が示す運命の時を迎えるまで、剣を信じ捨てはしない。
「神よ…… それでも、護るものがある!」
叫んだ相手に更に一斉に攻撃を加える敵の前についに
致命傷を負ったベルナルドは遠のいていく朦朧とした
意識の中でソフィアに会ったあの日、王都ラヒニの広場にある教会の鐘楼に逃げ込み
別れるとき二人で交わした、なにげない約束を思い出していた。
今ここで自分は死して倒れても
何も護れなかった運命を決して、許さない怒りだけを込め
最後の力で剣を握りしめた。
「護るものが…… ある…… ん…… だ……」
騎士には再び立ち上がる力さえ残ってはいない。
自分だけでなく、大勢の者を救おうとする
高すぎる理想を掲げるものは
それを妨げようとする過酷な悪しき現実の前に
剣を折られ、全てを失っていくのが運命だ。
「く……」
敵が倒れた騎士に止めを刺そうと近寄って来るのを
かすかな意識の中で気配として感じても、もう身体が動かない。
「運命に怒り、受け入れず
最後まで屈せず立ち向かう者よ。
立ち上がり、再び我が剣を構えよ」
薄れ行く意識の中で、何者かの幻のような声が聞えたような気がした。
その瞬間、自分の身体が、全く傷ついてないかのように軽くなり
ベルナルドは意識をはっきりと取り戻し
立ち上がると近寄る敵に、いきなり切りつけた。
「ぎゃあ」
確実にしとめたはずの相手がまるで
何事もなかったかのように立ち上がり
止めを刺すために近寄った兵士を切り倒したのを見て
怯えて逃げようとする、もう一人の敵の背中を
全ての力を込めて、鎧ごと切り裂き、その場に打ち倒す。
「なんだこいつ!?死んだふりしてやがったのか。
確かに首を切って、手ごたえはあったはずだ、信じられねえ、ば、化け物だ」
先ほどまで致命傷を負っていたはずの身体は
理由は全くわからないが、まるで強力な魔法による癒しを
受けたように完全に回復していた。
「ひいいいい、こっちにくるなあ」
再び目の前に立ちはだかった騎士が剣を握り締め
近づいてくる信じられない奇跡のような事が
目の前で起きたために怯えきってしまい、武器を必死で振り回すが
混乱している目の前の敵を、切り倒すのは容易い。
また一人の兵士が死迎えたのを冷静に見ていたものが叫ぶ。
「化け物じゃないぞ、癒しの魔法だ、どっからかけたんだ……
こいつは何か、すげえお宝を隠し持ってやがる
そいつを奪えば大手柄どころか大金持ちだ、か、囲え!」
状況を認識し、覚悟を決めた敵兵は先ほど
致命傷を加えた時の様に、何かを隠し持っている
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再び一斉に襲いかかってくる。
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