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浅上秀

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再会した後輩と同総会であの日の続き

3話

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人間観察にも飽きてきたころだった。
いいタイミングで閉会の挨拶が始まる。
ここからは二次会に向かう人たちと自宅に帰る人に別れていく。

「さぁて、そろそろ帰るか」


クロークで荷物を受け取ってホテルを出ようとしたら誰かに手首をつかまれた。
振り向くとそこには平山がいた。

「どうした。二次会行ったんじゃないのか?」

先ほどまで平山と一緒にいた連中はこぞって二次会に向かっていったようだが。
平山は俺の手首をつかんだまま黙っていた。

「もう帰りたいんだが」

腕を振りほどこうとするがものすごい力で握られている。
ようやくか細い声が耳に届いた。

「もう我慢できないです…」

「何がだ?」

白々しく尋ねる。

「だから、その、」

もじもじとして少し気持ち悪い。

「嫁と子供はいいのかよ」

「今日は同総会で遅くなるって言ってあります」

俺はわざとため息をつくと平山を引きずるようにホテルの出口にむかう。
平山はうつむきながら後ろをついてきた。



会場となっているホテルを離れて少し歩くと繁華街になる。
居酒屋や夜のお店が立ち並ぶその一帯には所謂、ラブホテルも多くある。
そのうちの一つに入る。
平山は黙ってついてきた。

「本当にいいんだな」

エレベーターに乗って一言尋ねると平山は首を縦に振って肯定した。

部屋のつくりはとてもシンプルだった。
入るとすぐに平山は服を脱ぎだした。

「おいおい、いきなりすぎないか」

「だって」

全裸になった平山が俺に抱き着いてくる。
そして俺の利き手を掴むと自身の尻に触れさせる。
そのまま奥の穴に指を伸ばすと液体が垂れてくる。

「早く、入れてほしくて」

「そうはいってもなぁ」

平山はしゃがみこむと俺の腰元に手を回してきた。
ベルトを外してスラックスのファスナーを下げる。
するすると下着の上から俺の前に触れてくる。

「先輩、早くください」

柔らかかったそこが徐々に固くなり始めた。

「ちょっと待て」

床に落ちたベルトとスラックスから両足を抜く。
ついでに下着を脱いでベットに腰かけると平山はベットの下で座った。

「んんっ、はんんっ」

何も言っていないにも関わらず俺の陰茎をさっさと口に入れてしまった。

「うはっ、おまえ、すげぇな」

舌遣いもさることながら根元も余すことなく手で刺激してくる。
相当これは仕込まれたようだ。

「ぅんんっ、おいしい、らしてもいいでふよ」

「咥えながらしゃべんな」

自分のだがよくも一日洗っていないものをこんなに丹念にしゃぶれるものだと感心する。
短い平山の髪に指を絡めながら喉を軽くつくように腰を動かす。

「んぐっ、んんんっ」

「っく、出るぞ」

喉奥でしっかりと出してやると平山の目が思いっきりに開いて、俺の太ももの上に置かれた両手が震える。
全部出てから平山の口内から出る。
平山は名残惜しそうな目線で彼の唾液でテカる俺の陰茎を見つめてくる。

「これに出していいぞ」

精液を吐き出させようとベットボードからティッシュを取って渡す。
平山は首を横に振るとゴクリと喉を鳴らしてすべてを飲み込んでしまった。

「は?大丈夫かおまえ」

「んんっ、ごちそうさまでした」

恍惚とした表情で唇を舌で舐めまわして味わっている。
随分と調教されたものだ。
よく見ると乳首のピアスが前見た時より大きくなっている気がする。


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