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浅上秀

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番外編 スパイに拷問体験してみた

3話

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処女を相手にすることは中々ない。
たとえ処女であっても運営がご丁寧に開発してくれたものに入れることが多かったから一から、というのは記憶の奥底を探しても思い当たらない。
そっと穴に指で触れてみる。
表面は少し乾燥していて固く入口は閉ざされている。

「まずは指一本からだな」

用意されていたローションを尻にかけてやる。
それを塗り込みながら人差し指の先をゆっくりと押し込む。
ギリギリ第一関節まで入るが指が折れそうだ。

「キツイな、これ…」

どうしたものかと思いあぐねていると仮面の男が声をかけてきた。

「よろしければ筋肉弛緩剤でもご利用になられますか?」

「弛緩剤売ったらガバガバになりませんか?」

「そうなるかもしれませんね」

男は意地悪そうに笑う。

「他には?」

「そうですね…一瞬、お貸しいただければ指二本まで広げられますよ」

「う~ん」

一から開発することに興奮を感じるので折角だが断ることにした。

「どうにもならなかったらお願いします」

「かしこまりました」

俺は根気よくローションを継ぎ足しては指を入れて抜いてを繰り返した。
すると何とか一本だけなら出入りするようになった。

「はぁ」

少し疲れた。
そこで細身のディルドを差し込んでみる。

「これくらいならもう入るのか」

少し突っかかるものの根元まで入った。
引き抜こうとするが食いつく力が強いのかなかなか出てこない。

「んんっ、なんだ」

そうこういしているうちにお目覚めになったようだ。

「おはよう、起きた?」

目を瞬かせて俺を見てくる。
明るい部屋の中、男は全裸で乳首におもちゃをつけられて男に穴をいじられているという現実を受け入れられないようだった。
しばらく沈黙が漂った。

「き、貴様、何をしている!こんなことをして許されると思うなよ!」

「はいはい、元はと言えばあんたが悪いらしいよな。俺はあんたの身体を好きなようにするように頼まれただけだから」

起きてしまったせいか先ほどよりも穴がキツク締まってしまった。

「な、なんだと!」

「怒るなよ。ココ、こんなに喜んでるのにさ」

ガン立ちの陰茎を握って擦ると男は顔を真っ赤にした。

「離せ!」

そう叫んだ瞬間に白濁の液体が男の上半身と俺の手を汚す。

「三擦り半以下かよ、早漏だなぁ」

「な、なにを」

男は恥ずかしさなのか怒りなのか顔をさらに赤くして俺を睨む。
拘束されている手足を動かそうとするせいでガタガタとベットが揺れだす。

「結構、固く拘束してるみたいだから逃げようとするだけ無駄だと思うよ。大人しく気持ちよくなりな」

キャスターの上のトレイからある黒いおもちゃを取り出す。
再び尻穴にローションを塗布してそれを入れる。

「い、痛いっ、抜いてくれ!そんなところに入れるなんて」

「尻に力入れるから痛いんだって。ほら、力抜けよ」

腹をさすってやりながらおもちゃを押し込んでいく。

「ひぃ、痛い、痛いぞ…」

涙目になりながらようやく根元まで飲み込んだ。

「これだけで終わらないんだけどな」

根元の先から伸びているポンプで空気を送り込む。
アナルバルーンで拡張しよう、てことだ。

「なんだ、これは、ひぃいい」

少し空気を増やしてやるだけで目を見開く。
二回、三回とポンプを押してやる。

「っく、こんな卑劣なことをされようとも、俺は屈しないぞ」

「へいへい」

いつまでこの男がこんな大口を叩けるのか楽しみだ。
そこそこの大きさまで成長させたバルーンの空気を一気に抜いてやる。

「くひぃいいいい」

「よかったな、楽になっただろう」



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