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女子大生Mの場合 第1話
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『わたしたち、大きくなったら、けっこんしない?』
『うん!うん!約束だよ、あやちゃん!』
微睡みから覚める私。
「……………懐かしい夢をみたな……」
そんな風に浸っている私だけど、次の瞬間、時計の時刻が自分の思ってる時間より短針が1時間進んでいることに気づき……
「ヤバ!!遅刻する!!」
慌てて準備するのだった。
私はとある大学に通う、
現役女子大生の牧野莉子。
年齢は21。彼氏いない歴、年齢と一緒……というか
私は同性愛者なので、男になんて興味はなく、欲しいのはカワイイ彼女なのだ。でもこのことは周りには秘密にしてる。友達にもだ。なぜかって?
(その友達の中に好きな子がいたら言えないよね……)
で、その相手はというと
「莉子~!おはよう!ギリギリセーフだったね!」
この子、江口綾香である。
髪は肩まで届くかくらいの綺麗なストレートのショートカット、今どきの子には珍しく一切髪は染めていない。背も高く、この前聞いたら170cmに達したと言っていた。水泳を高校までしていた影響なのか引き締まった身体だけど、出ているところは出ていて…まさにボン、キュッ、ボン!
スリーサイズは上から、84・58・86
モデルも顔負けの身体である。
本人の性格もいたってサバサバしていて、男女問わず人気がある。
「今日はどしたの?お寝坊さん?」
「うん、なんか懐かしい夢を見てて」
「莉子らしいや。どんな夢?」
「うーん、綾ちゃんと一緒にいた夢かな?なんか小さい時の」
「私達ずっと一緒にいるしね、私も昨日莉子と遊びに行く夢見たよ」
嬉しい事を言ってくれるなぁ。
そう、私達は幼稚園の時からずっと一緒にいる。幼なじみといえばそうなんだろう。
ただ、実際には高校と大学に関しては私が必死に勉強したから今も一緒にいるのだ。
綾香はこう見えて勉強もめちゃ出来る子で、私と違い要領もいい。
私が必死になってやることを、綾香は、すんなりやってのける。
そのことに関して小さいころは悔しく思うこともあったけど、今となっては
(好き、なんだよな)
私に無いものを全て持っている綾香を私はいつの頃からか恋愛感情で見るようになっていた。
最初はただの憧れと思っていたけど、最近は特にふと顔の距離が近くなるだけでドキドキするし……
色々とあんな事やこんな事をしたいと思う自分がいる。
私は悩んでいた。友達としての距離感が日に日にわからなくなってきたのだ。
「ねえ、莉子。ちょっと相談があるんだけど聞いてきくれない?」
お昼を一緒に食べている時にふと綾香が言ってきた。珍しいな?相談を聞く側の多い綾香が、まさか相談してくるなんて
「うん、いいよ。どうしたの?」
「ありがと。実はね、武山先輩から告られてさ、今度デートしてくれない?って誘われたんだ」
これが漫画なら私の背後はガーンという文字で彩られていただろう。私はなるべく動揺が伝わらないように
「………武山先輩って、一個上のサッカー部の人だよね?たしか、大学の中でグランプリになったイケメンの……」
「そうなんだよ、よりによって私に?だよ。他にも可愛いい子はいくらでもいるだろうにね?」
いやいやいや、綾香はこういう性格なので気づいていないんだろうけど……
「綾ちゃんは綺麗だし、告白されて当然と思うよ?」
そう、実は綾香は大学のミスコンにも出場してくれと頼まれる程の美貌なのだ。本人は断ったのだが多分出場していればミスコンになった可能性は十分にある。
「ありがと莉子。うーん、どうやって断ろうかな」
私は本人が断る気でいることにホッとしながらも
「断るの?」
一応聞いてみる。
「告白された時に断ったんだけどね。もう一回考えて返事くれない?って言われちゃったから…」
なるほど、武山先輩も自分がまさか断られるとは思っていなかったんだろうなぁ。
「う~ん、綾ちゃんってさ、どんな人がタイプなの?」
本当になんとなくそう思ったから聞いてみたのだが
「私?私はあんまり恋愛には興味ないなぁ……結婚するなら莉子とがいいな」
「えっ!?」
思わず食いついてしまった。
「だって莉子って私と違って女の子らしくて可愛いいし、料理も上手だし……何よりスゴく和むよ」
最後のは良くわからなかったけど、私はあまりの嬉しさに心臓がドキドキしているのがわかった。
私はカッコイイ綾香みたいになれないならと、自分は女の子を磨いてきたつもりである。自分で言うのはなんだが、実際にそこそこモテるし、告白されたことも何回もある。でも、男の人にモテるよりも、今、綾香に言ってもらえた一言がスゴく嬉しくて……
「えへへ、嬉しいよ。ありがとう綾ちゃん」
スゴく顔が変になってるのがわかる。
「どういたしましてって………莉子、大丈夫?顔赤いけど……」
「う!うん!!大丈夫だよ。少し暑いだけ……」
嬉しい気持ちが一杯の私だったけど、次に発せられた一言で今度はショックを受けることになる。
「まあ、そんなこと言っても、女の子同士とかありえないしね!私も好きな人作ったほうがいいのかな~」
家に帰ってからも綾香の一言が脳内を駆けめぐっていた。
「女の子同士とかありえないしね」
私は枕に顔を埋めながら、ハァ~と溜め息をつく。
どうすればいいんだろう?
