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…帰ってきた帰ってきた…。もうあかんあかん…。な~んやねん…。やっぱりや…。盗み入っとうわ…。にしても散らかり過ぎや!ワンルームやーっちゅうとんのに(※って言ってるのに)棚も開きっぱなしで中のもんも出されて部屋中に散らかっとうわ!通帳だけ狙ったな…?
ハッハッハ!やけどな…。通帳は無事や!床に放置やけど…。そらそうやろ!裏んとこに貼り付けといた……。うっわ…これやこれ…。ボタン押して…。
ゴキブリのおもちゃ「ギイイヤァァァァァ!!」
成世「ウェアアアアア!!」
ゴキブリのおもちゃが高い高い声で叫びだしたもんやから、びっくりして通帳ごとまた床に叩きつけてもた。
成世「チッ…。うっさいのぉ!」どっかの動画サイトのフリー音源の金切り声を組み込んだ自作の防犯グッズやけど…。もう作らん!何も取られてへんから役には立っとうけど、作らん…!
自分で言うのもなんやけど…、結構騒いでもたな…。まぁここ一階やけどさぁ…。ホンマやったら誰か来て俺怒られると思うんやけどな…。誰も来んなぁ…。…見に行こ!あ、やばいやばい!ニット帽とサングラス外さな!…マスクも外すか!ちゃんと鍵も閉めてな!
恐る恐る玄関を開くと…、アパートの駐車場で住人全員が集まっとった。そこに行ったら、誰かが犯人取り押さえてくれとうのを見た。取り押さえられとうのは…、泥棒やな?シャツ1枚に短パンとスリッパを履いた白髪が目立つ茶髪の小太りの爺さん…。…人それぞれや!評価したらあかんのじゃ!やけどのぉ…。人の部屋ん中なんやからもうちょ~っと綺麗に片付けられまへんか?爺はん…。じ~いは~ん!
取り押さえてくれはった人は…、スウェット上下の服装でスニーカーを履いた……。あ、あの方は…!日差しに照らされまるで宝石の様に輝く艷やかな髪をポニーテールに結んだ…。…美しい女性のお方…!俺と同い年ぐらい?…いやそんなんどうでもええねん!
真っ先に感謝を述べるんや!…綺麗なお方…。俺の事好きになって~…。
そう思いながら気をつけの姿勢をとっとった俺にお気付きになりはったんか、女性が俺の方にお向きになりはった。あ、あきまへん!眩しい眩しい!俺はつい両手の掌を彼女に向けて目を閉じて体を後ろに傾けてもた…。
女性「あの!部屋の住人の方ですか!?…ちょっと聞いてます!?」
女性に怒られてしもた…。嫌われたくあれへん!(※嫌われたくない/パターン2)
成世「申し訳ございません!今そちらに向かいます!」
俺は走って女性の方に向かった。周りの他の住人達が俺を困惑した顔で見つめてくる……。すいませんすいません!許してくれや…。
成世「申し訳ございません!そしてありがとうございます!」
俺は女性の近くに寄り、深く頭を下げた。
女性「そういうのはいいので、後はお願いします。
警察は他の住人の方が呼んでくださった様なので。」
成世「そうですか!ありがとうございます!」
俺は後ろの方を向き、住人達に頭を下げて礼を言うた。住人達は依然困惑したままや…。…許してください…。
女性「じゃあ私はこれで!」
女性はどっか行かれはるようやった。やけどそれはあかんやろ…。
成世「いやあの…、お待ち下さい!警察が来るまでここにいらっしゃった方が良いんじゃないでしょうか?表彰の件もあるでしょうし…。」
女性「…まあそうですね…。マネージャーや事務所にも迷惑がかかるのを忘れてました。ごめんなさい…。」
ん?今マネージャーとか事務所とか言うたか?
成世「あ…いや、お気になさらず…。…芸能人の方でしたか…。」
女性「あ…はい。…ご存知ありませんでしたか…?」
女性は俺に上目遣いをしてこられた。…ありがたや…。
成世「申し訳ございません…。…存じ上げてませんでした…。」
女性「…そうですか…。」
女性はしょんぼりした顔でそう仰った…。お許しください…。やから住人達全員外出とったんやな…。
女性「でもただ待ってるだけなんて楽しくないから…。そうだ!サインを書かせてもらえませんか?あなただけじゃなくて、ここにいる皆さん全員分の!」
女性は目を輝かせてそう仰った。
成世「あ、ありがとうございます。犯人は僕が押さえておきます!」
女性「ありがとうございます!お願いしますね!
後ろの住民達は皆大喜びや!
誰かは分からんけど、こんなべっぴんさんのサイン貰えるんや!ありがたいで!何か紙あったっけな…。
あ!胸ポケットにメモ帳入っとった!
成世「これに書いていただけないでしょうか?
小さくて申し訳ございません…。」
女性「いいですよ!あなたのは分かりやすく書きますね!」そうにこやかに仰ると、女性はめっちゃ分かりやすいサインを書いてくれはった…。…優しい…。
女性「はい!終わりましたよ!」
成世「ありがとうございます!」
なになに…?
