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34 反則の王子様
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「き、清人様っ、
は、恥ずかしいので、ふぁ、は、離してくださいっ」
清人様の綺麗な指は、すっかり俺ので白く汚れてしまっていた。
ポタリ、ポタリ、側面を流れ落ちていく滴を恥ずかしくて直視できないよ。
濡れている指を拭おうともされず、清人様は握ったまま離してくださらなくて。
緩やかに上下に動かされて、果てたばかりで敏感になった場所が擦られる。
我慢できなくて、また声が漏れて。
清人様が、密かに笑われたのが聞こえてきた。
清人様、清人様、離してくださいっ
もう一度お願いしようとすがり付いていた腕から身を起こしたら、清人様の熱っぽい瞳で俺の表情をじっくりと見られてしまった。
あまりに熱い視線に気圧されして、声が出なくなってしまったよ。
怯えてる俺に、清人様はニヤリと楽しそうに微笑まれる。
「本当は直に舐めたいけど、ハルの可愛いおちんちんに傷がついたら大変だからね」
清人様は、俺の話を聞いておられないのかな。
離してって、お願いしてるのに。
突然その場で腰を落とされるから、俺はビックリして何が始まるのか見守ってしまう。
あれ、でも、舐めたいけど傷付くって言われていたし。
離してもらえる...筈なのに、体勢がおかしくないてすか?
言っておられることと、されていることが合わないですよ?
舐めるなんて怖いこと、諦めてくださったんですよね?
なんで、俺の膝を割った間に体を入れて来られてるんですか?
βの俺が足が床につかないくらい、高い位置で座っているのに。
αの清人様が、その足元で両膝をついてるとか。
この状況、おおおおかしすぎませんか???
は、恥ずかしいので、ふぁ、は、離してくださいっ」
清人様の綺麗な指は、すっかり俺ので白く汚れてしまっていた。
ポタリ、ポタリ、側面を流れ落ちていく滴を恥ずかしくて直視できないよ。
濡れている指を拭おうともされず、清人様は握ったまま離してくださらなくて。
緩やかに上下に動かされて、果てたばかりで敏感になった場所が擦られる。
我慢できなくて、また声が漏れて。
清人様が、密かに笑われたのが聞こえてきた。
清人様、清人様、離してくださいっ
もう一度お願いしようとすがり付いていた腕から身を起こしたら、清人様の熱っぽい瞳で俺の表情をじっくりと見られてしまった。
あまりに熱い視線に気圧されして、声が出なくなってしまったよ。
怯えてる俺に、清人様はニヤリと楽しそうに微笑まれる。
「本当は直に舐めたいけど、ハルの可愛いおちんちんに傷がついたら大変だからね」
清人様は、俺の話を聞いておられないのかな。
離してって、お願いしてるのに。
突然その場で腰を落とされるから、俺はビックリして何が始まるのか見守ってしまう。
あれ、でも、舐めたいけど傷付くって言われていたし。
離してもらえる...筈なのに、体勢がおかしくないてすか?
言っておられることと、されていることが合わないですよ?
舐めるなんて怖いこと、諦めてくださったんですよね?
なんで、俺の膝を割った間に体を入れて来られてるんですか?
βの俺が足が床につかないくらい、高い位置で座っているのに。
αの清人様が、その足元で両膝をついてるとか。
この状況、おおおおかしすぎませんか???
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