どうすれば、私のこの気持ちを伝えられるだろう?
でも、伝えてもし綾香がドン引きしたら、今の友達同士の関係ではいられなくなってしまうかもしれない。
そう思うと、結局何も出来ない。
「ハァ~~~………」
綾香は今の状態でも間違いなくモテる。
先輩からも目をつけられるくらいだ。下手したら学校全体で見ても一番モテるかもしれない。
このまま時と共に大人の色気まで入りだしたら、あらゆる男が放っておかないだろう。
「どうすれば…………」
その時だった。顔を埋めながら携帯を適当にスクロールしていた私の目に飛び込んできたのは、見たことのない、真っ黒なアプリのアイコンだった。
『欲望叶えます』
という文字がアイコンの下に書かれている。
「なに……これ?」
こんなものをインストールした記憶はない。すぐにドラッグしてアンインストールしようとするが…
「あれ…消えない…なんで?」
何度やってもアイコンは消えなかった。
この時私が思ったのは
「なんかのアプリがバグって黒くなってるのかな?」
もし大事なアプリなら大変だ。
私は恐る恐るそのアイコンをタッチした。
しかし、出てきた画面はいたってシンプルで私の見慣れたものではなく、以下のようなことが書かれていた。
『貴方の欲望を下に書き込んでください』
という表示の下に書き込むスペースがあり、その下には何やら注意書きみたいなのがある。
『1.貴方の性欲に関する欲望を3回叶えます。』
『2.書き込みスペースに具体的内容を書いてください。3回目まで書き込めます』
『3回欲望を叶える、もしくはそれ以下の回数でこのアプリが必要なくなったら、貴方が知っている電話番号を書き込んでください。絶対に4回目の欲望を書いてはいけません』
「…………………………」
私は食い入るように何度も文字を読んだ。
最初は新手の詐欺かと思ったけど、利用規約も何も書かれていない。
それよりも、その内容に心が奪われていた。
いつもの私ならすぐに携帯を閉じていただろう。
けれど、昼間の出来事で悩んでいた私にとってそれは神様からの贈り物のように感じたのだ。
私は興奮しながら、それでも努めて冷静に
なんの疑いもなく書き込みスペースに文章を書いた。
『1回目→江口綾香と恋人同士になり、その日にラブホでセックスする』
『うん!うん!約束だよ、あやちゃん!』
微睡みから覚める私。
「……………懐かしい夢をみたな……」
そんな風に浸っている私だけど、次の瞬間、時計の時刻が自分の思ってる時間より短針が1時間進んでいることに気づき……
「ヤバ!!遅刻する!!」
慌てて準備するのだった。
私はとある大学に通う、
現役女子大生の牧野莉子。
年齢は21。彼氏いない歴、年齢と一緒……というか
私は同性愛者なので、男になんて興味はなく、欲しいのはカワイイ彼女なのだ。でもこのことは周りには秘密にしてる。友達にもだ。なぜかって?
(その友達の中に好きな子がいたら言えないよね……)
で、その相手はというと
「莉子~!おはよう!ギリギリセーフだったね!」
この子、江口綾香である。
髪は肩まで届くかくらいの綺麗なストレートのショートカット、今どきの子には珍しく一切髪は染めていない。背も高く、この前聞いたら170cmに達したと言っていた。水泳を高校までしていた影響なのか引き締まった身体だけど、出ているところは出ていて…まさにボン、キュッ、ボン!
