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ちょと見なかった‥‥‥‥
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自称女神ことアンへファータは、子飼いの人間が 荒れ狂っているのを、冷めた目で監視していた。
「─────チッ。最近信仰ポイントが上がってこないと思ったら‥‥‥‥」
自称女神にとって信仰ポイントは、神格と能力を上げるための必須項目だった。
己がやらかしたこととはいえ、上から目を付けられた今となれば神格の事はいったん棚に上げ、身を隠す能力を得るために信仰ポイントが欲しかったが、肝心のポイントはプラスどころかここ最近は減っていく一方だった。
「御大層な口きいた割には、大した事のないがムカつくわ‥‥‥」
原因を探りに地上を覗いて見れば、自分を信仰する教団の雲行きは悪く、子飼いの異世界人は荒れ狂っている、というなんともお粗末な事態。
こいつ等にやる気を起こさせる為に、神託でも降ろそうかとイライラと爪を噛みながらしながら思案していると、今度は別の方角から衝撃波が飛んで来た。
「はぁ!? 封印が壊れかけてる!? 嘘でしょ─────っっ!!」
キィィ~~~とヒステリーを起こしながら、自称女神はこの事態をどうにかしようと、共謀する先輩を捕まえにいった。
「あ‥‥‥‥りゃ。コレはまた‥‥‥‥うわぁ」
新しく作った水路をたどり『深淵の森』から出てみると、そこから広がる平原一帯には、黒い物体が点々と散らかっていた。
前通った時にはなかったから、新たに出現したものと思われる‥‥‥‥。
というか、身に覚えがありすぎた。
「やだ、こんなとこまで飛ばしちゃったんだ」
点々と落ちているのは、自分にケンカを売ったパリピ集団‥‥‥‥。
その周りには近くの住人達だろう人達が、手に何か道具を持ちながら話しているのが解る。
『 解体しているのでしょう。参加しますか? 』
「しない、しない」
なにが楽しくて、あの鬱陶しかったパリピ集団の後始末をしなければならないのか。
という事で、街に入らずそそくさとその場を離れた。
鬱陶しかったので全部ぶっ飛ばしてみたが、思ったより遠くまで飛んでいたもんだ。
というかあの時最後にボス的デカ物を盛大にぶっ飛ばしたが、握っていた勇者が作ったなんちゃって獲物もその時手元から無くなっていた。
『ナビ』ちゃん曰く、あのデカ物にくっついたまま飛んでいってしまったらしい。
さすが不良品。あの武器に思い入れはないので、失くしてしまってもまあいいか的な気分だったが、あの時が一番力が入ってしまったので、ちょっぴり不安がよぎる。
「『ナビ』ちゃん、最後の奴どこまで飛んでった?ヤバい?」
『 飛距離は最大ですが、人的被害は起きてません 』
街まで到達して一つの屋敷に被害を出しているが、怪我人はいない。が正確ではあるが、リオ的には怪我人がいなければどうでもいい話だったので
「じゃいっか。シロ君、行こ行こ」
もうここに用はないと、サクッとお山のお家まで転移した。
~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~
ひと手間の「エールボタン」ありがとうございます。
時間を割いてくださった事に感謝感激で、連続前転ローリングをかまします。
「─────チッ。最近信仰ポイントが上がってこないと思ったら‥‥‥‥」
自称女神にとって信仰ポイントは、神格と能力を上げるための必須項目だった。
己がやらかしたこととはいえ、上から目を付けられた今となれば神格の事はいったん棚に上げ、身を隠す能力を得るために信仰ポイントが欲しかったが、肝心のポイントはプラスどころかここ最近は減っていく一方だった。
「御大層な口きいた割には、大した事のないがムカつくわ‥‥‥」
原因を探りに地上を覗いて見れば、自分を信仰する教団の雲行きは悪く、子飼いの異世界人は荒れ狂っている、というなんともお粗末な事態。
こいつ等にやる気を起こさせる為に、神託でも降ろそうかとイライラと爪を噛みながらしながら思案していると、今度は別の方角から衝撃波が飛んで来た。
「はぁ!? 封印が壊れかけてる!? 嘘でしょ─────っっ!!」
キィィ~~~とヒステリーを起こしながら、自称女神はこの事態をどうにかしようと、共謀する先輩を捕まえにいった。
「あ‥‥‥‥りゃ。コレはまた‥‥‥‥うわぁ」
新しく作った水路をたどり『深淵の森』から出てみると、そこから広がる平原一帯には、黒い物体が点々と散らかっていた。
前通った時にはなかったから、新たに出現したものと思われる‥‥‥‥。
というか、身に覚えがありすぎた。
「やだ、こんなとこまで飛ばしちゃったんだ」
点々と落ちているのは、自分にケンカを売ったパリピ集団‥‥‥‥。
その周りには近くの住人達だろう人達が、手に何か道具を持ちながら話しているのが解る。
『 解体しているのでしょう。参加しますか? 』
「しない、しない」
なにが楽しくて、あの鬱陶しかったパリピ集団の後始末をしなければならないのか。
という事で、街に入らずそそくさとその場を離れた。
鬱陶しかったので全部ぶっ飛ばしてみたが、思ったより遠くまで飛んでいたもんだ。
というかあの時最後にボス的デカ物を盛大にぶっ飛ばしたが、握っていた勇者が作ったなんちゃって獲物もその時手元から無くなっていた。
『ナビ』ちゃん曰く、あのデカ物にくっついたまま飛んでいってしまったらしい。
さすが不良品。あの武器に思い入れはないので、失くしてしまってもまあいいか的な気分だったが、あの時が一番力が入ってしまったので、ちょっぴり不安がよぎる。
「『ナビ』ちゃん、最後の奴どこまで飛んでった?ヤバい?」
『 飛距離は最大ですが、人的被害は起きてません 』
街まで到達して一つの屋敷に被害を出しているが、怪我人はいない。が正確ではあるが、リオ的には怪我人がいなければどうでもいい話だったので
「じゃいっか。シロ君、行こ行こ」
もうここに用はないと、サクッとお山のお家まで転移した。
~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~
ひと手間の「エールボタン」ありがとうございます。
時間を割いてくださった事に感謝感激で、連続前転ローリングをかまします。
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