成世「瀬原真梨耶(せはらまりや」さん…ですか。」
真梨耶「はい!」真梨耶さんがニコって笑ってくれはった…。…ファンになろ!
真梨耶「次の方~!どうぞ!」
真梨耶さんが他の住人達に呼びかけると、住人達が一斉に押し寄せて来よった…。急ぎ過ぎや!ぶつかるところやったやんけ!まあ避けたんやけどな!真梨耶さんに代わって押さえとった爺はんはちょっと可哀想やったから立たせて退避させたった。
真梨耶「はい!どうぞ!」
住人1「ありがどうございます!一生大事にします!」
真梨耶「ふふっ。嬉しい!ありがとうございます!」
サイン書いてはるのを見ると、その丁寧さに感動してまうで!…あかん涙出てもた…。
真梨耶さんが全員分のサインを書き終わった頃、パトカーがアパートの駐車場に止まった。降りた2人の警察官がこっちに来はった。
警察官1「真梨耶さん!?ご協力感謝します!」
警察官の1人が真梨耶さんに敬礼しはった。もう1人の警察官は爺はんに一緒に署に来るように促した。
警察官2「ほら行くぞ!立て!」
お爺さん「うぅ…。真梨耶ちゃん!俺にもサインください!」が真梨耶さんにそう言いよった!
真梨耶さんは戸惑ってたから、俺が先に動いたった。
成世「…こちらをお取りください…。」
俺はメモ帳のページを1枚ちぎり、おっさんに渡したった。
お爺さん「…え?」
爺はんは驚きを隠せへん様やった。
成世「瀬原さん、どうかお願い致します。」
真梨耶「…はい!」
真梨耶さんは爺はんが持っとうメモ帳のページにサインを書いてくれはった。
真梨耶「…はい!どうぞ!」
真梨耶さんはサインが入ったページをおっさんにお渡しになりはった。
お爺さん「…ありがとうございます…。」
爺はんは泣いとった…。そしてパトカーに乗せられるときに俺に笑いながらこう言いよった。
お爺さん「あのゴキブリうるせえんだよ!」
俺はこう言ったった。
成世「すいません!」
ちょっと頭下げたった。そしてパトカーに乗せられた後、パトカーは去ってった。
真梨耶「…じゃあ私はこれで!」
成世「今日はありがとうございました!」
俺は深く頭を下げた。
真梨耶「いえいえ!」
そう仰った後、真梨耶さんは走り去って行きはった。
それを住人全員で見送った。姿が見えんくなったと同時に、住人達は各々の部屋に帰ってった。
さて俺も帰るか!マイルームへ!マイルームの玄関に辿り着くと、鍵を開けてドアを開いた!
成世「…不潔や…。」
【続く】
ハッハッハ!やけどな…。通帳は無事や!床に放置やけど…。そらそうやろ!裏んとこに貼り付けといた……。うっわ…これやこれ…。ボタン押して…。
ゴキブリのおもちゃ「ギイイヤァァァァァ!!」
成世「ウェアアアアア!!」
ゴキブリのおもちゃが高い高い声で叫びだしたもんやから、びっくりして通帳ごとまた床に叩きつけてもた。
成世「チッ…。うっさいのぉ!」どっかの動画サイトのフリー音源の金切り声を組み込んだ自作の防犯グッズやけど…。もう作らん!何も取られてへんから役には立っとうけど、作らん…!
自分で言うのもなんやけど…、結構騒いでもたな…。まぁここ一階やけどさぁ…。ホンマやったら誰か来て俺怒られると思うんやけどな…。誰も来んなぁ…。…見に行こ!あ、やばいやばい!ニット帽とサングラス外さな!…マスクも外すか!ちゃんと鍵も閉めてな!
恐る恐る玄関を開くと…、アパートの駐車場で住人全員が集まっとった。そこに行ったら、誰かが犯人取り押さえてくれとうのを見た。取り押さえられとうのは…、泥棒やな?シャツ1枚に短パンとスリッパを履いた白髪が目立つ茶髪の小太りの爺さん…。…人それぞれや!評価したらあかんのじゃ!やけどのぉ…。人の部屋ん中なんやからもうちょ~っと綺麗に片付けられまへんか?爺はん…。じ~いは~ん!
取り押さえてくれはった人は…、スウェット上下の服装でスニーカーを履いた……。あ、あの方は…!日差しに照らされまるで宝石の様に輝く艷やかな髪をポニーテールに結んだ…。…美しい女性のお方…!俺と同い年ぐらい?…いやそんなんどうでもええねん!
