346 / 461
番外編
第一回世良会議 9
しおりを挟む
「ふぅ、全然わかりませんね。
わざと手を抜くにしても、六年間の成績傾向にばらつきも無い。
β家系から出たα、とか?」
「凪、分析してたの?
α家系の三男坊だし、全部実力らしいわよ。
別段素行が悪い訳じゃないんだけど、悪目立ちするって言うか・・・そこそこ上位の資質があるから逆に教師側も手を焼いてるの。
本人も上手くコントロール出来てないし、劣等αだって周りのαには見られてるけど」
まぁ、厄介なことにコツさえ掴めば化けそうなのよね。世良ちゃんも、その辺りに勘が働いて好きになっちゃったのかも?なんといっても、疾風様の血を引くΩだし。
「9月の体育祭は、観覧席からなら保護者も参加できるし見に来たら?
まぁ、私の・・・勘違いがも知れないし。それまでに世良ちゃんが他のαが気になるかもしれないし」
「風花の勘違いとか、無いじゃん!
あと5ヶ月も待てない~っ
・・・見に行っちゃおうかな?」
風音の瞳が輝いている。まぁ、勝手知ったる母校だもの。風音が本気で潜れば、ばれはしないだろうけどね。後悔するからお薦めはしないかなぁ。世良ちゃん、今の風音の何倍も瞳をキラッキラさせてるから。
わざと手を抜くにしても、六年間の成績傾向にばらつきも無い。
β家系から出たα、とか?」
「凪、分析してたの?
α家系の三男坊だし、全部実力らしいわよ。
別段素行が悪い訳じゃないんだけど、悪目立ちするって言うか・・・そこそこ上位の資質があるから逆に教師側も手を焼いてるの。
本人も上手くコントロール出来てないし、劣等αだって周りのαには見られてるけど」
まぁ、厄介なことにコツさえ掴めば化けそうなのよね。世良ちゃんも、その辺りに勘が働いて好きになっちゃったのかも?なんといっても、疾風様の血を引くΩだし。
「9月の体育祭は、観覧席からなら保護者も参加できるし見に来たら?
まぁ、私の・・・勘違いがも知れないし。それまでに世良ちゃんが他のαが気になるかもしれないし」
「風花の勘違いとか、無いじゃん!
あと5ヶ月も待てない~っ
・・・見に行っちゃおうかな?」
風音の瞳が輝いている。まぁ、勝手知ったる母校だもの。風音が本気で潜れば、ばれはしないだろうけどね。後悔するからお薦めはしないかなぁ。世良ちゃん、今の風音の何倍も瞳をキラッキラさせてるから。
0
あなたにおすすめの小説
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる