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さよなら。TOYBEE

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ep.107 巨大魚を釣り上げる

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 ぃえーーい♪ いえーーーい♪

 コンプライアンス違反~ッ♪ コンプライアンス違反~っ♪

 コンプライアンスバイオレーショ――んズ!

 Compliance violations~っ♪



 今日はちょっと余談~♪

 実に僕は思ったんだけど、今、野菜や、オコメが美味しい日本になってるのって、テレビで、アイドルが農業やる番組が流行って、長続きしたせいーーーっ。

 農業って重労働だし、炎天下で熱いから、女の人が嫌うんだよね☆彡

 だから、農業で、原発問題で大変な地域を応援してる、農業アイドル番組は続けて欲しいとか思ったり。

 農業って、のーーんびりが楽しいからね★



 おっ、冒険者の立てカンバンがある。気になって目に入っちゃう。



王都の海ダンジョンに行けるメンバー募集。
海底のダンジョンで泳ぐことと、酸素を補給しながら戦える仲間を募集してます。
一緒に海底ダンジョン踏破しませんか?

中級冒険者 漁師のジンア


 おっ、人のいない土地で、釣り好きに呼びかけて、メンバー募集してるのかな?

 冒険者がんばってるな~。

 でも、海のダンジョンっていいよね?

 海のモンスターがいたり、美味しい魚が獲れたり。すごいワクワクするゾ。

 王都に海ダンジョンってあるんだ~。楽しそうだな。

 おっと、今は釣りだ!!!!






 と!!!!

 言うわけで、今、それとは関係なく、僕は大物釣りに挑んでるのだ!






 ただ、糸が大物過ぎて切れそう!


 クマのじいさんが、なにかヘンなことをし始めた。



「クマクマクマァーーー! オンバサラ! 出でよ。糸精霊クマぁーーーー! ルフゲンシュタルトぉおおおおーーークマぁーーーーー!」


 うおっ!? どういうこと? なにか、召喚したみたいだけど。


 クマの爺さんの声に従って、美形の水色の男性が現れた。

 水色の美形は、ふっ、とほほ笑んで、僕の釣り竿にキスをして、消えたっ。




 ちゅっ




 すると、わお! 糸がッ! 切れそうだった糸が黄金に輝いて強靭になってるッ

 うそっ!?

 なにが起きたの?

 びっくりして、釣り具を取り落としそうになったッ。





 クマのじいさんから声が掛かったっ!

「しっかりするクマっ。今、糸精霊を召喚して、糸を一時的に強靭にしたクマァ――っ。この瞬間に一気に、巨大ステークアロワナを釣り上げるくまぁーーーーーっ」


 そう!

 僕は今、大きさ1メートルはある、子どもほどの大きさの大物の魚を釣り上げようとしているっ!!

 切れそうな糸が、じいさんの糸精霊の力によって、一時的に強靭になったのだ!!


 やりぃーーー! これは今、釣り上げようっ。そうだ。やったれっ!!



「うぉおおおおお!」


 僕は釣り具のリールをぐるぐる回した。

 ぐるぐる~。


 バッシ! バッシっ!


 おおお。巨大魚が今、魚が釣られまいと暴れている。巻いた糸が引き戻され、10メートル先まで、巨大魚が逃げたっ!


 ピシャアアアアアア



 うははっ。すごい暴れっぷり。少し遠め、巨大魚が水面を叩いて暴れるのが見えたっ。

 すっごいっ。でかっ!



 なお、釣り竿をひっぱって糸を巻くと水の上から巨大魚が陸上にぎゅーーんと、飛び上がった!



 バッシャっ。


 水しぶきが派手にあがってるよ。


 うはは。今がチャンス! 絶対的にやってやるっ!!
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