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音痴な学生の放課後練習

補講授業という名の密会 中編

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里見は私立の推薦受験だったので、さっさと受験が終わった。
学校に来る用事は特になかったが、高松に会いに度々学校を訪れていた。

「先生、お疲れ」

授業終わりの高松を準備室で出迎える。
まだ隣の部屋には生徒がいるのかざわめきが聞こえてくる。

「いい子にしてたか?」

「ん、もちろん」

里見はそれまで熱中していたスマホゲームの画面を閉じて高松にすり寄る。
高松は持っていた教材を机の上に置き、両腕を広げて里見を抱きとめる。
隣の部屋の喧騒がどんどんと静かになっていく。

「お腹空いた」

「昼休みの時間だもんな」

二人は学校を抜け出して近くのコンビニで食料を買ってまた学校に戻った。

「卒業ギリギリにこんなことすると思わなかった」

里見は内心ひやひやしていた。
学校を抜け出すなんてやったことなかったからだ。

「はは、たまにはいいだろ」

菓子パンと缶コーヒーを片手に高松が笑った。
里見はその笑顔を見て立ち上がる自分の欲望を抑え込むために、唐揚げを一つ頬張った。



チャイムが鳴って昼休みは終わったものの、高松は次の授業がないので里見と一緒に準備室にいた。

「ここってこんなにグランド見えたっけ?」

体育の授業をしている生徒を眺めながら里見が言う。

「…えっ、あぁ、意外と見渡せるんだよ」

高松が里見の背後から近寄りその身体を抱き寄せる。

「先生、どうかした?」

「いや、なんでもないよ」

「嘘だ」

急に挙動不審になった高松の様子に里見は気が付いていた。

「嘘じゃないって」

里見は身体を反転させて高松と向き合う。

「先生、俺に触りたいんでしょ?」

里見は高松の視線に気が付いていた。
自身の臀部、奥深くに向けられた欲望の視線に。
里見は高松の片手を取ってそこへと誘う。

「先生、触って?」

服の上から撫でるように誘われたソコを今度は高松の意思で触れ始める。

「ん、ね、直接、触って」

里見がカチャリとベルトを外す。
高松はそのまま促されるように里見の下着とズボンを床に落とした。

「キレイだな」

高松は初めて里見の尻を見た。
しっかりとした肉棒も奥の隠された穴も高松はフェザータッチで触れる。

「先生、もっとちゃんと触ってよ」

しびれを切らした里見の声に高松は苦笑した。

「あぁ、いいよ」

右手の二本の指を唾液で湿らせて穴に触れつつ、肉棒は左手で握って上下に扱く。

「ん、あ、そう、それ!!」

里見はすでに自分で準備していたのか後ろの穴は高松の予想よりも柔らかかった。

「おい、里見、自分で触ってたのか?」

「ん、だって、早く先生の欲しくて…んんっ」




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