ここはヒロインのための世界です! 〜超ヒロイン推しのお助けキャラは、今日も周囲から溺愛されまくっている〜

雪葉

文字の大きさ
25 / 62
学園編

推しと昼食を一緒に食べられる世界線

しおりを挟む
 どうもこんにちは。王立学園に入学したばかりのピチピチ15歳、ウィルヘルミナです。
 いやー、今日もいい天気ですね。春先ということもあり非常に気持ちのよい気温で、太陽もぽかぽかと温かく私達を照らしてくださっていますよ。

 え? 今何をしてるのかって?
 それはね。

「わぁ! アイラちゃんのご飯、すっごく美味しそう!」
「そんな、褒めてもらえるような大したものじゃ……」
「そんなことないよ! すごいすごい!!」

 推しと二人っきりで昼食をとっています。

 ちなみに、お金は払ってません。
 未だに払わなくてもいい現実を信じられなくて私、震える。




 とにかく、まずはアイラちゃんと仲良くなること。
 それが私の第一目標だった。

 アイラと仲良くなれば、自ずと恋愛劇は見えてくるだろう。私はそれを最高ポジションで眺めるのである。
 それに何よりも、私が彼女との交流を深めたかったから。

 謂わば早い者勝ちです。
 この子は渡しまへんで!! うちの親友や!! みたいな気持ちで、あれからドンドコドンドコ話しかけまくった。
 そのおかげか今は大分落ち着いて話せている。最初は深呼吸を無限に行ってから「よしッ!! 出陣じゃァ!!」って気持ちで向かってました。

 でもやっぱり推しを目の前にすると脳内の自分がひたすら「ハァ……ハァ……!!」って気持ち悪い息遣いをしてくる。「ぼ、ぼぼぼぼきゅタン君のファンなんですグフフ」みたいな奴が表に出てきそうで常にハラハラ状態だ。負けられねえ己との戦いってやつよ、コレがね……。


 そうして今、二人で学園の調理場を借りて料理をし、校内にある中庭のベンチで仲良く座っているのだった。

 お父さん、お母さん。
 私、今、大変幸せです。
 ようやくこの世界に生まれ変わった幸福を噛み締めてる。

「あの……、良かったら食べてみますか? 私の作ったもの……」
「どぅえッッ?!?!」

 いきなりの提案におったまげた。
 ……推しの作ったご飯を……、口に……出来るだと……?

(夢か……?)

 私の背景、今絶対宇宙猫になってる。

 って、夢じゃないわよ!! 落ち着きなさいアタシッ!! これは画面越しの出来事じゃないって何度言ったら分かるのもうッ!!

「あっ、ご、ごめんなさい! 失礼でしたよね!」
「いやいやいやいやそんなこと無いよぉ!! ただくれるなんて思ってなかったから……!! お願いします、ください!!」

 後半完全に願望丸出しだったな。
 私の驚愕の叫びに、良くない提案をしてしまったと思ったのかアイラちゃんが謝罪をしてくる。そしてそれに縋りつく俺。
 ハタから見たら完全にやべー図である。

 必死にお願いすると、アイラちゃんは目をぱちくりさせながらも「ど、どうぞ……」とそっと一つのパンを渡してくる。
 中身はハムやチーズが入っているらしく、大変美味しそうだ。私は大喜びで口に頬張った。

「~~っおいしい……!!」
「えっ、……ほ、本当、ですか……?」
「本当!! アイラちゃんは天才だね!!」

 実際めちゃくちゃ美味しかった。アイラは元々料理上手なのである。自分で料理をしないお貴族様とは違い、平民だから自分で料理することもあるのかな。

 あ、そうだ。
 折角貰ったんだからお返ししなきゃ。

「はい、アイラちゃん」
「え?」
「よければ、私のも食べてみて!」

 一緒に作ったし、不味くはない……はず。ちゃんと味見もした。いたって普通の焼いたパンに挟まれたものなはずだ。

 私のバスケットから一つ取り出して渡すと、それをおずおずと受け取り、小さい口に含むアイラちゃん。
 全てが天使である。

「とっても、美味しいです!」
「ほ、本当? よかった~! アイラちゃんみたいに料理上手じゃないから、ちょっと心配だったんだ……」
「全然そんなことありませんよ! だって、ハーカー様は伯爵家の方なのに……、大分手慣れた手つきでやっていらっしゃったので、私、一緒に作っている時はびっくりしていたんですよ?」
「えっそうなの? えっとね、実は……家でも料理はちょこちょこやってたんだ」
「ええっ?! 貴族の方なのに……? 珍しいことをなさっているのですね、ハーカー様は……」

