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ep.87 与えられた土地はケモノ特区
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わはは~♪ いえーーーす!
お前に与える土地ッッ~~~♪ お前に与える土地ッッ~~~♪
ざ ランド アイ ぎぶ ゆ~♪
The land I give to you~♪
いぇーーーぁ!!!! むふふ~♪
あっ、坊さんの立てカンバンが草原にある。観てみよう~。
パラレルワールドには地獄に落ちる要因が数多く存在します。
すべての地獄に落ちる原因と、地獄を救うための手段を信仰でリスト化しましょう。
我々は多くの地獄があっても、すべて救済されるべき存在です。
ならば、地獄に落ちる原因をすべて解析した上で、それを防ぐ技術的な方法を作り、すべての世界に告知しましょう。
それは信仰の仕事です。神を信じよ。
例えば、無限に続く灼熱地獄は、彗星の落下に、断裂した時間に存在する人がいるとき、無限の灼熱地獄となります。
彗星の落下を防げば、無限の灼熱地獄はなくなります。信仰に力を。
アーメン・インシュアラー・摩訶
へえ。地獄って、単に地獄があるだけって思ってたけど、
時間が止まった世界に、彗星の落下とかで、
地上が壊されてできたりするんだ~。
でも、坊さんの言ってること、すごく気になるな~。
地獄になる原因をすべてリスト化するってすごく大切なことかもって思うな。確かに。
地獄、地獄って言っても、
どんな理由で地獄になるか、すべてのリストを作って確かめた方がいいと思ったり。
パラレルの世界があって、そこで生きてる人間たちがいるんだから、
そういうことって、すごく大事だと思うよね?
坊さん、がんばってるな~。ところで、今は王様のことが大事だ。
「お前に与える土地はこれじゃっ!!!」
その日、王様に連れられて行った土地は、なにか、ジャングルみたいな土地だった。
僕はその土地をいっぺんに気に入ったっ。
アッハハ。僕の自由な土地ッ。ジャングルなんてサイコーじゃん。これって、絶対楽しく遊べるよッッ☆彡
僕がうれしそうな様子を観て、王様は満足げにあごのひげをしごいてから、言った。
「実はな。ローデルムには、自然開発してはいけないと、代々神の契約で決まっている土地があるのじゃ。だから、その土地の管理人として、お前をケモノ特区の領地を与えようと思ってな」
「ケモノ特区?」
「そうじゃ。ここは人間に危害を加えないケモノたちが棲む、ケモノ特区じゃ。まあ、土地といっても、お前は、ただ、管理すればいいだけじゃ」
「管理とは自由にしていいということですね?」
「まあ、そうじゃ。特産品もないし、売上も上がる土地ではないが、お前は80億ギルもってるじゃろ? 好きに、この土地を管理して楽しめばいい。まあ、そういうわけじゃ。わしはもう行くのじゃ」
そう王様に言われてたけど、ジャングルの土地で、僕はしばらく、自分がこの土地でなにしようとか、モンモン想像してワクワクとしていた。
何をするでもなく、ケモノたちが走り回っている土地。
そこの管理人として、僕は土地を与えられたわけだけど。
あっ、今、野生の馬が集団で、僕の前を通り過ぎて行った。ジャングルのような土地でも、荒れていない土地で、毛並みのいい野生の馬とかがいるんだな。
それから、森だ。あれはサルか? サルがジャングルの木の枝につかまりながら、木々を渡っている。
アッハハ。ほんとに自由な土地だっ。すごく素敵だっ。
「きききっ」
サルは僕を観て一声鳴くと、そのまま、ジャングルの奥の方に消えて行ったよ。
わお! なんだか、すごい土地だね☆彡
そのとき、銀色の狼が森の奥からやって来て、僕に近寄って来て、僕の傍でぐるりと回って一声鳴いた。
ひどくきれいな狼だ。ただ、狼って人襲うよな?
あれ?
この狼。僕を襲わない?
