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さよなら。TOYBEE

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ep.15 孤児100人に仕事を作る。

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 仕事をやりますーーーーーーっ♪ 仕事をやりますぅ~~~~ッッ♪

 わはは~♪

 アイウィルユー・まいじゃぁぁぁぶぅぅ~っ♪

 I will do my job.っ♪ I will do my job.ッッッ!!!!

 わはははは~♪



 ギルドのお店は、メルティちゃんと、それから、メルティちゃんの友達の孤児の子、ルフラちゃんに任せて、僕は新しい孤児のための仕事を作ることにしたッッ☆彡


 僕も坊さんのカンバンを励みにがんばって行こう~。

 ところで、今日の坊さんのカンバンはなんだ? ゲンかつぎに観てみよう~。

ゴブリンの肉は本当にまずくいくら料理しても臭みが消えなくて、食べる食肉化はできない。
ただし、家畜のブタはそれでも食べたりするので、
家畜の餌として、ゴブリンの肉を信仰として作り上げたい。
誰か協力を。信仰に力を。

アーメン・インシュアラー・南無


 ああ。ゴブリンの肉って、すごく臭いって話本で読んだことある。ほんとなんだな~。

 なるほど。ブタの飼料か。

 坊さんは色々やってるな~。



 でも、僕思ったんだよね。

 動物の死体って、捨てられてる燃やされるままでいいんだろうか? とか。

 動物の死体って危険だから、

 燃やすっていうのはあるけど、そこから、ウィルスとかを調べたり、

 安全性を担保して、ペットの食べ物とかにしたりした方がいいんじゃないのかなって。

 動物の死体もただ燃やされるだけだと、どうしても、単なる燃料の無駄になっちゃうから、

 端々まで全部人間の資源として使う必要があるんじゃないかな? とか。



 この世界にも捨てられたペットとかっているよね?

 そのペットに餌を上げるのって、人間の善意だと思うんだけど、

 そうじゃなくて、

 捨てられたペットがいたら、そのペットに誰もが気軽に餌を上げられるように、

 動物の死体とか作って、常に捨てられたペット用に色々な場所で、

 60年保存できるエサ作ったりするのってできないのかな?


 うーーーん。


 僕がいろいろ動きたいけど、今は生きなきゃ。

 こういう僕と同じ考えの人ってどこかにいないかな?



 おっ、よそごと。よそごと。

 それよりは、今は異世界検索だ。孤児たちの仕事になるような商品あるかな?


 スキル:異世界通販☆彡

 検索:暇つぶしになるもの。





 スキルを調べてみると、日本の多量のネット小説が売り物としてゴロゴロ出て来たッッ☆彡

 確かにネット小説は売り物になる。

 それを一個取り出すと、本として出て来る。





 ピロン

 ネット小説「工房主の勇者のなりあがり」 × 1 「購入」

「へええ。工房主が成り上がって、異世界で活躍する話か?」


 解説~♪ 大企業が増えて零細の工房が暮らして行けなくなっている。そこで、零細の工房長が冒険者になった。冒険者の立場からの冒険者による冒険者のための冒険道具の開発。やがて、それは零細の工房長を最強のSSSランク、魔道機械冒険者にしていく。主人公の工房長が、ロリコンなのが圧巻~♪



「ガッハハっ。剣は剣のままでいいのかッッ! 俺は剣で風竜を作るっっ!!! 俺のヨロイは、着ていないとき、魔道機械として、俺の召使になるぜぇえええええ」


「マスター。ご命令を~♪」


「うへへ~♪ ロボ子かわいい~」


・・・ちょっとよも。


 ジャアァアオウウウウッッ!!!



 工房長が剣を手に取った!!!

 カチリとフックをひねると、強烈な風が起こって、龍が剣に宿るっ!!!!

