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19話
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~ 午後2時 アパート アリンナの部屋~
アリンナ「それで、どうです?効果がありましたか?」
成世「効果あったで!昨日蹴られたけど、相手痛がっとっただけで普通に走れとったし。良かったでホンマ!ありがとうございます!」
俺は手に持った定規の形をした新しい発明品を一瞬見た後頭を下げて礼を言うた。
アリンナ「ふふっ。良かった。」
アリンナは微笑んで言うた。この定規型の機械は相手に怪我を負わせない特殊で微細な膜を使用者に張り、受けた攻撃を吸収した後、攻撃をしてきた生物や物体に再生・治癒効果をもたらす代物や。
………聞くか!
成世「発明品って、レツラと共同で作っとん?」
アリンナ「あははっ!今更!?そうだけど。」
アリンナは口を押さえて笑いながら言うた。
成世「ほぉ!そうか!」
アリンナ「あははっ!もう大げさ!」
アリンナはまた笑いながら言うた。
成世「陸斗・レツラ・ガロラスの部屋にも行ったろっかな。」
俺は目線を床に向けて手を顎に添えて言うた。
アリンナ「え?まだ行ってないの!?あははっ!」
成世「笑い過ぎや!」
俺は笑みを浮かべながら言うたった。
アリンナ「だってここにはよく来てるのに、ここ以外には行ってないって!あっはは!」
成世「いやあのね…。行く理由も思いつかへん!まぁここは機械の事聞かなあかんから、来とうけど…。部屋には入らんと玄関で済ましとうからええやろ…。」
アリンナ「ふーん。私に会いに来てるんじゃなくて?」
アリンナは目を少し細めて上目遣いで言うた。
成世「あきまへんあきまへん!」
俺は真顔で顔を赤くしながら気をつけの姿勢で言うた。
アリンナ「ふふっ。なーんてね。」
アリンナは微笑んだ後体勢を戻しながら言うた。
成世「…なんやねん。」
アリンナ「別に。ちょっと可愛かったなーって。」
成世「まーたそんな事言うて!悪い子や!帰りますわ!」
堪らんわ!帰らなあかん!俺はアリンナに背を向けてドアノブにに手を伸ばした。
アリンナ「ごめんね?怒ってる?」
アリンナは申し訳なさそうに言うた。俺は動きを止めて、やけどアリンナの方には向かずに言うたった。
成世「怒ってへん…。恥ずかしいんや…。」
アリンナ「え…?」
アリンナの表情はわからへん。今はどうでもええわ!
成世「また来ますわ!」
俺はアリンナの方を向かずに言うた。
アリンナ「え、えぇ!」
アリンナの返答を聞いた後、俺はアリンナの部屋を後にした。
アリンナ「それで、どうです?効果がありましたか?」
成世「効果あったで!昨日蹴られたけど、相手痛がっとっただけで普通に走れとったし。良かったでホンマ!ありがとうございます!」
俺は手に持った定規の形をした新しい発明品を一瞬見た後頭を下げて礼を言うた。
アリンナ「ふふっ。良かった。」
アリンナは微笑んで言うた。この定規型の機械は相手に怪我を負わせない特殊で微細な膜を使用者に張り、受けた攻撃を吸収した後、攻撃をしてきた生物や物体に再生・治癒効果をもたらす代物や。
………聞くか!
成世「発明品って、レツラと共同で作っとん?」
アリンナ「あははっ!今更!?そうだけど。」
アリンナは口を押さえて笑いながら言うた。
成世「ほぉ!そうか!」
アリンナ「あははっ!もう大げさ!」
アリンナはまた笑いながら言うた。
成世「陸斗・レツラ・ガロラスの部屋にも行ったろっかな。」
俺は目線を床に向けて手を顎に添えて言うた。
アリンナ「え?まだ行ってないの!?あははっ!」
成世「笑い過ぎや!」
俺は笑みを浮かべながら言うたった。
アリンナ「だってここにはよく来てるのに、ここ以外には行ってないって!あっはは!」
成世「いやあのね…。行く理由も思いつかへん!まぁここは機械の事聞かなあかんから、来とうけど…。部屋には入らんと玄関で済ましとうからええやろ…。」
アリンナ「ふーん。私に会いに来てるんじゃなくて?」
アリンナは目を少し細めて上目遣いで言うた。
成世「あきまへんあきまへん!」
俺は真顔で顔を赤くしながら気をつけの姿勢で言うた。
アリンナ「ふふっ。なーんてね。」
アリンナは微笑んだ後体勢を戻しながら言うた。
成世「…なんやねん。」
アリンナ「別に。ちょっと可愛かったなーって。」
成世「まーたそんな事言うて!悪い子や!帰りますわ!」
堪らんわ!帰らなあかん!俺はアリンナに背を向けてドアノブにに手を伸ばした。
アリンナ「ごめんね?怒ってる?」
アリンナは申し訳なさそうに言うた。俺は動きを止めて、やけどアリンナの方には向かずに言うたった。
成世「怒ってへん…。恥ずかしいんや…。」
アリンナ「え…?」
アリンナの表情はわからへん。今はどうでもええわ!
成世「また来ますわ!」
俺はアリンナの方を向かずに言うた。
アリンナ「え、えぇ!」
アリンナの返答を聞いた後、俺はアリンナの部屋を後にした。
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