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三章
52話 言い伝え
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振り返れば、赤い三つ編みの髪に褐色の肌の男が笑っていた。
その一歩後ろには、青い髪を前髪ごときっちり後ろに撫でつけた生真面目そうな顔の男子生徒が立っている。眉間から左頬にかけての大きな傷跡が目を引いた。
「ローボ・ルーフスとオルソ・ブラウか」
アトヴァルは二人の姿を確認すると、作業の手を止めて澱みなく名前を呼ぶ。ピングは接点のなさそうな三人を見比べてしまった。
「知ってるのか?」
「ローボは留学生ですし、オルソは騎士団長の子息。当然記憶しております」
改めて言われるとその通りで、ピングもオルソのことは記憶の片隅にあった。
近くで見るのは初めてだが、青い髪も濃紺の瞳も父親のブラウ騎士団長にそっくりだ。
「そ、そうか……って、オルソ、膝を着くな!」
体格がいいオルソを見下ろすことになったピングは焦った声になる。オルソは左胸に拳を当て、片膝をついて頭を下げる完璧な礼の姿勢をとっていた。
ピングの声を聞いても、顔は上がる気配がない。
「は。しかしピング皇太子殿下、アトヴァル殿下の御前では」
「オルソ、ここではみんな同じ生徒やで。二人が困っとる」
「だが」
「いいから! 頭を上げてくれ」
ピングはローボの言う通りだと、オルソの肩を叩く。
学園では出来るだけ普通に接して欲しい。難しいのは分かっているが、最近のピングは遠巻きにしてきていた同級生にも同じように言っていた。
「では失礼致します」
体を起こし立ち上がったオルソは、高身長のアトヴァルが普通に見え、ローボが小柄に見えるくらい大きかった。
黒いローブに覆われていても分かる鍛えられた筋肉質な体も相まって、ただ立っているだけで恐ろしい圧迫感だ。
ピングと並ぶと、完全に大人と子どものようで圧倒される。
子供と接する際には、過剰なほど柔らかい態度を取ろうとピングは心に決めた。
(……もしかして、この青い髪……)
ピングは温室でローボとキスしていた相手のことを思い出した。あの時は混乱していたから詳細は記憶にないが、青い髪で体が大きい生徒だった気がする。
もしそうだとしたら、オルソはローボの「体込みのお友達」だ。
しかし近くで見る堅物そうで、とても体だけの関係を持つような人間には見えない。もしもあの時の相手がオルソだったとしたら、実は本気で付き合っているつもりなのではないか。
ピングは勝手に想像して、腕が触れ合う距離の二人をソワソワと見比べてしまう。
「一年生はオルソ、三年生はローボが魔術演舞の代表なんだな」
何も知らないアトヴァルは普通に二人と会話を進めており、ローボも笑顔で頷いた。
「そやそや。下見がてら来てみたらまさか皇子様たちに会うなんてな」
わざわざ二人で闘技場の下見なんて、仲も良さそうだ。「やはり恋人なのでは」とピングが勘繰っていることに気付くはずもないローボが、ポンっと頭に手を乗せてくる。
「ティーグレ様も一緒に、三人で派手に盛り上げるから期待しとってな」
「楽しみだ」
華麗に魔獣と戦う三人を想像して、ピングもアトヴァルも口元に弧を描く。きっと大迫力だろう。
(ティーグレ、きっとかっこいいぞ)
一番良い席でそれを観ることができるのは皇族の特権だ。この時ばかりは、ピングは皇太子であることに感謝する。
「でも、流星祭っちゅうたらもっと大事なことあるやろ?」
「え?」
楽しげなローボの声に、期待に胸を膨らませていたピングとアトヴァルの声が重なった。二人で顔を見合わせ、改めてローボの方を向いた。
なんのはなしだ、と目で訴える。
