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再会した後輩と同総会であの日の続き
2話
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「おっと、そろそろ始まるな」
二回ほど達しそうになる寸前で指を抜いてやった為、かなり身体に熱がたまったようだ。
それを無視してトイレットペーパーを濡れた穴にあててやる。
立ち上がったソコは俺にはどうにもできないので汁だけ拭ってやる。
そして無理やり身体を便器から立ち上がらせると下着とズボンをはかせた。
ズボンの上から立ち上がっているのはなんとなく見える。
「ほら、行くぞ」
個室のドアを開けて洗面台で手を洗う。
その間も平山はぼーっと立っていた。
手首をつかんで一緒に受付に向かう。
「いいこにしてたら帰りにご褒美やるよ」
耳元でそう囁き一足先に会場に入る。
平山は肩を大きくビクリと揺らした。
「お~い、平山、どこいってたんだよ、こっちこっち」
「え、あ、うん」
呼ばれた方に平山はフラフラと向かっていった。
俺はボーイからグラスを受け取ると壁側に寄った。
すぐに開会のあいさつがあり乾杯になる。
会場内には立食式のためテーブルの上に食事が並んでいる。
適当につまみがら人間観察を始めた。
「そういえば聞いた?あの先輩、不倫して奥さんにバレて警察沙汰になったんだって」
「なにそれやば」
「なぁなぁ、あいつ起業したけど詐欺まがいのことやってるらしいぜ」
「まじかよ」
汚くて興味もないうわさ話ばかりが耳に入ってくる。
つまらなさに平山のことは放置して帰ろうと思った時だった。
「久しぶり」
「あ?」
俺に声をかけてくる奴がいた。
「来ると思ってなかったよ」
「おまえ、誰だ?」
顔を見ても全く覚えがない。
「おやおや四年間も一緒にいたのに誰とは心外だな」
「…なんだ山城か」
「なんだとはなんだい」
相変わらず気味の悪い薄笑いを浮かべながら俺の隣の壁に寄りかかってきた。
山城は高校生の頃からあまり人を寄せ付けなかった俺の隣になぜか居座っていたのだ。
いつも薄笑いを浮かべていたのをよく覚えている。
大学に入学したらてっきり縁が切れると思っていたがなぜかこの男は付いてきたのだ。
「こんなところに滅多に来ない君がいたら誰だって興味をそそられるだろう?」
「俺なんかに興味を持つ奴なんかいねーよ」
持っていたグラスのお酒を全て飲み干す。
「やけ酒は肝臓に良くないよ。まぁいいよ、あそこを見てごらん」
そう言われて指先をみると一人の初老の男性が多くの人間に囲まれてへこへこと頭を下げられている。
「誰だ、あの人」
「君の会社の社長じゃないか」
「なんでおまえ、俺の会社知ってんだよ」
「卒業するときに教えてくれたじゃないか」
「俺には一切、そんな記憶ないぞ」
山城は学生時代から妙に情報通だった。
「失礼だなぁ、記憶から僕のことを消しちゃうなんて」
わざとらしく肩をすくめる。
「はぁ…」
俺は飲み物のお代わりを取りに壁際を離れた。
その背中に山城が声をかけてくる。
「近々、また会うことになると思うよ」
「世界一いらねぇ予言だな」
空になったグラスと新たに酒の入ったグラスをボーイに取り換えてもらう。
その時、ちょうど食べ物を取りに来た平山とその友人が近くを通りがかった。
会話をしながらトングで料理を皿にのせている。
その後ろを通り抜けるふりをして平山の尻を撫でてやる。
「ひぃんんっ」
「お、おい急にどうしたんだよ」
「な、なんでもない。なんか虫がいたような気がして…」
「え、まじかよ」
ビクンと反応した平山の様子に俺の口角が上がった。
若干、恨めしそうな視線を感じたが無視をして先ほどいたのとは真逆の壁際に寄りかかって再び人間観察に努める。
