22 / 24
そして
しおりを挟む
王宮からメイドとエリオルが来た。
「お前も来たのか!」
フフッ
「宜しいでは無いですか、この先このような事無いかもしれないのですから……」
にっこり笑うエリオルに先程決まった事を話す。
「社交に出ていただけるなど嬉しい限りです!それにしても、教皇様が羨ましい、私も共にしたいです!」
「国王が妙な事を言うな!」
「では、こうなさったらいかがですか?陛下がお年を召し代替わりなさった時、まだその気持ちがあるなら………」
「あぁ、それでお願いします!」
俺は、はあぁぁーと息を吐き
「分かった、それまで保留だ!」
「はい!」
その後皆で軽い夕食を取った。
食事の後、リルはアンナに連れて行かれた。
「あの、これからの事ですが、大丈夫ですか?」
そう聞いてくるマークに
「お前のような変態行為を、俺の可愛いリルにするはずか無いだろう」
「なあぁぁぁー!!」
また顔を隠し蹲るマーク。
「まぁ、お前の心配も分かる。先代は、乙女に会った瞬間に滾ったと言ったのだからな。そこは、俺にも何とも言えん。だが、俺も15年側にいた。初潮もその後の月のものも側で体験した。」
「愛情はある。リルを求める激しい感情はある。だが、多分先代達の衝動とは違うのだと思う。どちらかと言えば、人間に近い欲求なのかも知れん。俺もこの15年で獣では無く、人に近づいたのかもしれん。」
「お前はずっと獣だがな!」
「のあぁぁぁ!!!」
ハッハッハツハ
この時間はこれから長く続くのだろう……
「さぁ、黒銀様もご準備を……」
ジェームスとエリオルに促され、俺も準備にかかる
風呂に入り寝室へ移動する
そこには恥ずかしそうにベッドの端に座るリルがいた
「リル」
名前を呼べば、潤んだ瞳で俺を見上げる。
獣の本能が出そうだ。可愛いリルを傷つける訳にはいかない!
「リル、愛している 大切にする」
そう言って口付け、リルとベッドへ沈み込む……
「お前も来たのか!」
フフッ
「宜しいでは無いですか、この先このような事無いかもしれないのですから……」
にっこり笑うエリオルに先程決まった事を話す。
「社交に出ていただけるなど嬉しい限りです!それにしても、教皇様が羨ましい、私も共にしたいです!」
「国王が妙な事を言うな!」
「では、こうなさったらいかがですか?陛下がお年を召し代替わりなさった時、まだその気持ちがあるなら………」
「あぁ、それでお願いします!」
俺は、はあぁぁーと息を吐き
「分かった、それまで保留だ!」
「はい!」
その後皆で軽い夕食を取った。
食事の後、リルはアンナに連れて行かれた。
「あの、これからの事ですが、大丈夫ですか?」
そう聞いてくるマークに
「お前のような変態行為を、俺の可愛いリルにするはずか無いだろう」
「なあぁぁぁー!!」
また顔を隠し蹲るマーク。
「まぁ、お前の心配も分かる。先代は、乙女に会った瞬間に滾ったと言ったのだからな。そこは、俺にも何とも言えん。だが、俺も15年側にいた。初潮もその後の月のものも側で体験した。」
「愛情はある。リルを求める激しい感情はある。だが、多分先代達の衝動とは違うのだと思う。どちらかと言えば、人間に近い欲求なのかも知れん。俺もこの15年で獣では無く、人に近づいたのかもしれん。」
「お前はずっと獣だがな!」
「のあぁぁぁ!!!」
ハッハッハツハ
この時間はこれから長く続くのだろう……
「さぁ、黒銀様もご準備を……」
ジェームスとエリオルに促され、俺も準備にかかる
風呂に入り寝室へ移動する
そこには恥ずかしそうにベッドの端に座るリルがいた
「リル」
名前を呼べば、潤んだ瞳で俺を見上げる。
獣の本能が出そうだ。可愛いリルを傷つける訳にはいかない!
「リル、愛している 大切にする」
そう言って口付け、リルとベッドへ沈み込む……
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
おばさんは、ひっそり暮らしたい
波間柏
恋愛
30歳村山直子は、いわゆる勝手に落ちてきた異世界人だった。
たまに物が落ちてくるが人は珍しいものの、牢屋行きにもならず基礎知識を教えてもらい居場所が分かるように、また定期的に国に報告する以外は自由と言われた。
さて、生きるには働かなければならない。
「仕方がない、ご飯屋にするか」
栄養士にはなったものの向いてないと思いながら働いていた私は、また生活のために今日もご飯を作る。
「地味にそこそこ人が入ればいいのに困るなぁ」
意欲が低い直子は、今日もまたテンション低く呟いた。
騎士サイド追加しました。2023/05/23
番外編を不定期ですが始めました。
君は番じゃ無かったと言われた王宮からの帰り道、本物の番に拾われました
ゆきりん(安室 雪)
恋愛
ココはフラワーテイル王国と言います。確率は少ないけど、番に出会うと匂いで分かると言います。かく言う、私の両親は番だったみたいで、未だに甘い匂いがするって言って、ラブラブです。私もそんな両親みたいになりたいっ!と思っていたのに、私に番宣言した人からは、甘い匂いがしません。しかも、番じゃなかったなんて言い出しました。番婚約破棄?そんなの聞いた事無いわっ!!
打ちひしがれたライムは王宮からの帰り道、本物の番に出会えちゃいます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる