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29 空港の王子様
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「で、いつから意識し始めたんだ?」
清人様の帰国が急に決まった翌日。
学校を休んで、陽太様と澪様と空港に来てます。
そして、空港にこんなところがあるのを初めて知ったVIPルームで、ランチをご馳走になってます。
会員の人しか入れないVIPルームには、個室がいくつもあって、軽食をゆっくり取りながら休めるようになっているんだよ。
「陽太...」
「聞くくらい、良いだろ?
澪だって、気になるだろ?だろ?」
個室の四角いローテーブルを三人で囲んで、清人様の帰国をお待ちしているんだけど。
陽太様は、目を輝かせて聞いてこられるんだよね。
嗜める澪様に、口を尖らせてる陽太様は可愛く見える。
清人様の前だと、あんなにしっかりして見えるのに。
意識.....意識したのがいつかなんて、わからないよ。
写真を見て、同じことされちゃうんだって想像出来ちゃったときにはもう意識してる...ことになるよね?
そんなこと言ったら、あんな、あんなことをスマホで教えてもらってる時も、清人様の声にゾクゾクしちゃってたし.....
清人様のフェロモンが無くなっても、大人のキスされたりしたこと、気持ち悪いとか思えなかったし。
お、お、思い出して、ドキドキしちゃってたし。
清人様の帰国が急に決まった翌日。
学校を休んで、陽太様と澪様と空港に来てます。
そして、空港にこんなところがあるのを初めて知ったVIPルームで、ランチをご馳走になってます。
会員の人しか入れないVIPルームには、個室がいくつもあって、軽食をゆっくり取りながら休めるようになっているんだよ。
「陽太...」
「聞くくらい、良いだろ?
澪だって、気になるだろ?だろ?」
個室の四角いローテーブルを三人で囲んで、清人様の帰国をお待ちしているんだけど。
陽太様は、目を輝かせて聞いてこられるんだよね。
嗜める澪様に、口を尖らせてる陽太様は可愛く見える。
清人様の前だと、あんなにしっかりして見えるのに。
意識.....意識したのがいつかなんて、わからないよ。
写真を見て、同じことされちゃうんだって想像出来ちゃったときにはもう意識してる...ことになるよね?
そんなこと言ったら、あんな、あんなことをスマホで教えてもらってる時も、清人様の声にゾクゾクしちゃってたし.....
清人様のフェロモンが無くなっても、大人のキスされたりしたこと、気持ち悪いとか思えなかったし。
お、お、思い出して、ドキドキしちゃってたし。
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