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第三章反逆王子
宣戦布告
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「エラク…否…獣王か…。」
「久しぶり…いや、こうして会うのは初めてかネリーキア王。」
そう言ってエラクレスはフェンネ2世に近づくがその間に一人の老騎士が立ち塞がる。
第一騎士団長マルタンだ。
「陛下をお守りしろ!」
剣に手をかけて部下に指示を飛ばす。
「陛下、こちらへ…。」
「大丈夫だ。」
副団長はフェンネ2世の側につき彼を逃がそうとするがフェンネ2世はそれを拒み、玉座から降りてエラクレスに近寄る。
「ほ~流石一国の王。急な来客にも動ぜぬか。」
エラクレスは少し驚いた。思ったより覇気を感じたからだ。
「『来客』?獣王は敵になるつもりはあらぬということか?」
フェンネ2世は『来客』という言葉に少し違和感があるのか問いかける。ちなみにその言葉についてエラクレスは深い意味を乗せたつもりはない。
「まあ、これを見ればわかる。そうだ!フェンネは元気だから心配しなくて良い。」
そう言ってとりあえず国書を手渡す。簡単に内容を伝えると次のようだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
降伏勧告
一つ、ネリーキア王国に属する王以下の貴族、騎士たちの財産は全て獣王のものとする。
一つ、王以下、貴族、騎士、その家族は捕虜となり獄に繋がれること。
一つ、捕虜の処遇は獣王に一任されるものとする。
一つ、ネリーキア王国の王位は廃し、新たにヴァロワ王国の王位が設けられる。
一つ、新たなヴァロワ王国の王位は獣王が継承する。
一つ、ヴァロワ王国ではネリーキア王国で自由民であった者は皆奴隷となり、その所有権はヴァロワ王が持つ。
……などである。
「……………へ?」
これにはフェンネの身が一応保証され、安心したフェンネ2世も、この文面に面食らったのか間抜けな声が出た。
「ククッ……ここで即決されたし。」
笑いを押し殺したような声を上げ、してやったりと言わんばかりの顔でエラクレスは決断を促す。
その場にいた貴族たちはフェンネ2世、次いで宰相ネルキンに目を向けたが…
(な…なぜ、ここに…あの様な賤民が居るのだ???あの幻影は向こうで起きていることをそのまま映していたのではないのか?いや、そもそも…)
ネルキンは頭を抱えていた。しかも、エラクレスは例の件で爵位剥奪と捕縛の王令まで出されている身なのだ。家臣を派遣するならともかく、自ら、それも単身で乗り込んでくる意味が分からない。
だがそこで恐ろしいことにきづいてしまった。
(そうだ!あの幻影だ!奴は自分を捕縛しに来た騎士団を侵略のための軍だと獣人に吹き込み。我らへの敵意を煽ったに違いない。それなら我らがここでアヤツを始末したら獣人は間違いなく攻めてくるということか。)
そんな宰相が考え込んでいる間に、一歩、歩み出る勇気を持つものが現れた。
「陛下、如何いたしましょうか?」
東方の辺境伯ジョシュアだ。
もっとも彼の場合は担ぐ神輿がどうなってしまったのか居てもたっても居られなくなったに過ぎない。
それに対してフェンネ2世は返答に困った。
(拒否だ。それしかない。しかし、拒否するにしてもこれを皆に見せるべきか見せないで置くべきか。う~む。)
もし、命を惜しんでこの降伏を受け入れたとなったら笑いものになってしまう。だから断じて降伏などできない。しかしこの書をどうするべきかも決まらない。
バッ!
