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第二章
初デート♪
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ヒロくんと約束をしていた三連休のデートの日がついにやってきた。
11時にヒロくんがここまで迎えに来てくれることになっているので、今私はバタバタと支度中。コーデは白のニットに薄手のデニムのジャケット、それにパンツで合わせた。
鏡の中の自分を見つめてちょっと考える。やっぱりいつもと変わらないこの感じじゃ、もの足りないかな。デートしてる人たちって、みんなキラキラしてて可愛いもんね。
よしっ! 軽くメイクしておこう。
今までは自分を可愛く見せたいだなんて思ったこともなかったけれど、今日は秋永君との初デートだもん、気合い入れなきゃね。
「とはいってもなー」
確か前に、雅乃と一緒にフェイスカラーとアイライナー、アイシャドウを買ったものがあるくらいだ。しかも一度も使っていない。
いくら気合が入っていても可愛くなくては意味がないので、動画を見ながら初化粧をすることにした。幾つかある動画の中で、初心者向けで尚かつ可愛いものをチョイスした。
ん~、まつ毛の生え際に沿って濃くならないように……、う~、手が震える~。
なんせ初めての作業だ。失敗しないようにと緊張しすぎているせいか、手が震えてよれそうになる。なんとかマシにアイラインを引き終わり、今度はアイシャドウ。色は可愛いオレンジ。コツは……。
「未花、秋永君が家の外でうろうろしてるわよ」
「え? なんで? 約束まであと30分以上もあるよ」
「楽しみすぎて、早く出てきちゃったんじゃないの?」
ええ? ……でもヒロくんなら、あり得るような気がする。
「お母さん、ごめん。ヒロくんをリビングで待たせておいて。急いで支度するけど、まだちょっとかかるから」
「分かったわ。じゃあ呼んで来るわね」
「うん、お願い」
ヒロくんはお母さんにお願いすることにして、私は支度に取り掛かった。
化粧の続きも何とか終えて、今度は髪の毛だ。いつもよりもっと可愛くなるために、ヘアアイロンを片手に毛先を巻いて、ふんわりとさせた。そして鏡を確認。
うん、いつもより2割増しには可愛くなってるよね。
バタバタと慌ただしく動きながらも、絶対に手は抜かずに初デートの支度を完了させた。
「おまたせ、ヒロくん」
「あ、ごめん俺早く来すぎちゃって……」
パッと立ち上がってこちらを振り向いた途端、ヒロくんがぽかんとした表情になった。目をまん丸くして口を開けて、呆けたように私を見ている。
そんなにやりすぎちゃったかな?
「ヒロくん?」
恐る恐る名前を呼んでみると、ヒロくんは弾かれたように破顔して、私に近寄ってきた。
「未花ちゃんかわいい! あ、もちろんいつも可愛いけど、今日はすっごく可愛い」
「本当? よかった」
こんな風に喜んでもらえるんなら、頑張った甲斐があったってものよね。
ひとしきり惚れ惚れとしたように私を見つめた後、ヒロくんはお母さんに向き直った。
「じゃあ出かけてきます。夕方にはちゃんと送り届けますので」
「いってらっしゃい、楽しんできてね」
「はい」
私とヒロくんは、お母さんに見送られ初めてのデートへと出かけた。
私がスカートを見たいと言ったから、行き先はそう遠くないショッピングモールに決まった。決め手となったのは、そこに私のお気に入りのブランドが入っているからだ。
11時にヒロくんがここまで迎えに来てくれることになっているので、今私はバタバタと支度中。コーデは白のニットに薄手のデニムのジャケット、それにパンツで合わせた。
鏡の中の自分を見つめてちょっと考える。やっぱりいつもと変わらないこの感じじゃ、もの足りないかな。デートしてる人たちって、みんなキラキラしてて可愛いもんね。
よしっ! 軽くメイクしておこう。
今までは自分を可愛く見せたいだなんて思ったこともなかったけれど、今日は秋永君との初デートだもん、気合い入れなきゃね。
「とはいってもなー」
確か前に、雅乃と一緒にフェイスカラーとアイライナー、アイシャドウを買ったものがあるくらいだ。しかも一度も使っていない。
いくら気合が入っていても可愛くなくては意味がないので、動画を見ながら初化粧をすることにした。幾つかある動画の中で、初心者向けで尚かつ可愛いものをチョイスした。
ん~、まつ毛の生え際に沿って濃くならないように……、う~、手が震える~。
なんせ初めての作業だ。失敗しないようにと緊張しすぎているせいか、手が震えてよれそうになる。なんとかマシにアイラインを引き終わり、今度はアイシャドウ。色は可愛いオレンジ。コツは……。
「未花、秋永君が家の外でうろうろしてるわよ」
「え? なんで? 約束まであと30分以上もあるよ」
「楽しみすぎて、早く出てきちゃったんじゃないの?」
ええ? ……でもヒロくんなら、あり得るような気がする。
「お母さん、ごめん。ヒロくんをリビングで待たせておいて。急いで支度するけど、まだちょっとかかるから」
「分かったわ。じゃあ呼んで来るわね」
「うん、お願い」
ヒロくんはお母さんにお願いすることにして、私は支度に取り掛かった。
化粧の続きも何とか終えて、今度は髪の毛だ。いつもよりもっと可愛くなるために、ヘアアイロンを片手に毛先を巻いて、ふんわりとさせた。そして鏡を確認。
うん、いつもより2割増しには可愛くなってるよね。
バタバタと慌ただしく動きながらも、絶対に手は抜かずに初デートの支度を完了させた。
「おまたせ、ヒロくん」
「あ、ごめん俺早く来すぎちゃって……」
パッと立ち上がってこちらを振り向いた途端、ヒロくんがぽかんとした表情になった。目をまん丸くして口を開けて、呆けたように私を見ている。
そんなにやりすぎちゃったかな?
「ヒロくん?」
恐る恐る名前を呼んでみると、ヒロくんは弾かれたように破顔して、私に近寄ってきた。
「未花ちゃんかわいい! あ、もちろんいつも可愛いけど、今日はすっごく可愛い」
「本当? よかった」
こんな風に喜んでもらえるんなら、頑張った甲斐があったってものよね。
ひとしきり惚れ惚れとしたように私を見つめた後、ヒロくんはお母さんに向き直った。
「じゃあ出かけてきます。夕方にはちゃんと送り届けますので」
「いってらっしゃい、楽しんできてね」
「はい」
私とヒロくんは、お母さんに見送られ初めてのデートへと出かけた。
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