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ー学生時代ー
プレゼント 4
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あきおさんと辰巳さんが話しているのを聞きながら私はデザートに夢中だった。
「これからあきおはどっか行くの?」
「うん、どこに行くかはりおちゃんにはまだナイショにしてるんだけどね。お前は??」
「ちょっとドライブがてらりんくうのほうまで行こうかと。」
「それもいいなー」
ん?ドライブ??辰巳さんうちらの車に乗ってたよね??
あっ、先生か(笑)
「りおちゃん、彩乃さんの車が何か知ってる?」
「いえ、知らないです。」
先生がフフフと笑っている。
「この人、けっこうな車好きで走る系なんだよ!」
ってナニー??イメージ違いすぎるんですけど。。。
食事が終わって七瀬さんにお別れして駐車場に行くとさっきは誰のものか気づいていなかっただけで隣にとまっていた車は先生のものだった。
それは真っ赤な国産のスポーツ系の車だったのだ。
いやいや・・・イメージ違いすぎるでしょ・・・
今の恰好の先生にはとっても似合っているけど・・・
ということは学校での先生が仮の姿ってこと??
「学校には電車でいってるからね、お休みの日は走りに行くのよ。気持ちいいからね。」
「あきおとちょっとかぶるでしょ?だからかな、最初に会った時からなんか話しやすくていいなって思ったんだよ。」
辰巳さんはうれしそうに話した。
ふーん。ふーん。
これ、学校で友達にバラしていいことなのかな?どうしよっかな?
と思っていたら先生にクギを刺された。
「りおちゃん、私のプライベートな部分はりおちゃんだからみせるのOKにしたのよ。だから学校の子には内緒にしといてね?」
やっぱりかー。でもケイくらいには話しちゃおうとこっそり思った。
駐車場で辰巳さんと先生と別れてあきおさんの車に乗り込む。
で、どこいくんだろ???
「そうだ、りおちゃん、今日は何時ごろに帰る?」
あ、そういえば言ってなかった・・・・
「夕飯食べて来いって言われたんだけど・・・いい?」
その返事にうれしそうな顔をしてあきおさんが言った。
「じゃあ、ちょっと先に買い物でも行くか~。」
どこに買い物かはわからなかったけど、あきおさんにおまかせで。
他愛のない話をしていたのだけど、心地よい揺れに少しウトウトしてしまっていた。
肩をトントンとたたかれてあきおさんに起こされてみると
ウォーターフロントの大きなKスーパーについていた。
「わぁ!!ここ、来てみたかったの!!」
ふふっと笑ってあきおさんはカートを持ってきて手をつなぎながら店内を回った。
たぶん、ここまでは近所の人もいないよねと思って。
あきおさんは仕事柄くわしいのであちこちみながらいろいろ教えてくれる。
食材やら服やらけっこういろいろ買いこんでいるあきおさん。
「うしろにクーラーボックスいれてるから、これも買っちゃおう。」
と2Lのジュースを買っていた(笑)
あきおさんはもともとの仕事柄運転することが多いからお酒は飲まないらしい。だけど私の知らない間に小さなスパークリングワインを買っていた。それはあとから気づいたのだけれど。
ちょっとしたテーマパークにきたみたいに楽しくお店を回ってトランクにいれる。
「さて。予定外にお昼が豪勢になっちゃったんだけど・・・今からボクが予定していたところに行くよ」
どこかは教えてくれないらしい。
そしてまたおしゃべりしながら流れるBGMが心地よく、私はまたウトウトと寝てしまっていた。
エンジン音がとまってふと目が覚めた私はどこについたのか一瞬わからなかった。
建物の中の駐車スペースだったから。
「あ、起きた?ついたよ。降りて。」
あきおさんは運転席の扉をあけて車から降り、助手席のドアをあけてくれた。
あきおさんは私が降りている間にトランクをあけて荷物を出す。
・・・ってことは・・・・
「りおちゃん、これ持って。」
食材をいれた軽めの荷物を渡されてだまって受け取る。
「こっちこっち。」
奥にあった扉をあけ、荷物を入り口にいったんおいたあきおさんが振り返った。
「いらっしゃいませ。 我が家へようこそ。」
えっ・・・・ここ、あきおさんち??
建物の中の駐車場だったのでまさか家とは思わずキョロキョロしていた私は一瞬言葉が出なかった。
「お、おじゃまします。」
なんだか緊張してしまって挙動不審になっているとあきおさんが笑って言った。
「りおちゃん、緊張してる?」
そりゃ・・・するでしょ・・・・
うんうんと頷くとあきおさんはふふっと笑う。
「だまっててごめんね、家連れて行くっていったらやめとくって言われるかもって思ったからさ・・・」
っていうか・・・すっごい広いおうちっぽいんですが。。。
駐車場は車2台停められるようになっていて広くて、その奥に扉があったのだ。
だけどその扉は駐車場用だったみたいで、はいったら広い玄関があって反対側にちゃんとした玄関扉があった。
「車で出入りするからね、シャッターを閉めるとなると家にはいるときめんどくさいからさ、こっちにも扉をつけたの。」
あきおさんはいたずら防止のためと雨ざらしにしたくないからと車庫にしたのだと言った。
ふーんと思いながら通されたリビングはシンプルできれいにしてあった。
見渡しても生活感があまりない。奥さんがいたとは思えないような感じだった。
「あ、気づいたんかな? 奥さんが出ていって帰る気がないのが確認できたから全部かえてん。」
ぜ・・・全部??
