可愛いΩのナカセカタ

三日月

文字の大きさ
168 / 461

165 Ω

しおりを挟む
 無理矢理挿入されても、反り返ったままの自分のぺニス。表面には細い青筋が幾筋も浮き上がり、疾風を受け入れた興奮で先端から白濁が止まらない。
 それを、絶妙な強弱をつけて握る疾風。手慣れた動きに、思考が翻弄されそうになるけど。これだけは、これだけは言わないと。
 右手を伸ばして、疾風の肩を服が汚れるのも構わずに掴む。


「は、疾風になら、何、されても無理矢理じゃナイ」


 涙声を振り絞り、誤解しないでくれと願う。

 自分を番にしてくれた、まだ若いαに。自分がどこまで応えられるかわからない。ただ、疾風が与えてくれる何もかも、その全てを受け入れたいんだ。無理矢理には感じない。感じたくない。
 誰よりも近くで独占できる。疾風に抱かれているこの時間が、無理矢理なんかであってたまるか。コンプレックスでしかなかったこの身長も体格も、疾風に頑丈だと誉めてもらえるなら受け入れられる。

 いつも飄々として、憎らしいくらい余裕綽々で。自分が叶うところは何一つない、自分には勿体ないα。
 でも、瞬間、瞬間。こんな自分に夢中になってくれている顔を見せる貴重な時間が、ある。

 そう、今、みたいに。

 自分を求めて見開かれた瞳に、身も心も射ぬかれる時間。
しおりを挟む
感想 103

あなたにおすすめの小説

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

R指定

ヤミイ
BL
ハードです。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

後輩が二人がかりで、俺をどんどん責めてくるー快楽地獄だー

天知 カナイ
BL
イケメン後輩二人があやしく先輩に迫って、おいしくいただいちゃう話です。

捜査員達は木馬の上で過敏な反応を見せる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

処理中です...