未来の殺戮王は愛に溺れる

三日月

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信心する神に選ばれ弄ばれています

8 従者の教育

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一ヶ月後のルクア。
ツィードを蹴落とそうとする他国の人間や、これに乗じて娘を宛がおうとする貴族にアルスが激昂するあれやこれやもあったが、国内の混乱は終息に向かっていた。
やれやれと、報告書をまとめ終えたザキムは凝り固まった肩をゴキゴキ鳴らして一息。
この隊長室に寝泊まりするのが当たり前になってきたが、そろそろ帰らねぇとな。
来客用のソファーは既に寝床と化し、床にはゴミが散乱。
メイド長に絞られそうだ。
椅子に深く腰掛け、ボリボリ頭を掻く。
レオン以降、処刑台を使用することがなくなった。
賛否両論はあるが、アルスの蛮行が敬虔な神官ツィードによって修正されていることは歓迎すべきことだった。
軽快なノックの後に兵士が定期報告にやって来る。

「隊長ぉー、今日も異常無しっすぅ」

鼻の下を伸ばしたにやけ顔。
どうもここ最近、ピヨピヨどもの様子がおかしい。

「随分機嫌が良いな」
「そりゃあ、まぁ、もぉ、ねぇ~」

甲冑を鳴らしながら身体をモジモジ捻られザキムはひきつる。
なんだ、こいつ、気持ちわりぃ。
このあと、褒めて上げて気分をよくしたところで理由を聞き出しザキムは唖然。
アンダーシャツにパンツの身軽な格好のまま、部屋を飛び出した。





「ふぁっ、あ・・・もぉ、ヤバイっすっ」

神官用の部屋には、神官と従者のベットと入れ代わりでキングサイズのベットが一台運び込まれていた。
そこに下半身を晒した兵士が腰を下ろし、両膝をついたレオンの頭を掴んで前後に動かし鼻息を荒くする。
レオンは、餌付くことなくその動きに合わせて喉奥で膨張した熱塊を絞ってやった。
興奮した兵士はフガフガ鼻を鳴らし、「はぁ、も・・・・イ、イクっ」と高い声を上げて腰を突き出し口内に勢いよく精を放った。
最後の一滴まで丁寧に吸い上げたレオンは、隣で熱心に眺めていた生徒に声を掛けた。

「ツィード様、ちゃんと見てました?」
「・・・ハッ!
見、見ていたっっ
見ていた、見ていたんだが・・・もう一度見せてくれ」

何度見ても、アルスの狂暴で長大で腹を突き破るように攻めてくるアレを。
あんな風にこの口で舐めてしゃぶって受け止めるなんて出来そうにないっ
ツィードは、ブルブル震えながら無意識に唇を指でなぞりチロチロと舌先で舐めていることに気付いていない。
頭では無理だと判断していても、気持ちはもう受け止める気でいる。
もう一度、の言葉に兵士の果てたばかりの一物が天井目掛けて反り上がった。
年老いた遅漏揃いの神官を相手にしていたレオンは、その反応に笑ってしまう。
若い兵士は、レオンの技巧に簡単に果ててくれるからやりやすい。
仕方ないなと、レオンが舌を伸ばして舐めているところに、

「なーにやってるんだぁぁーーーっ」

険しい顔のザキムが飛び込んできた。
驚いてレオンが薄皮に歯を立て、ピシャリとその顔が白濁に濡れる。
文字通り縮み上がる兵士と、驚いているツイード。
レオンは、精液の入った目の痛みに顔をしかめた。
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