堕ちていく僕

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堕ちていく僕(春奈ルート)

春奈ルート①

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春菜様は相変わらず私を犯し続けている。
最近では春菜様と同じ性癖になってしまったようだ。

僕達のセックスはどんどんエスカレートしていき、とうとうにペニスバンドをつけて犯されるまでになっていた。

私達はお互いの身体を求め合っていた。

「優衣ちゃん、愛してるよ」

「春菜さまぁ~」………………



今日は久しぶりに春菜様の友達が来るらしい。

ピンポーン

「こんにちは~」

「いらっしゃい」

「久しぶり~」

「どうぞ上がって」

リビングに行くと女の子がいた。

「初めまして、春菜さんの友人の美香です」

あ、この人はタトゥースタジオの店長だ。


「優衣ちゃん紹介するね、こっちはタトゥースタジオの私の友達美香さん、覚えてるよね」


「あ、はい、もちろん…優衣です」


「お久しぶり♪春菜さんとは仲良くさせてもらってます」


優衣はお茶を準備して、春奈と美香は談笑している。



「ところで春菜ちゃん、例のもの出来ましたよ」

「わ~、楽しみにしてたんだ」

「じゃあ見せて下さい」

「いいですよ」

そう言って二人はリビングに行った。

何だろう?

「じゃーん」

美香様は鞄の中から何かを取り出した。

複数のピアスだ。


「春奈ちゃんのリクエストに応えるために頑張ったんだよー」


「ありがと美香さーーん♪」


「付け方はね……して ……だよ」

「うん♪わかった」


「優衣!こっち来てー!」

「はい」

僕は春菜様の隣に行った。

「優衣ちゃんちょっと服脱いで」

「えっ!?」

「ほら早く」

僕は服を脱いだ。

「はい、これ付けて」

渡されたものは胸用のピアスとへそピだった。

「えっと……」

「ほら、美香さんに見せてあげて」

僕はブラウスとブラジャーを脱いで上半身裸になった……


美香さんが

「優衣ちゃん身体綺麗ねー我ながら入れてあげた薔薇のタトゥーもよく合うし」


「あ、ありがとうございます…」


春奈はニコニコしながら僕の乳首とヘソのピアスを外した。


「優衣見てー美香さんが作ってくれた新しいピアスだよー私の名前の刻印も入ってるの♪」


そう言うと春奈は僕の乳首に新しいピアスを着ける。


カチ!

カッチャ!


ん?


「優衣ちゃんこれねもう外せないんだよ♪」


「はい?」

「だってもう二度と取れないようにしてあるからね」

「そんな……」

「優衣ちゃんは一生私の物だからね♪」

「あぅ……」

「優衣ちゃん良かったね」

「ありがとうございます」

「次はおヘソだよー」


「これも……外せない…?」

春奈は僕の言葉は無視して

「じゃあ入れるね」

かち!

カッチャ!!



