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寝室の真ん中には大きなお布団。真っ赤なシーツが掛かっていて、遊郭のようないかがわしい雰囲気。
なんだか布団に入ることも出来ず、落ち着かない気持ちで一夜さんを待った。
「待たせたな。」
襖がすーっと開けられ、一夜さんが入ってきた。浅葱色の寝巻きを着崩していて髪は濡れている。その姿の破壊力は凄まじい……。
い、色気が……。
「生身のそなたと交わるのは初めてだな。おいで。」
おずおずと一夜さんに近づくとふわりと抱き上げられ布団の上に横たえられた。
ほんのりとあの白檀が香る。
「蓮華の姿を颯田の鏡で見てから、いつかあの家から助け出してやりたかった。ようやくこの腕に抱ける。ずっと蓮華を見ていた。愛してるよ。」
髪を撫でながら優しく唇が重なる。
夢とは違って感触が生々しくて、一夜さんの息づかいを唇に感じる。
何度も何度も口づけ合った身体は、次の刺激を求め、ぬるりとした彼の舌を受け入れて絡め合う。
「はぅ……ん……。一夜さん……。」
「ああ、蓮華……。」
首筋をかぷりと食まれ、歯の間から一夜さんの舌が私の肌を擽り味わうように蠢く。
同時に割れ目にそっと指を挿し込まれ、すでにそぼ濡れた蜜口はぴちょりと彼の指を受け入れた。
羞恥で赤くなる私を見て、一夜さんが艶やかに笑んだ。
「凄いな。もう濡れてる。」
一夜さんは愛蜜を指に纏わりつかせくるくると秘豆を弄びながら、胸の頂きに吸い付いた。
「……はっ……ん……。」
尚も咥内で胸の頂きを転がすように舐め舌で先端を押し潰す。足の合わさの敏感な秘粒を摘まみクニクニと捏ねられると喘ぎ声が我慢出来ず唇の間から漏れてくる。
「蓮華、声を出すといい。」
「……ん……覗かれない……ですか?」
「皆、眠らせてきた。蓮華、声を聞きたい。」
低く艶めいた声が耳の奥に響いて脳をとかす。
身体はすっかり火照り、お腹の奥がじんじん疼いた。
「……あっ……あっ……。一夜さん、……欲しいの……。」
「ああ、蓮華のナカが熱くなっている。我のモノを挿れたら溶けてしまいそうだ。」
一夜さんは蜜口に凶悪に筋立った硬直をあてがうとゆっくりと腰を埋めていく。
「はっ………。熱い……な。」
「ぅん……ぅん……。」
メリメリと音がしそうなほどナカが押し広げられる。擦れる膣壁が気持ちいい。
ゆっくりと先端を入れた後、一夜さんは一気に私を貫いた。
「あああーーー!!!」
お腹の奥から甘い痺れが沸き上がり、身体中にゾワゾワとした快感が広がっていく。
「あっ……あっ……あっ……。」
抜き挿しされ、奥を突かれると嬌声がはしたなくいほど大きくなってしまう。
快感を逃すように首をいやいやと振るが一夜さんは許してくれず、私の奥を責め立てる。
「はっ、蓮華、起こすぞ。」
肉茎がめり込んだまま、彼は私の背中に手を回し身体を起こした。
向かい合って座るような体勢になると一夜さんが肌を密着させるように抱きしめてくれる。
「蓮華、愛してる。共に逝こうぞ。」
そのまま揺さぶられると、身体がゾクゾクして力が入らない。口づけをしながら一夜さんの背中にしがみついて気が遠くなりそうな快楽の責め苦に耐えた。
そんな私を一夜さんは容赦なく苛め抜き、私はとうとう大きな嬌声を上げて意識を失った。
目が覚めても彼とは繋がったまま、また再び揺さぶられる。
身体はふにゃふにゃに蕩けて、何も考えられない。
そうして何時間も絡み合い時間の感覚が無くなった頃、一夜さんに時間を尋ねた。
「い、一夜さん、時間は?」
「時間など気にするな。鬼の時間は永遠だ。いつまででも交わっていようぞ。」
一夜さんは私が時間を聞いたことが気に入らないらしく、唇を塞ぐように激しく口づけられた。
「……い、一夜さん……だ、駄目……。」
もう彼を求めるだけになってしまった身体は自ら刺激を求めて彼の足に腰を擦り付ける。
「ふっ。いい子だ。」
再び激しくなる抽挿に目の前は白く弾け、繰り返す波のように襲ってくる快感から逃れることが出来ない。
意識が朦朧とした状態で一夜さんに与えられる感覚だけが鮮明……。
私と彼の全てが繋がったように錯覚する。
とても人間のままではもたなかったであろう長い時間睦み合い、一夜さんは漸く硬直を引き抜いた。
「蓮華、素晴らしかった。そなたの身体は何度でも貪りたくなる。」
睦事を頑張った私を褒めるみたいに、優しく髪を梳く。
細められた赤い瞳には、愛しさみたいな感情がぎゅっと詰まっていて……。
目が潤み視界がぼやける。
そんな私の涙を一夜さんはチュっと吸いとってくれた。
「ありがとう、一夜さん。」
微睡みの中、一夜さんの腕枕でうとうとしていると、幸せで今までの辛かった出来事が遥か昔のように遠い。
そんな幸福感に包まれ余韻に浸っていると、彼が急に身体を起こした。
「ちっ、もう目覚めたのか?」
一夜さんは布団から飛び出して部屋を出ていった。
殺気は無いけど、顔は怒っていた。
何……かしら?
