堕ちていく僕

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堕ちていく僕(春奈ルート)

春奈ルート③(女稽古編)

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数日後

仕事の後、家でいつもとは違う感じで春奈様が誰かと電話していた。


「…はい………そうなんですよ~…………ええ…ぜひぜひ……」


「春奈様?」


「あ、気になった?ちょっとね、優衣いいかな?」


「はい………」


「優衣、あなただいぶ女の子らしくなって来たけど…もっともっとちゃんと女性になって欲しいの」


「は、はい…」


「だからね、少しの間仁科先生の所で住み込みで勉強しといで」



「ええーーーーーーーーーーーー!?」


「嫌じゃないでしょ!先生は厳しい人だけど、優衣の為になるから!」


「うぅ……わかりました……」


「明日から行くんだよ!」


「えええええぇ!?明日ですか?」

「そう!」

「仁科先生は美容学校の講師だけじゃなくてエステティシャン、メイク、着付、華道も教えてて美のスペシャリストなの」


「あの……せめて準備とか……」

「大丈夫!仁科先生が用意してくれるから……」


「うぅ……はい……」


こうして僕は強制的に仁科先生の元でお世話になる事になった。

次の日


「じゃあいってらっしゃい!」

「うぅ…行ってきます…」


(優衣大丈夫かな……仁科先生ウワサでは結構な〇〇みたいだから……)


春奈様に見送られ僕は仁科先生の家に向かう。

「こ、ここか……で、デカイ家だな…」

僕は仁科先生の自宅兼サロンに来ていた。

(どんな所なんだろう?)

(緊張するなぁ)

インターホンを押ししばらくすると玄関のドアが開かれた。

そこには和服の仁科先生がいた。

「こんにちわ」

「は、はじめまして優衣です」

「お待ちしていましたよ」

(先生ってすごく綺麗だけど何歳なんだろ…)

そういうと僕を招き入れてくれた。

リビングに行くとお茶を用意してくれていた。

「さあ、お掛けなさい」

「は、はい」

「早速だけどうちで生活するならそんな服はお止めなさい、用意してあるから着替えましょう」


そう言うと隣の部屋に案内されそこには和服が沢山並んでいた。


「好きな物を選びなさい」

「は、はい……」

どれにしようか迷っていると仁科先生が

「早く決めないと時間が無くなるわよ」

「は、はい」

僕は一番シンプルな黒地に花柄の着物を選んだ。

「これでいいんですか?」

「まあまあかしら」

そして僕は着付けをしてもらった。


「髪はまぁそれでいいわ、前みたいな髪型で来たら即切ってるわよ」

「は、はい……」


メイクも落としてそこに座りなさい。


そして、鏡の前に座ると仁科先生が化粧を施していく。

「目はパッチリ、唇は薄すぎず厚過ぎない、鼻筋通して……チークは薄く……ほんのりピンク色に……」

「よし、出来たわ」

「これが僕?」

「まあまあね!」

「ありがとうございます」

「じゃあ次は歩き方ね」

仁科先生は今日は僕が来るので一日僕の指導をしてくれる事になり、手を取り歩く練習を始めた。


「姿勢を正して顎を引いて背筋を伸ばす!」


「はい!」
「もっと内股で歩かないとダメよ」

「はい」

「それと、言葉使いね」

「は、はい」

「僕は止めて『私』と言いなさい」

「は、はい」

「私は何ですか?」

「わ、私……」

「声が小さい!!」

「はい!!私は……わ、わ、わた、し……」


こうして午前中は厳しいレッスンで終わった。昼食後、休憩をしていると。


「ただいま帰りました!」


と声がし和服の女性が部屋に入ってきた。


「あ、紹介してなかったわね、この子はあなたと同じ修行中の子よ」


「ご挨拶遅れました、華恋(かれん)といいます。よろしくお願いします。」


「は、はいこちらこそ……私は優衣です」

(華恋さん綺麗だな………)


昼食後少しのお茶休憩の午後のレッスンが始まった。


「優衣、まずは立ち居振る舞いからね」

「はい!」

僕はまた仁科先生と華恋さんの二人に指導される。

「腰に手を当てない!背筋を伸ばせ!下品なガニ股やめろ!」

「はい!」

「口元を緩めるな!引き締めろ!笑顔で愛想よく!媚びへつらうような顔しない!!」

「はい!」

こうして厳しく仁科先生の指導を受けるのだった。夕方になり華蓮さんと夕食の準備

に取り掛かる。

「優衣ちゃん、お野菜洗ってくれるかしら?」

「はい」

「お料理得意?」

「多少はしてましたが…………」

「そう、じゃあ私が教えるわね」

「はい」

「包丁持つ時は猫の手よ」「はい!」

「ジャガイモの芽を取らなきゃ!」

「はい!」

「あ!ニンジンの皮剥いてないじゃない!駄目よ!食材は大事にしなきゃ!」

「はい!」

「優衣ちゃん!お味噌汁に入れるネギ刻んで!」


こうして夕食が出来あがり夕食前に華蓮さんと少し話をした。

「優衣ちゃんは、今日からここにきたの?」

「はい」

「仁科先生は厳しいから大変でしょう?」

「あ、いえ、仁科先生は色々教えて頂ける事になって感謝してます」


「優衣ちゃん、夜も昼間とは違う…レッスンあるから、気を確かに頑張ってね…」


「は、はい…」

(な、なんだろ?)