「はい終わり」


ヘソには赤い宝石の入ったピアスが着けられた。

「あ……」

「これで優衣は一生私から離れられないね」

「はい……」

「ふふ、可愛いよ」


「あ、あの服を着てもよろしいでしょうか?」

「だめ」

「えっ?」


春奈様と美香さんが何か小声で話をしている。すると美香さんが

「優衣ちゃん、ごめんねそのまま背中こっち向けてくれる?」


僕は言われた通り二人に背中を見せて立っている。


「やっぱ………で……じゃない?」

「うんうん……じゃあ………で……お願い……かな」



よく聞こえない…


「優衣服着ていいよ」


「はい」

急いで下着を着けてブラウスを着る。

「じゃあ優衣ちゃん立ってくれる?」

「はい」

立つと美香さんはメジャーを取りだした。

「優衣ちゃん身長いくつ?」

「172センチです」

「じゃあスリーサイズ教えて」

「上から87・56・89です」

「おお、なかなかいいスタイルだねぇ」

「はい、、、」


そして春奈様と美香さんは他愛もない会話を始めた。僕は何気なくトイレへ行きピアスを外そうと試みる。


「うう、外れな……」


するとトイレの外から
「それはね装置する所に返しが着いててもう私にも、もう外せないのよ」

ドアの向こうから美香さんの声がした。

「い、いえ、何もしてません」


トイレから慌てて出ると二人が立っていてニコニコしている。

「ねえ優衣、まだ逃げようとしてる?」

「い、いえ……」

「じゃあこっちおいで」

春菜様に引っ張られリビングに連れていかれる。

「優衣ちゃんは本当に可愛いわね~」

「あ、ありがとうございます」

「そうだ、今度3人でデートしようよ♪」


「あ、」

「行きましょう!」

春菜様が遮った。

「じゃあ決まりだね、どこ行くか考えておくよ」

「楽しみだわぁ」

「じゃあまたねー春奈ちゃん優衣ちゃん♪」


そう約束すると美香さんは帰って行った。
「春菜様……」

「何?」

「どうして美香様と仲良くしてるんですか?」

「え?友達だからだよ」

「でも……」

「何言ってるの?」

春菜様は笑顔のまま僕を見つめている。

「春菜様……」

「好きだよ」

「なら……」

「優衣のことが大好きだからこそ、私は優衣のことを手放さないんだよ」

「大丈夫♪美香ちゃんは特別な友達だしリコ先輩みたいに横取りなんかしないから」

「え?」

「優衣は一生私の物なんだから他の女になんか渡さないよ」

「……」


僕は言葉が出なかった。

「これからもよろしくね、優衣」

「はい、春菜さま」……


僕は美香さんが好きじゃない。
春菜様が美香さんと楽しそうにしているのを見るとイラつく。

僕が美香さんのことを考えていたら春菜様が話しかけてきた。

「優衣、美香ちゃんのこと考えてたの?」

「えっ!?」

「図星?」

「は、はい……」

「そっかー、じゃあ今日は美香さんと遊んでくるね」

「えっ!?」

「ふふふ♪」

「あの……」

「優衣は一人で楽しんでてね」

「そんな……」

「じゃあ行ってくるから」

そう言うと春菜様は出かけてしまった。

一人取り残された僕は家事をこなし、ゆっくりすることにした。

ピンポーン 誰だろう? インターホンに出ると

「こんにちは~宅配便でーす」

「あ、はーい」

荷物を受け取ると差出人は美香さんだった。

中身は何だろうと開けてみると中には黒いエナメル素材の女性用下着が入っていた。しかもガーターベルト付き……

「うわ……」

中に入っていた手紙を読むと、

「春菜に内緒でこれを着てください、絶対似合うと思います。優衣ちゃんへ」

僕は呆然としてしまった。

春菜様はいつ帰ってくるんだろう? 美香さんのプレゼントを着てみようか迷ったが、春菜様がいない間にそんなことをしたら春菜様が帰ってきた時に怒られると思い、やめた。

しかしせっかく買ってもらったので、その日僕はそれを着た。

次の日の昼過ぎに春菜様が帰ってきて、僕の姿を見て固まっていた。

「あの……」

「優衣……何やってんの?」

「えっと……あの……これ……」

「私があげた下着じゃないよね?」

「あの……」

「何で着てるの?」

「えっと……春菜様が居なかったので……美香さんからプレゼントされて……」

「ふーん」

「ごめんなさい……」

「謝っても許してあげないよ」

「ごめんなさ……」

「もういいよ」

春菜様はスマホを取り出すと、写真を撮り始めた。

「春菜様……」

「黙ってて」

「はい……」

「もっとこっち見て」

「はい……」

「かわいいよ優衣」

「はい……」

しばらくすると春菜様は満足したのか

「よし、もう脱いで良いよ」

「はい……」

僕は急いで着替えると、

「さっきの写真後で送っとくからね」

「えっ?」

「だって私のいない所であんな格好するなんてずるいよ」

「あぅ……」


