可愛いΩのナカセカタ

三日月

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番外編

第一回世良会議 9

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「ふぅ、全然わかりませんね。
 わざと手を抜くにしても、六年間の成績傾向にばらつきも無い。
 β家系から出たα、とか?」

「凪、分析してたの?
 α家系の三男坊だし、全部実力らしいわよ。
 別段素行が悪い訳じゃないんだけど、悪目立ちするって言うか・・・そこそこ上位の資質があるから逆に教師側も手を焼いてるの。
 本人も上手くコントロール出来てないし、劣等αだって周りのαには見られてるけど」


 まぁ、厄介なことにコツさえ掴めば化けそうなのよね。世良ちゃんも、その辺りに勘が働いて好きになっちゃったのかも?なんといっても、疾風様の血を引くΩだし。


「9月の体育祭は、観覧席からなら保護者も参加できるし見に来たら?
まぁ、私の・・・勘違いがも知れないし。それまでに世良ちゃんが他のαが気になるかもしれないし」

「風花の勘違いとか、無いじゃん!
 あと5ヶ月も待てない~っ
 ・・・見に行っちゃおうかな?」


 風音の瞳が輝いている。まぁ、勝手知ったる母校だもの。風音が本気で潜れば、ばれはしないだろうけどね。後悔するからお薦めはしないかなぁ。世良ちゃん、今の風音の何倍も瞳をキラッキラさせてるから。
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