まぁ、おうちにずっといて自分風にしていただろうから、あきおさんにとっては思い出すものばかりだから変えたかったのだろうと思った。
「まぁ、そのおかげで招待できたんだけどね。」
荷物を入れるべきところに入れ終えたあきおさんは私の後ろからそっと私を抱きしめた。
「これからあきおはどっか行くの?」
「うん、どこに行くかはりおちゃんにはまだナイショにしてるんだけどね。お前は??」
「ちょっとドライブがてらりんくうのほうまで行こうかと。」
「それもいいなー」
ん?ドライブ??辰巳さんうちらの車に乗ってたよね??
あっ、先生か(笑)
「りおちゃん、彩乃さんの車が何か知ってる?」
「いえ、知らないです。」
先生がフフフと笑っている。
「この人、けっこうな車好きで走る系なんだよ!」
ってナニー??イメージ違いすぎるんですけど。。。
食事が終わって七瀬さんにお別れして駐車場に行くとさっきは誰のものか気づいていなかっただけで隣にとまっていた車は先生のものだった。
それは真っ赤な国産のスポーツ系の車だったのだ。
いやいや・・・イメージ違いすぎるでしょ・・・
今の恰好の先生にはとっても似合っているけど・・・
ということは学校での先生が仮の姿ってこと??
「学校には電車でいってるからね、お休みの日は走りに行くのよ。気持ちいいからね。」
「あきおとちょっとかぶるでしょ?だからかな、最初に会った時からなんか話しやすくていいなって思ったんだよ。」
辰巳さんはうれしそうに話した。
ふーん。ふーん。
これ、学校で友達にバラしていいことなのかな?どうしよっかな?
と思っていたら先生にクギを刺された。
「りおちゃん、私のプライベートな部分はりおちゃんだからみせるのOKにしたのよ。だから学校の子には内緒にしといてね?」
やっぱりかー。でもケイくらいには話しちゃおうとこっそり思った。
駐車場で辰巳さんと先生と別れてあきおさんの車に乗り込む。
で、どこいくんだろ???
「そうだ、りおちゃん、今日は何時ごろに帰る?」
あ、そういえば言ってなかった・・・・
「夕飯食べて来いって言われたんだけど・・・いい?」
その返事にうれしそうな顔をしてあきおさんが言った。
「じゃあ、ちょっと先に買い物でも行くか~。」
どこに買い物かはわからなかったけど、あきおさんにおまかせで。
他愛のない話をしていたのだけど、心地よい揺れに少しウトウトしてしまっていた。
肩をトントンとたたかれてあきおさんに起こされてみると
ウォーターフロントの大きなKスーパーについていた。
「わぁ!!ここ、来てみたかったの!!」
ふふっと笑ってあきおさんはカートを持ってきて手をつなぎながら店内を回った。
たぶん、ここまでは近所の人もいないよねと思って。
あきおさんは仕事柄くわしいのであちこちみながらいろいろ教えてくれる。
食材やら服やらけっこういろいろ買いこんでいるあきおさん。
「うしろにクーラーボックスいれてるから、これも買っちゃおう。」
と2Lのジュースを買っていた(笑)
あきおさんはもともとの仕事柄運転することが多いからお酒は飲まないらしい。だけど私の知らない間に小さなスパークリングワインを買っていた。それはあとから気づいたのだけれど。
ちょっとしたテーマパークにきたみたいに楽しくお店を回ってトランクにいれる。
「さて。予定外にお昼が豪勢になっちゃったんだけど・・・今からボクが予定していたところに行くよ」
どこかは教えてくれないらしい。
そしてまたおしゃべりしながら流れるBGMが心地よく、私はまたウトウトと寝てしまっていた。
エンジン音がとまってふと目が覚めた私はどこについたのか一瞬わからなかった。
建物の中の駐車スペースだったから。
「あ、起きた?ついたよ。降りて。」
あきおさんは運転席の扉をあけて車から降り、助手席のドアをあけてくれた。
あきおさんは私が降りている間にトランクをあけて荷物を出す。
・・・ってことは・・・・
「りおちゃん、これ持って。」
食材をいれた軽めの荷物を渡されてだまって受け取る。
「こっちこっち。」
奥にあった扉をあけ、荷物を入り口にいったんおいたあきおさんが振り返った。
「いらっしゃいませ。 我が家へようこそ。」
えっ・・・・ここ、あきおさんち??
建物の中の駐車場だったのでまさか家とは思わずキョロキョロしていた私は一瞬言葉が出なかった。
「お、おじゃまします。」
なんだか緊張してしまって挙動不審になっているとあきおさんが笑って言った。
「りおちゃん、緊張してる?」
そりゃ・・・するでしょ・・・・
うんうんと頷くとあきおさんはふふっと笑う。
「だまっててごめんね、家連れて行くっていったらやめとくって言われるかもって思ったからさ・・・」
っていうか・・・すっごい広いおうちっぽいんですが。。。
駐車場は車2台停められるようになっていて広くて、その奥に扉があったのだ。
だけどその扉は駐車場用だったみたいで、はいったら広い玄関があって反対側にちゃんとした玄関扉があった。
「車で出入りするからね、シャッターを閉めるとなると家にはいるときめんどくさいからさ、こっちにも扉をつけたの。」
あきおさんはいたずら防止のためと雨ざらしにしたくないからと車庫にしたのだと言った。
ふーんと思いながら通されたリビングはシンプルできれいにしてあった。
見渡しても生活感があまりない。奥さんがいたとは思えないような感じだった。
「あ、気づいたんかな? 奥さんが出ていって帰る気がないのが確認できたから全部かえてん。」
ぜ・・・全部??
まぁ、おうちにずっといて自分風にしていただろうから、あきおさんにとっては思い出すものばかりだから変えたかったのだろうと思った。
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