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婚約破棄を告げられました
最初で最後の痴話げんか?
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「クスクス、あはははっ、ふっ、し、失礼しましたわ。声を上げて笑うなんて淑女としてあるまじきですわね…!でも殿下、分かりやすすぎですわ。フェリッリ男爵令嬢の顔がお好みでしたので優しくした。そういう事でしょう?」
「そ、そんなつもりは…!」
「あら、ではどんなおつもりで?何故子爵令嬢には土下座させて罵ったのに、男爵令嬢には手を差し伸べて優しくされるのですか?身分関係なく接するのであれば、子爵令嬢を罵るのはおかしいのでは?」
「う…うるさい!!うるさいうるさい!!!!」
「あらあら、都合が悪くなれば怒鳴ってごまかすなんて、子供のする事ですわね」
今度は呆れた目をしてジョバンニを眺める。その視線が気に入らないジョバンニは、顔を真っ赤にして怒りをあらわにした。
「そ、そんな子爵令嬢の事は今関係ないだろう!それよりもサブリナにした非道な行いの数々を謝れ!!」
「まだそんな事を」
「ナディア様!私、とても怖くて悲しかったんです!」
「あら?あなたさっき脱いだ皮をまた被ったんですか?本性出してもらった方が楽しいんですけど」
「か、皮なんて被ってません!」
「えー?楽しそうにマーズ子爵令嬢を見下げていたのに?」
「そ、そんな事してません!」
慌ててジョバンニの後ろにさっと隠れると、分かりやすく震えて見せるサブリナはさすがとしか言いようがない。
けれど側近候補の三人はサブリナのさっきの発言をしっかりと聞いて記憶している。
信じていた女性に対し不信感が芽生えたらしく、三人はジョバンニとサブリナから少し距離を取り出した。
そんな三人の様子に気付かないジョバンニは、サブリナをかばうように前に出る。
「やめろ!サブリナを貶めるような事をするのは許さない!」
「まあ、ではわたくしを貶めるのはいいんですの?」
「お前のは事実を述べているだけだ!倉庫に閉じ込めたり階段から突き落とそうとした事、どう言い訳するつもりだ!」
「そうですわねぇ…」
そう言われてもやっていないものはやっていない。
今までの流れでサブリナの嘘だと言う事は周囲の人間はとっくに察知しているが、当の本人は全く気付いていない。
こんなお気楽な脳みそで第一王子とか、この国の行く先は真っ暗だと不安になる。
「フン、証拠等ないだろう!」
「そちらもないではありませんか」
「サブリナの証言があると言っている!」
「でしたらわたくしもやっていないと証言してますわよ」
「お前の言い分等信じられるか!」
「わたくしもフェリッリ男爵令嬢の言い分は信じられませんわね」
「減らず口を!」
「まあ殿下ったら。口は減りませんわ」
「そういう所が可愛げがないと言ってるのだ!」
「それは仕方ありませんわね。そういう教育をしたのは王家ですので、王妃様に抗議してくださいませ」
「ああ言えばこう言う!」
「言い返さないと冤罪をかぶせられますもの」
「まだ言うか!」
「殿下もしつこいですわ」
周囲が段々ポカンとしだす。
何というか、ただの痴話げんかにも聞こえなくもない。
だがジョバンニの腕には相変わらずサブリナがぶら下がり、ナディアは扇子で口元を隠しながらも余裕の笑みだ。
そしていい加減うんざりしたナディアは、ジョバンニがまだ何か言おうとしているのを遮った。
「大体お前は…!!」
「ジョバンニ様」
突然名前で呼ばれ、ジョバンニが驚いて口を噤む。
そしてナディアは美しい笑みを浮かべてジョバンニに近づき、その頬をするりとひと撫でして愛しそうに微笑んだ。その行動にジョバンニの動きが止まり、ナディアの美しい微笑みに思わず顔を赤くする。
が、放たれた言葉は全く別のもので。
「わたくし、貴方をお慕いしていた事はほんの一瞬でもございませんわ」
告げられた言葉を理解できず、ジョバンニの目が点になる。
「どちらかと言えば嫌いでしたわね。ですので婚約破棄、とても嬉しいです。まだまだぶちまけたい事は沢山ありますが、ここは曲がりなりにも夜会の場ですので控えさせていただきますわね」
