いきなり、皇帝転生!!! 龍の国の皇帝。121人の愛人と世界で遊ぶ~(笑)

さよなら。TOYBEE

文字の大きさ
3 / 21

第1話 皇帝転生

しおりを挟む
 ぜぃおりゃあーぁああぁーー! ファンタジックぅ一本背負いッッ(笑)!!!

 うおーーーーー! 俺、王様にほんとになったよっーーー! すごい美形だよっーーー♪ 長髪でさ。黒髪なんだけど、髪がさらさら長くて~、目がしっとりと黒曜石みたいな神秘的な色してんのっ!!! 色が深くて魔夜の星空みたいなキラキラだよーーーっ! 

 わおー! その上、笑顔がすごくてーーー♪ 微笑むとふわっと、黒猫みたいにエロっぽく色づく感じに見えるんだ!!! 足もすらっと筋肉ついててーーー♪ 小型だけど、すげえかっこいい体してるーーーっ!

 なんか生きた小龍王って感じですごいのーーー! なにか、男にも女にも好かれる完璧な顔と身体してる感じ~。足は短めだけどーーー♪ バッチリ筋肉ついてる~♪ 肌は少し浅黒い感じ。エキゾチーークッ。

 何度も自分で鏡で自分の顔と体ーーー♪ 見返してニヤニヤしちゃったよっ! うわっ。俺、すごい美形と完璧ボディに転生したよっ! その上、部屋がすげえゴージャスでさーーー!

 だだっ広い部屋にさーーーっ。純金製のでかいアポロンみたいな彫刻とか置いてあって、ベッドなんて、20人くらい寝られそうなデカイふかふかの天蓋つきのベッドが置いてあるんだぜっ?

 すげえよ王様ーーー。これって、絶対勝ち組間違いなしじゃんーーー? やったね。神様、サンキューってさーーー。こりゃあ、やったりしかないでしょう。やったりー! なんでも自由に王様として遊んで楽しくやったりーーーーっ!

 で。

 ふぅーーー。落ち着こう。

 そこで俺の荘厳な宝瓶宮の部屋に執事が入って来た!!!

 白髪がきれいな黒服が似合うおじいさんの執事でさ。従順そうで誠実そうな、やたらと見栄えがいいおじいさん。そのおじいさんが先ぶれをしてかしこまりながら、俺に頭下げてきたわけさ~。

「アデルバイド様。今日の御用はいかがいたしましょう。なんでも申し付けてくださいませ」

 お? 俺、アデルバイドっていうの~?

 転生したけど、情報が分からないや~。おっしゃ!!! ちょっと、このおじいさんに聞いてみよっ。俺、ほんとに王様になったんだよな? ちょっと聞いてみよーーーーーっ!!!

「おう。お前・・・ええと、名前はなんと言ったかな?」

「はい。リュートンと申します。アデルバイド様。あなたの忠実な執事リュートンです。なんでも申し付けくださいませ」

「それじゃあ、状況の確認をしたい。俺は、どんなヤツだ?」

「はい。アデルバイド様は、我が、神龍リステンハイムの第53代の王、御年20の皇帝陛下にございます」

「おっ、二十歳か。若いな。俺に妃は?」

「お妃さまはおられず、121人の愛人と一緒にお暮しで、皇帝宮で、悠々自適に過ごす生活をされております」

「ふむふむ。それで、俺に仕事はあるのか?」

「皇帝陛下はなにをされても、自由でございます。我が神龍国の国民は喜んで、陛下に従いましょう」

 やったねーーーー!!!仕事なし!!!! やっぱり仕事なんてやってられないぜー!!!!! 当たり前っしょーーーーー!!! 俺は社畜としてバリバリ働いてたんだ!!! 奴隷のように!!!! 異世界行って働いてられるかい!!! おっ、でも、遊んでたらーーーーー、他に後継者とか居たら、文句言われそうだな? そこんとこどうよーーーーー?

