学校にいる人たちの卑猥な日常

浅上秀

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音痴な学生の放課後練習

補講授業という名の密会 後編

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「くぅっ」

思わず高松は里見のおねだりに奥歯をかみしめてしまった。

「あっ、先生、それ、ああんん」

里見は高松の指さばきに合わせて艶めいた声を上げる。
チラリと高松が横目に見た壁掛け時計は次の授業までの残り時間があと二十分である示している。

「里見、里見っ」

高松は自身の熱をどうにか治めなければと思ったが、里見の痴態を前に無理だと確信した。
自身の前をくつろげるとたぎった肉棒を取り出した。
里見は初めて見る高松のソコに視線は釘付けだ。

「里見、頼む」

高松は床に仰向けに寝そべると里見の身体を上にのせた。
そして里見の口元にいきり立った高松自身の肉棒を近づける。
高松は里見の下半身に顔を寄せると舌と手を使って巧みに愛撫をしていく。

「あっ、先生、すごい、んん、気持ちいい、んぐっ」

里見の口の中に押し入ったソレは今にもはち切れそうだった。

「あぁ、里見、いいぞ、もっと舌を絡ませろっ」

そろそろ時間もなくなってきたので高松は自分から腰を動かして快感を求める。

「んげっ、んんんん、んん」

里見がえづいても構わずにただ自身の欲を発散するために高松は腰を振る。

「はっ、ん、里見、出すぞっ、くっっ」

高松は里見の喉奥に白濁の欲望を吐き出した。

「ゲホッゲホゲホ」

口の中から高松の肉棒が出るのと共に里見はその白い液体を口から溢れさせながらせき込む。
その姿がさらに高松の欲を誘うがもう本当に時間はない。

「悪いな、里見、俺だけ気持ちよくなって」

ティッシュで里見の顔を拭い、自身の身体も清めて衣服を整えていく。

「…ううん、しょうがないよ」

「卒業したらたくさんかわいがってやるからな」

高松は最後のいたずらとしてティッシュで里見の敏感になっているソコを拭う際にわざと強めに力を込めて触れた。

「んんっ、もう、先生!俺、勃起したまんまなのっ!」

肉棒の高まりが収まっていない里見はペチリと高松の頭を叩く。
それさえも高松には非常に愛おしく見えるようだった。

「ごめんごめん、授業中にここで一人でシテてもいいんだぞ?」

全く悪びれる様子もなく高松がチャックをしめた里見のスラックスを上から指でなぞる。

「んんっ、そんな寂しいことしねぇよ!!」

顔を真っ赤にしながら里見は高松の手を跳ねのけた。

「はは、ごめんな、時間なくて。さてそろそろ授業の準備しないと…」

高松は上機嫌で部屋を出て行ってしまった。
里見はぐったりとソファに寝転がって身体の熱が収まるのを待つしかないのだった。



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