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「どうりゃあぁぁぁぁぁ─────っっ」
「うおおぉぉぉぉ──────────っっ」
二人の持つ剣が重なり合うと同時に周りの土が抉れ、爆風が爆ぜる。
次の瞬間には場所を変えながら、ドンっドンッドンッと二人がぶつかり合った場所はひび割れ、その穴を量産していく。
ドン─────っ!と近くに衝撃が来れば、その余波で爆風と砂と一緒に小石がパラパラと飛び交う。
「う─────ん。アル坊の奴また腕を上げたかのぅ」
白陽が創り出した結界の中で、のんびり茶とつまみを頂きながら剣を交え交戦している二人を見学している。
ときおり飛んでくる小石や砂は、コツンコツンと弾かれて結界外に小さな山を作りつつある。
熱いお茶をふうふうしている間も、二人の戦闘は未だ終わる気配がない。
「沈めやぁぁぁぁこらあぁぁあ─────っ!」
「くっそ重ってぇ─────ってなるかあぁぁぁぁ─────っっ!」
ドゴンと一段と重い音が響き渡った一瞬後、ドサぁと土の塊が結界に弾かれる。
「‥‥‥‥あんな細身の剣で、なんちゅう音を出すんじゃ。嬢ちゃんは」
「─────わふ」
「「「 きゃうきゃうきゃう─────」」」
二人の戦闘に兄フェンリルは寝そべりながら半目で。三つ子達は新しい娯楽を見つけたかのように目をキラキラさせながら見つめている。
二人が戦闘状態になったのは、今から数分前の事─────。
火柱を全て消し去ったリオが戻ってきたことから始まる。
ご機嫌で戻ってきたリオは、シロの傍らには三つ子のうちの二匹しか側にいない事に気づく。
「ええぇぇいゃぁぁ!どこ!?どこどこどこどこよ!?」と焦りながら見渡すと、おっさんの向こう側でいちゃついている男を発見。しかもあろうことか服の中に囲い込み、モフミとちっちゃな肉球を堪能している姿‥‥‥‥。
‥‥‥‥自分は三つ子ちゃんが警戒を解いて触らせてくれるのに、三日はかかったのに‥‥‥‥。
「‥‥‥‥きさまぁ‥‥‥‥覚悟はええなぁ~?」と背後に陽炎を背負いながら、スラリと腰の物を抜くリオ。
「─────は?」と男が振り返った時には、一切の遠慮がない斬撃の連打が繰り出されていた。
─────で現在に至る。ちなみに騒動の元は、リオが近付いてきたのをいち早く察知し、さささっと兄妹の元へシレっとした顔で合流している。
「─────ん?なんじゃ。これが欲しいのか?どれ、お主たちが食べやすいよう小さくしてやろう」
二人の小競り合いに早々に飽きたのか、三つ子たちは美味しいものくれる認定のおっさんに、きゅるるん攻撃で食べ物を要求していた。
いそいそと三つ子におやつを分け与える姿は、孫に甘い爺さんだ。
‥‥‥‥しかしまあ、嬢ちゃんが剣を振っている姿を初めて見るが、何というか‥‥‥‥荒いのぅ‥‥‥‥。しかしそれを補うようなパワーとスピードで、アルヴァレスと互角にやり合っている。
二人とも魔法の類も使えるはずなのだが、二人とも頭に血が上っているのか、互いに肉弾戦の様相だ。
アルヴァレスは後の団長候補にも挙がっているのだが‥‥‥‥。
「‥‥‥‥あれではまだまだ遠そうかのぅ」
年長者が後輩に遠い目を送っていると、ぞわりっと背後に悪寒が走る。
「 『喝』っ!! 」
背後から発せられた『喝』に煽られ、見事に吹っ飛んだ二人は地面に落ちて沈黙した。
~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~
ひと手間の「エールボタン」ありがとうございます。本当にありがとうございます。
「うおおぉぉぉぉ──────────っっ」
二人の持つ剣が重なり合うと同時に周りの土が抉れ、爆風が爆ぜる。
次の瞬間には場所を変えながら、ドンっドンッドンッと二人がぶつかり合った場所はひび割れ、その穴を量産していく。
ドン─────っ!と近くに衝撃が来れば、その余波で爆風と砂と一緒に小石がパラパラと飛び交う。
「う─────ん。アル坊の奴また腕を上げたかのぅ」
白陽が創り出した結界の中で、のんびり茶とつまみを頂きながら剣を交え交戦している二人を見学している。
ときおり飛んでくる小石や砂は、コツンコツンと弾かれて結界外に小さな山を作りつつある。
熱いお茶をふうふうしている間も、二人の戦闘は未だ終わる気配がない。
「沈めやぁぁぁぁこらあぁぁあ─────っ!」
「くっそ重ってぇ─────ってなるかあぁぁぁぁ─────っっ!」
ドゴンと一段と重い音が響き渡った一瞬後、ドサぁと土の塊が結界に弾かれる。
「‥‥‥‥あんな細身の剣で、なんちゅう音を出すんじゃ。嬢ちゃんは」
「─────わふ」
「「「 きゃうきゃうきゃう─────」」」
二人の戦闘に兄フェンリルは寝そべりながら半目で。三つ子達は新しい娯楽を見つけたかのように目をキラキラさせながら見つめている。
二人が戦闘状態になったのは、今から数分前の事─────。
火柱を全て消し去ったリオが戻ってきたことから始まる。
ご機嫌で戻ってきたリオは、シロの傍らには三つ子のうちの二匹しか側にいない事に気づく。
「ええぇぇいゃぁぁ!どこ!?どこどこどこどこよ!?」と焦りながら見渡すと、おっさんの向こう側でいちゃついている男を発見。しかもあろうことか服の中に囲い込み、モフミとちっちゃな肉球を堪能している姿‥‥‥‥。
‥‥‥‥自分は三つ子ちゃんが警戒を解いて触らせてくれるのに、三日はかかったのに‥‥‥‥。
「‥‥‥‥きさまぁ‥‥‥‥覚悟はええなぁ~?」と背後に陽炎を背負いながら、スラリと腰の物を抜くリオ。
「─────は?」と男が振り返った時には、一切の遠慮がない斬撃の連打が繰り出されていた。
─────で現在に至る。ちなみに騒動の元は、リオが近付いてきたのをいち早く察知し、さささっと兄妹の元へシレっとした顔で合流している。
「─────ん?なんじゃ。これが欲しいのか?どれ、お主たちが食べやすいよう小さくしてやろう」
二人の小競り合いに早々に飽きたのか、三つ子たちは美味しいものくれる認定のおっさんに、きゅるるん攻撃で食べ物を要求していた。
いそいそと三つ子におやつを分け与える姿は、孫に甘い爺さんだ。
‥‥‥‥しかしまあ、嬢ちゃんが剣を振っている姿を初めて見るが、何というか‥‥‥‥荒いのぅ‥‥‥‥。しかしそれを補うようなパワーとスピードで、アルヴァレスと互角にやり合っている。
二人とも魔法の類も使えるはずなのだが、二人とも頭に血が上っているのか、互いに肉弾戦の様相だ。
アルヴァレスは後の団長候補にも挙がっているのだが‥‥‥‥。
「‥‥‥‥あれではまだまだ遠そうかのぅ」
年長者が後輩に遠い目を送っていると、ぞわりっと背後に悪寒が走る。
「 『喝』っ!! 」
背後から発せられた『喝』に煽られ、見事に吹っ飛んだ二人は地面に落ちて沈黙した。
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