皇子二人の眼差しを受け、ローボの方が目を丸くする。こちらもオルソと視線を合わせてから、緩く微笑んだ。
「知らへんの? 流星祭の夜、流れる星の下でキスしたら一生二人で幸せに過ごせるって言い伝え」
「一生二人で」
「幸せに過ごせる」
ピングとアトヴァルの青い瞳が同時に煌めいた。
宮殿ではあまり聞くことのない噂話が耳に入ることが、入学してからはよくある。だが直接皇子たちの耳に入ることは少ないため、二人は与太話だとは笑わずローボの言葉を真剣に受け止めた。
新鮮な反応を見たローボは肌に映える白い歯を見せて笑った。
「ほんまか分からんけど、イチャイチャする大義名分やろ。なぁアトヴァル殿下?」
「……べ、別にそんなことに興味は」
完全に興味津々の顔をしていたくせに、アトヴァルはフイっと檻の方へと視線を落とす。
真顔を保とうと必死な様子が微笑ましくて、ピングは以前ティーグレがいかにアトヴァルがかわいいかを語っていたのを思い出す。
当時は「可愛い」という単語とアトヴァルが繋がらなかったが、今なら分かる気がした。
ピングと同じく目尻を下げているローボが、アトヴァルの背後を指さす。
「あっちから走ってきとるリョウイチはやる気満々やったで」
「え?」
ピングも言われて気がついた。アトヴァルと一緒に振り向いた先では、にこやかにリョウイチが走ってきている。
「アトヴァルー! やっと見つけた!」
「リョウイチ。貴様……っ!?」
両腕を広げたリョウイチは、アトヴァルの言葉を聞かずに強く抱きしめた。
「先生のお使いしてるって聞いたから手伝いにきたよ! 少しでも早く終わらせよう!」
「何故、抱き付くんだ」
慌てたアトヴァルはすぐに胸を押していたが、リョウイチが全く離れないので諦めたのか手を下ろした。呆れた声を出すものの、リョウイチに体を預けている。
少し前のピングだったらハラワタが煮え繰り返って大爆発していただろう光景だ。
穏やかな気持ちで見ていられるようになって、自分で自分を褒めてやりたい。
その一歩後ろには、青い髪を前髪ごときっちり後ろに撫でつけた生真面目そうな顔の男子生徒が立っている。眉間から左頬にかけての大きな傷跡が目を引いた。
「ローボ・ルーフスとオルソ・ブラウか」
アトヴァルは二人の姿を確認すると、作業の手を止めて澱みなく名前を呼ぶ。ピングは接点のなさそうな三人を見比べてしまった。
「知ってるのか?」
「ローボは留学生ですし、オルソは騎士団長の子息。当然記憶しております」
改めて言われるとその通りで、ピングもオルソのことは記憶の片隅にあった。
近くで見るのは初めてだが、青い髪も濃紺の瞳も父親のブラウ騎士団長にそっくりだ。
「そ、そうか……って、オルソ、膝を着くな!」
体格がいいオルソを見下ろすことになったピングは焦った声になる。オルソは左胸に拳を当て、片膝をついて頭を下げる完璧な礼の姿勢をとっていた。
ピングの声を聞いても、顔は上がる気配がない。
「は。しかしピング皇太子殿下、アトヴァル殿下の御前では」
「オルソ、ここではみんな同じ生徒やで。二人が困っとる」
「だが」
「いいから! 頭を上げてくれ」
ピングはローボの言う通りだと、オルソの肩を叩く。
学園では出来るだけ普通に接して欲しい。難しいのは分かっているが、最近のピングは遠巻きにしてきていた同級生にも同じように言っていた。
「では失礼致します」
体を起こし立ち上がったオルソは、高身長のアトヴァルが普通に見え、ローボが小柄に見えるくらい大きかった。
黒いローブに覆われていても分かる鍛えられた筋肉質な体も相まって、ただ立っているだけで恐ろしい圧迫感だ。
ピングと並ぶと、完全に大人と子どものようで圧倒される。
子供と接する際には、過剰なほど柔らかい態度を取ろうとピングは心に決めた。