 アイラが口に手を当てて驚いたように言う。
 まぁ、普通はそういう反応になるよな。前世が日本人でかつ大学生だっただけなんだけど。

「……あのね、アイラちゃん」
「はい?」

 昼食を一旦置いて、彼女の方に向き直る。

「言われた通り、多分私って、貴族の中でも珍しい方なんだ。なんていうか、そういう法則に則らないっていうか……、さっき言ってた料理もそうだし……」
「そ、そうなんですね……」
「だから、私と接する時みたいに他の貴族の人と接しちゃったら……、マナーがなってないって怒られちゃうかもしれない。
アイラちゃんはとても礼儀正しいからそんな心配は無いと思うんだけど、まず、それを伝えておきたくて」
「!は、はい……!」

 重い話だと思ったのか、アイラが姿勢を正した。
 いやちゃうねん。これはあくまで前座というか、一応初めて接する貴族代表として言っとかないとなと思っただけで。

 だって私がどんだけ良いよ良いよ! って許しても、それは前世の感覚が日本人だからってのが理由なわけで。その他の貴族に対してアイラちゃんみたいな平民が気安い態度を取ったら、やっぱ怒られるし、彼女が嫌な風評被害を浴びてしまう可能性があるんだ。
 だからこそ、これは先に伝えておきたかった。

 で、本題は次なんですよ。

「それでね。私が珍しい例って言うのもあって……、そこを踏まえた上で聞いてほしいお願いが、一つだけあるんだ」
「なんでしょうか……?」

「敬語を無くして、愛称で呼んでいただけませんでしょうか!!」

 やっぱ推しにお願いする時は大声の早口になってしまうんやなぁ。オタクの悲しい性は。

「へ……」

 呆気に取られた声を出すアイラちゃん。
 ぴゅ~…………、と、二人の間に吹く冷たい風。

(…………これは…………)

 完全にドン引かれたパターンですね。わかります。

「……あ、あのね、決して変な意味で言ったんじゃなくて……。
折角学園に入学してから初めて出来たお友達だから、もっと親密になりたいなぁって……! や、やっぱり敬語とか、名字に敬称つけたりしてるとどうしても身分での遠さを感じてしまうというか……!!」
「……は、はぁ……」
「もっ勿論他の人の目がある所ではやらない方がいいってことはわかってるから! 安心して! ただ今みたいな二人っきりの時なんかは、気兼ねない感じで話してもらえたら、嬉しい……です……」

 必死に訴える私を見ながらアイラちゃんが何とも微妙な顔をしている。
 変人だと思われて距離を置かれたらどうしよう……。

 でも、でもでも! ゲームでだってもっと親しくお話してたじゃぁん!!
 私はその親しさが欲しいの!! ハーカー様なんて呼ばれ方、距離があり過ぎる!! 泣いちゃう!!

「……そ、その、ほんとに……いいん、ですか?」
「へっ?」
「ハーカー様が許してくださるのであれば、私は全然、構わないです。むしろ嬉しいというか……、ごめんなさい、馴れ馴れしいですよね」
「ええ、馴れ馴れしいって言うのは今の私みたいなことを言うんじゃないかな……??」

 頭に疑問符を浮かべて言った私に、アイラちゃんはぶんぶんと首を横に振った。

「いえ、そんなことありません! そんな風に、身分差を気にせずにもっと親しくなろうとしてくださるあなたは、とっても優しい方だと思います」
「ほ、本当……?」

 こくん、と頷くアイラちゃん。
 なんかものすごい持ち上げられてる気がして心苦しいけどスルーするしか無い。いやでも、私そんな聖人君子みたいな感じじゃないんだけどなぁ?!

 だがこのチャンス、みすみす逃すわけにはいかぬ。
 念の為、おそるおそる、こう聞いてみる私。

「じゃ、じゃあ、私のお願い……、聞いてくれるかな……?!」
「はい! 勿論です!」

 勝ち確キタコレ。

 ウワァァやったァァァァ!!
 ちょっと生き急ぎ過ぎかなって思ったけど、天使の優しさの前ではそんなこと些細な悩みだったようです!! ありがとう、君の素晴らしさに乾杯!!

 ありがとうと涙目になりながら言うと、アイラちゃんが何だかもじもじしながら頬を赤らめている。
 え? なん……、何だファンに向かってその可愛さは??

「ォビャッ……」
「?」

 あまりの可愛さにまたしても人語を話せない悲しきモンスターと化してしまった。気にしないでください。ただの鳴き声なので。

 そうしてもじもじを何度か繰り返した後。


「……え、と、ウィラ、ちゃん……?」
「」
「これからもよろしくね、なんて……、ふふ、こんな感じで大丈夫かな……?」


(そーーーれワッショイワッショイワッショイワッショイ!! うひょーーーーッッ!!)

 推しの可愛さの天元突破により、脳内で神輿が担がれました。
 神輿担いでるのは私だしその周りで踊り狂ってるのも私。オンリーミー。

「そ、そそ、そんな感じ! そんな感じで、大丈夫だよ!! うへへ……」

 アカンどうしても笑い方がキモオタになる。大丈夫? 私今よだれ垂らしてたりしない?