真っ先に感謝を述べるんや!…綺麗なお方…。俺の事好きになって~…。
そう思いながら気をつけの姿勢をとっとった俺にお気付きになりはったんか、女性が俺の方にお向きになりはった。あ、あきまへん!眩しい眩しい!俺はつい両手の掌を彼女に向けて目を閉じて体を後ろに傾けてもた…。
女性「あの!部屋の住人の方ですか!?…ちょっと聞いてます!?」
女性に怒られてしもた…。嫌われたくあれへん!(※嫌われたくない/パターン2)
成世「申し訳ございません!今そちらに向かいます!」
俺は走って女性の方に向かった。周りの他の住人達が俺を困惑した顔で見つめてくる……。すいませんすいません!許してくれや…。
成世「申し訳ございません!そしてありがとうございます!」
俺は女性の近くに寄り、深く頭を下げた。
女性「そういうのはいいので、後はお願いします。
警察は他の住人の方が呼んでくださった様なので。」
成世「そうですか!ありがとうございます!」
俺は後ろの方を向き、住人達に頭を下げて礼を言うた。住人達は依然困惑したままや…。…許してください…。
女性「じゃあ私はこれで!」
女性はどっか行かれはるようやった。やけどそれはあかんやろ…。
成世「いやあの…、お待ち下さい!警察が来るまでここにいらっしゃった方が良いんじゃないでしょうか?表彰の件もあるでしょうし…。」
女性「…まあそうですね…。マネージャーや事務所にも迷惑がかかるのを忘れてました。ごめんなさい…。」
ん?今マネージャーとか事務所とか言うたか?
成世「あ…いや、お気になさらず…。…芸能人の方でしたか…。」
女性「あ…はい。…ご存知ありませんでしたか…?」
女性は俺に上目遣いをしてこられた。…ありがたや…。
成世「申し訳ございません…。…存じ上げてませんでした…。」
女性「…そうですか…。」
女性はしょんぼりした顔でそう仰った…。お許しください…。やから住人達全員外出とったんやな…。
女性「でもただ待ってるだけなんて楽しくないから…。そうだ!サインを書かせてもらえませんか?あなただけじゃなくて、ここにいる皆さん全員分の!」
女性は目を輝かせてそう仰った。
成世「あ、ありがとうございます。犯人は僕が押さえておきます!」
女性「ありがとうございます!お願いしますね!
後ろの住民達は皆大喜びや!
誰かは分からんけど、こんなべっぴんさんのサイン貰えるんや!ありがたいで!何か紙あったっけな…。
あ!胸ポケットにメモ帳入っとった!
成世「これに書いていただけないでしょうか?
小さくて申し訳ございません…。」
女性「いいですよ!あなたのは分かりやすく書きますね!」そうにこやかに仰ると、女性はめっちゃ分かりやすいサインを書いてくれはった…。…優しい…。
女性「はい!終わりましたよ!」
成世「ありがとうございます!」
なになに…?
成世「瀬原真梨耶(せはらまりや」さん…ですか。」
真梨耶「はい!」真梨耶さんがニコって笑ってくれはった…。…ファンになろ!
真梨耶「次の方~!どうぞ!」
真梨耶さんが他の住人達に呼びかけると、住人達が一斉に押し寄せて来よった…。急ぎ過ぎや!ぶつかるところやったやんけ!まあ避けたんやけどな!真梨耶さんに代わって押さえとった爺はんはちょっと可哀想やったから立たせて退避させたった。
真梨耶「はい!どうぞ!」
住人1「ありがどうございます!一生大事にします!」
真梨耶「ふふっ。嬉しい!ありがとうございます!」
サイン書いてはるのを見ると、その丁寧さに感動してまうで!…あかん涙出てもた…。
真梨耶さんが全員分のサインを書き終わった頃、パトカーがアパートの駐車場に止まった。降りた2人の警察官がこっちに来はった。
警察官1「真梨耶さん!?ご協力感謝します!」
警察官の1人が真梨耶さんに敬礼しはった。もう1人の警察官は爺はんに一緒に署に来るように促した。
警察官2「ほら行くぞ!立て!」
お爺さん「うぅ…。真梨耶ちゃん!俺にもサインください!」が真梨耶さんにそう言いよった!
真梨耶さんは戸惑ってたから、俺が先に動いたった。
成世「…こちらをお取りください…。」
俺はメモ帳のページを1枚ちぎり、おっさんに渡したった。
お爺さん「…え?」
爺はんは驚きを隠せへん様やった。
成世「瀬原さん、どうかお願い致します。」
真梨耶「…はい!」
真梨耶さんは爺はんが持っとうメモ帳のページにサインを書いてくれはった。
真梨耶「…はい!どうぞ!」
真梨耶さんはサインが入ったページをおっさんにお渡しになりはった。
お爺さん「…ありがとうございます…。」
爺はんは泣いとった…。そしてパトカーに乗せられるときに俺に笑いながらこう言いよった。
お爺さん「あのゴキブリうるせえんだよ!」
俺はこう言ったった。
成世「すいません!」
ちょっと頭下げたった。そしてパトカーに乗せられた後、パトカーは去ってった。
真梨耶「…じゃあ私はこれで!」
成世「今日はありがとうございました!」
俺は深く頭を下げた。
真梨耶「いえいえ!」
そう仰った後、真梨耶さんは走り去って行きはった。
それを住人全員で見送った。姿が見えんくなったと同時に、住人達は各々の部屋に帰ってった。
さて俺も帰るか!マイルームへ!マイルームの玄関に辿り着くと、鍵を開けてドアを開いた!
成世「…不潔や…。」
【続く】
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