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ep.97 アーシャさんと米探しの旅 前編
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わはは~♪
いい飼い馬になる~~~~♪ いい飼い馬になる~~~~♪
びかーむ あ ぐぅーど ペット ほぉおおおーーす!!!
Become a good pet horseッ~♪ Become a good pet horseっ~♪
おっ、坊さんの立てカンバンがある。観てみよう~。
王よ。私たちは興(キョウ)を信仰で作りたい。
興とは、金と同じような価値を、世の中にありふれた役に立たないものを一国に一個作り出して、その国だけで広めることだ。
そこで、私たちが考えたのが、木で作った木造の茶器だ。
我が王国の酒は、お茶に合わないが、世界は広い。お茶にあう木造の茶器を作って、その国で、必ず、大切な会合のときは、
会合を成功させる「キョウ」として定着させて、興「キョウ」をその国の働けない人の多くに作らせたい。
また、特別な「キョウ」は、5年に1度紙幣発行し、その国の王が選ばれた「キョウ」として買うことによって、キョウの価値を作り出したい。
送り人の世界では、千利休という坊主が、ゆがんだ形の悪い茶碗を最高の茶器として1億ギル出したそうだ。
歪んだ形の悪い茶器というのは本来であれば価値はない。だが、その形の悪い茶器から、特別に王が1億ギル出すに値する「キョウ」を選ぶことによって、
市井で売れる茶器すべてに高い価値と、金持ちの資産価値をその国で作るのだ。
王よ。私たちはキョウを信仰で、救済のためにキョウを作りたい。そのために5年に1度の紙幣発行を。このアイディアを世界の国に広めて欲しい。
木材で器を作るのは、誰にでもできる仕事だ。ビジネスでそれが価値のある器となれば、金持ちの資産価値となり、貧困の仕事となる。
神を信じよ。
アーメン・インシュアラー・曹洞
なるほど~。木の器って、確かにプラスチックがあると不用になっちゃうもんね。
ただ、壊れなくて、意外と長く使えるんだよね。
へえ。坊さん、がんばってるな~。
ようやく、女騎士団長のアーシャさんとスケジュールが合って、僕らは一週間ぶりくらいに二人で会うことが出来た☆彡
「すまなかったな。伊佐木。ここ最近、夜盗がやたらに増えていて、それで、休む暇もなく、ずっと騎士団の詰め所に詰め続ける結果になってしまっていた」
「いいんですよ。アーシャさん。それが騎士の仕事ですから」
「それより、これからお前の領地に二人で行くのかっ。そ、そ、そ、その、ふ、二人きりかっ」
アーシャさんが真っ赤な顔で、僕に聞いてくる。
「はいっ。二人きりですよ。アーシャさん。他に人数がいると、色々準備や荷物を多くなるので、二人で米を探しに、僕の領地に馬で向かいましょう。それでいいですよね」
「ああ!!!!! だいじょうぶだ!!!」
ひひひーーーん。
それから、僕はアーシャさんが僕に用意してくれたアーシャさんお気に入りの馬、ルクセイグに乗って僕の領地に向かう。
僕の領地はジャングルだ。といっても、ところどころ、縫うように草地があって、その草地に野生の馬とかが、多量に繁殖してるっ。
「おお!!!! あの馬はいいなっ。伊佐木ッ。是非捕まえたいっ。きっといい飼い馬になると思わないか? なあ、伊佐木っ」
アーシャさんが馬を止めて、草原を走る黒い馬を観ている。
無邪気に笑うアーシャさんが愛おしくて、僕はクスっと笑ってしまう。
それから、草原地帯を抜けて、馬を止める。
「クオーーション!!!!」
アーシャさんがそう言うと、僕らの乗っていた馬が、クリスタルの中に納まって、僕らは徒歩で移動できるようになった。
「便利ですよね。クオーーションって。馬をクリスタルの飼い屋の中に入れ込めて、移動できるんですよね?」
「ああ。だが、このスキルは騎士しか使えないスキルだ。馬の移動は軍事利用もできるからな。国が管理して、クオーーションは、一般人には使えない」
「へええっ」
それから、川地近くの草原地帯に僕らは入る。
バサバサと草を切りながら、道を抜けて、川の源流を目指す。
「川の源流近くにコメはあるのか?」
「そうです。米は元々川に生えていた草を育てて、実を大きくして作られた植物ですから。川の源流をたどれば、たぶん、米の現生地にたどり着くと思います」
バサバサっ・・・
それから、僕らはコメを探しながら、川地をドンドン遡って行く。
いい飼い馬になる~~~~♪ いい飼い馬になる~~~~♪
びかーむ あ ぐぅーど ペット ほぉおおおーーす!!!