「じゃ、じゃあ、ウィラちゃんと二人きりの時はこれで……」
「うんうん!! なんなら、外でもファーストネームで呼んでくれて全然構わないから!!」
「ほんと? それじゃあ、「ウィルヘルミナ様」って呼ぶね!」
「はいッ!!」

 万歳へいこらよっしゃいそーれそれあ゛ーーーー祭りが止まらん。
 照れたように笑う君が可愛すぎる。こんなの目が合った瞬間に運命を感じてしまうやんけ。目と目が合う瞬間好きだと気付いたやつだよ……。

「えへへ、うれしいな……。自然にお話できるお友達が出来て」

 私もうれしい。本当に、嬉しい。

 私、あなたに会うためにきっとこの世界に来たんだね。
 大好きな大好きなあなたの幸せのために、私はここへ転生したんだ。

 だからこそ。

(絶対、アイラちゃんの幸せは、私が守るよ……!!)

 そう固く心に誓ったのであった。
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

公爵令嬢は嫁き遅れていらっしゃる

夏菜しの
恋愛
 十七歳の時、生涯初めての恋をした。  燃え上がるような想いに胸を焦がされ、彼だけを見つめて、彼だけを追った。  しかし意中の相手は、別の女を選びわたしに振り向く事は無かった。  あれから六回目の夜会シーズンが始まろうとしている。  気になる男性も居ないまま、気づけば、崖っぷち。  コンコン。  今日もお父様がお見合い写真を手にやってくる。  さてと、どうしようかしら? ※姉妹作品の『攻略対象ですがルートに入ってきませんでした』の別の話になります。

転生したら、実家が養鶏場から養コカトリス場にかわり、知らない牧場経営型乙女ゲームがはじまりました

空飛ぶひよこ
恋愛
実家の養鶏場を手伝いながら育ち、後継ぎになることを夢見ていていた梨花。 結局、できちゃった婚を果たした元ヤンの兄(改心済)が後を継ぐことになり、進路に迷っていた矢先、運悪く事故死してしまう。 転生した先は、ゲームのようなファンタジーな世界。 しかし、実家は養鶏場ならぬ、養コカトリス場だった……! 「やった! 今度こそ跡継ぎ……え? 姉さんが婿を取って、跡を継ぐ?」 農家の後継不足が心配される昨今。何故私の周りばかり、後継に恵まれているのか……。 「勤労意欲溢れる素敵なお嬢さん。そんな貴女に御朗報です。新規国営牧場のオーナーになってみませんか? ーー条件は、ただ一つ。牧場でドラゴンの卵も一緒に育てることです」 ーーそして謎の牧場経営型乙女ゲームが始まった。(解せない)

せっかく転生したのにモブにすらなれない……はずが溺愛ルートなんて信じられません

嘉月
恋愛
隣国の貴族令嬢である主人公は交換留学生としてやってきた学園でイケメン達と恋に落ちていく。 人気の乙女ゲーム「秘密のエルドラド」のメイン攻略キャラは王立学園の生徒会長にして王弟、氷の殿下こと、クライブ・フォン・ガウンデール。 転生したのはそのゲームの世界なのに……私はモブですらないらしい。 せめて学園の生徒1くらいにはなりたかったけど、どうしようもないので地に足つけてしっかり生きていくつもりです。 少しだけ改題しました。ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いします。

【電子書籍化進行中】声を失った令嬢は、次期公爵の義理のお兄さまに恋をしました

八重
恋愛
※発売日少し前を目安に作品を引き下げます 修道院で生まれ育ったローゼマリーは、14歳の時火事に巻き込まれる。 その火事の唯一の生き残りとなった彼女は、領主であるヴィルフェルト公爵に拾われ、彼の養子になる。 彼には息子が一人おり、名をラルス・ヴィルフェルトといった。 ラルスは容姿端麗で文武両道の次期公爵として申し分なく、社交界でも評価されていた。 一方、怠惰なシスターが文字を教えなかったため、ローゼマリーは読み書きができなかった。 必死になんとか義理の父や兄に身振り手振りで伝えようとも、なかなか伝わらない。 なぜなら、彼女は火事で声を失ってしまっていたからだ── そして次第に優しく文字を教えてくれたり、面倒を見てくれるラルスに恋をしてしまって……。 これは、義理の家族の役に立ちたくて頑張りながら、言えない「好き」を内に秘める、そんな物語。 ※小説家になろうが先行公開です

悪役令嬢に成り代わったのに、すでに詰みってどういうことですか!?

