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番外編②
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※R18
※女性が責めます?
殿下視点
「殿下……そのシェイラ様が着けないと……。」
シェイラ専属の侍女の手には幅の広い豪華なネックレスが握られている。俺が選んだ最高級品……。
彼女は俺の贈り物を受け取ってくれたことが無い。
1ヶ月後に長男ジェフリーの御披露目が控えているのだが……。
シェイラは王太子妃として俺の準備した豪華なドレスを着る予定だった。けれど、そのドレスは窮屈だと言って、試着だけで嫌になったらしい。
シェイラは一枚布を巻き付けるだけのドレスを提案した。
『民族衣裳をヒントにしたの。』と、言って、お針子に作らせたドレスを着ることにしたようだった。ドレープが美しいシンプルなデザイン。
ほとんど飾りが無いドレスなんて珍しい。けれど、不思議と美しくて評判は上々だ。俺は、各地の最高級品の宝石を使用したアクセサリーを贈っているが、いらないと断られていた。
「固いし、重いし、着けてると痛い。」
そんな理由で贈り物を断る女がいるなんて……。
閨の中でだけ、シェイラは俺を求めてくれる。
俺はシェイラともっと深く繋がりたくて、一晩中彼女を責め続けた。朝方、くたくたになり、二人で抱き合って眠りにつく。その時間が幸せだった。
☆☆☆
「シェイラ、今日は少し酒を呑むのに付き合ってくれないか?」
「は、はい。」
シェイラにお酒を呑ませてみることにした。彼女の本音が引き出せるだろうか?
少しでも彼女の欲しい物が分かるといいが……。甘い果実酒は美味しかったらしく、彼女はぐいぐいグラスを空けた。
頬がピンク色に染まった彼女は、少し呂律も怪しくなってきた。
「殿下は酷いれす。私はお妃なんてなりたくなかっらのに……。」
彼女の本音は俺を深く傷つけた。
「ど、どうしてだ?今のところ、公務は無いだろう?」
「今度ある御披露目も嫌れすよぉ。目立ちたくないしぃ……。」
「ドレスや宝石は嫌いなのか?ほとんどの女性は綺麗に着飾ることを好むが……。」
「窮屈なドレスも硬くて冷たい宝飾品もいりません。殿下と裸で抱き合ってるほうが、温かいし気持ちいいのぉー。」
そう言うと、シェイラは俺の肩をぐっと掴んで押し倒してきた。
「二人のぉ、間をー、遮るぅ、服なんてぇ、……いらないっっ。」
シェイラはがばりと自分の服を脱いで、俺のシャツをはだけさせ抱きついてきた。
「ほら、気持ちいいでしょー。リック、あったかーい。」
俺の胸でシェイラがクスクスと笑う。
嫌われてはいないようだ。
酔ったシェイラが可愛くて襲いたくなった。股間に熱が溜まっていくのを感じる。
「うふふ、リックのここぉー、硬い……。」
シェイラは手のひらで俺の股間をするりと撫でた。こんな積極的な彼女ははじめてだ。
「リックぅー、気持ちよくしてあげますねぇ?」
彼女は俺の服を脱がして丸裸にすると、肉欲でパンパンに膨らんだソコに唇を寄せた。
「だ、駄目だ、シェイラ、そんなこと……。」
「ふふふっ。私だってリックを困らせてみたいんです。」
彼女は悪戯っ子みたいな目で俺を見上げるとソコをパクリと咥えた。
「はぅっ!」
彼女の温かい咥内と舌に包まれ至極の悦楽へと誘われる。
焦がれる彼女が自分から、そんなことをするなんて……。
「リック、気持ちいいれすかぁ?」
ペロペロとキャンディのように舐め回しながら、シェイラは無邪気に俺を見つめてくる。
「気持ち……いい……よ……。でも……駄目だ……我慢出来ない。」
俺が彼女の咥内から硬直を引き抜くと、彼女は不満そうに頬を膨らませた。
「もうっ!じゃあ、自分れ挿れるっ!」
シェイラは俺に跨がり、俺の硬直に自らの秘部をあてがうと、一気に腰を下ろした。
「ああああーーーーっっ!深いっ!」
彼女は気持ち良さそうに腰を揺らす。下から見上げる乳房はふるふると切なげに揺れる。まさに絶景だ。
「気持ちいいのぉー。」
シェイラは俺に覆い被さり、しがみつくように俺を抱き締めた。彼女の言うとおり、服を着ない方が幸せだ、そう思っていたら、スースーと健やかな寝息が聞こえてきた。
「え?シェイラ?」
肩を揺するがピクリともしない。
「え……まさか……寝たの?」
彼女は俺に覆い被さったまま、眠りについたようだった。
「酷くない?」
俺はどうすればいいんだ。
もうこれからは、シェイラにあまりお酒を飲ませないでおこう、そう思った。
※女性が責めます?
