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やっぱりほしくなる
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「まあ、街ってのはだいたいこんなもんよね」
道すがら通りで見つけた露店の串肉に齧り付き、街行く人々を眺めながら、これまた露店で見つけた飲み物をいただく。元日本人なんで歩き食いなんてせず、広場に設置されていたベンチの様な椅子に腰かけている。
「あ、これうま」
さすが果汁百パーセント、これ好きな味。しかし、何の果物かよく分からなかった。─────でも冷やすともっといい。
ということで、冷やしすぎない非常にビミョーな「魔力」で「冷た~い」を再現していく。
「わふ‥‥‥‥( またお前‥‥)」
「このほうが絶対いけてるって」
以前から、食べ物を温め直してみたり、飲み物を冷やしたりする事に殊の外真剣にとりくんでいた自分に、シロ君はあきれた目線をくれていた。
だって大事じゃん。やっぱ欲しくなる「チン♪」機能。
そりゃぁ、「温める」って言いながら大火事を起こして周辺を消し炭にしたり、「冷やす」といって一面極寒の雪景色にしたことは若気の至りという事で、記憶からぜひ消してほしい。
誤魔化すように、ホラホラこれ結構いけるよとシロ君と買い食いの品評会をしていると「ワンちゃんだ!」とシロ君のお腹部分に突撃してくる女の子が。
「─────お、あれ?」
人と一緒にいるとはいえ、シロ君(小)はまあまあの体格であり、その場にお座りしているだけなのに、なんとなく威圧感を感じる、らしい。自分にはちょっとわからないのだ‥‥‥‥。ただただシロ君凛々しいね!かっこいい!という感じだから。
ただ普通の人だとちょっと警戒心が沸いて。初見ではまず近寄ってこない。
そんなシロ君のお腹部分に、遠慮なく突撃してくる幼女。
「一人で行っちゃだめだ─────あ、お姉さん!」
人ごみの中から見覚えのある少年が、こちらに向かって走り抜けてくる。
やっぱり『深淵の森』で出会ったあの兄妹達だ。
その後方にやや遅れて、大柄な人物が「追い付け、ないなんて‥‥‥‥なん、でなんだ‥‥‥‥」息をぜいぜい切らしながら膝をついている
あ~お子ちゃまって、スタミナお化けな所があるからね。
子供だってなめてかかると、大人は痛い目にあうんだよなぁ。
膝をついて呼吸を整えてる人物の隣で、息の一つも乱してない少年が「お姉さん。ぼくの父さんです」と紹介してくれた。
父親の威厳なんか知ったこっちゃないとばかり、少年は今だ立てない父親を「父さんは、元冒険者なんですっ!」とこれまた上乗せしてきた。
─────うん、キリリとちょっとだけ大人びた感で紹介してくれるのは、お姉さんとてもうれしいんだけど、お父さんが可哀想だからちょっと待とうか。
そんな日本人的な空気読みをしていると、目の前をフワンと小さな白い光のような物が通過して行く。
「うえ!?コレってまさか─────「ワウワウ (羽虫だな)」 違うんだ‥‥」
自分の知識の中では、白いふわふわの球体は人の魂的な物しか見たことがなかった。
シロ君に「羽虫」と言われてもう一度よく確認すると、なるほど飛び方が虫っぽい。
「なにこれ。今までこんなのいたっけ」
よくよく見れば、「羽虫」とやらはいっぱい周りに飛んでいた。
~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~
ひと手間の「エールボタン」本当にありがとうございます。
これからものんびり付き合ってくださると、暑さで目から大量の汗が流れます。
道すがら通りで見つけた露店の串肉に齧り付き、街行く人々を眺めながら、これまた露店で見つけた飲み物をいただく。元日本人なんで歩き食いなんてせず、広場に設置されていたベンチの様な椅子に腰かけている。
「あ、これうま」
さすが果汁百パーセント、これ好きな味。しかし、何の果物かよく分からなかった。─────でも冷やすともっといい。
ということで、冷やしすぎない非常にビミョーな「魔力」で「冷た~い」を再現していく。
「わふ‥‥‥‥( またお前‥‥)」
「このほうが絶対いけてるって」
以前から、食べ物を温め直してみたり、飲み物を冷やしたりする事に殊の外真剣にとりくんでいた自分に、シロ君はあきれた目線をくれていた。
だって大事じゃん。やっぱ欲しくなる「チン♪」機能。
そりゃぁ、「温める」って言いながら大火事を起こして周辺を消し炭にしたり、「冷やす」といって一面極寒の雪景色にしたことは若気の至りという事で、記憶からぜひ消してほしい。
誤魔化すように、ホラホラこれ結構いけるよとシロ君と買い食いの品評会をしていると「ワンちゃんだ!」とシロ君のお腹部分に突撃してくる女の子が。
「─────お、あれ?」
人と一緒にいるとはいえ、シロ君(小)はまあまあの体格であり、その場にお座りしているだけなのに、なんとなく威圧感を感じる、らしい。自分にはちょっとわからないのだ‥‥‥‥。ただただシロ君凛々しいね!かっこいい!という感じだから。
ただ普通の人だとちょっと警戒心が沸いて。初見ではまず近寄ってこない。
そんなシロ君のお腹部分に、遠慮なく突撃してくる幼女。
「一人で行っちゃだめだ─────あ、お姉さん!」
人ごみの中から見覚えのある少年が、こちらに向かって走り抜けてくる。
やっぱり『深淵の森』で出会ったあの兄妹達だ。
その後方にやや遅れて、大柄な人物が「追い付け、ないなんて‥‥‥‥なん、でなんだ‥‥‥‥」息をぜいぜい切らしながら膝をついている
あ~お子ちゃまって、スタミナお化けな所があるからね。
子供だってなめてかかると、大人は痛い目にあうんだよなぁ。
膝をついて呼吸を整えてる人物の隣で、息の一つも乱してない少年が「お姉さん。ぼくの父さんです」と紹介してくれた。
父親の威厳なんか知ったこっちゃないとばかり、少年は今だ立てない父親を「父さんは、元冒険者なんですっ!」とこれまた上乗せしてきた。
─────うん、キリリとちょっとだけ大人びた感で紹介してくれるのは、お姉さんとてもうれしいんだけど、お父さんが可哀想だからちょっと待とうか。
そんな日本人的な空気読みをしていると、目の前をフワンと小さな白い光のような物が通過して行く。
「うえ!?コレってまさか─────「ワウワウ (羽虫だな)」 違うんだ‥‥」
自分の知識の中では、白いふわふわの球体は人の魂的な物しか見たことがなかった。
シロ君に「羽虫」と言われてもう一度よく確認すると、なるほど飛び方が虫っぽい。
「なにこれ。今までこんなのいたっけ」
よくよく見れば、「羽虫」とやらはいっぱい周りに飛んでいた。
~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~
ひと手間の「エールボタン」本当にありがとうございます。
これからものんびり付き合ってくださると、暑さで目から大量の汗が流れます。
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