深く考え込んでいる内にフェンネ2世の手からその書が突如奪われた。
ラントだ。
王子のラントであればフェンネ2世に近づくのは別に異常でも何でもない。よって誰も声を上げないし、近衛も止めなかった。
彼はすぐに書に目を走らせる。その書に…。
「まっったく…じれったい。優柔不断など王として恥ずべきことでは…」
『恥ずべきことではないですか?』とフェンネ2世に対する不満を続けようとするが、言い切ることはできなかった。
当然である。
『それはまるで油に火をつけたようだった』
後にエラクレスはそう述べている。
「ぬをわああああ!!!」
そう叫んだかと思うと書を床に叩きつけ、腰に掛けてある短剣を抜いてエラクレスに攻撃する。
キンッ
だがその短剣は瞬く間にラントの手を離れ床に落ちる。
「よせ!ラント!」
「「「殿下!!!」」」
フェンネ2世の怒号を皮切りに慌てて近衛とラント派の貴族がラントとエラクレスを引き離す。
「おや?それでは宣戦布告と思ってよろしいのですか?」
更に一際明るい顔をしてエラクレスが尋ねる。
「しばし、時間を貰いたい。今日は泊まっていかれてはどうか?」
何とかして時間を稼ごうとするフェンネ2世であった。
「おい!そこのお前!その書に書かれている無礼を読み上げろ!」
しかし書の内容を知るラントがそれを許さない。
フェンネ2世の側近が書を拾い上げるとそれを読み上げるように命令した。
王の側近なら王以外の命令に従う義務はない。よって、この側近にも従うつもりはさらさらなかった。
しかし『何だ何だ?』とうっかり書に目を走らせてしまい、ラントの望み通りの展開になってしまう。
言うまでもなく側近にもネリーキアの騎士、貴族としての誇りがあった。
怒り心頭、その勢いそのまま大声で読み上げてしまった。
「ヤロー、ぶっ殺してやる!」
「なんと傲慢な!?許せん!」
「すぐにでも滅ぼしてやるぞぉ!」
「」
「「「そうだ!!!そうだ!!!」」」
「「「…………は?」」」
この場にいる貴族たちは激怒しているか、あまりの無礼さにポカンとしているかの2種類の人間に分けられた。
(頃合いだな。)
敵意の盛り上がりを感じたエラクレスは仕上げに取り掛かる。
「剣を向けられた以上、諸国を束ねる王として黙ってはおれん!貴様ら!覚悟しておけ!」
エラクレスはそう宣言して退出しようとする。
「黙れ!売女の子の分際で貴様に従うやつが居ると思うか?!」
そんな彼にラントは最後まで噛み付く。
カッ!
エラクレスの歩みが止まる。
そして少し振り向いて言った。
「お前の母と許嫁と女の血縁者を一人残らず売女にしてやる。」
今までの馬鹿にしたような声ではなく冷たい声で。
だがラントは気づかなかった。
そしてすぐにエラクレスは見えなくなった。近くの騎士が恐る恐るエラクレスが居たと思われる場所に近づくと、そこには囚われていたはずのフェンネがボロキレを纏った姿で倒れていた。
遂にネリーキア王国とエラクレス朝獣王国が開戦した。
「久しぶり…いや、こうして会うのは初めてかネリーキア王。」
そう言ってエラクレスはフェンネ2世に近づくがその間に一人の老騎士が立ち塞がる。
第一騎士団長マルタンだ。
「陛下をお守りしろ!」
剣に手をかけて部下に指示を飛ばす。
「陛下、こちらへ…。」
「大丈夫だ。」
副団長はフェンネ2世の側につき彼を逃がそうとするがフェンネ2世はそれを拒み、玉座から降りてエラクレスに近寄る。
「ほ~流石一国の王。急な来客にも動ぜぬか。」
エラクレスは少し驚いた。思ったより覇気を感じたからだ。
「『来客』?獣王は敵になるつもりはあらぬということか?」
フェンネ2世は『来客』という言葉に少し違和感があるのか問いかける。ちなみにその言葉についてエラクレスは深い意味を乗せたつもりはない。
「まあ、これを見ればわかる。そうだ!フェンネは元気だから心配しなくて良い。」
そう言ってとりあえず国書を手渡す。簡単に内容を伝えると次のようだ。
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降伏勧告
一つ、ネリーキア王国に属する王以下の貴族、騎士たちの財産は全て獣王のものとする。
一つ、王以下、貴族、騎士、その家族は捕虜となり獄に繋がれること。
一つ、捕虜の処遇は獣王に一任されるものとする。
一つ、ネリーキア王国の王位は廃し、新たにヴァロワ王国の王位が設けられる。
一つ、新たなヴァロワ王国の王位は獣王が継承する。
一つ、ヴァロワ王国ではネリーキア王国で自由民であった者は皆奴隷となり、その所有権はヴァロワ王が持つ。
……などである。
「……………へ?」
これにはフェンネの身が一応保証され、安心したフェンネ2世も、この文面に面食らったのか間抜けな声が出た。
「ククッ……ここで即決されたし。」
笑いを押し殺したような声を上げ、してやったりと言わんばかりの顔でエラクレスは決断を促す。
その場にいた貴族たちはフェンネ2世、次いで宰相ネルキンに目を向けたが…
(な…なぜ、ここに…あの様な賤民が居るのだ???あの幻影は向こうで起きていることをそのまま映していたのではないのか?いや、そもそも…)
ネルキンは頭を抱えていた。しかも、エラクレスは例の件で爵位剥奪と捕縛の王令まで出されている身なのだ。家臣を派遣するならともかく、自ら、それも単身で乗り込んでくる意味が分からない。
だがそこで恐ろしいことにきづいてしまった。
(そうだ!あの幻影だ!奴は自分を捕縛しに来た騎士団を侵略のための軍だと獣人に吹き込み。我らへの敵意を煽ったに違いない。それなら我らがここでアヤツを始末したら獣人は間違いなく攻めてくるということか。)
そんな宰相が考え込んでいる間に、一歩、歩み出る勇気を持つものが現れた。
「陛下、如何いたしましょうか?」
東方の辺境伯ジョシュアだ。
もっとも彼の場合は担ぐ神輿がどうなってしまったのか居てもたっても居られなくなったに過ぎない。
それに対してフェンネ2世は返答に困った。
(拒否だ。それしかない。しかし、拒否するにしてもこれを皆に見せるべきか見せないで置くべきか。う~む。)
もし、命を惜しんでこの降伏を受け入れたとなったら笑いものになってしまう。だから断じて降伏などできない。しかしこの書をどうするべきかも決まらない。
バッ!