「お仕置きだからね」

「はい……」

そして夜になり、僕はベッドで春菜様に抱かれながら眠っていた。

「春菜さま……」

「何?」

「あの……」

「どうしたの?」

「お願いがあるんです」

「何?」

「ピアスを外して欲しいんです」

「だめだよ」

「どうしてですか?」

「外したらまた逃げるでしょう?」

「逃げませんから」

「ほんとかなぁ」

「本当です」

「じゃあ私にキスしてくれたら考えよっかな」

「えっ?」

「ほら早く」

「はい……ちゅ……」

「可愛い、でもね春奈…そのピアスは本当に一生外せないのよ」

「う、うぅ」

僕は堕ちて目先の快楽に溺れていたが、ふと思うと、もう男には戻れない事を再認識した。


春菜様の胸の中で僕は涙を流す。

「大丈夫だよ、ずっと一緒だから」

春菜様はそう言いながら僕を抱き締めてくれた。

「愛してるわ、優衣」

「僕も……愛しています」

春菜様の愛情に包まれながら僕は眠った。


そして約束の3人デートの日になった。

「優衣こっちおいでー」

朝早くから起きて春奈様は僕の服やアクセサリを選んでる。

「美香ちゃんからもらった下着つけて行こうね♪」

「はい……」

そう言うと胸元の空いたロングワンピースを僕に渡した。

「これにしようか♪」

「はい」

「あとこれも♪」

今度は黒いストッキングとガーターベルトを渡してきた。

「でも……」

「今更何恥ずかしがってるの?優衣は女の子なんだから」

「はい……」

恥ずかしいと言うより美香に対してあまり良い感情がなかった……

逆らえないので仕方なく僕はそれを身につけた。

「髪も今日はアップにしてあげるね」

春菜様は慣れた手つきで髪をセットしていく、鏡を見るといつもとは違う自分がいた。

「これで完成!」

「ありがとうございます、春菜様」

「うん、じゃメイクしよ♪」

春菜様は楽しそうに準備をしている。

「春菜様……」

「何?優衣」

「い、いえ」

「今日はバッチリメイクしようね♪」

「はい……」

美香さんと会うから気合いを入れているようだ。

「終わったよー」

「わあ……綺麗……」

鏡に映っている自分はまるで別人のように美しくなっていた。

「ふふ、後は美香ちゃんが来るまで待とうね」

「はい」

春菜様は嬉しそうだ。

しばらくして美香さんが来た。

「優衣ちゃんお待たせ~、春菜ちゃんもおはよう」

「美香ちゃんおはよ~、さっそくだけど行こっか?」

3人で出かけることになった。まずはショッピングだ。

「このスカートかわいい~」

「これも良いよ」

「これは?」

春菜様と美香さんが次々勧めてくる。

「うぅ……」

結局2人に勧められるがままに僕は服を買ってしまった。

「次はアクセサリー見ようよ」

2人は僕の手にブレスレットをつけてくれたりネックレスをつけてあげたりした。

そんな風に色んなお店を見て回って夕方になった頃、美香さんの家で夕食を食べることになった。

「うーん、美味しいねー」

今日のメニューはグラタンとサラダだった。とても美味しくて僕は食べ過ぎた。

食事が終わるとデザートが出てきた。


「美香ちゃんホント料理上手だよねー」

「えへへ……」

「私にも作り方教えてよ」

「いいよー」


食後談笑していると春奈様と美香さんが目を合わせて、

「さてと……そろそろやろうか?」

「うん……」

2人が席を立ちこちらにやってきた。

「優衣、こっちに来て」

春菜様に言われて隣に座った。

「優衣、ワンピース脱ぎなさい」

「えっ?」

「脱げないなら私が脱がせてあげよっか?」

僕は慌てて脱いだ。

「よしよし、じゃあ美香ちゃん準備出来た?」

そう言うと隣の部屋から


「いいよーおいでー」


美加さんに言われ春奈様と隣の部屋にいくと。

「優衣ちゃん、うつぶせでここに寝てくれる?」

美香さんが指差したのはマッサージ用のベッドのようなものだった。

「あの……何をするんですか?」

「まあまあいいから、春菜ちゃんも手伝って」

春菜様もベッドに乗ってきた。

「あの……僕どうすれば良いんですか?」

「じっとしてなさい」


周りを見ると見たことのある機械や道具が並んでる……

またタトゥーを彫られるのかと怖くなった。

「大丈夫だよ、痛くしないから」

「そうそう、大人しくしてて」

不安そうな僕を安心させるように春菜様と美香さんは優しく声をかけてくれた。

そして春菜様と美香さんにされるがまま、タトゥーが彫り始められた。

「あっ……うぅ……」
「いい……ぃぃ」

いつもより長い…


怖い……


しばらくすると僕の背中には天子の羽の形と沢山の花のタトゥーが完成した。


「よし、できたよ春菜ちゃん」

「やったー♪可愛いー♪」

春菜様と美香さんは喜んでいる。

スマホで撮った写真を見せられた。


「ほら可愛いでしょう?」

(こ、こ、これが僕??)

