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さよなら。TOYBEE

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ep.77 孤児たちの生活を豊かにする。

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 ほほほい♪ ほほほーーーい♪

 わはは~♪

 孤児たちに家を買うか迷うっ♪ 孤児たちに家を買うか迷う~~~~~♪

 あいワンダー いふ あいシュッド ばいらハウス★ふぉーオーフェン~~♪

 I wonder if I should buy a house for orphans.~♪

 いえい!



 おっ、冒険者の掲示板がある。観てみよう。


中級ダンジョンでパーティでニンジャごととやったけど、
こわいいい。忍術の敵。だれか、簡単に倒せる方法教えて。

中級冒険者 魔法使いのモモ



 冒険者がんばってるな~。ニンジャのモンスターの倒し方か?

 動きが早いからおとりとかかな?


 おっと、坊さんの立てカンバンがある。観てみよう~。


すべての悪意で狂っている世界というのがパラレルワールドにはある。
通常人が良かれと思ったものを、人の悪ふざけ、残酷さによって、
遊びで狂わして、正しいものがすべて狂って廻っている世界だ。
そのことにより、そこでは正しいことをするとひどい目に遭い、
間違ったことをすると快楽を得られるようになっている。
その世界に入ると人はひどく歪んでしまう。
正しいことをすると報われず、間違って人にひどい目にあわせると報われるのだ。
ただ、そこで正しいことをしろとは我々は言えない。
ただし、それでも、それが歪んでいる世界で、すべてのパラレルワールドの一部だということを
みなさんに信仰として告知したいのだ。
そこでの間違った価値観は、人を狂わせるが、
本来モラルというものは、ただ正しいのではなく、
我々自身が罠に嵌らないように作られたものであることを理解していただきたい。
例えば、人は自然と生きながら人を突き落とすを喜ぶ。これは悪だ。
突き落とすのを喜ぶ人は警戒され、人から恐れられ、何もされないというのが普通の世界の常識だと思う。
だが、真実、パラレルの世界では、人はすべて絶大な力を持っていることを忘れてはならない。
すなわち、人を突き落として喜ぶ存在は、力によって虐げられるのだ。
それを防いで、我々、ひとりひとり、個人が幸福になるために、モラルは存在している。
決して、モラルは全体のためではない。
神に力を。

アーメンズ・インシュアラー・魔訶


 ひぇえええええええ。

 すべてが人の悪意によって狂った世界ってサイアクだよね?

 人を助けようとすれば地獄に落ちて、

 人を突き落とすと天国に行くとか。



 それじゃあ、人間同士がお互い同士憎しみ合って、地獄の連鎖になるよね?


 ジョークでもこういう世界を作って喜ぶヤツは気が狂ってるとしかいいようがないよお。


 なんか思うんだけど、

 人の悪意で作られた世界が結構パラレルワールドでありそうだなあって。


 人って、善意で世界を作るより、悪意で、ものすごい悪ふざけで、世界を作ったりして。

 善意でひどい世界もあるけど、

 なおさら、悪意でひどい世界って、ぞっとするものがあるよね?


 人を助けたら、人に地獄に落とされる世界とか、

 すごいそういうことを喜んで作りそうな人間って、前世の知り合いの中でいっぱいいたなぁ。




 まあ、全部じゃないんだから、そこんとこをなんとかしたいよね?


 坊さんがんばってるな~。








 おっとっと。よそごと。よそごと。今は孤児のことだよね?



 僕、思ったんだよねー☆彡 孤児の生活って大変。大変~☆彡

 住む家も、空き家になんとか集団で住んでて、そこから、毎日、アルファポリスの本を踊りながら売ってる☆彡

 たまに、僕が休みを入れて、マス獲りで気分転換させてあげるけど、

 なんていうかーーー、それだけじゃ、孤児の生活って、豊かに幸せにならない!!!!!




 ここは、僕の頑張りどころだと思うんだーーーー★

 空き家住まいだし、思い切って、僕が孤児たちの家を買ってあげよっかな?

 お金持ちだし、それくらいしてもいいよね?




 ただ、それだけじゃ子どもたちは豊かにならない。

 そこで、僕は、いつものように異世界通販を開く。




 スキル : 異世界通販オープン!!!!
 検索 : 生活に困ってる人が豊かになれるもの。




 おっ!!! 出て来た。出て来た。

 なになに?

 四次元タバコ販売?

 ・・・調べてみると、四次元タバコっていうのは、普通のタバコと違って、電子で甘味や、辛みを作る、電子で味わえるタバコで、色々な面白い味がするタバコみたいなんだ。

 だから、タバコ好きのファンタジーの人に売れると思うんだ。

 依存性もなくて、好きにタバコをいっぱい吸えるから、みんな喜ぶと思うゾーーーー!!!



 僕は孤児たちを呼び出して言った。

「さーーーあ。今日からは君たちは、アルファポリスの本を売るだけじゃなくて、踊りながら、四次元タバコを売るんだっ!!!」

「「「「「はい!」」」」」




「四次元タバコは、あまーーい味とか、からーーい味とか、電子で舌の味覚を表現し、身体に悪いタバコの草は使ってないんだ。面白いんだよっ」

「すごいな。・・・電気でタバコの味がするの?」

「うん。これをひと箱売れば、500ギル☆彡 200ギルは原価で、50ギルは手数料としてもらう! 君たちの儲けはひと箱250ギルだ!!!!」

「わあ♪ ほんとに250ギルももらえちゃうの~?」

「うん。本とあわせて、タバコまで売れば、君たちの暮らしは絶対良くなる!!!!」

「わかったよ。伊佐木にいちゃん」

「どうだい? やってみるかい?」

「「「はい!!!!」」」
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