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可愛い元木さん 4
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「……どう? 行ってくれる?」
「いいですよ。そういうことならお供しましょう。でも元木さん。あの犬たちに勝手におやつを食べさせるのは多分駄目だと思いますよ」
「えっ、何で!?」
「多分ですけどね、一度美味しい餌の味を知っちゃったら、今与えられているドッグフードを食べなくなっちゃう可能性が高くなると思います。前に誰かからそんなようなことを聞いた気がします」
「そうなのか……。俺は犬好きなんだけど母さんが犬嫌いで、一度も飼ったことが無いんだよな。だからそういう細かいことは知らなかった」
「あ、私もまた聞きなんであってるかどうかは分からないんですけど」
何だかしゅんとした元木さんがちょっと気の毒で、慌てて言い足したんだけどやっぱり気落ちしてしまったようだ。
「あの、もしよかったら駅前のペットショップに行きますか? あそこに行けばいろんな種類の子犬たちに会えますよ。こないだ可愛い柴犬がいました」
「行く!」
即答だね。
確かにこんな姿を見たら、元木さんファンの人たちびっくりしちゃうかもしれないね。いつもかっこつけたりしてるから。
「何のんびりしてるんだ。しのちゃん、行くよ!」
「あ、はーい。……え~っと、そのしのちゃん呼びは……」
「ほらほら急いで」
子供のようにはしゃいで私に手招きする元木さん。行きかう人たちが私を振り返ってジロジロ見ていく。
普段翔くんの隣に陣取っている私が、元木さんと一緒にいることが不思議でたまらないんだろう。
ホント……、何でこんな事になっちゃってるんだろう。
「しのちゃん!」
「はいはいー」
とはいっても元木さんもその人となりを知ってしまえば、ちょっぴり見栄っ張りではあるけど憎めない面白い人だ。望じゃないけど顔だけはかっこいいし。
私はちょっぴり笑って、タタタと走り寄って元木さんの隣に並んだ。
「いいですよ。そういうことならお供しましょう。でも元木さん。あの犬たちに勝手におやつを食べさせるのは多分駄目だと思いますよ」
「えっ、何で!?」
「多分ですけどね、一度美味しい餌の味を知っちゃったら、今与えられているドッグフードを食べなくなっちゃう可能性が高くなると思います。前に誰かからそんなようなことを聞いた気がします」
「そうなのか……。俺は犬好きなんだけど母さんが犬嫌いで、一度も飼ったことが無いんだよな。だからそういう細かいことは知らなかった」
「あ、私もまた聞きなんであってるかどうかは分からないんですけど」
何だかしゅんとした元木さんがちょっと気の毒で、慌てて言い足したんだけどやっぱり気落ちしてしまったようだ。
「あの、もしよかったら駅前のペットショップに行きますか? あそこに行けばいろんな種類の子犬たちに会えますよ。こないだ可愛い柴犬がいました」
「行く!」
即答だね。
確かにこんな姿を見たら、元木さんファンの人たちびっくりしちゃうかもしれないね。いつもかっこつけたりしてるから。
「何のんびりしてるんだ。しのちゃん、行くよ!」
「あ、はーい。……え~っと、そのしのちゃん呼びは……」
「ほらほら急いで」
子供のようにはしゃいで私に手招きする元木さん。行きかう人たちが私を振り返ってジロジロ見ていく。
普段翔くんの隣に陣取っている私が、元木さんと一緒にいることが不思議でたまらないんだろう。
ホント……、何でこんな事になっちゃってるんだろう。
「しのちゃん!」
「はいはいー」
とはいっても元木さんもその人となりを知ってしまえば、ちょっぴり見栄っ張りではあるけど憎めない面白い人だ。望じゃないけど顔だけはかっこいいし。
私はちょっぴり笑って、タタタと走り寄って元木さんの隣に並んだ。
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