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第五章 結婚

10話

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「うああああ」

グレンは一気にマルクのペニスを飲み込んだ。

「う、はっ」

マルクも一気に押し寄せる収縮に眉を顰める。

「は、はっ、ああ、奥まで、キタっ」

グレンはマルクの膝の上で腰を上下に動かす。
マルクもグレンの腰に両手を当ててグレンの動きを補助する。

「もっと早く動ける?」

「ん、がんばる…」

グレンが頷く。
マルクはグレンの腰の動きに合わせて自分の腰も上下させる。
二人のぶつかり合いが激しくなる。

「はぁ、もう、無理、限界…イキそう、ああああああ」

「僕も、我慢できないっ…出すよ、グレンっっっ」

マルクはグレンをしっかりと抱きしめてナカに出した。
グレンもそれを受け止めながら自身のペニスからも精液を吐き出した。

「あああああ、気持ちいいい」

グレンは恍惚とした表情のまま、マルクの膝から降りて寝転がった。

「グレン…まだ終わりじゃないよ?」

息を整えたマルクが再びグレンを押し倒す。

「いや、え、俺、もう動けないって…」

「大丈夫、俺に任せて」

マルクは笑顔のままグレンのアナルに触れ始める。

「離せって、あ、あっあん…」

グレンの意思に反してマルクはどんどんと攻め立てていく。

「グレン…」

マルクが満足するまで行為は終わらなかった。



翌朝、マルクは寝不足ながらもツヤツヤの顔で起き上がった。
ベットに横たわっているグレンはまだ夢の中だ。

「おはようございます。マルク様」

使用人が入ってくる。

「ん、おはよ。シーツとか取り替えといてくれる?グレンと風呂に入ってくるから」

「かしこまりました」

マルクは軽々とグレンをお姫様抱っこするとシャワールームに消えていった。

「あぁ、幸せだなぁ…」

腕の中で眠るグレンの顔を覗き込みながらマルクは呟いたのだった。








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