いきなり、皇帝転生！！！ 龍の国の皇帝。１２１人の愛人と世界で遊ぶ～（笑）

第１２話 暴れ者討伐

　ぜぃおりゃあーぁああぁーー！　ファンタジックぅ一本背負いッッ（笑）！！！

　男でもショタならエッチはありだと思うぞー。なんというか、皇帝は男、女の子、関係ないのだー。なんといっても、ショタって体がつるつるしてて、実に食欲をそそるじゃないかー。実に、いい味を出していてー、まったく持って、若草のように味わいたくなる感じだー。

　ただ、

「今回は引き分けだから抱くのはなしだな。シュン」

「はい。残念です。アデルバイドさま。それじゃあ、僕からキスだけ」

　ちゅ

　うん。実にかわいらしいキスだぜ。

「ほんとは・・・僕も、皇帝陛下に抱かれたいんですけど・・・」

　うおっ。シュンがじっと俺を見てるぞっ。

　やばい。やばい。禁断の扉を開いてしまいそうやー。

　ただ、シュンの笑顔ってかわいいんだよなー。

　なんというか、気持ちが晴れやかになって来たなー。と言ってたところで、ダナエ姫が血相を変えた顔でやって来た。どうした？　どうした？

「大変ですわっ。アデルバイドさま。私、アデルバイドさまから教わった公爵家の暴れ者をなんとかする手立てを実行したのですけど、作戦中にそのアイディアが暴れ者たちに知られてしまいまして。すごい暴れ者が公爵家を襲って来ているんですっ」

「俺に任せろっ！！！　すぐに出る。兵を呼べ。１万人だっ」

　すぐに兵を呼び出して、俺は公爵家に向かった。

「では、作戦指揮を執るっ。暴れ者のせん滅を行うっ。一切容赦せずに暴れていたら切り殺せっ。逆らうものも徹底的に殺せっ。慈悲を請うヤツもかまうなっ。許してもまたどこかで暴れるヤツラだっ。徹底的に殺して、公爵家から暴れ者を一切排除しろっ。繰り返すっ。やるのは全滅だっ！！！　徹底的に殺せっ！！！！」

　そこから、公爵家を襲っていた暴れ者たちが大挙して襲ってきたっ。

「おらぁああああ。俺らを舐めるなぁああああ」

「なにが皇帝じゃああああ。殺すどおおおおお」

「死に晒せえ。ぼけがああああああ」

　なるほど。見事な暴れものだ。全部始末してしまえ。

　俺が負けるか！！！！！

「おおおらあああああ。シャストウェイザァーーーー！！！！！」

　ドカドカドカッ。

「おおおらぁあああああ。レジオングイィーーーーン！！！！」

　ドカドカドカッ。

　暴れ者をすべて鎮圧したぜ。ふぅ。

「見事ですわ。アルデバイドさま。あなたの活躍、私ずっと見ておりました」

　ダナエ姫の目がうるんでいる。これは・・・俺に惚れたな？

　ふふふ。

　こういうときは、テキトーにそれっぽいことを言おう。

　キリッ。

「まあ、聞け。ダナエ。暴れ者っていうのは、この世界ではいつでも出るものだ。だから、常に殺し続けなければならない。暴れ者が出たら、こまめに法律で始末するか、こまめに殺すか、徹底的に数を増やさないようにしろ。世の中というのは、法律で暴れ者を縛っても、そこで動く兵士は暴れ者の取り締まりを怖くてしなかったりする。それが普通の状況で、だから、常に暴れ者を始末する兵はそれなりの数を集めて、確実な監査のもとに暴れ者を殺すんだ。それが領地経営というもので、それが分からなければ、いつでも、領地は崩壊すると思え。わかったな？」