(……もしかして、この青い髪……)
ピングは温室でローボとキスしていた相手のことを思い出した。あの時は混乱していたから詳細は記憶にないが、青い髪で体が大きい生徒だった気がする。
もしそうだとしたら、オルソはローボの「体込みのお友達」だ。
しかし近くで見る堅物そうで、とても体だけの関係を持つような人間には見えない。もしもあの時の相手がオルソだったとしたら、実は本気で付き合っているつもりなのではないか。
ピングは勝手に想像して、腕が触れ合う距離の二人をソワソワと見比べてしまう。
「一年生はオルソ、三年生はローボが魔術演舞の代表なんだな」
何も知らないアトヴァルは普通に二人と会話を進めており、ローボも笑顔で頷いた。
「そやそや。下見がてら来てみたらまさか皇子様たちに会うなんてな」
わざわざ二人で闘技場の下見なんて、仲も良さそうだ。「やはり恋人なのでは」とピングが勘繰っていることに気付くはずもないローボが、ポンっと頭に手を乗せてくる。
「ティーグレ様も一緒に、三人で派手に盛り上げるから期待しとってな」
「楽しみだ」
華麗に魔獣と戦う三人を想像して、ピングもアトヴァルも口元に弧を描く。きっと大迫力だろう。
(ティーグレ、きっとかっこいいぞ)
一番良い席でそれを観ることができるのは皇族の特権だ。この時ばかりは、ピングは皇太子であることに感謝する。
「でも、流星祭っちゅうたらもっと大事なことあるやろ?」
「え?」
楽しげなローボの声に、期待に胸を膨らませていたピングとアトヴァルの声が重なった。二人で顔を見合わせ、改めてローボの方を向いた。
なんのはなしだ、と目で訴える。
皇子二人の眼差しを受け、ローボの方が目を丸くする。こちらもオルソと視線を合わせてから、緩く微笑んだ。
「知らへんの? 流星祭の夜、流れる星の下でキスしたら一生二人で幸せに過ごせるって言い伝え」
「一生二人で」
「幸せに過ごせる」
ピングとアトヴァルの青い瞳が同時に煌めいた。
宮殿ではあまり聞くことのない噂話が耳に入ることが、入学してからはよくある。だが直接皇子たちの耳に入ることは少ないため、二人は与太話だとは笑わずローボの言葉を真剣に受け止めた。
新鮮な反応を見たローボは肌に映える白い歯を見せて笑った。
「ほんまか分からんけど、イチャイチャする大義名分やろ。なぁアトヴァル殿下?」
「……べ、別にそんなことに興味は」
完全に興味津々の顔をしていたくせに、アトヴァルはフイっと檻の方へと視線を落とす。
真顔を保とうと必死な様子が微笑ましくて、ピングは以前ティーグレがいかにアトヴァルがかわいいかを語っていたのを思い出す。
当時は「可愛い」という単語とアトヴァルが繋がらなかったが、今なら分かる気がした。
ピングと同じく目尻を下げているローボが、アトヴァルの背後を指さす。
「あっちから走ってきとるリョウイチはやる気満々やったで」
「え?」
ピングも言われて気がついた。アトヴァルと一緒に振り向いた先では、にこやかにリョウイチが走ってきている。
「アトヴァルー! やっと見つけた!」
「リョウイチ。貴様……っ!?」
両腕を広げたリョウイチは、アトヴァルの言葉を聞かずに強く抱きしめた。
「先生のお使いしてるって聞いたから手伝いにきたよ! 少しでも早く終わらせよう!」
「何故、抱き付くんだ」
慌てたアトヴァルはすぐに胸を押していたが、リョウイチが全く離れないので諦めたのか手を下ろした。呆れた声を出すものの、リョウイチに体を預けている。
少し前のピングだったらハラワタが煮え繰り返って大爆発していただろう光景だ。
穏やかな気持ちで見ていられるようになって、自分で自分を褒めてやりたい。
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