「俺以外に後継者はいるのか?」

「陛下は先の皇帝陛下が亡くなられてから、お一方の後継者であられます」

 おーーーーう。なるほど。やったりぃーーー!! イエーーーイ!!! これは完璧な転生だなーーーーっ。やったなーーーー。俺ぇ。神様に願いを言った俺の勝ちだねぇーーーー。いえーーい。ただ、まだ、ちょっと、周辺が分からないじょーーー。周辺の状況ってどうなんだろう~。政治とか大丈夫なんだろうか? 聞いてみよっ!!!!

「我が国の状況はどうなってる? 周辺に敵はいないか?」

「神龍国の皇帝を継承されて、何事も我が国はうまく行ってございます。経済は宰相であるリドガン様がされており、貧困への開拓政策が。また、富裕層の取り扱いにおける景気対策も機動に乗っております。我が国に隙はございません」

「兵器はあるのか?」

「我が国は、陛下の祖父の時代に、神龍を継承する儀式に成功しており、長大魔法兵器「アデルセン」がございます。我が国は最強の国家。外敵も怯えて手だしはできません。どうか、ごゆるりと皇帝宮でお過ごしください」

 ははははー!!! なんか、ごちゃごちゃあるけど、最強の国家の完全な皇帝ってことで間違いないみたいだな~。うーん。やったりー!!!
!! 俺。これならば、自由に好き放題できるぞーーーー!!!

 よーーーーし! まずは女の子遊びだ~っ!!! 好き放題いろいろ皇帝になってやるにせよ、皇帝と言えば、まずは女の子遊びだろうーーーー。むふふ。エッチ、エッチぃしちゃうもんね~ーーーー!!!

「よくわかった。リュートン。では、俺は女遊びがしたい。この宮殿で1番の美女を呼べ」

「かしこまりました。それでは、陛下の愛人の方々はどの方も好通つけがたい美女ですが、その中でもとりわけ評判の高い美少女、アカデミア姫をおよびしましょう」

 おっ? 美少女か? はははーーーー。さーて、女の子遊びをしようぜっ! むふふーーーー。

 さあ、やろうぜーーーー!!!

 自由な皇帝生活っーーーー。なんでもできる俺、今から、なんでもやりまくっちゃおうぜーーーー!!!
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった

ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます! 僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか? 『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

美醜逆転世界の学園に戻ったおっさんは気付かない

仙道
ファンタジー
柴田宏(しばたひろし)は学生時代から不細工といじめられ、ニートになった。 トラックにはねられ転移した先は美醜が逆転した現実世界。 しかも体は学生に戻っていたため、仕方なく学校に行くことに。 先輩、同級生、後輩でハーレムを作ってしまう。

男:女=1:10000の世界に来た記憶が無いけど生きる俺

マオセン
ファンタジー
突然公園で目覚めた青年「優心」は身辺状況の記憶をすべて忘れていた。分かるのは自分の名前と剣道の経験、常識くらいだった。 その公園を通りすがった「七瀬 椿」に話しかけてからこの物語は幕を開ける。 彼は何も記憶が無い状態で男女比が圧倒的な世界を生き抜けることができるのか。 そして....彼の身体は大丈夫なのか!?

貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…

美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。 ※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。 ※イラストはAI生成です

天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】

田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。 俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。 「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」 そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。 「あの...相手の人の名前は?」 「...汐崎真凛様...という方ですね」 その名前には心当たりがあった。 天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。 こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。

最強賢者の最強メイド~主人もメイドもこの世界に敵がいないようです~

津ヶ谷
ファンタジー
 綾瀬樹、都内の私立高校に通う高校二年生だった。 ある日、樹は交通事故で命を落としてしまう。  目覚めた樹の前に現れたのは神を名乗る人物だった。 その神により、チートな力を与えられた樹は異世界へと転生することになる。  その世界での樹の功績は認められ、ほんの数ヶ月で最強賢者として名前が広がりつつあった。  そこで、褒美として、王都に拠点となる屋敷をもらい、執事とメイドを派遣してもらうことになるのだが、このメイドも実は元世界最強だったのだ。  これは、世界最強賢者の樹と世界最強メイドのアリアの異世界英雄譚。

処理中です...