ふと弊社の社長のほうをみるとまだ人々に囲まれていた。
「OBだったのか」
知らない間にそんな接点があったとは。
二回ほど達しそうになる寸前で指を抜いてやった為、かなり身体に熱がたまったようだ。
それを無視してトイレットペーパーを濡れた穴にあててやる。
立ち上がったソコは俺にはどうにもできないので汁だけ拭ってやる。
そして無理やり身体を便器から立ち上がらせると下着とズボンをはかせた。
ズボンの上から立ち上がっているのはなんとなく見える。
「ほら、行くぞ」
個室のドアを開けて洗面台で手を洗う。
その間も平山はぼーっと立っていた。
手首をつかんで一緒に受付に向かう。
「いいこにしてたら帰りにご褒美やるよ」
耳元でそう囁き一足先に会場に入る。
平山は肩を大きくビクリと揺らした。
「お~い、平山、どこいってたんだよ、こっちこっち」
「え、あ、うん」
呼ばれた方に平山はフラフラと向かっていった。
俺はボーイからグラスを受け取ると壁側に寄った。
すぐに開会のあいさつがあり乾杯になる。
会場内には立食式のためテーブルの上に食事が並んでいる。
適当につまみがら人間観察を始めた。
「そういえば聞いた?あの先輩、不倫して奥さんにバレて警察沙汰になったんだって」
「なにそれやば」
「なぁなぁ、あいつ起業したけど詐欺まがいのことやってるらしいぜ」
「まじかよ」
汚くて興味もないうわさ話ばかりが耳に入ってくる。
つまらなさに平山のことは放置して帰ろうと思った時だった。
「久しぶり」
「あ?」
俺に声をかけてくる奴がいた。
「来ると思ってなかったよ」
「おまえ、誰だ?」
顔を見ても全く覚えがない。
「おやおや四年間も一緒にいたのに誰とは心外だな」
「…なんだ山城か」
「なんだとはなんだい」
相変わらず気味の悪い薄笑いを浮かべながら俺の隣の壁に寄りかかってきた。
山城は高校生の頃からあまり人を寄せ付けなかった俺の隣になぜか居座っていたのだ。
いつも薄笑いを浮かべていたのをよく覚えている。
大学に入学したらてっきり縁が切れると思っていたがなぜかこの男は付いてきたのだ。
「こんなところに滅多に来ない君がいたら誰だって興味をそそられるだろう?」
「俺なんかに興味を持つ奴なんかいねーよ」
持っていたグラスのお酒を全て飲み干す。
「やけ酒は肝臓に良くないよ。まぁいいよ、あそこを見てごらん」
そう言われて指先をみると一人の初老の男性が多くの人間に囲まれてへこへこと頭を下げられている。
「誰だ、あの人」
「君の会社の社長じゃないか」
「なんでおまえ、俺の会社知ってんだよ」
「卒業するときに教えてくれたじゃないか」
「俺には一切、そんな記憶ないぞ」
山城は学生時代から妙に情報通だった。
「失礼だなぁ、記憶から僕のことを消しちゃうなんて」
わざとらしく肩をすくめる。
「はぁ…」
俺は飲み物のお代わりを取りに壁際を離れた。
その背中に山城が声をかけてくる。
「近々、また会うことになると思うよ」
「世界一いらねぇ予言だな」
空になったグラスと新たに酒の入ったグラスをボーイに取り換えてもらう。
その時、ちょうど食べ物を取りに来た平山とその友人が近くを通りがかった。
会話をしながらトングで料理を皿にのせている。
その後ろを通り抜けるふりをして平山の尻を撫でてやる。
「ひぃんんっ」
「お、おい急にどうしたんだよ」
「な、なんでもない。なんか虫がいたような気がして…」
「え、まじかよ」
ビクンと反応した平山の様子に俺の口角が上がった。
若干、恨めしそうな視線を感じたが無視をして先ほどいたのとは真逆の壁際に寄りかかって再び人間観察に努める。
ふと弊社の社長のほうをみるとまだ人々に囲まれていた。
「OBだったのか」
知らない間にそんな接点があったとは。
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