「な…お、お前は……サブリナに嫉妬して…」
「する訳ないでしょ。王妃の座も殿下の隣にも興味ないのに。嫌がらせを受けたと言えば殿下が同情してくださると思ったのでしょうね。一応陛下には半年前から調査依頼をお願いしてますから、そちらのフェリッリ男爵令嬢についての報告はそのうちうけると思いますわよ」
「え!?ちょ、調査って何よ!!」
ナディアの言葉にサブリナがぎょっとする。思わずジョバンニの前に進み出て、ナディアに詰め寄るように近付いた。
それをうんざりした表情でナディアが見返す。
「当然でしょう?腐っても第一王子殿下ですもの。近付く女性は全て調査対象になりますわ。日頃の素行調査は勿論の事、周囲の評価や学園の成績に交友関係、簡単に言えば他国のスパイやハニートラップの可能性も含めて徹底的に調べられますわよ」
「う、嘘…!そんな、だって知らなかったもの!」
「別に知らなくてもよろしいでしょう?」
「何でよ!」
「素行に問題がなければ何もありませんわよ?身分上王妃は無理でも、愛妾くらいにはなれますし…」
この国には側妃制度はない。
王が愛人を囲う事はまれにあるが、基本王宮で住む事は許されない。
それを聞いてサブリナがふらつく。
「そ、そんな…嘘だよね?ジョバンニ、私を妃にしてくれるって…」
「サブリナ…」
ジョバンニは今頃気付いたようで、サブリナと目が合わせられないようだ。
と言うかこの二人馬鹿すぎるだろう。
第一王子でもあるジョバンニがこの事を知らないはずがない。それなのにサブリナを自分の妃にすると約束する等いい加減にも程がある。
そこまで考えて、ナディアがスッと目を細めてジョバンニを見た。その視線にジョバンニが狼狽える。
「な、何だ」
「まさかとは思いますが殿下…」
「だから何だと聞いている!」
「フェリッリ男爵令嬢をいじめたと冤罪をかけた上、責任を追及しない代わりに我がサルトレッティ公爵家の養女にしてから妃に迎えよう、だなんて事を考えていたのではなくて?」
「…!!」
「はあ…まさかここまでクズ…じゃなかった、えっとアホ…じゃなくて…そうね……考えなし、だとは思いませんでしたわ」
「おい!思考が全部口から出てるぞ!!」
「もうよい!そこまでだ!!」
突然ホールに声が響き渡る。
そして夜会の会場にいた全ての人達は、一斉に頭を下げた。
「そ、そんなつもりは…!」
「あら、ではどんなおつもりで?何故子爵令嬢には土下座させて罵ったのに、男爵令嬢には手を差し伸べて優しくされるのですか?身分関係なく接するのであれば、子爵令嬢を罵るのはおかしいのでは?」
「う…うるさい!!うるさいうるさい!!!!」
「あらあら、都合が悪くなれば怒鳴ってごまかすなんて、子供のする事ですわね」
今度は呆れた目をしてジョバンニを眺める。その視線が気に入らないジョバンニは、顔を真っ赤にして怒りをあらわにした。
「そ、そんな子爵令嬢の事は今関係ないだろう!それよりもサブリナにした非道な行いの数々を謝れ!!」
「まだそんな事を」
「ナディア様!私、とても怖くて悲しかったんです!」
「あら?あなたさっき脱いだ皮をまた被ったんですか?本性出してもらった方が楽しいんですけど」
「か、皮なんて被ってません!」
「えー?楽しそうにマーズ子爵令嬢を見下げていたのに?」
「そ、そんな事してません!」
慌ててジョバンニの後ろにさっと隠れると、分かりやすく震えて見せるサブリナはさすがとしか言いようがない。
けれど側近候補の三人はサブリナのさっきの発言をしっかりと聞いて記憶している。
信じていた女性に対し不信感が芽生えたらしく、三人はジョバンニとサブリナから少し距離を取り出した。
そんな三人の様子に気付かないジョバンニは、サブリナをかばうように前に出る。
「やめろ!サブリナを貶めるような事をするのは許さない!」
「まあ、ではわたくしを貶めるのはいいんですの?」
「お前のは事実を述べているだけだ!倉庫に閉じ込めたり階段から突き落とそうとした事、どう言い訳するつもりだ!」
「そうですわねぇ…」
そう言われてもやっていないものはやっていない。
今までの流れでサブリナの嘘だと言う事は周囲の人間はとっくに察知しているが、当の本人は全く気付いていない。