ぽんぽこ狸
恋愛
 仕事帰りのある日、居眠り運転をしていたトラックにはねられて死んでしまった主人公。次に目を覚ますとなにやら暗くジメジメした場所で、自分に仕えているというヴィンスという男の子と二人きり。  彼から話を聞いているうちに、なぜかその話に既視感を覚えて、確認すると昔読んだことのある児童向けの小説『ララの魔法書!』の世界だった。  その中でも悪役令嬢である、クラリスにどうやら成り代わってしまったらしい。  混乱しつつも話をきていくとすでに原作はクラリスが幽閉されることによって終結しているようで愕然としているさなか、クラリスを見限り原作の主人公であるララとくっついた王子ローレンスが、訪ねてきて━━━━?!    原作のさらに奥深くで動いていた思惑、魔法玉(まほうぎょく)の謎、そして原作の男主人公だった完璧な王子様の本性。そのどれもに翻弄されながら、なんとか生きる一手を見出す、学園ファンタジー!  ローレンスの性格が割とやばめですが、それ以外にもダークな要素強めな主人公と恋愛?をする、キャラが二人ほど、登場します。世界観が殺伐としているので重い描写も多いです。読者さまが色々な意味でドキドキしてくれるような作品を目指して頑張りますので、よろしくお願いいたします。  完結しました!最後の一章分は遂行していた分がたまっていたのと、話が込み合っているので一気に二十万文字ぐらい上げました。きちんと納得できる結末にできたと思います。ありがとうございました。

「白い結婚最高!」と喜んでいたのに、花の香りを纏った美形旦那様がなぜか私を溺愛してくる【完結】

清澄 セイ
恋愛
フィリア・マグシフォンは子爵令嬢らしからぬのんびりやの自由人。自然の中でぐうたらすることと、美味しいものを食べることが大好きな恋を知らないお子様。 そんな彼女も18歳となり、強烈な母親に婚約相手を選べと毎日のようにせっつかれるが、選び方など分からない。 「どちらにしようかな、天の神様の言う通り。はい、決めた!」 こんな具合に決めた相手が、なんと偶然にもフィリアより先に結婚の申し込みをしてきたのだ。相手は王都から遠く離れた場所に膨大な領地を有する辺境伯の一人息子で、顔を合わせる前からフィリアに「これは白い結婚だ」と失礼な手紙を送りつけてくる癖者。 けれど、彼女にとってはこの上ない条件の相手だった。 「白い結婚?王都から離れた田舎?全部全部、最高だわ!」 夫となるオズベルトにはある秘密があり、それゆえ女性不信で態度も酷い。しかも彼は「結婚相手はサイコロで適当に決めただけ」と、面と向かってフィリアに言い放つが。 「まぁ、偶然!私も、そんな感じで選びました!」 彼女には、まったく通用しなかった。 「なぁ、フィリア。僕は君をもっと知りたいと……」 「好きなお肉の種類ですか?やっぱり牛でしょうか!」 「い、いや。そうではなく……」 呆気なくフィリアに初恋(?)をしてしまった拗らせ男は、鈍感な妻に不器用ながらも愛を伝えるが、彼女はそんなことは夢にも思わず。 ──旦那様が真実の愛を見つけたらさくっと離婚すればいい。それまでは田舎ライフをエンジョイするのよ! と、呑気に蟻の巣をつついて暮らしているのだった。 ※他サイトにも掲載中。

【完結】白い結婚成立まであと1カ月……なのに、急に家に帰ってきた旦那様の溺愛が止まりません!?

氷雨そら
恋愛
3年間放置された妻、カティリアは白い結婚を宣言し、この結婚を無効にしようと決意していた。 しかし白い結婚が認められる3年を目前にして戦地から帰ってきた夫は彼女を溺愛しはじめて……。 夫は妻が大好き。勘違いすれ違いからの溺愛物語。 小説家なろうにも投稿中

枯れ専モブ令嬢のはずが…どうしてこうなった!

宵森みなと
恋愛
気づけば異世界。しかもモブ美少女な伯爵令嬢に転生していたわたくし。 静かに余生——いえ、学園生活を送る予定でしたのに、魔法暴発事件で隠していた全属性持ちがバレてしまい、なぜか王子に目をつけられ、魔法師団から訓練指導、さらには騎士団長にも出会ってしまうという急展開。 ……団長様方、どうしてそんなに推せるお顔をしていらっしゃるのですか? 枯れ専なわたくしの理性がもちません——と思いつつ、学園生活を謳歌しつつ魔法の訓練や騎士団での治療の手助けと 忙しい日々。残念ながらお子様には興味がありませんとヒロイン(自称)の取り巻きへの塩対応に、怒らせると意外に強烈パンチの言葉を話すモブ令嬢(自称) これは、恋と使命のはざまで悩む“ちんまり美少女令嬢”が、騎士団と王都を巻き込みながら心を育てていく、 ――枯れ専ヒロインのほんわか異世界成長ラブファンタジーです。

処理中です...