その夜

「優衣、お風呂入るわよ!」

「は、はい」
(お風呂って一緒に?)

「どうしたの?早く来なさい!」

「は、はい」

とても広いお風呂場に入ると仁科先生は着物を脱ぎ始める。

「あ、あの……」

「早く脱ぎなさい」

「は、はい……」

「あんた胸大きいわねぇ、気が付かなかったけどタトゥーなんか入れて、何?その乳首のピアスは?」

「え、えっと……」

「ほら、早く見せなさい」

仁科先生は僕の体を触り始めた。

「ちょっと、仁科先生くすぐったいですよ」

「うるさい!黙れ!」

「ひゃっ!?」

「まぁいいわ入るわよ」

「は、はい」

僕はドキドキしながらお風呂に入る。

そして、仁科先生の背中を流す。


「なかなか上手いわね」

「ありがとうございます」

そして、湯船に浸かる。
仁科先生が後ろから僕を抱き寄せる。

「優衣、あなたの体は綺麗ね」

「ありがとうございます……」

そして、仁科先生が僕を抱きしめる力が強くなる。

「ちょ、仁科先生……」

「ねえ、優衣あなた元男の子でしょう?隠してもわかるわよ」

「ど、どうして……」

「この業界にいると見ればわかるのよ」

「そんなにわかりやすかったかな……」

「私にはわかるのよ」

「はい……」

お風呂から上がると浴衣が用意されていた。

「着付けしてあげる」

「は、はい」

「今日は疲れたでしょ?」

「はい」


「すこし体ほぐしてあげる、こっちいらっしゃい」


仁科先生は僕をマッサージする。

「優衣、あんた太腿柔らかすぎ!それに足細すぎ!もっと食べなさい」

「は、はい……」

「それと、お尻小さすぎ!もっと大きくしなさい」

「は、はい……」

だんだんマッサージする手が浴衣の中に入ってくる。

「に、仁科先生そこはダメです」

「ここが気持ち良いのね」

僕は声が出そうになるのを必死に抑えていた。

「我慢しないで声出しなさいよ」

「でも……」

「大丈夫よ、華恋は離れで寝てるから」

「そういう問題では……」

僕は仁科先生のされるがままになる。

「優衣、私の言うこと聞いてれば悪いようにはしないから」

「はい……」

仁科先生の手はさらに激しくなる。

「あああっ!だめぇ~!!」

「優衣、なかなか可愛いわね」

「うぅ……」

僕はもう抵抗する事が出来なくなっていた。


「じゃあそろそろ仕上げにかかろうかしら」

「お願いします……」

「ふふっ、任せなさい」

仁科先生はペニスバンド

を装着して僕の顔の前に置いた。

「舐めなさい」「はい……」

「舌使いがなってない!」

「はい!!」

「口の中に入れて!」

「ふぁい!」

「歯を立てるな!」

「ふぃ」

「喉の奥まで入れるのよ!」

「んん!」「そうよ!その調子!」

「そろそろ挿れわよ」

「はい!」

「じゃあ四つん這いになりなさい」

「はい!」

そして、バックの姿勢になると一気に挿入してきた。


ズッ!


「ああぁっ!!激しすぎる!!!」

「これが欲しかったんでしょう?」

「ぁはいぃーーっ」

パンッパンッと腰を打ち付ける音が部屋に響く。

激しいピストン運動の後、僕は果てた。

「あ、あ、あ、イクゥ!!!」

「まだ終わらないわよ」

「え?」

「次は私がイキたいから付き合ってもらうわよ」

「あ、あの……私……イッたばかりで……」

「だから何?私は満足して無いんだけど!」

そう言うと顔を掴まれ仁科先生の股間に押し付けられる。

「ほら!舐めなさい!」

「はい!」

僕は仁科先生の秘部をペロペロと舐める。

「あ、あ、あ、もっと奥まで!」

「んむ」

「あ、あ、あ、いいわ!」

そして、仁科先生も絶頂を迎える。

「あ、あ、あ、あ、あ、あ、いくぅ!!!」

「はぁはぁはぁ……」

こうして夜は更けていった……



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