未来の殺戮王は愛に溺れる

三日月

文字の大きさ
17 / 18
信心する神に選ばれ弄ばれています

8 従者の教育

しおりを挟む
一ヶ月後のルクア。
ツィードを蹴落とそうとする他国の人間や、これに乗じて娘を宛がおうとする貴族にアルスが激昂するあれやこれやもあったが、国内の混乱は終息に向かっていた。
やれやれと、報告書をまとめ終えたザキムは凝り固まった肩をゴキゴキ鳴らして一息。
この隊長室に寝泊まりするのが当たり前になってきたが、そろそろ帰らねぇとな。
来客用のソファーは既に寝床と化し、床にはゴミが散乱。
メイド長に絞られそうだ。
椅子に深く腰掛け、ボリボリ頭を掻く。
レオン以降、処刑台を使用することがなくなった。
賛否両論はあるが、アルスの蛮行が敬虔な神官ツィードによって修正されていることは歓迎すべきことだった。
軽快なノックの後に兵士が定期報告にやって来る。

「隊長ぉー、今日も異常無しっすぅ」

鼻の下を伸ばしたにやけ顔。
どうもここ最近、ピヨピヨどもの様子がおかしい。

「随分機嫌が良いな」
「そりゃあ、まぁ、もぉ、ねぇ~」

甲冑を鳴らしながら身体をモジモジ捻られザキムはひきつる。
なんだ、こいつ、気持ちわりぃ。
このあと、褒めて上げて気分をよくしたところで理由を聞き出しザキムは唖然。
アンダーシャツにパンツの身軽な格好のまま、部屋を飛び出した。





「ふぁっ、あ・・・もぉ、ヤバイっすっ」

神官用の部屋には、神官と従者のベットと入れ代わりでキングサイズのベットが一台運び込まれていた。
そこに下半身を晒した兵士が腰を下ろし、両膝をついたレオンの頭を掴んで前後に動かし鼻息を荒くする。
レオンは、餌付くことなくその動きに合わせて喉奥で膨張した熱塊を絞ってやった。
興奮した兵士はフガフガ鼻を鳴らし、「はぁ、も・・・・イ、イクっ」と高い声を上げて腰を突き出し口内に勢いよく精を放った。
最後の一滴まで丁寧に吸い上げたレオンは、隣で熱心に眺めていた生徒に声を掛けた。

「ツィード様、ちゃんと見てました?」
「・・・ハッ!
見、見ていたっっ
見ていた、見ていたんだが・・・もう一度見せてくれ」

何度見ても、アルスの狂暴で長大で腹を突き破るように攻めてくるアレを。
あんな風にこの口で舐めてしゃぶって受け止めるなんて出来そうにないっ
ツィードは、ブルブル震えながら無意識に唇を指でなぞりチロチロと舌先で舐めていることに気付いていない。
頭では無理だと判断していても、気持ちはもう受け止める気でいる。
もう一度、の言葉に兵士の果てたばかりの一物が天井目掛けて反り上がった。
年老いた遅漏揃いの神官を相手にしていたレオンは、その反応に笑ってしまう。
若い兵士は、レオンの技巧に簡単に果ててくれるからやりやすい。
仕方ないなと、レオンが舌を伸ばして舐めているところに、

「なーにやってるんだぁぁーーーっ」

険しい顔のザキムが飛び込んできた。
驚いてレオンが薄皮に歯を立て、ピシャリとその顔が白濁に濡れる。
文字通り縮み上がる兵士と、驚いているツイード。
レオンは、精液の入った目の痛みに顔をしかめた。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい

マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。 最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡) 世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。

キサラギムツキ
BL
長い間アプローチし続け恋人同士になれたのはよかったが…………… 攻め視点から最後受け視点。 残酷な描写があります。気になる方はお気をつけください。

暑がりになったのはお前のせいかっ

わさび
BL
ただのβである僕は最近身体の調子が悪い なんでだろう? そんな僕の隣には今日も光り輝くαの幼馴染、空がいた

後宮の男妃

紅林
BL
碧凌帝国には年老いた名君がいた。 もう間もなくその命尽きると噂される宮殿で皇帝の寵愛を一身に受けていると噂される男妃のお話。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

執着

紅林
BL
聖緋帝国の華族、瀬川凛は引っ込み思案で特に目立つこともない平凡な伯爵家の三男坊。だが、彼の婚約者は違った。帝室の血を引く高貴な公爵家の生まれであり帝国陸軍の将校として目覚しい活躍をしている男だった。

博愛主義の成れの果て

135
BL
子宮持ちで子供が産める侯爵家嫡男の俺の婚約者は、博愛主義者だ。 俺と同じように子宮持ちの令息にだって優しくしてしまう男。 そんな婚約を白紙にしたところ、元婚約者がおかしくなりはじめた……。

美澄の顔には抗えない。

米奏よぞら
BL
スパダリ美形攻め×流され面食い受け 高校時代に一目惚れした相手と勢いで付き合ったはいいものの、徐々に相手の熱が冷めていっていることに限界を感じた主人公のお話です。 ※なろう、カクヨムでも掲載中です。

処理中です...