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14 反省の王子様
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みどりちゃんと俺が歩く姿を見て、「お似合いのβカップルね」と言った藤波さん。
それを認めず、俺の隣には自分がいるべきだと返した清人様。
藤波さんの「Ωだったら番にしてるんじゃないの?」っていう呆れた言葉で自覚して。
俺と離れたくない清人様にとって、離れられない状況を作るための手段に番こそが最適で。
でも、αとβの間には絶対に成立しない絆。
藤波さんが、俺とみどりちゃんを待っている間に「そう言えば....」と自分にツテがあることまで話されて。
清人様は、藤波さんに留学で潜り込めるように段取り全部を頼み込んだらしい。
留学先で、仕組みは解明されつつあるのに研究内容は極秘の変異種Ωの専門学科を選択。
公にはされていない変異種Ω研究の第一人者にあたる教授の傍で、勉強することが出来たんだけど....
変異種Ωになった人が相手を憎んだり、相手のαを殺そうとしたり.....知りたくないところまで知ってしまって、ね。
それを認めず、俺の隣には自分がいるべきだと返した清人様。
藤波さんの「Ωだったら番にしてるんじゃないの?」っていう呆れた言葉で自覚して。
俺と離れたくない清人様にとって、離れられない状況を作るための手段に番こそが最適で。
でも、αとβの間には絶対に成立しない絆。
藤波さんが、俺とみどりちゃんを待っている間に「そう言えば....」と自分にツテがあることまで話されて。
清人様は、藤波さんに留学で潜り込めるように段取り全部を頼み込んだらしい。
留学先で、仕組みは解明されつつあるのに研究内容は極秘の変異種Ωの専門学科を選択。
公にはされていない変異種Ω研究の第一人者にあたる教授の傍で、勉強することが出来たんだけど....
変異種Ωになった人が相手を憎んだり、相手のαを殺そうとしたり.....知りたくないところまで知ってしまって、ね。
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