スリーサイズは上から、84・58・86
モデルも顔負けの身体である。
本人の性格もいたってサバサバしていて、男女問わず人気がある。
「今日はどしたの?お寝坊さん?」
「うん、なんか懐かしい夢を見てて」
「莉子らしいや。どんな夢?」
「うーん、綾ちゃんと一緒にいた夢かな?なんか小さい時の」
「私達ずっと一緒にいるしね、私も昨日莉子と遊びに行く夢見たよ」
嬉しい事を言ってくれるなぁ。
そう、私達は幼稚園の時からずっと一緒にいる。幼なじみといえばそうなんだろう。
ただ、実際には高校と大学に関しては私が必死に勉強したから今も一緒にいるのだ。
綾香はこう見えて勉強もめちゃ出来る子で、私と違い要領もいい。
私が必死になってやることを、綾香は、すんなりやってのける。
そのことに関して小さいころは悔しく思うこともあったけど、今となっては
(好き、なんだよな)
私に無いものを全て持っている綾香を私はいつの頃からか恋愛感情で見るようになっていた。
最初はただの憧れと思っていたけど、最近は特にふと顔の距離が近くなるだけでドキドキするし……
色々とあんな事やこんな事をしたいと思う自分がいる。
私は悩んでいた。友達としての距離感が日に日にわからなくなってきたのだ。
「ねえ、莉子。ちょっと相談があるんだけど聞いてきくれない?」
お昼を一緒に食べている時にふと綾香が言ってきた。珍しいな?相談を聞く側の多い綾香が、まさか相談してくるなんて
「うん、いいよ。どうしたの?」
「ありがと。実はね、武山先輩から告られてさ、今度デートしてくれない?って誘われたんだ」
これが漫画なら私の背後はガーンという文字で彩られていただろう。私はなるべく動揺が伝わらないように
「………武山先輩って、一個上のサッカー部の人だよね?たしか、大学の中でグランプリになったイケメンの……」
「そうなんだよ、よりによって私に?だよ。他にも可愛いい子はいくらでもいるだろうにね?」
いやいやいや、綾香はこういう性格なので気づいていないんだろうけど……
「綾ちゃんは綺麗だし、告白されて当然と思うよ?」
そう、実は綾香は大学のミスコンにも出場してくれと頼まれる程の美貌なのだ。本人は断ったのだが多分出場していればミスコンになった可能性は十分にある。
「ありがと莉子。うーん、どうやって断ろうかな」
私は本人が断る気でいることにホッとしながらも
「断るの?」
一応聞いてみる。
「告白された時に断ったんだけどね。もう一回考えて返事くれない?って言われちゃったから…」
なるほど、武山先輩も自分がまさか断られるとは思っていなかったんだろうなぁ。
「う~ん、綾ちゃんってさ、どんな人がタイプなの?」
本当になんとなくそう思ったから聞いてみたのだが
「私?私はあんまり恋愛には興味ないなぁ……結婚するなら莉子とがいいな」
「えっ!?」
思わず食いついてしまった。
「だって莉子って私と違って女の子らしくて可愛いいし、料理も上手だし……何よりスゴく和むよ」
最後のは良くわからなかったけど、私はあまりの嬉しさに心臓がドキドキしているのがわかった。
私はカッコイイ綾香みたいになれないならと、自分は女の子を磨いてきたつもりである。自分で言うのはなんだが、実際にそこそこモテるし、告白されたことも何回もある。でも、男の人にモテるよりも、今、綾香に言ってもらえた一言がスゴく嬉しくて……
「えへへ、嬉しいよ。ありがとう綾ちゃん」
スゴく顔が変になってるのがわかる。
「どういたしましてって………莉子、大丈夫?顔赤いけど……」
「う!うん!!大丈夫だよ。少し暑いだけ……」
嬉しい気持ちが一杯の私だったけど、次に発せられた一言で今度はショックを受けることになる。
「まあ、そんなこと言っても、女の子同士とかありえないしね!私も好きな人作ったほうがいいのかな~」
家に帰ってからも綾香の一言が脳内を駆けめぐっていた。
「女の子同士とかありえないしね」
私は枕に顔を埋めながら、ハァ~と溜め息をつく。
どうすればいいんだろう?
どうすれば、私のこの気持ちを伝えられるだろう?
でも、伝えてもし綾香がドン引きしたら、今の友達同士の関係ではいられなくなってしまうかもしれない。
そう思うと、結局何も出来ない。
「ハァ~~~………」
綾香は今の状態でも間違いなくモテる。
先輩からも目をつけられるくらいだ。下手したら学校全体で見ても一番モテるかもしれない。
このまま時と共に大人の色気まで入りだしたら、あらゆる男が放っておかないだろう。
「どうすれば…………」
その時だった。顔を埋めながら携帯を適当にスクロールしていた私の目に飛び込んできたのは、見たことのない、真っ黒なアプリのアイコンだった。
『欲望叶えます』
という文字がアイコンの下に書かれている。
「なに……これ?」
こんなものをインストールした記憶はない。すぐにドラッグしてアンインストールしようとするが…
「あれ…消えない…なんで?」
何度やってもアイコンは消えなかった。
この時私が思ったのは
「なんかのアプリがバグって黒くなってるのかな?」
もし大事なアプリなら大変だ。
私は恐る恐るそのアイコンをタッチした。
しかし、出てきた画面はいたってシンプルで私の見慣れたものではなく、以下のようなことが書かれていた。
『貴方の欲望を下に書き込んでください』
という表示の下に書き込むスペースがあり、その下には何やら注意書きみたいなのがある。
『1.貴方の性欲に関する欲望を3回叶えます。』
『2.書き込みスペースに具体的内容を書いてください。3回目まで書き込めます』
『3回欲望を叶える、もしくはそれ以下の回数でこのアプリが必要なくなったら、貴方が知っている電話番号を書き込んでください。絶対に4回目の欲望を書いてはいけません』
「…………………………」
私は食い入るように何度も文字を読んだ。
最初は新手の詐欺かと思ったけど、利用規約も何も書かれていない。
それよりも、その内容に心が奪われていた。
いつもの私ならすぐに携帯を閉じていただろう。
けれど、昼間の出来事で悩んでいた私にとってそれは神様からの贈り物のように感じたのだ。
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