不思議体験・外伝。

ポンポコポーン

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「無毛の悦楽」最高の初体験を。

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似合ってる。

花子はショートが似合うよ。



「ありがとーーーー」


背中を向けていた花子がこちらを向いた。


晴れやかな顔。


明るい顔だ。


密かに不安・・・・


いつ言えばいいのか・・・

いつ告白すればいいのか・・・

そんなモヤモヤが頭にあったのかもしれない・・・・確かに、ボクもそうだった。



「でも・・・・でもねぇ・・・・・」



ん・・???どうした・・・??



「ほんっとうに、


全部抜けちゃうのよね・笑。



髪の毛も、

・・・・そして、陰毛も、


「お毛々全て抜けちゃうの」


めっちゃ綺麗に抜けちゃうの。


なんか、


10代の頃、


あんなに、懸命に、
脱毛にお金と時間かけたのバカみたいに、


赤ちゃんみたいに、つるつっるになっちゃうのよね」



キャハハハと花子らしい笑い声だった。


屈託のない明るい声だ。



ふたりで、心のモヤモヤが晴れた。


なんだか、

どこか、
喉の奥に引っかかっていた棘から解放された感じがした。


互いの、

「病床の身」だからこそわかりあえる・・・なんだろう、連帯感のようなものを感じていた。



・・・・花子を見つめる。


美しい・・・・


貌の造形が美しいのは間違いなかった・・・・そりゃ、韓流アイドルの候補生になるくらいだ。


美しい・・・・


不謹慎ではあるけれど、


おそらくは、


「病床の身」


そこからの、

透き通るような白い肌が美しかった。

そして、そのスタイルが美しかった。



見つめあった。

潤んだ瞳・・・安心したような・・・心を許した眼元が微笑んでいる。


舌を絡める。


互いの、


神経の剥き出しとなった、


意志が剥き出しとなった、


最も敏感な器官が絡み合う。



求める・・・


口中深くに・・・・もっともっと・・・・舌で花子を貫き・・・ピチャピチャと、卑猥な音を響かせ、舌を絡めた。

躍らせた。


・・・・すぐに、互いの体温が上がっていく。


欲情の血流が駆け巡る。



「もっと、念入りに見せてもらうからな・・・・」



宣言して、

花子の下半身へと移った。



両膝を裏から抱え、

М字に開脚させる。



・・・・目の前、


ヒクつく花子の膣口。


すでに、透明な愛液を滴らせている。


魅惑のスリットの上部、

プックリと充血している雌芯があった。


頭半分を包皮から覗かせていた。


ヒクつく・・・・


杭棒を飲み込みたく・・・・貫かれたく・・・・愛液を・・・・涎を滴らせ、甘い吐息を振り撒いていた。



・・・・・全てがはっきりと見えた。


毛穴すらない・・・健康的な頬の張りほどの色艶だった。

生まれたばかりの姿を晒している。

「無毛の陰部」


・・・・・なんとも、エロチックな情景だった。



すでに、杭棒には充血が始まっていた。

鋼に成らんと、

凶暴な鎌首を持ち上げてきていた。



・・・・・自らの性欲に驚いていた。


さらには、

その、射精の量に驚いていた。

花子の口中に放出した精液は、固形物ほどの粘着を持ち、

口中一杯に溜まるほどの量だった。


・・・・・それを、

花子は飲み干したんだった・・・



「男」を蘇らせてくれた、

愛しい女躰が目の前にあった。



キャウウウウゥゥ・・・・・!!



花子の悲鳴が上がる。


脚を拡げたまま、

ヤラしいМ字開脚のまま、


いきなり、


すっぽりと、

敏感となった雌芯を口中に含んだ。・・・・舌で優しく愛していく・・・・



・・・・最初・・・


キスした時に、「ウィッグ」だと気づいた。


しかし、

その時は、


「病気のせい」


半信半疑だった。・・・・・ファッションとしての場合もある。


・・・・とはいえ、

それであれば、

敢えて「黒髪」としないのではないか・・・そう思った。



・・・・・しかし、

だからこそ、その話題には触れられなくなってしまった。

ボクからは、何も言えない。


・・・・・そして、

花子の髪の毛にも触れられなくなってしまった。



・・・・・初めて、

コンビニで花子の身体を弄った時・・・


パンティーの上から弄った時、


「無毛」


気づいた。



プックリと、

硬くなった雌芯が、

その容すらをハッキリと、
布一枚の下から張り詰めていた。


明らかに、純毛のジュータンの感触がなかった。


それで、

半信半疑が確信となった。



・・・・もちろん、

最近は、
脇の下だけでなく、
陰毛すら、完全に脱毛してしまう女性もいるらしい。

・・・・しかし、「完全に」は、レアケースではないかと思う。

大抵は、

ワンポイントとして、一部を残すのではないかと思う。



・・・・・おそらく・・・

病気のため・・・・治療のために、体毛が抜けてしまったのではないか・・・


そう感じた。


ボクが、


花子の、



「処女喪失」



その願いを受け入れたのは、
そう思ったことも大きかった。


・・・・彼女の「切迫感」のようなものが胸を突いた。



コンビニ駐車場。

陰毛のない・・・・布一枚からの愛撫に花子は狂っていった。


「雌芯」


女躰にとって、最大の性感帯だ。

男の50倍とも、100倍とも言われる快楽を秘めた器官だ。



もちろん、花子にとってもそうだった。


しかし、


そこに、


「無毛」という、

妨げるものの全くない身体が、
快楽を倍増させているのではないかとも思った。


SEXの最中も、

陰毛の妨げのない快楽が、
抽送の度に、突芯にダイレクトに伝わるのだった。



はぁはぁはぁ・・・



花子の荒い呼吸・・・・


すでに、
口中。舌先の愛撫で、数度「悦楽の果て」を迎えていた。



花子が愛おしかった。


彼女の一途な、

命のエネルギーのようなものが、胸に刺さった。



「SEXできない身体」


「射精しない身体」



そこに、

奇跡を起こさせた、花子の命の炎・・・・

生きる耀き・・・



ボクに、


男を蘇らせてくれた花子・・・・女躰。


愛しい・・・・


そして、


感謝を込めて愛する。


口中で、

自らの鋼で、


花子にとっての、

「最高の初体験」としたかった。



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