目を覚ましたと言ってたけど……?
あっ!
「妖怪さんたち覗きに来たの?」
なんだか布団に入ることも出来ず、落ち着かない気持ちで一夜さんを待った。
「待たせたな。」
襖がすーっと開けられ、一夜さんが入ってきた。浅葱色の寝巻きを着崩していて髪は濡れている。その姿の破壊力は凄まじい……。
い、色気が……。
「生身のそなたと交わるのは初めてだな。おいで。」
おずおずと一夜さんに近づくとふわりと抱き上げられ布団の上に横たえられた。
ほんのりとあの白檀が香る。
「蓮華の姿を颯田の鏡で見てから、いつかあの家から助け出してやりたかった。ようやくこの腕に抱ける。ずっと蓮華を見ていた。愛してるよ。」
髪を撫でながら優しく唇が重なる。
夢とは違って感触が生々しくて、一夜さんの息づかいを唇に感じる。
何度も何度も口づけ合った身体は、次の刺激を求め、ぬるりとした彼の舌を受け入れて絡め合う。
「はぅ……ん……。一夜さん……。」
「ああ、蓮華……。」
首筋をかぷりと食まれ、歯の間から一夜さんの舌が私の肌を擽り味わうように蠢く。
同時に割れ目にそっと指を挿し込まれ、すでにそぼ濡れた蜜口はぴちょりと彼の指を受け入れた。
羞恥で赤くなる私を見て、一夜さんが艶やかに笑んだ。
「凄いな。もう濡れてる。」
一夜さんは愛蜜を指に纏わりつかせくるくると秘豆を弄びながら、胸の頂きに吸い付いた。
「……はっ……ん……。」
尚も咥内で胸の頂きを転がすように舐め舌で先端を押し潰す。足の合わさの敏感な秘粒を摘まみクニクニと捏ねられると喘ぎ声が我慢出来ず唇の間から漏れてくる。
「蓮華、声を出すといい。」
「……ん……覗かれない……ですか?」
「皆、眠らせてきた。蓮華、声を聞きたい。」
低く艶めいた声が耳の奥に響いて脳をとかす。
身体はすっかり火照り、お腹の奥がじんじん疼いた。
「……あっ……あっ……。一夜さん、……欲しいの……。」
「ああ、蓮華のナカが熱くなっている。我のモノを挿れたら溶けてしまいそうだ。」
一夜さんは蜜口に凶悪に筋立った硬直をあてがうとゆっくりと腰を埋めていく。
「はっ………。熱い……な。」
「ぅん……ぅん……。」
メリメリと音がしそうなほどナカが押し広げられる。擦れる膣壁が気持ちいい。
ゆっくりと先端を入れた後、一夜さんは一気に私を貫いた。
「あああーーー!!!」
お腹の奥から甘い痺れが沸き上がり、身体中にゾワゾワとした快感が広がっていく。
「あっ……あっ……あっ……。」
抜き挿しされ、奥を突かれると嬌声がはしたなくいほど大きくなってしまう。
快感を逃すように首をいやいやと振るが一夜さんは許してくれず、私の奥を責め立てる。
「はっ、蓮華、起こすぞ。」
肉茎がめり込んだまま、彼は私の背中に手を回し身体を起こした。
向かい合って座るような体勢になると一夜さんが肌を密着させるように抱きしめてくれる。
「蓮華、愛してる。共に逝こうぞ。」
そのまま揺さぶられると、身体がゾクゾクして力が入らない。口づけをしながら一夜さんの背中にしがみついて気が遠くなりそうな快楽の責め苦に耐えた。
そんな私を一夜さんは容赦なく苛め抜き、私はとうとう大きな嬌声を上げて意識を失った。
目が覚めても彼とは繋がったまま、また再び揺さぶられる。
身体はふにゃふにゃに蕩けて、何も考えられない。
そうして何時間も絡み合い時間の感覚が無くなった頃、一夜さんに時間を尋ねた。
「い、一夜さん、時間は?」
「時間など気にするな。鬼の時間は永遠だ。いつまででも交わっていようぞ。」
一夜さんは私が時間を聞いたことが気に入らないらしく、唇を塞ぐように激しく口づけられた。
「……い、一夜さん……だ、駄目……。」
もう彼を求めるだけになってしまった身体は自ら刺激を求めて彼の足に腰を擦り付ける。
「ふっ。いい子だ。」
再び激しくなる抽挿に目の前は白く弾け、繰り返す波のように襲ってくる快感から逃れることが出来ない。
意識が朦朧とした状態で一夜さんに与えられる感覚だけが鮮明……。
私と彼の全てが繋がったように錯覚する。
とても人間のままではもたなかったであろう長い時間睦み合い、一夜さんは漸く硬直を引き抜いた。
「蓮華、素晴らしかった。そなたの身体は何度でも貪りたくなる。」
睦事を頑張った私を褒めるみたいに、優しく髪を梳く。
細められた赤い瞳には、愛しさみたいな感情がぎゅっと詰まっていて……。
目が潤み視界がぼやける。
そんな私の涙を一夜さんはチュっと吸いとってくれた。
「ありがとう、一夜さん。」
微睡みの中、一夜さんの腕枕でうとうとしていると、幸せで今までの辛かった出来事が遥か昔のように遠い。
そんな幸福感に包まれ余韻に浸っていると、彼が急に身体を起こした。
「ちっ、もう目覚めたのか?」
一夜さんは布団から飛び出して部屋を出ていった。
殺気は無いけど、顔は怒っていた。
何……かしら?
目を覚ましたと言ってたけど……?
あっ!
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