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事件
第2の事件
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このオヤジはこんな危ないネタを、こんな若い女の子に追わせるのかと怒りたくなる。のは何年前だったか。今はもちろんそんなことは言えない。
なぜなら、親父とかいう私は42歳のオバアで、オヤジと言っていた上司の加茂田は52歳だから、そう変わらない。
この報正堂新聞では、正義を貫き通す、をモットーに掲げている。しかし、実際はもちろん違う。政界に対してはペコペコしていて、ストップが掛かればそれは絶対だ。
ここ最近、行方不明者と身元のわからない遺体が多数発見されている。その犯人グループが、暴力団もしくは暴力団関連の組織なのだという。その情報を報正堂新聞はいち早く入手し、暴力団の行方を追っている。
そして今、私が追っているのが山田コンサルタントだ。この会社の名義人は暴力団とは全く関係ないのだが、山田コンサルへの不明な入金があり、またそれが出金されている。
つまり、暴力団からどこかへと移す金が、一度、山田コンサルを通じて暴力団へと渡っているということだ。
その山田コンサルの名義人である、比嘉和史から、暴力団「山田會」の人間へと金が渡る瞬間を取り、警察の人間に裏ルートで情報を売ろうというのだ。
比嘉の1日は3日も尾行していれば簡単にわかる。朝からパチンコ店の並び、夕方までパチンコを打ったら、コンビニに寄ってカップラーメンを買い、家に帰る。
家はアパートで駅からは少し遠めだ。こんな生活でいつ、金を渡す時が来るのだろう。
そうして張り込みを続けた6日目のこと。パチンコ店に言うはずに比嘉が、パチンコ店に行かない。そして倉庫の中へと入っていった。
しかし、私はこのことを事前に掴んでいた。電話を聞いていると、比嘉は既に尾行に気づいており、倉庫におびき出して殺そうとしているのだ。わかっている。だから、上司の加茂田と協力して、倉庫に隠しカメラをしかけておいた。
首に痛みが走ったのは、首に刺さっている注射器のようなものを見てからだ。しかし、その瞬間、私はポケットの中からカッターナイフを取り出して、注射器を刺してきた人間を返り討ちにした。
少し安心した時には後ろに引っ張られるような力と共に頭に衝撃が走り、意識が遠のいていく。加茂田さんに託すしかない。
なぜなら、親父とかいう私は42歳のオバアで、オヤジと言っていた上司の加茂田は52歳だから、そう変わらない。
この報正堂新聞では、正義を貫き通す、をモットーに掲げている。しかし、実際はもちろん違う。政界に対してはペコペコしていて、ストップが掛かればそれは絶対だ。
ここ最近、行方不明者と身元のわからない遺体が多数発見されている。その犯人グループが、暴力団もしくは暴力団関連の組織なのだという。その情報を報正堂新聞はいち早く入手し、暴力団の行方を追っている。
そして今、私が追っているのが山田コンサルタントだ。この会社の名義人は暴力団とは全く関係ないのだが、山田コンサルへの不明な入金があり、またそれが出金されている。
つまり、暴力団からどこかへと移す金が、一度、山田コンサルを通じて暴力団へと渡っているということだ。
その山田コンサルの名義人である、比嘉和史から、暴力団「山田會」の人間へと金が渡る瞬間を取り、警察の人間に裏ルートで情報を売ろうというのだ。
比嘉の1日は3日も尾行していれば簡単にわかる。朝からパチンコ店の並び、夕方までパチンコを打ったら、コンビニに寄ってカップラーメンを買い、家に帰る。
家はアパートで駅からは少し遠めだ。こんな生活でいつ、金を渡す時が来るのだろう。
そうして張り込みを続けた6日目のこと。パチンコ店に言うはずに比嘉が、パチンコ店に行かない。そして倉庫の中へと入っていった。
しかし、私はこのことを事前に掴んでいた。電話を聞いていると、比嘉は既に尾行に気づいており、倉庫におびき出して殺そうとしているのだ。わかっている。だから、上司の加茂田と協力して、倉庫に隠しカメラをしかけておいた。
首に痛みが走ったのは、首に刺さっている注射器のようなものを見てからだ。しかし、その瞬間、私はポケットの中からカッターナイフを取り出して、注射器を刺してきた人間を返り討ちにした。
少し安心した時には後ろに引っ張られるような力と共に頭に衝撃が走り、意識が遠のいていく。加茂田さんに託すしかない。
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