殿下視点
「殿下……そのシェイラ様が着けないと……。」
シェイラ専属の侍女の手には幅の広い豪華なネックレスが握られている。俺が選んだ最高級品……。
彼女は俺の贈り物を受け取ってくれたことが無い。
1ヶ月後に長男ジェフリーの御披露目が控えているのだが……。
シェイラは王太子妃として俺の準備した豪華なドレスを着る予定だった。けれど、そのドレスは窮屈だと言って、試着だけで嫌になったらしい。
シェイラは一枚布を巻き付けるだけのドレスを提案した。
『民族衣裳をヒントにしたの。』と、言って、お針子に作らせたドレスを着ることにしたようだった。ドレープが美しいシンプルなデザイン。
ほとんど飾りが無いドレスなんて珍しい。けれど、不思議と美しくて評判は上々だ。俺は、各地の最高級品の宝石を使用したアクセサリーを贈っているが、いらないと断られていた。
「固いし、重いし、着けてると痛い。」
そんな理由で贈り物を断る女がいるなんて……。
閨の中でだけ、シェイラは俺を求めてくれる。
俺はシェイラともっと深く繋がりたくて、一晩中彼女を責め続けた。朝方、くたくたになり、二人で抱き合って眠りにつく。その時間が幸せだった。
☆☆☆
「シェイラ、今日は少し酒を呑むのに付き合ってくれないか?」
「は、はい。」
シェイラにお酒を呑ませてみることにした。彼女の本音が引き出せるだろうか?
少しでも彼女の欲しい物が分かるといいが……。甘い果実酒は美味しかったらしく、彼女はぐいぐいグラスを空けた。
頬がピンク色に染まった彼女は、少し呂律も怪しくなってきた。
「殿下は酷いれす。私はお妃なんてなりたくなかっらのに……。」
彼女の本音は俺を深く傷つけた。
「ど、どうしてだ?今のところ、公務は無いだろう?」
「今度ある御披露目も嫌れすよぉ。目立ちたくないしぃ……。」
「ドレスや宝石は嫌いなのか?ほとんどの女性は綺麗に着飾ることを好むが……。」
「窮屈なドレスも硬くて冷たい宝飾品もいりません。殿下と裸で抱き合ってるほうが、温かいし気持ちいいのぉー。」
そう言うと、シェイラは俺の肩をぐっと掴んで押し倒してきた。
「二人のぉ、間をー、遮るぅ、服なんてぇ、……いらないっっ。」
シェイラはがばりと自分の服を脱いで、俺のシャツをはだけさせ抱きついてきた。
「ほら、気持ちいいでしょー。リック、あったかーい。」
俺の胸でシェイラがクスクスと笑う。
嫌われてはいないようだ。
酔ったシェイラが可愛くて襲いたくなった。股間に熱が溜まっていくのを感じる。
「うふふ、リックのここぉー、硬い……。」
シェイラは手のひらで俺の股間をするりと撫でた。こんな積極的な彼女ははじめてだ。
「リックぅー、気持ちよくしてあげますねぇ?」
彼女は俺の服を脱がして丸裸にすると、肉欲でパンパンに膨らんだソコに唇を寄せた。
「だ、駄目だ、シェイラ、そんなこと……。」
「ふふふっ。私だってリックを困らせてみたいんです。」
彼女は悪戯っ子みたいな目で俺を見上げるとソコをパクリと咥えた。
「はぅっ!」
彼女の温かい咥内と舌に包まれ至極の悦楽へと誘われる。
焦がれる彼女が自分から、そんなことをするなんて……。
「リック、気持ちいいれすかぁ?」
ペロペロとキャンディのように舐め回しながら、シェイラは無邪気に俺を見つめてくる。
「気持ち……いい……よ……。でも……駄目だ……我慢出来ない。」
俺が彼女の咥内から硬直を引き抜くと、彼女は不満そうに頬を膨らませた。
「もうっ!じゃあ、自分れ挿れるっ!」
シェイラは俺に跨がり、俺の硬直に自らの秘部をあてがうと、一気に腰を下ろした。
「ああああーーーーっっ!深いっ!」
彼女は気持ち良さそうに腰を揺らす。下から見上げる乳房はふるふると切なげに揺れる。まさに絶景だ。
「気持ちいいのぉー。」
シェイラは俺に覆い被さり、しがみつくように俺を抱き締めた。彼女の言うとおり、服を着ない方が幸せだ、そう思っていたら、スースーと健やかな寝息が聞こえてきた。
「え?シェイラ?」
肩を揺するがピクリともしない。
「え……まさか……寝たの?」
彼女は俺に覆い被さったまま、眠りについたようだった。
「酷くない?」
俺はどうすればいいんだ。
もうこれからは、シェイラにあまりお酒を飲ませないでおこう、そう思った。
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