上 下
7 / 130
売れ筋のアイドルに出資してみた

2話

しおりを挟む
「よろしく、お願いします…」

ぼそりと高井は言った。

「よろしくね」

一歩、彼に近づくと、一歩、彼は下がった。
俺は苦笑いした。

「離れたら何もできないよ」

「す、すみません…」

彼がうつむく。

「こわい?」

「は、はい…」

「正直だね」

ふっと彼は笑った。

「ベット、行こうか」

こくんと頷いたので二人でベットにむかう。
ベットに腰かけて隣に座る。

「ちょっとお話しようか」

緊張をほぐすために会話することにした。

「は、はい」

「なんで裏クラウドファンディングに?」

「事務所の社長が勝手に…」

「嫌じゃないの?」

「でも俺たちがもっと売れるためにはこれしかないって…」

彼らのグループは確かに地下アイドル界隈では有名なのかもしれないが、一般的な知名度はとても低いのは事実だ。

「他のメンバーは知ってるの?」

「たぶん知らないかと…やらされてるの俺だけっぽくて」

「え、なんで君だけ?」

彼は膝の上にある握りこぶしに力を込めている。

「社長に啖呵切っちゃって…他のメンバーには手出すなって」

「手出すって社長に抱かれるってこと?」

「それも含めて、ですかね…」

「じゃあ君は処女じゃないの?」

彼は弾かれたようにこちらを見る。

「しょ、処女です!今日が初めてです!」

「そっか」

俺は彼の頭を撫でてあげる。
彼は俺の手に少しすり寄ってきた。

「じゃあ準備しようか」

頭を撫でていた手を後頭部に回す。
俺は顔を傾けて高井にキスをした。

「んっ」

彼はそっと目を閉じて答えてくれる。
キスをしながら着ているものを脱がしていく。

胸の飾りをそっと弾くと、びくりと身体が跳ねた。

「ん、っふ、はっ、んん」

上半身を撫でていた手を下半身に向ける。
すらっとした肉棒を握ると高井は声をあげた。

「ああっ」

そのままぐちぐちと扱いてみる。

「ん、おおお」

片手で扱きながら乳首を噛んでみた。

「あっ、あああ、両方、すごいっ」

彼の小さな乳首は口の中で心を持ち始めていた。

「ああ、もう、そろそろ、イキます」

「ん、良いよ」

俺は手に力を込める。
先ほどよりも早く、強く高井の肉棒を扱いた。

「あ、ああ、もう、イクうううううう」

高井は上半身を反らしながら叫んだ。
彼の肉棒からはぴゅるりと精液が出てきた。

「お、イったね」

身体をそのまま横たえらせる。
足をM字に開かせると、達したばかりの肉棒を扱きながら露わになった後ろの穴に指を這わせる。












しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

伯爵令嬢は執事に狙われている

恋愛 / 完結 24h.ポイント:14pt お気に入り:449

見せしめ王子監禁調教日誌

BL / 連載中 24h.ポイント:191pt お気に入り:193

悍ましき魔物は新たな餌を淫らに躾ける

BL / 完結 24h.ポイント:14pt お気に入り:9

腹黒上司が実は激甘だった件について。

恋愛 / 完結 24h.ポイント:14pt お気に入り:139

悪魔との100日ー淫獄の果てにー

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:326pt お気に入り:439

マギアメイデン・マルアーク

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:142pt お気に入り:46

異常な男は神の双子を玩具にする

BL / 完結 24h.ポイント:14pt お気に入り:14

異世界ライフは山あり谷あり

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:681pt お気に入り:1,554

処理中です...