厄介な年下幼馴染が倍増しました。

三日月

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夜中のノリと憲次と譲

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『初めてが自分の部屋って、ドキドキ感がすげぇわ。
あ、声出しても大丈夫だぜ?
今はちゃんと結界張ったから誰も入ってこれねぇし音漏れもねぇ』
「け、結界ぃ?」


ここに来て新たな力を誇示され、なんとか逃れようとしていた譲の気持ちが萎えた。
先程から、手足の自由は赦されているのにノリの力に敵わない。
誰も触れていない場所を我が物顔で出入りする指が、探り当てたシコリをぐにぐに押してくると力も意志も簡単にぐにゃりと曲がる。


「ふ⋯あっ、ソコやめ、バカッ」
『素直に声出してよ、ユズちゃん。
もっとって言ったら、めっちゃ気持ちよくしてあげるからさ』


憲次の枕にしがみつき、徐々に蕩ける表情を見せる譲。
ノリは、身体を反転し口を大きく開けると、芯のある固さにまで膨張した竿を喉まで受け入れ絞った。
直後、譲の喉がヒュッと音を立て、抗えない刺激を与えられた鈴口から勢い良く熱が放出。
腰を痙攣させ、くたりと力を無くした竿を舌で扱かれながら、暴く指を増やされ喘ぐ。
理解出来ないノリへの恐怖より、次々教え込まれる快感に気持ちが染まって考えることが出来ない。
なぜここに来たのかも抜け落ち、与えられる刺激に身体を震わせる。

時間をかけてノリが指で拡張し、舌で直接たっぷり潤した窄まりは、より強い刺激を求めて絡みつく動きを見せノリの興奮を煽る。
ノリは堪らず作務衣を脱ぎ捨て、譲に覆い被さり滾った熱杭をズブズブとその内へ沈めた。


『すげぇ、中でうねってる』
「うぅ、言うなぁ、あっ」
『年明けからユズちゃんに会えなくて辛かった。
あんときのユズちゃん、全然本気で聞いてなかったろ?
俺、すげぇ傷ついたんだぜ。
なぁ、ごめんなさいは?』
「はっ、あ、ご、ごめ、んなさぃ」


腰を掴まれ背面から力任せの乱打。
譲は、理解出来ないまま求められる言葉を返して赦しを乞う。
チカチカ瞬く視界の端に、年下の幼馴染が雄の顔で腰を振る姿が見えることを受け入れ手を伸ばす。
自分が誰に抱かれているのか自覚しても、この行為を続けてほしいと願うほどに過ぎた快感が熱と共に注ぎ込まれた。

譲は力尽き、布団の上に倒れ込む。
が、ノリは許さず譲の片足を肩にかけて再開。
何度も中に注がれ続け、身も心も蹂躙された譲が気を失いそうになった真夜中。

カチャッ

開くはずのない扉が開き、その向こう側では白シャツにジーパン、リュックを背負った憲次が踏み出しかけた足を浮かせた一本足で固まった。
会いたかった譲の帰省を知り、憲次は修行をリタイアして最終電車で直帰。
朝になったら憲一の部屋に顔を出そうと思っていたのに、自室でなぜか自分と譲が裸で行為の真っ最中。
修行で培ってきた精神が、一瞬で砕けた。
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