深く考え込んでいる内にフェンネ2世の手からその書が突如奪われた。
ラントだ。
王子のラントであればフェンネ2世に近づくのは別に異常でも何でもない。よって誰も声を上げないし、近衛も止めなかった。
彼はすぐに書に目を走らせる。その書に…。
「まっったく…じれったい。優柔不断など王として恥ずべきことでは…」
『恥ずべきことではないですか?』とフェンネ2世に対する不満を続けようとするが、言い切ることはできなかった。
当然である。
『それはまるで油に火をつけたようだった』
後にエラクレスはそう述べている。
「ぬをわああああ!!!」
そう叫んだかと思うと書を床に叩きつけ、腰に掛けてある短剣を抜いてエラクレスに攻撃する。
キンッ
だがその短剣は瞬く間にラントの手を離れ床に落ちる。
「よせ!ラント!」
「「「殿下!!!」」」
フェンネ2世の怒号を皮切りに慌てて近衛とラント派の貴族がラントとエラクレスを引き離す。
「おや?それでは宣戦布告と思ってよろしいのですか?」
更に一際明るい顔をしてエラクレスが尋ねる。
「しばし、時間を貰いたい。今日は泊まっていかれてはどうか?」
何とかして時間を稼ごうとするフェンネ2世であった。
「おい!そこのお前!その書に書かれている無礼を読み上げろ!」
しかし書の内容を知るラントがそれを許さない。
フェンネ2世の側近が書を拾い上げるとそれを読み上げるように命令した。
王の側近なら王以外の命令に従う義務はない。よって、この側近にも従うつもりはさらさらなかった。
しかし『何だ何だ?』とうっかり書に目を走らせてしまい、ラントの望み通りの展開になってしまう。
言うまでもなく側近にもネリーキアの騎士、貴族としての誇りがあった。
怒り心頭、その勢いそのまま大声で読み上げてしまった。
「ヤロー、ぶっ殺してやる!」
「なんと傲慢な!?許せん!」
「すぐにでも滅ぼしてやるぞぉ!」
「」
「「「そうだ!!!そうだ!!!」」」
「「「…………は?」」」
この場にいる貴族たちは激怒しているか、あまりの無礼さにポカンとしているかの2種類の人間に分けられた。
(頃合いだな。)
敵意の盛り上がりを感じたエラクレスは仕上げに取り掛かる。
「剣を向けられた以上、諸国を束ねる王として黙ってはおれん!貴様ら!覚悟しておけ!」
エラクレスはそう宣言して退出しようとする。
「黙れ!売女の子の分際で貴様に従うやつが居ると思うか?!」
そんな彼にラントは最後まで噛み付く。
カッ!
エラクレスの歩みが止まる。
そして少し振り向いて言った。
「お前の母と許嫁と女の血縁者を一人残らず売女にしてやる。」
今までの馬鹿にしたような声ではなく冷たい声で。
だがラントは気づかなかった。
そしてすぐにエラクレスは見えなくなった。近くの騎士が恐る恐るエラクレスが居たと思われる場所に近づくと、そこには囚われていたはずのフェンネがボロキレを纏った姿で倒れていた。
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