Become a good pet horseッ~♪ Become a good pet horseっ~♪
おっ、坊さんの立てカンバンがある。観てみよう~。
王よ。私たちは興(キョウ)を信仰で作りたい。
興とは、金と同じような価値を、世の中にありふれた役に立たないものを一国に一個作り出して、その国だけで広めることだ。
そこで、私たちが考えたのが、木で作った木造の茶器だ。
我が王国の酒は、お茶に合わないが、世界は広い。お茶にあう木造の茶器を作って、その国で、必ず、大切な会合のときは、
会合を成功させる「キョウ」として定着させて、興「キョウ」をその国の働けない人の多くに作らせたい。
また、特別な「キョウ」は、5年に1度紙幣発行し、その国の王が選ばれた「キョウ」として買うことによって、キョウの価値を作り出したい。
送り人の世界では、千利休という坊主が、ゆがんだ形の悪い茶碗を最高の茶器として1億ギル出したそうだ。
歪んだ形の悪い茶器というのは本来であれば価値はない。だが、その形の悪い茶器から、特別に王が1億ギル出すに値する「キョウ」を選ぶことによって、
市井で売れる茶器すべてに高い価値と、金持ちの資産価値をその国で作るのだ。
王よ。私たちはキョウを信仰で、救済のためにキョウを作りたい。そのために5年に1度の紙幣発行を。このアイディアを世界の国に広めて欲しい。
木材で器を作るのは、誰にでもできる仕事だ。ビジネスでそれが価値のある器となれば、金持ちの資産価値となり、貧困の仕事となる。
神を信じよ。
アーメン・インシュアラー・曹洞
なるほど~。木の器って、確かにプラスチックがあると不用になっちゃうもんね。
ただ、壊れなくて、意外と長く使えるんだよね。
へえ。坊さん、がんばってるな~。
ようやく、女騎士団長のアーシャさんとスケジュールが合って、僕らは一週間ぶりくらいに二人で会うことが出来た☆彡
「すまなかったな。伊佐木。ここ最近、夜盗がやたらに増えていて、それで、休む暇もなく、ずっと騎士団の詰め所に詰め続ける結果になってしまっていた」
「いいんですよ。アーシャさん。それが騎士の仕事ですから」
「それより、これからお前の領地に二人で行くのかっ。そ、そ、そ、その、ふ、二人きりかっ」
アーシャさんが真っ赤な顔で、僕に聞いてくる。
「はいっ。二人きりですよ。アーシャさん。他に人数がいると、色々準備や荷物を多くなるので、二人で米を探しに、僕の領地に馬で向かいましょう。それでいいですよね」
「ああ!!!!! だいじょうぶだ!!!」
ひひひーーーん。
それから、僕はアーシャさんが僕に用意してくれたアーシャさんお気に入りの馬、ルクセイグに乗って僕の領地に向かう。
僕の領地はジャングルだ。といっても、ところどころ、縫うように草地があって、その草地に野生の馬とかが、多量に繁殖してるっ。
「おお!!!! あの馬はいいなっ。伊佐木ッ。是非捕まえたいっ。きっといい飼い馬になると思わないか? なあ、伊佐木っ」
アーシャさんが馬を止めて、草原を走る黒い馬を観ている。
無邪気に笑うアーシャさんが愛おしくて、僕はクスっと笑ってしまう。
それから、草原地帯を抜けて、馬を止める。
「クオーーション!!!!」
アーシャさんがそう言うと、僕らの乗っていた馬が、クリスタルの中に納まって、僕らは徒歩で移動できるようになった。
「便利ですよね。クオーーションって。馬をクリスタルの飼い屋の中に入れ込めて、移動できるんですよね?」
「ああ。だが、このスキルは騎士しか使えないスキルだ。馬の移動は軍事利用もできるからな。国が管理して、クオーーションは、一般人には使えない」
「へええっ」
それから、川地近くの草原地帯に僕らは入る。
バサバサと草を切りながら、道を抜けて、川の源流を目指す。
「川の源流近くにコメはあるのか?」
「そうです。米は元々川に生えていた草を育てて、実を大きくして作られた植物ですから。川の源流をたどれば、たぶん、米の現生地にたどり着くと思います」
バサバサっ・・・
それから、僕らはコメを探しながら、川地をドンドン遡って行く。
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