この体にされてから初めて自分の後ろ姿を見せられた。

「優衣ちゃんセクシーだよねー♪」

「優衣今日髪アップにして正解だね」



「はい……ありがとうございます」


すると春奈様が
「優衣、沢山頑張ったからごほうびあげるよ」


そういうと美香さんがゆっくり近づいてきた。

美香さんの息を感じる位近づいてきて僕は

「え?」

と春奈様を見ると春奈様はニコニコしているだけ。

そして

美香さんの唇

が僕の唇に重なった。

「!!」

僕は驚いて抵抗しようとした。

「優衣!!!」

春奈様が怒鳴る。

僕は抵抗をやめた。

美香さんの舌が僕の口の中に入ってくる。

「んっ……」

美香さんはキスしながら僕のブラジャーを外し手を胸元に伸ばしてきた。

「ふふ……おっぱい大きいね……」

「んっ……はぁ……」

美香さんは乳首のピアスを指で弾いた

「あん……」

思わず甘い吐息が出てしまう。

「優衣ちゃん敏感なんだね……」

美香さんは今度は耳を舐め始めた。

「ふふ……気持ちいい?」

「あ………ん……はい……」

「感じ方も女なのね」

「はい……」


「じゃあそろそろ下も見せてもらおうかな?」

美香さんがショーツを脱がせようとした。僕は恥ずかしくて必死に抵抗する。

しかし春奈様の命令に逆らえない。

「優衣、脱ぎなさい」

「はい……」

僕はショーツに手をかけてゆっくりと下ろしていった。

「あらあら、もう濡れてるじゃない」

僕は顔を真っ赤にした。

「優衣ちゃんってエッチね」

そう言いながら美香さんは僕の股間に手を伸ばしてきた。

「ひゃう!」

「うわーすごい・・本物の女の子と同じ感触だわ」

美香さんの手は僕の大事な所をまさぐってくる。

「やめて下さい……そこは……」

「ここが良いんでしょ?」

美香さんはクリトリスをつまんできた。

「あああっ!だめぇー」

「優衣、もっと大きな声で喘いでみて」

春菜様が命令してきた。

「はい……」

「ああーん……きもちいいよぉ~」

「優衣ちゃん、どこが一番感じる?」

「乳首が……」

「へ~じゃあお姉さんが可愛がってあげよう」

「はい……」


美香さんは僕の胸に吸い付いてきた。

「あぁ……そんなに吸わないでくださいぃ……」

美香さんが口の中で僕の乳首とピアスを転がし、もう片方の手でもう一つの乳首を摘んだり引っ張ったりしてくる。

「ああっ……ダメェー」

「優衣ちゃんかわいいよ」

「あぁん……」


ふと顔を上げると春奈様がペニスバンドを着けて

スタンバイしていた。

「さて、次は私の番だよ」

そう言うと春菜様は僕の後ろに回り込み

「行くよ、優衣」

ズブッ!! いきなり挿入された。

「うっ……ううっ……うっ」

バックで春奈様の激しいピストン運動が続く。

パンッ!パシッ!グチュッグチャッ 肌と肌が激しくぶつかり合う音が響く。

「は、春菜様、激しすぎます……」

「良いんだよ、優衣は激しくされるの大好きだもんね」

「あぁー!!」

と声を出したら口に何かが入ってきた。

美香さんもペニスバンドをして僕の口を塞ぐ。

「ほら、お口も休んじゃ駄目だよ、しっかり舐めるの」

「ふぁ、ふぁい……」

「優衣・・背中綺麗だよ・・」

と春奈様は背中の羽の付け根辺りに舌を這わせてくる。

そして羽と羽の間を甘噛みした。

「あっ……あっ……」

春菜様が羽を噛む度に身体中に電気が流れるような感覚に襲われる。

「ああ~~あぁ~ん・・」

僕は果てた。

その後、僕達はシャワーを浴びて服を着た。

「美香ちゃーん今日はありがとー」

「またいつでも呼んでね、春奈ちゃん」


「じゃ、私達も帰ろうか?」

「はい……」


帰り道。

「ねえ、優衣」

「何ですか?」

「優衣って本当に女の子になったよね?」

「はい……春奈様のお陰です……」

「良かった……」

「春奈様……大好き……」

「えっ?今なんて言ったの?」

「いえ……何でもないです」

「ふふ……♪」
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