そうすると、狼の口から声が聴こえて来た。
「はじめまして。私はルーデル。この土地を代々守ってきたこの土地の守り神よ。よろしくっ。ぐるる」
うおっ。狼がしゃべってるっ。
お前に与える土地ッッ~~~♪ お前に与える土地ッッ~~~♪
ざ ランド アイ ぎぶ ゆ~♪
The land I give to you~♪
いぇーーーぁ!!!! むふふ~♪
あっ、坊さんの立てカンバンが草原にある。観てみよう~。
パラレルワールドには地獄に落ちる要因が数多く存在します。
すべての地獄に落ちる原因と、地獄を救うための手段を信仰でリスト化しましょう。
我々は多くの地獄があっても、すべて救済されるべき存在です。
ならば、地獄に落ちる原因をすべて解析した上で、それを防ぐ技術的な方法を作り、すべての世界に告知しましょう。
それは信仰の仕事です。神を信じよ。
例えば、無限に続く灼熱地獄は、彗星の落下に、断裂した時間に存在する人がいるとき、無限の灼熱地獄となります。
彗星の落下を防げば、無限の灼熱地獄はなくなります。信仰に力を。
アーメン・インシュアラー・摩訶
へえ。地獄って、単に地獄があるだけって思ってたけど、
時間が止まった世界に、彗星の落下とかで、
地上が壊されてできたりするんだ~。
でも、坊さんの言ってること、すごく気になるな~。
地獄になる原因をすべてリスト化するってすごく大切なことかもって思うな。確かに。
地獄、地獄って言っても、
どんな理由で地獄になるか、すべてのリストを作って確かめた方がいいと思ったり。
パラレルの世界があって、そこで生きてる人間たちがいるんだから、
そういうことって、すごく大事だと思うよね?
坊さん、がんばってるな~。ところで、今は王様のことが大事だ。
「お前に与える土地はこれじゃっ!!!」
その日、王様に連れられて行った土地は、なにか、ジャングルみたいな土地だった。
僕はその土地をいっぺんに気に入ったっ。
アッハハ。僕の自由な土地ッ。ジャングルなんてサイコーじゃん。これって、絶対楽しく遊べるよッッ☆彡
僕がうれしそうな様子を観て、王様は満足げにあごのひげをしごいてから、言った。
「実はな。ローデルムには、自然開発してはいけないと、代々神の契約で決まっている土地があるのじゃ。だから、その土地の管理人として、お前をケモノ特区の領地を与えようと思ってな」
「ケモノ特区?」
「そうじゃ。ここは人間に危害を加えないケモノたちが棲む、ケモノ特区じゃ。まあ、土地といっても、お前は、ただ、管理すればいいだけじゃ」
「管理とは自由にしていいということですね?」
「まあ、そうじゃ。特産品もないし、売上も上がる土地ではないが、お前は80億ギルもってるじゃろ? 好きに、この土地を管理して楽しめばいい。まあ、そういうわけじゃ。わしはもう行くのじゃ」
そう王様に言われてたけど、ジャングルの土地で、僕はしばらく、自分がこの土地でなにしようとか、モンモン想像してワクワクとしていた。
何をするでもなく、ケモノたちが走り回っている土地。
そこの管理人として、僕は土地を与えられたわけだけど。
あっ、今、野生の馬が集団で、僕の前を通り過ぎて行った。ジャングルのような土地でも、荒れていない土地で、毛並みのいい野生の馬とかがいるんだな。
それから、森だ。あれはサルか? サルがジャングルの木の枝につかまりながら、木々を渡っている。
アッハハ。ほんとに自由な土地だっ。すごく素敵だっ。
「きききっ」
サルは僕を観て一声鳴くと、そのまま、ジャングルの奥の方に消えて行ったよ。
わお! なんだか、すごい土地だね☆彡
そのとき、銀色の狼が森の奥からやって来て、僕に近寄って来て、僕の傍でぐるりと回って一声鳴いた。
ひどくきれいな狼だ。ただ、狼って人襲うよな?
あれ?
この狼。僕を襲わない?
そうすると、狼の口から声が聴こえて来た。
「はじめまして。私はルーデル。この土地を代々守ってきたこの土地の守り神よ。よろしくっ。ぐるる」
うおっ。狼がしゃべってるっ。
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