 そのとき、ダーク・エルフが笑った。

「あなたが工房長ですねぇ。ただ、私はあなたを殺せまぁーーーーすっ。このまま死んでくださぁーーーい」


「ガハハハッ。不況を影で操るダーク・エルフごときに、俺は負けねええぜええええっ。魔道ヨロイは俺の夢っ!!!! 装着しながら、介護でも出来て、人を自由に助ける魔道ヨロイ機械を俺は作るっ!!!!」


「ふふふ。そんな夢は見れませぇーーーん! 零細の工房長はそのまま死ぬのですよぉーーーー!!! あっはははははっ」


「くたばってたまるかぁぁあ!! 魔道ヨロイ装着っ。ロボ子来いっ!!!」

「はいっ。マスター♪」

「魔道キー42321.さああああ。やってやろうじゃねえかっ。死ねぇえええ。ダーク・エルフっ!」

 工場長の身体に、ロボ子が宿った。魔道ヨロイが装着される!!!!!

 魔道ヨロイは装着して、最強のパワーで工房長をアシストしてくれる。工房長の今の戦闘力は1000000!!!


 ジャアァアアアアアオウウウウッッッ!!!


 おもろ。おもろ~。




 他にもあるかな?


「吸血鬼デューイの日常?」


 解説。吸血鬼デューイは血が足りなかった。弱くて、血を吸うことができないのだ。そこで、デューイはいつもトマトジュースを飲みながら、吸血鬼のための献血活動をすることにした。そこに、聖女がやって来て、なぜか、一緒に同棲することになり。聖女がかわいい。聖女のかわいさが圧巻。


 読んでみよ。


 ジャアァアオウウウウッッ!!!

「今日も献血が足りませんね。このままだと、デューイさん、死んでしまいます」

「ああ。聖女殿。僕はなんとかトマトジュースで生きるので。それよりも聖女殿は今日もジャガイモしか食べておらず。僕のことはいいから、聖女殿の食糧を」

「いいんです! ジャガイモ料理美味しいから。それより、トマトジュースだけでだいじょうぶですか?」

「いえ。死ぬかも知れませんが、僕はどうせ吸血鬼なので」

「ダメです!!! 吸血鬼にも生きる権利はあります!!! それじゃあ、今日も献血に行きましょう!!!」


「みなさぁーーーん。献血のボランティアを!!!! 恵まれない吸血鬼のために愛の献血を」


 ああああああ。聖女タンかわいい。

 僕、聖女タンを抱きしめたいよ。

 ・・・告白できないかな? 僕。でも、僕、クラクラして今にも死にそうだ。こんな弱い僕に告白されても。聖女タン迷惑だよね? ああ。くらくらする。血が足りないよお。ああ。太陽が黄色い? 太陽黄色? えっ? いや、太陽なんか緑だぞ!!!! えっ?


「あっ!!!! デューイさん!!!! 今、空からなにか落ちてきそうですよ!!!! なんでしょっ!? 緑のかたまり???????」

「ワッツ!? えっ? えっ? えっ? あああああああああああああああ!!!!!」


 ジャアァアオウウウウッッ!!!



 おもろ。おもろ。ラブコメっていいよな~。



 読んでみると、どのアルファポリスに載っているネット小説も面白いッッ☆彡

 そこで、僕はネット小説を100冊×20部取り出して、孤児たちを集めた。

「ええと、君たちは仕事がないんだよね。僕の仕事をやる気はないかな?」

 集まった100人の孤児たちが、答える☆彡







「おにいさん。僕、やる気はあるけど、悪いことする仕事じゃないよね?」

「だいじょうぶ。だいじょうぶ。本を売る仕事だよ。1冊2000ギルで、一冊売れると、500ギルの収入が君たちに入るようになる。どう? 売ってみる?」

孤児たちは一切に声を上げた。






「売るっ」

「僕がんばるよ」

「絶対売ってみせるよ」

 僕はうなずきながら、孤児たちに言った。





「ただしだ!!!! 売るなら、踊らなきゃダメだ。単に売ってるだけだと、客のインパクトがない状態になっちゃうから、踊って売ることをしてもらうけど、覚悟はいい?」

「「「「はい!!!」」」」





 それから、孤児たちとともにアルファポリスの本を、ローデルムの街で踊って売る仕事が始まったッッ☆彡

 わっしょい! わっしょい!

 目指すは悠々自適、らくらくのーんびり、お金持ち~♪
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