こんなお気楽な脳みそで第一王子とか、この国の行く先は真っ暗だと不安になる。
「フン、証拠等ないだろう!」
「そちらもないではありませんか」
「サブリナの証言があると言っている!」
「でしたらわたくしもやっていないと証言してますわよ」
「お前の言い分等信じられるか!」
「わたくしもフェリッリ男爵令嬢の言い分は信じられませんわね」
「減らず口を!」
「まあ殿下ったら。口は減りませんわ」
「そういう所が可愛げがないと言ってるのだ!」
「それは仕方ありませんわね。そういう教育をしたのは王家ですので、王妃様に抗議してくださいませ」
「ああ言えばこう言う!」
「言い返さないと冤罪をかぶせられますもの」
「まだ言うか!」
「殿下もしつこいですわ」
周囲が段々ポカンとしだす。
何というか、ただの痴話げんかにも聞こえなくもない。
だがジョバンニの腕には相変わらずサブリナがぶら下がり、ナディアは扇子で口元を隠しながらも余裕の笑みだ。
そしていい加減うんざりしたナディアは、ジョバンニがまだ何か言おうとしているのを遮った。
「大体お前は…!!」
「ジョバンニ様」
突然名前で呼ばれ、ジョバンニが驚いて口を噤む。
そしてナディアは美しい笑みを浮かべてジョバンニに近づき、その頬をするりとひと撫でして愛しそうに微笑んだ。その行動にジョバンニの動きが止まり、ナディアの美しい微笑みに思わず顔を赤くする。
が、放たれた言葉は全く別のもので。
「わたくし、貴方をお慕いしていた事はほんの一瞬でもございませんわ」
告げられた言葉を理解できず、ジョバンニの目が点になる。
「どちらかと言えば嫌いでしたわね。ですので婚約破棄、とても嬉しいです。まだまだぶちまけたい事は沢山ありますが、ここは曲がりなりにも夜会の場ですので控えさせていただきますわね」
「な…お、お前は……サブリナに嫉妬して…」
「する訳ないでしょ。王妃の座も殿下の隣にも興味ないのに。嫌がらせを受けたと言えば殿下が同情してくださると思ったのでしょうね。一応陛下には半年前から調査依頼をお願いしてますから、そちらのフェリッリ男爵令嬢についての報告はそのうちうけると思いますわよ」
「え!?ちょ、調査って何よ!!」
ナディアの言葉にサブリナがぎょっとする。思わずジョバンニの前に進み出て、ナディアに詰め寄るように近付いた。
それをうんざりした表情でナディアが見返す。
「当然でしょう?腐っても第一王子殿下ですもの。近付く女性は全て調査対象になりますわ。日頃の素行調査は勿論の事、周囲の評価や学園の成績に交友関係、簡単に言えば他国のスパイやハニートラップの可能性も含めて徹底的に調べられますわよ」
「う、嘘…!そんな、だって知らなかったもの!」
「別に知らなくてもよろしいでしょう?」
「何でよ!」
「素行に問題がなければ何もありませんわよ?身分上王妃は無理でも、愛妾くらいにはなれますし…」
この国には側妃制度はない。
王が愛人を囲う事はまれにあるが、基本王宮で住む事は許されない。
それを聞いてサブリナがふらつく。
「そ、そんな…嘘だよね?ジョバンニ、私を妃にしてくれるって…」
「サブリナ…」
ジョバンニは今頃気付いたようで、サブリナと目が合わせられないようだ。
と言うかこの二人馬鹿すぎるだろう。
第一王子でもあるジョバンニがこの事を知らないはずがない。それなのにサブリナを自分の妃にすると約束する等いい加減にも程がある。
そこまで考えて、ナディアがスッと目を細めてジョバンニを見た。その視線にジョバンニが狼狽える。
「な、何だ」
「まさかとは思いますが殿下…」
「だから何だと聞いている!」
「フェリッリ男爵令嬢をいじめたと冤罪をかけた上、責任を追及しない代わりに我がサルトレッティ公爵家の養女にしてから妃に迎えよう、だなんて事を考えていたのではなくて?」
「…!!」
「はあ…まさかここまでクズ…じゃなかった、えっとアホ…じゃなくて…そうね……考えなし、だとは思いませんでしたわ」
「おい!思考が全部口から出てるぞ!!」
「もうよい!そこまでだ!!」
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