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まさか由良が、他のαに求められていたなんて思ってなかったからな。あの日の真柴の行動は予想外だった。しかも、俺の前で番になりたいとか言い出すほど思い詰めていたんだからな。目の前で繰り広げられる茶番劇に、気分が悪くなった。
でも、俺はそれ以上にフラフラしている由良の求愛フェロモンにムカついた。自分より強かったら誰でもいいとか、笑わせる。この一週間と4日、由良が悩んでいる間に俺も考えた。
由良を手放すか。
俺が欲しかったのは、俺の相手をして壊れないΩ。由良は壊れず、しかも求愛フェロモンを出せるΩだった。壊れないなら、どこに求愛フェロモンを出そうが、それさえ面白がって気にも留めなかったはず、なのに。
由良のフェロモンが、真柴から番を求められてフラフラどころか、グラグラ揺れていたのがかなり頭にきた。グラグラ揺れながらも、最後は俺に向かってきたが、だ。頬を紅潮させ、見つめあってる二人を踏み潰したくもなる。
見世物小屋で動いているだけの真柴と、この俺を天秤にかけるように迷うとか、有りえない。純粋な強さなら萩野家でも俺は上位。格下と比較してくる求愛フェロモンの動きは、つまり、俺から繋ぎ止めないと俺よりも強い相手だけじゃない、他の要素を持ったαにも靡くことをはっきり示していた。
でも、俺はそれ以上にフラフラしている由良の求愛フェロモンにムカついた。自分より強かったら誰でもいいとか、笑わせる。この一週間と4日、由良が悩んでいる間に俺も考えた。
由良を手放すか。
俺が欲しかったのは、俺の相手をして壊れないΩ。由良は壊れず、しかも求愛フェロモンを出せるΩだった。壊れないなら、どこに求愛フェロモンを出そうが、それさえ面白がって気にも留めなかったはず、なのに。
由良のフェロモンが、真柴から番を求められてフラフラどころか、グラグラ揺れていたのがかなり頭にきた。グラグラ揺れながらも、最後は俺に向かってきたが、だ。頬を紅潮させ、見つめあってる二人を踏み潰したくもなる。
見世物小屋で動いているだけの真柴と、この俺を天秤にかけるように迷うとか、有りえない。純粋な強さなら萩野家でも俺は上位。格下と比較してくる求愛フェロモンの動きは、つまり、俺から繋ぎ止めないと俺よりも強い相手だけじゃない、他の要素を持ったαにも靡くことをはっきり示していた。
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